ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 百年法 下

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    不老不死社会の果てにある「死生観」という深いテーマを、激動のクーデター展開で描き切ったスリリングな完結編でした。
    崩壊する国を建て直そうと奔走する遊佐の熱い信念と不器用な生き様が魅力的で、彼が大好きになりました。

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    2026年06月04日
  • 罪と罰 3

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    新潮文庫で1度読見ましたが、亀山郁夫訳で再読しました。
    1度目よりも深く理解できた気がします。
    カテリーナの乱心、ポルフィーリとのやり取り、母との別れ、スヴィドリガイロフの苦しみ、ラスコーリニコフの自首に至るまでの葛藤…どの場面も心に残っています。
    母との別れの場面では、ラスコーリニコフを自分の息子に置き換えて想像してしまって涙が溢れてしまいました。
    とにかく素晴らしい大作です。
    読み終わった途端鳥肌がたち、さらにもう一度読み直したいと考えていました。
    出会えてよかったと思える作品でした。

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    2026年06月04日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    とても温かいお話でした。SNSやAIなどから影響を受けやすい現代。まるで常に自分の心を殺しているようで悩んでいる人は、まいのような思春期の子供だけでなく大人にも多いのではないでしょうか。
    魔女であるおばあちゃんは、直接的なアドバイスや解決策ではなく、「自分のことは自分で決める」ということ、心身を健康的に保つための生活術を教えてくれた。私も魔女の家に暮らしに行きたい。

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    2026年06月04日
  • はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内

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    考えるって何をすることだろう。普段生活しているときは感変えていないのか。ただじっとしていることが考えていることなのか。世界は何かについて考えることを強要してくるが、そもそも考えることとは何なのか。その問題の枠組み自体を問いかける。そのような素朴な行為こそが感変えることであり、哲学の行っていることである。問いかけるように、寄り添うように進みながらいつの間にか読者を知の深遠の入り口に連れて行ってくれる。

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    2026年06月04日
  • みずいらず

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    家族であっても、ちゃんと伝え合わないと本当のことはわからない。
    人間関係が破綻する原因って“思い込み“が始まりなのかもしれない。
    近いからこそ本当のことが言えなくなるけど、そこで関係が崩れてしまうのはもったいない。
    身近な人を大事にしたいなぁと思える作品。

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    2026年06月04日
  • ジヴェルニーの食卓

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    タンギー爺さんもいいけど、モネのところがやっぱり好きだったなー
    私も同じアトリエに立っているような描写で世界観に吸い込まれた

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    2026年06月04日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    瑤子とドラ。ナチスドイツとアメリカへのテロ攻撃そしてアメリカによる空爆。
    2つの時代を行き来しながら、そこにいる人物の想いが交わり繋がっていく様子は、単なるアートサスペンスではなく、時空を超えた人々の芸術や表現に対する情熱を感じる物語である。

    ゲルニカという絵は教科書などで見て、存在は知っていたが、そこに描かれたものや、描かれた背景については全然知らなかった。
    もちろん本書はフィクションであり、全てが真実ではないにせよ、ピカソやドラのようにゲルニカに関わった人たちの思いや情熱を知ることができてよかった。

    史実を元にしたフィクションということもあり、読んでいても不思議な感じがあった。

    戦争

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    2026年06月04日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    上巻から普通に読んでくると、誰もが最初にこいつが犯人で、動機はこうやろ!って思う反面、読めば読むほど何かそうではないという違和感を感じてくる作品でした。
    散りばめられた伏線もしっかり回収され、この作品のトリックに気付けなかった私は見事にやられました。
    最後は運命の悪戯のような終末を迎えましたが、読み始めと読み終わりで印象がガラッと変わった良い作品でした。

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    2026年06月04日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    ネタバレ

    面白かった!
    伏線が回収されていくのが読んでいてとても気持ちよかった
    前作に比べ、コメディ色が強くなっているように感じて好きだった

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    2026年06月04日
  • DANGER

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    読み始めたら止まらない、そんな本でした。
    バレエの話から、戦争、シベリア抑留へと続いて重い場面もあるけれど、オススメしたい一冊でした。

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    2026年06月04日
  • 月曜日が嫌いな私の好きなこと

