ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • この夏の星を見る 下

    Posted by ブクログ

    学生時代吹奏楽部だったので、ものすごい感情移入してしまいました。あの頃の自分、コロナ禍だったら心が死んでたなー、と。
    社会人かつ医療従事者としてコロナ禍を体験したので、いろいろ思い出して辛い場面ではそうそう、こんなだったねーと涙し、それでも良かったと思えることもあったよねーという場面ではほっこりしたり。
    他作品のキャラが出てきて、おぉっと思うのもまた楽しく、辻村深月さんありがとうという気持ちになりました。

    0
    2026年09月26日
  • 焼けた釘を刺す

    Posted by ブクログ

    痛めつけられることが愛というのが本当に狂気的だった。千秋が男だったことも衝撃。千秋と杏、なんで関係ない2人の話が出てくるんだろうと疑問だったが、つながった時は鳥肌もんだった。

    0
    2026年09月26日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    素晴らしい小説でした。
    大事な人と同じ時間に存在できることは、どれほど尊いことか。
    わかっていても言語化できるのが流石です。

    0
    2026年09月26日
  • 密やかな結晶 新装版

    Posted by ブクログ

    その島で起こる「消滅」とは人々から物の記憶が消えること。消滅が起こると人々は消えたモノを粛々と処分し、それについての記憶をなくしていきます。
    中には記憶を持ったままの人もいますが、そういう人たちは記憶狩りの対象に。秘密警察に見つかったら彼らは連れ去られてしまうのです。

    カレンダーが消えて春が来なくなり雪が降り続く。多くの島民と同じように、消滅を受け入れながら暮らす小説家の「わたし」は、古くからの付き合いのおじいさんと共に、記憶が消えない男をかくまっています。

    途中に挟み込まれる、主人公の書いた小説も、だんだん趣きが変わってきてゾクッとします。

    周りのモノが一つずつ消えていき…終盤には消えっぷりが加速!もう脱力のラスト。

    やっぱり小川洋子さんの雰囲気ですね、静かで綺麗で、ものすごく不穏。

    0
    2026年09月26日
  • ライオンのおやつ

    Posted by ブクログ

    何か特別なことがあった時だけでなく、日常の些細な幸せを噛み締めながら毎日を大切に過ごしたいと思った。序盤から最後まで泣きすぎて前が見えなくなるほどだった。しかし、お涙頂戴では決してない。純粋で柔らかな小説。

    0
    2026年09月26日
  • たゆたえども沈まず

    Posted by ブクログ

    原田マハさんの力強く美しい文章がテオとゴッホの絆を描かれていて最後は涙が止まらなかった。ゴッホが日本画を愛し、いつか世界で、日本で認められたいと思っていてくれたことが本当なら凄く嬉しい。今後開かられるゴッホ展で星月夜を見たら泣くかもしれない、でも彼の絵が今も見れることが嬉しい。

    0
    2026年09月26日
  • 土漠の花

    Posted by ブクログ

    プロローグ

    そこは、灼熱の地、ソマリア
    噴き出す汗は、またたく間に気化し地に届くことはない

    だが何故だろう
    止め処なく流れる涙は、気化するどころか頬を伝い胸へと流れていく

    それは、散っていった物語の登場人物たちに手向けた涙なのか!?

    今日もソマリアの大地の頭上には、真っ赤な太陽が君臨していた



    本章
    『土漠の花』★Super5
    第68回日本推理作家協会賞受賞作品だが、本作は紛れもなく、冒険小説の傑作である

    ソマリア国境付近で活動する自衛隊の精鋭部隊に命を狙われている女性が駆け込んできた時、自衛隊の命を懸けた戦闘が始まる
    果たして、行きて生還することは出来るのか!?

    よくある設定なのだが、いゃ〰読ませる、読ませる
    手に汗握る展開がこれでもか?これでもかと押し寄せてくる
    こういうの、こういうのが好きなのよ!
    どストライクな作品である


    そう思った!!!




    エピローグ

    “土漠では夜明けを待つ勇気のある者だけが明日を迎える”
    その自衛隊の勇気がソマリアを救った


    乾ききった大空に“タケトンボ”が舞った
    それは、土漠の中で懸命に生きる花のように見えた気がした



                         完

    0
    2026年09月26日
  • 金の角持つ子どもたち

    Posted by ブクログ

    めちゃんこ良かった〜〜❕❕

    自分の中学受験を思い出した。周りが遊んでいる時に勉強しないといけないつらさ、クラスや席順が成績順で決まる苦しさ。全部が懐かしい。

    中学受験生にはみんな読んで欲しいし、何かに努力することを諦めている人にはぜひ。

    0
    2026年09月26日
  • 月曜日の抹茶カフェ

    Posted by ブクログ

    人とのつながりの温かさを感じられる、ほっこりするストーリー。抹茶のように、ゆっくり味わいたくなる一冊。

    0
    2026年09月26日
  • タイム・アフター・タイム

    Posted by ブクログ

    静かな感動がじわじわと広がり、珍しく「読み終わるのが名残り惜しい」と思った作品。甘酸っぱい恋愛のみならず、主人公を取り巻く登場人物も含めたそれぞれの人生の機微を繊細に描いた小説でした。

