ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 火影に咲く

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    ネタバレ

    幕末、勤王の志士たちや新選組藩士たちと、彼らとゆかりのあった女性。そのカップルの物語。

    きな臭くて血生臭い、歴史が動いた動乱の時期であっても、男と女の想い想われる恋慕の模様は変わらず(沖田総司は恋愛とはまた違った想いだったかもしれないが)…と書くと「男とか女とか旧態依然の価値観、老害タヒね」と言われるのかもだけど、すまん昭和40年代生まれの表現はどうしてもこうなってしまうんよ。

    政治や権力争いは大切な事かも知れないが、大切な人との事をないがしろにしてまで貫くほど価値観があるのかね?生き方としての優先順位的にも大切なこともあると思うで。はき違えるなよ、(現代の)維新の人も新選組の人も

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    2026年05月14日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    東新宿高校・定時制科学部の栄光の歴史から6年。顧問教師は学校を去り、部もなくなっていたところから始まる続編。
    イッセイ尾形が元気なうちにドラマ化、ぜひ!前作の実験より今作の方が絶対、映像映えするから!

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    2026年05月14日
  • 真実の口

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    良かれと思ってやったことが間違いだったと気づいた時、あなたはどうしますか。
    あなたが捉えている【真実】と本当の【真実】は違うかもしれません。

    表面上の情報だけで相手を理解した気にならないこと、自分が感じた些細な違和感から目を逸らさないこと、自分の思い込みが間違っていた場合は見てみぬふりをせずに修正すること。

    本作品を通じてこのようなことを学びました。

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    2026年05月14日
  • アンの青春―赤毛のアン・シリーズ2―

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    赤毛のアンシリーズを読むことが合法で良かった。麻薬のように心が浄化される。

    アンとダイアナの友情が癒し。こんな友情があったらなぁ、、綺麗。
    普段現代文学ばかり読んでいるので、こんなに綺麗な日本語に触れることがなかなかない。素晴らしい訳書。

    アンはどんどん大人びていき、思ったことを口に出すことも少なくなっていくが、ハリソンの牛を勝手に売るのは笑った

    アンが人間としてどんどん知見を得ていくのが読んでて楽しい。人生の真理に気づくアンが好き。
    「あたしたちは、自分を必要とする人たちを一番、好きになるんじゃないかしら」

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    2026年05月14日
  • 盾と矛

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    交通事故の脊髄損傷により車椅子を使う探偵草津と闇の世界で生きてきた霧島がバディを組み、警察から依頼された難事件を解決へと導く。がしかし、犯人より依頼された〝仕事人〟ヒミコによって、事件はどんどん捏造されてしまう。

    初めての方丈作品。

    めちゃくちゃ面白かった。
    犯人はすぐにわかるのに、次から次へと真相が覆され、さらに真実を求めていく草津と霧島のコンビは最高だった。そして、草津vsヒミコ。もっとバトルして欲しかったなぁ。あの終わり方は寂しすぎる。

    〝知〟と〝力〟のコンビには、愛着すら湧いてきたけど、「ヒミコ」編はもう終わりだろうなぁ。

    新たなるシリーズとして、このコンビは続いてほしい。そし

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    2026年05月14日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    新井啓一
    柴咲奏多
    倖田沙良
    伊勢勇気
    スズキタゴサク
    重盛
    等々力
    清宮
    類家
    高東柊作
    猫屋
    早乙女
    立花勘太
    柴咲慎吾
    望月
    梅野
    湯村峰俊
    古狸
    信之助
    猿橋忍…ボヨン
    甲斐
    浅利玲央
    福留
    柴咲冴子
    田畑克也
    江嶋かおる
    速雄
    甲本ハルカ
    カワセナツヒコ
    紺野麻希
    内川慎夫
    勝又
    イセケイ
    矢吹泰斗
    マスオ
    サカモト
    サイゴウ
    江嶋伸之助

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    2026年05月14日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    ネタバレ

    初めてムーミンシリーズを読んだ。スナフキンの言葉「なんでも自分のものにして、持って帰ろうとすると、むずかしくなっちゃうんだよ。ぼくは見るだけにしてるんだ。そして立ち去るときには、頭の中へしまっておく。ぼくはそれで、かばんを持ち歩くよりも、ずっとたのしいね」が名言だな、と思ったらカバーにもやっぱり書かれていました。わたしはスニフ派で、旅行いってたくさんお土産たくさん買って安心してしまうけど、頭の中にしまっておくってすてきな言葉だなと思いました。知らないキャラクターたちがたくさん出てきて個性豊かでかわいかった。イラストもかわいくて次はまんがも読みたい。

