ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 架空の犬と嘘をつく猫

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    ネタバレ

    1988年から5年ごとに章になっている。
    始まりは8歳だった羽猫山吹は、終章では38歳になっている。
    よく「生きづらさ」というけれど、「生きやすい」人なんているんだろうか。
    みんな心の中に犬を飼っている。
    人によってその犬はアイドルだったり、現実とは違う架空の親だったり、別の世界の自分だったりするだろうけど、その犬の頭を撫でて、
    少しだけ心が和らいで、今夜をやり過ごすことが出来るんじゃないだろうか。。。

    弟の青磁は幼い頃に水難事故で亡くなった。
    母は青磁の死を認めず、生きてるように振る舞う。青磁がいないから探しに行くと言って出ていったりする。
    山吹は青磁のフリをして手紙を書く。「お母さんお元

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    2026年08月22日
  • 贖罪の奏鳴曲

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    終わったあと拍手したくなりました!!
    これはすごい。
    最初、弁護士の世界の話は用語が堅くて難しい...と思ったんですが設定からして絶対面白いと思ったので読み進んじゃいました。
    元殺人犯の弁護士。気になる。
    しかも悪どいといわれてのが、本当に性格悪い奴なのか実は良い奴になったのか、そこもすごく絶妙などっち!?となりながらも事件が進んでいくから御子柴のキャラに惹かれちゃいました。
    しかも事件も最後の最後の最後がとんでもないし、え!御子柴そうなっちゃうの!?事件のラストそうなっちゃうの!?と終わりまでがとんでもないです。

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    2026年08月22日
  • かわいそうだね?

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    ネタバレ

    元カノが彼氏の家に住むってどういうこと??!
    って設定が気になって一気に読みました。
    はっきり大事なものを決めきれない隆大に苛立ちを抱きつつ、それでも別れたくないから、と無理矢理納得させようと新しい価値観を取り入れようと努力する樹理恵…。
    読んでて「そんな男やめとけ!!!」って何度思ったことか…。
    あと「かわいそう」って言葉、わたしもいつもどこか引っかかってて、「困ってる人はいても、かわいそうな人はいない」って言葉が、すごく腑に落ちました。

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    2026年08月22日
  • 水底の棘 法医昆虫学捜査官

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    赤堀涼子、海へ!(ババーン)

    はい、もう三作目です
    三作目もウジ絶好調です

    一作目でウジの成長速度を根拠に死亡推定時刻を割り出したことを皮切りに、二作目、三作目ではウジの成長速度がおかしいことから真相にたどり着く

    前回のレビューでも書いたけど、ほんともうこの「法医昆虫学」の使い方がうまいんよな〜
    犯人に至る道すじに「法医昆虫学」が見事に効いてる
    なんかもう嬉しくなっちゃうのよね

    つまりそれはもう赤堀准教授好きってことです(*´ω`*)

    もうそれは認めます

    でもウジは嫌いです

    ウジウジしてるから(なーんやそれ!)

    そして今回は昆虫だけでなく、海洋生物まで!
    しかもちゃんとキモい!

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    2026年08月22日
  • 魂の退社―会社を辞めるということ。

    購入済み

    退職で得るもの

    退職を考えていたところ、この本に出会った。朝日新聞という一流企業を中途退社するという筆者は勇気のある人だと思う。フリーライターのギャラの低さに憤りつつ、こうやって本まで出版しているのだから素晴らしい。

    #感動する

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    2026年08月22日
  • さいごにきみと笑うのだ ~ふうかと紡ぐふつうの日々とふつうじゃない幸せ~

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    星野真里さん。最近ではドラマ「居酒屋新幹線」の妻役。なんかいい感じ。
    8月末には24時間テレビのランナーになる。
    そんな真里さんの本。先天性ミオパチーという難病を持つ10歳のお嬢さんのお話。
    今も首が座らないなど、筋肉が発達しない難病、いわゆる障がい者。
    歩くことができず車いす生活。
    俳優業をやりながら(夫はアナウンサーから政治家)子育て、ケアをするのは
    さぞや大変なことだろうと読み進めるが、非常に明るい。
    まずはお嬢さん、ふうかちゃんが明るい。ときおりふうかちゃんのことばが
    はさまるが、大人っぽいというか、でも無邪気というか。クレバー。
    いろいろ乗り越えなくてはいけないものもありながら、明る

