三途の川のおらんだ書房 迷える亡者と極楽への本棚

三途の川のおらんだ書房 迷える亡者と極楽への本棚

800円 (税込)

4pt

4.1

【〈文学少女〉シリーズの著者が放つ、すべての本好きに贈る感動のビブリオ・ファンタジー】

三途の川べりに佇む〈おらんだ書房〉では、
艶やかな着物をまとった陽気な店主が
「人生最後にして最上の一冊」を選んでくれるという。

客は子供から老人まで生前に大きな未練を残した死者ばかり。
そのひとりひとりの人生の物語に優しく寄り添い、
店主は成仏へと導く本を探すが――。


【目次】
第一話「本が大好きな三田村祐介様(享年三十四)の場合」
第二話「でんぐり返る本を探してる越野園絵様(享年八十六)の場合」
第三話「空っぽのおなかをかかえた、空っぽな目の初芝泪衣様(享年四)の場合」
第四話「呪いの本を求めてやってきた尾崎純香様(享年三十五)の場合」
第五話「描けない人気漫画家司七彦様(享年四十一)の場合」
第六話「世界で一番退屈で、つまらなくて、どうでもいい本をご所望の鈴木藍理様(享年十六)の場合」

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  • 三途の川のおらんだ書房 迷える亡者と極楽への本棚
    800円 (税込)
    【〈文学少女〉シリーズの著者が放つ、すべての本好きに贈る感動のビブリオ・ファンタジー】 三途の川べりに佇む〈おらんだ書房〉では、 艶やかな着物をまとった陽気な店主が 「人生最後にして最上の一冊」を選んでくれるという。 客は子供から老人まで生前に大きな未練を残した死者ばかり。 そのひとりひとりの人生の物語に優しく寄り添い、 店主は成仏へと導く本を探すが――。 【目次】 第一話「本が大好きな三田村祐介様(享年三十四)の場合」 第二話「でんぐり返る本を探してる越野園絵様(享年八十六)の場合」 第三話「空っぽのおなかをかかえた、空っぽな目の初芝泪衣様(享年四)の場合」 第四話「呪いの本を求めてやってきた尾崎純香様(享年三十五)の場合」 第五話「描けない人気漫画家司七彦様(享年四十一)の場合」 第六話「世界で一番退屈で、つまらなくて、どうでもいい本をご所望の鈴木藍理様(享年十六)の場合」
  • 三途の川のおらんだ書房 転生する死者とあやかしの恋
    790円 (税込)
    【切なく美しい、常夜の国のビブリオファンタジー】 三途の川のほとりにある不思議な書店。イケメンの名物店主が推薦する人生最後の本を携え、死者たちはあの世へ旅立とうとするが……。 第一話 「ミニマリスト志水志万子様(享年五十三)の場合」  第二話「女子高生とラブコメしたい小田睦也様(享年二十六)の場合」 第三話 「究極の美食をお求めの来栖旬一郎様(享年三十七)の場合」 第四話 「未来の文豪を待つ浜嶋しをり様(享年二十九)の場合」 第五話 「友を訪ねて遠方より来た江戸川勝国様(享年八十七)の場合」 第六話 「駆け抜ける渋谷風斗様(享年十四)の場合」

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三途の川のおらんだ書房 迷える亡者と極楽への本棚 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    あなたは、人生最期に一冊選ぶなら、なにを選びますか…?

    積読ができるのは生きているからなのですね。
    読みたい本がたくさんあるのは幸せなこと、そして私は本当に読書、本が好きなんだと気付きました。本好きが読んで、もっと本が好きだと実感できる本を書き世に送り出したい、、そんな思いまで抱いてしまった。

    0
    2024年07月23日

    Posted by ブクログ

    本が好きだった父を1か月前に亡くし、タイトル買いしましたが、内容も面白いです。○○ロスの方にお勧めかな。

    読後
    三途の川にある本屋。本が好きだった父もここに立ち寄ったかなぁ。
    そんなことを思いながら読み進めました。

    0
    2024年05月31日

    Posted by ブクログ

    死者に最後の一冊を選んでくれる書店。
    実在の本が出てくるが書誌的な話というより、本屋を舞台にした人情話。湿っぽくなり過ぎず楽しく読む。
    さて最後の一冊ならば、好きな本を読み返すか、未読の本を選ぶか。悩ましいですなあ。

    0
    2024年10月06日

    Posted by ブクログ

     死者があの世に向かう三途の川沿いにある本屋の物語。
    ここでは人生最後の1冊を店主が選んでくれる。

    派手な着物を着崩してやる気が無く、バイトにはダメ人間扱いの店主が、それぞれに事情を抱えた死者達にどのような本を選ぶのかが面白い。
    (本じゃないのもあったけど)

    0
    2023年08月20日

    Posted by ブクログ

    三途の川の辺りで死者に人生最後にして最高の本を選んでくれるうさんくさい店主のいる本屋の話。
    野村さんらしい現実の本の知識を物語りに絡めた展開と最後にほっと心温かくなる優しいお話の短編集だ。
    6人の死者それぞれにドラマがあり、生前の想いがあり、そして最高の一冊がある。
    興味深かったのは漫画家のお話で、

    0
    2021年02月16日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの野村さんの文章を読んで文学少女シリーズを読んでいた学生時代を思い出しました!
    今後どんな風に展開されていくのか楽しみです!

    0
    2023年01月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    三途の川にある書店。
    人生最後で最良の本を選んでくれる店……

    店主は、胡散臭そうな関西弁の男性…
    いつも何かを食べてるイメージがあります!
    おらんだ書房が何者か気になります!
    店主の全てが謎に包まれており、何者か…
    何故、生者が三途の川で書店を営んでいるのか……
    謎が謎を呼びます!

    死者の記憶を

    0
    2024年09月22日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これ好きだったー。
    若くして亡くなるのはどうしようもなくやるせないけど、三途の川べりにこんな街並みがあるなら、少し救われる気持ちになる。
    私も最終巻待っちゃいそうだ。

    0
    2021年11月23日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私は本好きでは有るが、ビブリア系の作品に良くある、初版がどうの原稿がこうのみたいな物だと、ついてけいない

    本作はその辺が良い意味で、ゆるくて良かった

    特に1話の「人生の最後に1冊だけしか読めないなら何を読むか」は本当にはっとした
    良く有る「人生の最後に何を食べたいか」は別に熱く語れなかったので、

    0
    2021年03月30日

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