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    2026年05月14日
  • 告白

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    【評価】
    ★★★★★★

    【感想】
    「イヤミスの女王」たる後味の悪さとともに、爽快感も感じられる作品。

    章ごとに語り部が変わるスタイルだが、視点による書き分けが見事で感情移入せずにはいられない。
    また、伏線や違和感の回収すべてが腑に落ち、全章を通してとにかく気持ちが良い。特に森口先生の語りは冷酷さと緊張感を兼ね備えており、凄まじいの一言に尽きる。

    湊かなえ氏の代表作。本当に読んでほしい。

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    2026年05月14日
  • 容疑者Xの献身

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    【評価】
    ★★★★★★

    【感想】
    おそらく誰もが目にしたことはあるであろう東野圭吾氏の代表作。
    高次元の知能戦や重すぎる愛ゆえの悲しい結末など、見どころ満載で一度開くと止められない。
    ミステリー小説の原点かつ頂点。疑問を疑問で終わらせない、まさに完璧といえる一冊。
    読後の満足感は読んだ人だけの特権です。

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    2026年05月14日
  • 卒業生には向かない真実

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    「自由研究には向かない殺人」シリーズ3部作堂々の完結!1作目の自由研究からここまで話が繋がってくるとは。。自由研究→2作目ポッドキャストときて3作目はどんな新規テーマでくるのかと構えてたら、第一部にてまさかすぎる展開。。第二部はこの先の展開を思うと哀しすぎてとにかく胸騒ぎが止まらない中、最後は堂々の締め括。全作違う楽しみ方ができて充実した読書タイムを過ごさせてもらいました!

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    2026年05月14日
  • 朝が来る

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    ひかりはどうしてこうなってしまったのか、周りがどうしていればこうなっていなかったのかを考えさせられる
    そしてひかりの今後の人生はどうしたらいいのか。

    アベマで17歳の母の特集を見た
    その子は幸せと言っていた
    ひかりがもし子供を産んでいたら幸せになっていただろうか
    あの親も変わっていただろうか
    非常に面白かった

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    2026年05月14日
  • 十戒

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    ネタバレ

    とても面白かったです。以下方舟のネタバレも含みます。

    同じ作者さんの方舟を先に読んでいたけど、方舟より好きだった。というか方舟を先に読んでいてよかった。
    一つ目に驚いたことは、状況の特殊さ。犯人を探さない、島から出ない、証拠隠滅を手伝う、といったことを残りの人たちが自主的に行うという状況は他の推理小説でもなかなかないので面白かった。爆弾が島にあるのはそのためか、と。
    二つ目は、犯人の意外さ。常に探偵役として動いていた研修中の女性が推理を披露した時でさえ何の違和感もなくすんなり納得できたのに、島から船で脱出した後、主人公の女の子が急に「そう、私は犯人に声をかけられた」っていうから驚いた。全く予

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    2026年05月14日
  • 新しい花が咲く―ぼんぼん彩句―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    久しぶりに宮部作品。俳句を出発点に、それぞれ異なる人物たちの人生や心の揺れを描く。寿退社した直後に婚約破棄され行き場を失った女性、学級閉鎖で一人留守番していた少年、自殺のような事故で兄を亡くした妹。孤独や喪失感を抱えた人々が主人公として登場する。彼らは日常の中で、不思議な出来事や誰かとの偶然の出会いを通して、心が動かされる。怖さと優しさ、人の弱さと再生が共存するホラー&ミステリで宮部みゆきらしい世界観が見える。DV気味の彼氏から逃れられない女性を描いた話は、現代のしんどさを扱い、かなり生々しかった。⑤

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    2026年05月14日
  • パラソルでパラシュート

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    30手前の受付嬢とお笑い芸人のあれこれ

    柳井美雨はアーティストのライブ中に、自分な好きな曲を口ずさんでいる警備員を見かける
    口の動きで「ふんすい」と言われたため、ライブ終了後に近くの噴水で待っていたらその男 矢沢亨が現れ、自宅にタクシーで連れて行かれ、靴擦れの手当をしてもらう
    美雨は亨からライブのチケットを貰うが、それはお笑いライブ
    偶然の縁から始まる名状し難い関係