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    2026年08月22日
  • エージェント17

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    スパイ。殺し屋。
    そういうものになんとなく
    惹かれてしまうのは
    絶対になれないと思うから。
    人を騙し、陥れるために
    誰よりもよく人について知っていて
    悲しみや痛みや喜びなど
    感情というものをわかっていながら
    自分の全てを殺して
    生きていかなけばならない。
    そこに孤独とか
    哀愁のようなものを感じてしまい
    殺し屋たちから目が離せなかった。

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    2026年08月22日
  • ブレイクショットの軌跡

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    文句なしの⭐︎5です。
    最近読んだ中でナンバーワン!
    めちゃくちゃおもしろかった。

    霧山冬至、宮苑秀直、後藤友彦、晴斗と修悟。魅力的な人間が次々と現れて、読む手が止まらず。おかげで寝不足です。
    カリスマ社長とインサイダー取引。高次脳機能障害。サッカー。経済塾と詐欺。はるか遠い中央アフリカでの出来事。すべてがおもしろくて、伏線的な繋がりも素晴らしい。
    とても分厚い本ですが、二巡目も楽しめるような練りに練られた内容で脱帽でした。


    晴斗と修悟に次々と襲いかかる苦境。負けないでと願いながらハラハラしながら読みました。賢さと優しさを失わないでいてくれた二人に感激でした。

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    2026年08月22日
  • サラバ! 上

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    いろんな物語の登場人物に自分を重ね合わせるが、この話で、歩の姉は私だと思った。ここまで極端な人は少ないと思うが、すなわち誰もが親の愛情を世間の関心を惹きたいと思っているのではないだろうか。

    そんな子供を見れば、親はこんな子を産むつもりじゃなかったと思うし、子は親ガチャに外れたというんだろう。だって所詮別人格だから。で、そこに「やっぱり〇〇が似ている」というところを探してしまうのが人間のサガだ。所詮別人格なのに。占いと一緒だ。

    そのほかは海外駐在の日本人に対する視線。これは子供として実際に住んだ人の目線。使用人を使い慣れない日本人とか事実を鋭く突いていて痛い。でも決して駐在した社会人の目線で

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    2026年08月22日
  • 星を掬う

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    オーディブル
    前半部分はあまりに壮絶なDVとちづるの生活の悲惨さに、聞くのが苦しくて、いつやめようかと思うほどだった。オーディブルだと、読み手がうますぎて、ちづるの話し方がまた聞くのもつらかった。聞き続けたらいつかいい状態になるのかと耐えていた感覚でもあった。
    最後、聞いてよかったと思った。人とかかわることはとても大切。自分は変わっていける。でも、ラジオへの投稿がなければここにたどりつけなかった。最初はどんなことでも自分が一歩踏み出さないといけないとも思った。

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    2026年08月22日
  • ヒポクラテスの悲嘆

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    7040、8050、8070、9060、6030。引きこもりと親の問題。ミイラ化した遺体を解剖してわかったこと。これはおもしろかった

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    2026年08月22日
  • 捕食 欲望をカネに変えるトクリュウ型犯罪集団「ナチュラル」の闇

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     ナチュラル、そしてトクリュウ恐るべし。彼らが暴力団や半グレの単なる代替でなく、時代に合わせた犯罪手口と組織管理体制を兼ね備えた先進的存在だということが分かった。夜職の女性、美容クリニック、暴力団など、ナチュラルのような存在が多くの他者にとって利益となる社会構造がある限り、彼らは名を変え姿を変え、バケモノとして生き続ける。

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    2026年08月22日
  • 鉄の骨

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    兄弟子、1Q84O1さん(本名)の『民王 シベリアの陰謀 (2)』のコメント欄でこの本を教えて頂き探していたところ出会えました (๑˃̵ᴗ˂̵)و

    素晴らしい厚みです!
    ありがとう一休さんっ!!