    0
    2026年09月26日
  • 今日未明

    Posted by ブクログ

    全部で5編からなる短編集。前半2編はどこかで読んだことあるような、最後が想像できる内容だった。3編目くらいからは終わりが分からなくなった。いわゆるオチが付いている。そのオチが想像を絶している。えっと思える終わり方。好きだったのは
    「ジャングルジムとチューリップ」今の若い子はこんな風に考えるんだと感心していたりした。こんなに計算して勝ち組になるよう組み立てたのに、世の中自分中心には回っていないよね、なんて安心したりして。上手くいかないよね。

    0
    2026年09月26日
  • 猫を抱いて象と泳ぐ

    Posted by ブクログ

    悲しい。そんな生涯があるんだ。
    誰も知らなくとも確かにそこには一人の生きた証があった。小さな幸せと静かな日常が。
    小川洋子さんの美しい日本語、色々と儚い運命、それらが相まって始終幻想的だった。引き込まれて一気に読んだ。
    物語の最後にタイトル回収。
    猫と象が何のことかわかる(読んでいて既に薄っすら気づいていたけれど)
    読後感も独特で個人的に好きな世界観だった。

    1
    2026年09月26日
  • カレンダーのない家

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    幼い頃から苦手だった母が死んだ。
    母は昔から
    「未来のことなんて考えても仕方ないでしょ。
    いまを生きるの」と言っていた。
    だからうちには、ずっとカレンダーがなかった。

    母の葬儀で、わたしは16年ぶりに妹と再会した。
    母の遺品から見つかったのは
    一通の手紙とカレンダー。

    手紙に綴られていたのは、
    わたしと妹をちゃんと家族にできなかったという後悔、
    そして月に1日、母が考え、
    カレンダーに記した家族にまつわる予定を
    姉妹で果たしてほしいという願いだった——。

    カレンダーのない家に
    カレンダーが来た、
    1年間の姉妹の再生の物語。

    0
    2026年09月26日
  • 生きづらいぼくたちへ

    Posted by ブクログ

    自分も性別不合(FTX)だから本当に共感できる部分が多かった。前に動画で言ってくれてた内容もより深く、細かく知ることができたし、初めて知る内容もあった。
    莉犬くんのリスナーさんなら絶対泣けるから読んで欲しい。そして初めて莉犬くんを知った人も、この本を通して自分の人生に少しでも明るい気持ちを持って欲しい。

    0
    2026年09月26日
  • 坂の上の雲(一)

    Posted by ブクログ

    正岡子規と夏目漱石が同級生で後に共同生活をするとか知らなかった。正岡子規が結核に侵されていたことも短命だったことも恥ずかしながらこの作品で知った。

    0
    2026年09月26日
  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

    Posted by ブクログ

    沢木耕太郎が旅をするとこんなにも多くの出会いが生まれる、それがすごい。普通ならすれ違っていく人とちゃんと出会って何かに発展していくところが紀行作家としての才能なんだなぁと。あと交渉力の強さと外国人相手にちゃんとキレるとこも。笑 日本人らしからぬ日本人。

    0
    2026年09月26日
  • タイム・アフター・タイム

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    吉田先生の作品は国宝に続き、二つ目。
    国宝が本当に面白かったからこそ、吉田先生の次の作品に手を出せず…新しい感覚…余韻がすごくて国宝の世界から外に出られないみたいな?映画ももちろん劇場でしっかりみた。
    しかしながら、こちらは書店で見かけて、綺麗な青色に惹かれてついつい購入。だから前情報はほとんど入れずに読むことができた。

    アラサー女にしっかり刺さるお話。たぶん主人公たちと同世代だからこそ、すごく身近に感じられた。

    私にもこういう思い出欲しい。陳腐な言い方だと愛の逃避行なんだけどね。最後まで読んで、また最初の再会の場面が読みたくなった。
    一番好きなのは、久遠のお兄さんかな〜!

    0
    2026年09月26日
  • 蒼天のほし

    Posted by ブクログ

    「天使のにもつ」を読んで、続編にあたるこちらを読んだ。課題図書にもなっていた「天使のにもつ」よりもっと大人向けな深刻さを感じられる内容だった。筆者の作品はこちらで二作目だが、何か強い使命感のようなものを持って保育園や親子の愛といったテーマを扱っているように思った。フィクションの小説でありながらノンフィクションルポを読んでいるような気持ちにもなった。2人の保育園児がいる私にとって考えさせられる内容であった。とにもかくにも愛情を伝えよう、自分は愛されてると思わせられるようにしよう、と改めて思った。そして夜間保育園という園があることを知り、そこで働く人々や子供を預ける人々に思いを馳せる機会となった

    0
    2026年09月26日
  • ドミノ

    Posted by ブクログ

    面白かった!まさにドミノ倒しのように次から次へと展開するドタバタ劇からのピタッとパズルのピースが回収されていくのが気持ちいい。エンタメ作品。

    0
    2026年09月26日
  • 木曜日にはココアを

    Posted by ブクログ

    短編集と書いてあったので好きなところから読んでしまうところだった。人の繋がりで文が構成されていくので、全て綺麗に繋がっていく爽快感を順序よく読むことで味わえた。
    みんな良い人すぎる。ピュアすぎる。

    0
    2026年09月26日