    登場人物が他にも色々
    斉藤千冬:美雨と同じ受付嬢

    亨のシェアハウスの住人達
    ピン芸人の郁子
    ボケ担当のじゃがいも頭の浜島誠 通称マコ
    ツッコミ担当マッシュルーム頭の宇佐美無限 通称ネバー

    亨の相方「安全ピン」の弓彦

    安全

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    2026年05月14日
  • 暗黒の瞬間

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    ネタバレ

    おもしろかった!
    60代の女性弁護士エーファが主人公の連作短編リーガルミステリ。
    法を守り、被告人に過剰な罪を与えないようにすればその人の心まで救えるかというとそれはまた別の話なんだなと。
    「正義」とはなんなのか?正しい選択をすることの難しさを考えさせられた。

    どの話もよかったが、特に心に残ったのは「少年兵」、「塩」、「人食い」、「強姦」。


    「正当防衛」
    強盗を殺してしまった場合、正当防衛と認められるには。

    「生かしておく」
    人を殺してしまっても、まだ生きてると世の中に思わせることで完全犯罪とする。殺人者の冷酷さと、被害者のやるせなさ。シュテファンの件での後悔がまたひとつエーファの罪を

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    2026年05月14日
  • その女アレックス

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    この本のネタバレしない感想難しい!
    どうしてたまに悲しそうなんだろう?っていうのが腑に落ちる感じでした。
    警察側の4人組がそれぞれ対象的ですが、それがちょうどいいバランスになってて面白いです。カミーユ警部の突っ込みが結構クセになります。前作あってシリーズものみたいなので他のも読んでみたいです!

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    2026年05月14日
  • さらば! 店長がバカすぎて

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    本屋は永久に不滅です。

    シリーズ3作目。これで終わってしまうのか…。
    コメディ小説を今回の『店長がバカすぎて』で初めて読みました。
    ビジュアルのない文字だけの世界。山本店長、京子、武蔵野書店の社員・社長と、ここまでコミカルな言葉遣いや行動が、時に笑い、時に共感し、すべてイメージを膨らませ楽しませていただきました。

    オンラインショップで本が気軽に買える世の中となって、リアル店舗の本屋が生き残るためには…。
    山本店長は本屋の良さをきっと頭の中で構築されてて、たとえば幼稚園の子たちを呼ぶ、作者のトークイベントなど…
    京子は店長が「バカ」だと思ってるけど、これは絶対「バカ」ではない(バカバカって失

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    2026年05月14日
  • 昭和探偵物語平和村殺人事件

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    本当に面白かった。
    2日間で読み終わってしまうほど面白く素晴らしい作品でした。
    誰もが親と子、祖父母と孫、兄と弟、または親友同士などの関係に属していていつのまにかお互いが自分の存在よりも大切になっている。
    それが幸せなことばかり招くものであればいいのにそうなることは少なくて、今回はそれに戦争という難解な事柄が絡んでいたのでよりいっそう辛かったです。
    動機の中には論理的なものでない感情も含まれていましたが、そのぶんその人が持っている事情を知れば知るほど納得せざるを得ないほどの複雑で繊細な感情が存在していてそれがちゃんと動機としても物語を締めくくる結末としても相応しく涙ぐみながら読んでいました。

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    2026年05月14日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    話題だったからと軽い気持ちで読み始めたが、引き込まれる文章と予測できない展開の数々に圧倒され、あっという間に読み終わっていた。
    長さとしては普通の文庫本と変わらないのに終わるのがとても名残惜しく、わーもう終わっちゃうの?とさえ思った。
    今まで読んだ本の中で1番良かったといっても過言ではない。
    本当に面白く、読書をしているという感覚すら忘れて夢中になっていた。
    この方の他の本もすぐに読もうと思う。

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    2026年05月14日
  • 地球星人(新潮文庫)

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    ネタバレ

    村田沙耶香は『コンビニ人間』くらいしかちゃんと読んでこなかったのだが、ここに来てまたとんでもないものを読まされた。読まされたと形容するのは自分の意思で読むというより何かに強制されて読まされたような気がするからである。
    はっきり言って相当に気色悪い。奈月達も、地球星人達も皆平等に。しかし気色悪いと思えることこそ、地球星人としての洗脳に成功していると言えるのやもしれない。
    村田沙耶香はつくづく人間が嫌いなんだなと思う。同時に人間になりたいと渇望しているのだとも。地球星人に洗脳されたいと願う奈月も同じだったのだろう。

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    2026年05月14日