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Posted by ブクログ
思い出のマドレーヌがあれば、
どんな困難も乗り越えられる。
“ーさぁ、この困難を
どう解決してあげようかしらね。”
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
【タイトル】紅茶とマドレーヌバノフィーパイの教え
【 著者 】野村美月
【 出版社 】ハルキ文庫
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
屋根裏ティールーム『エミリー』。
雇われ店長でシングルマザーの姫乃。
かつて奏女ではダイヤモンドプリンセスと呼ばれ、
優雅な生活を送っていた。
夫が不倫をして借金を残して駆け落ちするまでは。
それでも思い出のマドレーヌを味方に前向きに輝く姿はまさに発光しているよう。
奏女の高等部に通う一人娘・笑里。
奏女のスターでミステリアスな上級生・永遠。
今回はこの2人から騒動が始まっていくー。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
美味しそうな香りと食感に溢れる本書。
状況が変わり、難局に差し掛かっても、
その前向きな明るい精神で立ち向かっていく。
むしろ、立ち向かうという言葉さえ見合わない、
自然な行動。自然な思考。
ただ、ただ、現実を見て、
向き合っていくその姿に心に小さな勇気を育ててくれる。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
『お母さんは頭がお花畑で世界名作劇場』
なんて名言!
しっかり者で自主性ある娘から見たら、きっと母は自分よりしっかりしていてほしい。
見ていて心配で、歯がゆい。
でも、心配しないで。
母はそんなに弱くない。
むしろ、娘の心配を吹き飛ばすほど大きくてでっかい懐がある。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
すれ違う家族の物語に、涙もする。
弱いだけじゃない。優しいだけじゃない。
そこには確かな強さが存在する。
ぜひ『エミリー』で、
美味しい焼き菓子を一緒に味わいましょう♪
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紅茶のすっきりした甘い香りが、白い湯気と一緒にふわふわ立ち上り、明るい赤茶色の液体が白いカップのうちに、透きとおった金色の輪を描いてゆく。
お母さんは頭がお花畑で世界名作劇場
あの日ほのかさんのお店を訪ねてくださって、ぼくと出会ってくださって、ありがとうございます。
大人だって、子供だったときがあるのだ。
これって、二十数年越しの片想いが叶ったということかしら
それでも雅俊さんは、高雅くんのちちおやなんだから、『戻って来てほしい』と言ってあげてください!でなきゃ、高雅君は家に帰りたいと思ったときに、帰れませんっ!お願い!お願いします!
高雅を迎えに行ってほしいと父に懇願し、この家でただ一人、高雅の見方をしてくれた。
好きな人に似ていたから惹かれて、それがはじまりでもだんだん本物の愛情に育ってゆく気持ちは、ぼくにもわかるような気がします。
Posted by ブクログ
続編と聞いて楽しみにしていた。姫乃さんはやっぱり姫乃さんで安心した。頭の中がお花畑でも、芯がしっかりしていて機転も効いて、優しさと思いやりで溢れている。
前作よりも読みやすく、姫乃さん周りがかしましいのが面白かった。笑里ちゃんがツンデレで可愛すぎる。
お菓子の中ではバノフィーパイが一番作ってみたい。泪さんの「練乳の〜コトコトしてるのを、ずっと見てられるなって」台詞で楽しそうに感じた。
シリーズ化してくれたのが嬉しいので、次作もあれば良いなと思う。
癒しを求める女子(歳は関係ない)におすすめしたいお話。どんな年齢でも共感出来ると推したい。
Posted by ブクログ
紅茶とマドレーヌの続編。
野村美月さんの作品は優しい気持ちになる。
野村美月さんを知ったのは「月と私」を読んで、とにかくお菓子の描写がすごくわかりやすくて、お菓子の見た感じとか味とか口当たりが想像できる。
「月と私」とは違うのは、前回の感想にも書いたけど
主人公が40代のバツイチの女性なので、もう若くは無い女性の気持ちがすごく共感できるところがある。
この小説もシリーズ化して欲しいと、切に願います。
あと、野村美月さんにはやっぱりお菓子が脇役になる小説を書いて欲しい。
明日はレモンピール入りのマドレーヌを焼いて、ニルギリといただく予定です。
(楽しみ(((o(*゚▽゚*)o))))
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