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    毎日の中の少しの寄り道も今の自分に大切なんだと気づけたら愛しくなる。
    自分の不器用さも肯定してくれて心の本棚に置いておきたい一冊。

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    2026年06月04日
  • 太陽の塔(新潮文庫)

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    自身の大学生時代を振り返ると、主人公にシンパシーを感じずにはいられない。何もせずモテると思っていた浅はかな自分。自分が正しいと思い、周りが間違っていると思っていた。
    もう50を過ぎたが、やってることはこの頃とさほど変わってない

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    2026年06月04日
  • ひねくれ給仕は愛を観ない

    購入済み

    面白い!

    作者さん買いです。
    そしてハズレなし!!です。
    珍しくヒネたヒロインですが、芯は強く優しい。だからこそ、色んなことを見捨てられないのですが。
    この二人の関係がどうなるのか、続編を期待しています。

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    2026年06月04日
  • 百年の時効

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    とても面白かったです!昭和平成令和と事件当時関わった刑事と次に託された刑事そして未解決事件として関わっていく刑事。Audibleでは22時間ととても長かったですがどんどん引き込まれてほぼ一気聴きでした!素晴らしかったです!

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    2026年06月04日
  • ぜんしゅの跫

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    表題作、めちゃくちゃおもしろかった。
    謎解きパートもちゃんとあってスッキリした。
    何より琴子と真琴のやりとりが今までで一番濃くて尊かった。もっと読みたい。

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    2026年06月04日
  • 脈動

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    今野敏『脈動』角川文庫。

    余り考えないで購入したが、『鬼龍光一シリーズ』の最新巻であった。このシリーズは最初の頃は追い掛けていたが、最近は全くのノーマークであった。

    日本の歴史と呪術との関係なども描かれ、なかなか面白かった。今野敏の『隠蔽捜査シリーズ』も面白いのだが、それと対極にあるようなオカルト的な警察小説も悪くはない。


    ある日を境に警視庁内での警察官の不祥事が相次ぐ。捜査一課の刑事が取調室で被疑者に暴行を加えた事案を皮切りに、警視庁内の記者クラブで記者に刑事が殴りかかったり、警務部の係員が受付の女性と庁内で淫行に及んだりと、余りのことに少年事件係の富野輝彦と有沢英行も心配になる。

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    2026年06月04日
  • カフェどんぐりでのんびり朝ごはん

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    全エピソード、ほっこりするお話でした。
    特に【愛情伝える和定食】が個人的には好きです。
    Asahiさんのような店員さんがいるカフェにぜひ出会いたいと思いました。
    私だったらなんで注文しようかな〜と考えるのも楽しかったです。
    第二段を先に読んでしまいましたので、ぜひ第一弾も読みたいです。

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    2026年06月04日
  • 大奥の御幽筆 ~あなたの想い届けます~

    ネタバレ 購入済み

    優しいお話

    この世のものではない者が見えてしまう里沙。
    辛い思いもたくさんしたのに、優しく芯のある主人公で、この世のものではない人にも寄り添う姿が素敵です。
    登場人物が優しい人ばかりで、穏やかな気持ちで読み進めることができました。
    柔らかい読後感で、何度も読み返したい物語です。

    #切ない #泣ける #エモい

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    2026年06月04日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    まず胸糞なストーリで読むのが辛かった。
    途中こいつら狂ってる、昭和過ぎるだろ、作り話すぎるなーと思ってしまいました。
    ではなぜ星5にしたのというと最後の解説でこの本が伝えたい事の真意が分かり令和の時代でも形は違えど通ってしまう話だと感じました。
    現代の警鐘として一読をお勧めします。

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    2026年06月04日
  • もののけ寺の白菊丸 夏への扉

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    これで完結なんて残念。
    白菊丸と千手のこれからとか、たまずさとの関係とか。
    ふざけた態度ながらも素晴らしい力を持つ定心とか。
    みんな、みんな、大好き。
    女御様は怖いけど、ああいう思いにとりつかれた心が哀れでもあるから、救われる姿もみたかったし。
    大人の事情での完結みたいだけど、いつか、第二部が始まることを期待。

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    2026年06月04日