    信州上田出身の富島平太は、中堅ゼネコン『一松組』に就職し、作業現場で作業服にヘルメットで働いていた。
    就職から四年目、大口公共事業の受注部署である業務課に異動になる。
    業務課は、下請けとの価格調整などの仕事の他、裏の仕事『調整』という名の重要任務があった。つまり、談合だ、、、

    平太には大学のテニスサークルで出会い、就職してから付き合い始めた銀行員の彼女(萌)がおり、業務課に異動してから価値観

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    2026年08月22日
  • いつかどこかにあった場所

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    読後、なんともいえない不思議な気持ちにさせられる短編集だった。「二つの真実の一つの嘘」は、設定の不気味さと内容の不気味さがあいまって、特に不可思議な気持ちになった。「オークの心臓集まるところ」は、現代的なモチーフが利用されつつも、作者らしいテイストの物語で楽しめた。

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    2026年08月22日
  • 細かいところが気になりすぎて

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    とりあえず電車の中で読む事はオススメできないです、ニヤニヤしちゃうから笑。あと、言葉の波が凄くて一気読みは難しいかも。息が出来ない感じになっちゃう。時々置きながら読むのが良い感じの本でした。

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    2026年08月22日
  • 仮放免の子どもたち 「日本人ファースト」の標的

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    「仮放免」とは、日本での在留資格が認められず、いつ強制送還されてもおかしくない不安定な状態のこと。
    「子どもの権利条約」にも反し、国際的にも批判されている日本の入管制度と職員たちの非人道的な行為については、ウィシュマさん死亡事件の報道や、テレビドラマにもなった中島京子さんの小説などで、ある程度知っているつもりだった。でもこの本には、日本で生まれ育ち日本語しか知らない子どもたちが、本人には何の非もないにもかかわらず、過酷な扱いを受けている生々しい事例が数多く紹介されていて、読んでいて胸に迫るものがあった。
    帯には「なにやってんの、日本!」とあるが、本当にその通りだ。多くの人に読んで知ってもらいた

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    2026年08月22日
  • 凍りのくじら

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    人の心情描写の巧みさと伏線を込めた文章構成、闇と光の描き方や、ドラえもんの道具との結びつけ方まで、素晴らしい完成度。
    達観してる故、人に心の内を晒さない理帆子は誰といてもスコシ不在な個性。
    そんな彼女が周りの人の優しさに触れ、自分は不在ではなかったことに気づいていく。
    最後理帆子はスコシ不思議な体験をして、物語本編は終わるのだが、その伏線回収は必見です。
    最後の郁也の新しいスコシなんとか、は、これから世界へ羽ばたく郁也にぴったりなSFで、あえてそれを書かない描写も素敵だ。

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    2026年08月22日
  • ホルモー燦燦

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    舞台きっかけでハマったホルモー
    小説がこんなに面白いと思ってませんでした!
    特に3作目は、1.2作目と舞台が異なることが多かったためまた新しい見方ができました!

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    2026年08月22日
  • さいごの色街 飛田

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    色街というと芸者とかいそうだけれど、そして東京人としては浅草とか想像するかもしれないけれど、西成のとなりの、本当にお下品なただ単に売春をさせるだけの一帯が、どうして生まれたのか、なぜ残ったのか、今いる女性はどんな人たちなのか。
    貧困と無知が貧困と無知を生んでいくのだけれど、それ以外の所にも目配りのある面白いルポ。
    文庫化されているけれど、ハードカヴァーがなぜか平積みになっていたので買いました。

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    2026年08月22日
  • 平行と垂直

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    こんなに楽しくてあたたかくて泣ける物語は久しぶりでした。わたしは多々ある小説の中の大阪弁が少し苦手ですが、この物語では、それが更にあたたかさや優しさを加えていると思いました。自閉症の兄と妹の明るく楽しいやりとりと、その2人の周りの素敵な人々。そして2人をずっと見届けている母。これから始まる映画のキャストも原作にぴったりと思います。
    ただ、映画館で見るにはハンカチが何枚必要でしょう。

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    2026年08月22日