小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
タイトルのカラフルを理解した瞬間、とても納得させられた1冊。
カフェで軽く読み始めたのにページが進むにつれて涙が出てしまい、この時ほど花粉症でティッシュを沢山持ち歩いていて良かったと思ったことはありません。
人の性格だったり、醜さや優しさを色に比喩して描かれているのが分かりやすくて好きな表現だと思いました。
個人的に好きな登場人物は満で、最初は嫌なことを言うお兄ちゃんだなぁと思っていたのですが176.177ページの台詞が本当に好きで何だかんだ彼はしっかり兄として真を見ていたんだと感じました。
結末については途中少しばかり推察していた通りだったので意外な結末!とは言えないのかもしれませんがそれ以 -
Posted by ブクログ
ストーリー自体は王道というか、どこかで聞いたことがあるような「よくある話」かもしれません。しかし、読み終わった後の満足感がとにかく凄まじかったです。
物語の中盤、ギスギスしていた人間関係が少しずつ、でも確実に好転していく過程が丁寧に描かれており、読んでいて心が温まるのを感じました。登場人物たちの心の機微がしっかり描写されているからこそ、物語の世界に没入できたのだと思います。
それなりのページ数がある作品でしたが、文章のリズムが良く、最後まで一切のストレスなく読み進めることができました。終わり方も非常に気持ちが良く、まさに「読後感が最高」という言葉がぴったりの一冊です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分が見ている世界は自分が居るからこそ存在するのだという考え方に救われる気がした。
差別により不当に制限された暮らしの中で徳江さんがみつけた生き方に、どう言葉にして良いかわからない感情を抱いた。
不当な差別や偏見がなければ失わずに済んだ人生も存在するから、簡単に、尊敬とか凄いとか言えないけれど、徳江さんの闘い方はやはり簡単に真似できないと思う。
自分がこの作品の世界に元患者ではない立場で存在したら、千太郎やワカナのように徳江さんの人間性と向き合えるだろうか。
偏見で他人の人生を縛る側になりたくないとは思うが、実際はオーナーの奥さんやワカナの母のように「世間」を盾にして差別する側に簡単に立ってし -
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ベトナム戦争を知る上で重要な陸井三郎の業績などをまとめた本である。
第一部 ベトナム戦争犯罪調査、ベトナム国際反戦運動と陸井三郎
一 ラッセル法廷、ベトナム戦争犯罪調査委員会と
陸井三郎の役割…藤本 博
二 同時代のベトナム戦争論――ベトナム戦争犯罪調査をとおしてベトナム戦争を考える…陸井三郎
第二部 陸井三郎とはどのような人物だったのか
一 陸井三郎の生き方と人物像――第一部と第二部二(『陸井三郎先生に聞く』)を理解するために…河内信幸
二 『陸井三郎先生に聞く』(一九九二年三月)
三 陸井三郎 略年譜…河内信幸作成
参考文献
参考資料
「陸井三郎関係資料群」(立命館大学国際平和 -
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ななな、何やこの小説は!? とんでもないものを読まされたぞ。
すばる文学賞っていう純文学の賞を受賞しているのだが、選考では面白いという評価とわからないという評価に二分されたという。
僕は面白かった。
主人公・野中は上司のパワハラで退職し、アパートに引きこもっていた。怠惰な生活、荒れる部屋の中、風呂に入るのも面倒で肌もボロボロのなっていく。
見かねた大学時代の友人・忍は「スト6の対戦をしてくれ」と提案する。引き換えに、月に10万円渡してくれるという。
以来、月一回のメンタルクリニックと忍とのオンライン対戦に明け暮れる日々。
九州の実家では父親が病気で死にかけていて、母親からは早く帰るよう懇願さ -
Posted by ブクログ
キャラクター小説?ライトミステリー?
初読み作家さんでしたが、癖のある主人公が可愛くて、読みやすくて、とても良かった。
個人的に暗い話を連続で読みすぎていたので、軽くてPOPなミステリーが心に染みました(笑)
私立雷辺女学園に入学した時夜翔には、学園の名探偵だった大叔母がいた。
しかし大叔母は30年前、学園のラスボス的存在の理事長・Мとの対決で学園内の滝に落ち亡くなっていた。
大叔母の名声を利用してちやほやされる学園生活を満喫していた翔だったが、ある日突然事件解明の依頼が舞い込む。全く推理などできない翔は困ったあげく滝へ向かうが、そこでとんでもない出逢いが…
いわゆる安楽椅子探偵
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