小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
純朴で朗らかなお人柄の青山先生だからこそ、温かくて素直に心に染み込む物語が書けるんだなと読み進めてさらに実感
連作短編の好きなところは、脇役がおらずそれぞれが主人公であるところ。
特に青山先生の作品はまっすぐな文体で、登場人物が近くに存在するような錯覚が起こるのと、それぞれの主人公に共感できる部分が多いことで、読者自身も実はこの物語・つまりそれぞれの人生の主人公であると実感できる。
私は3つ目のちはるの物語が一番共感できる部分が多く、強く心に刺さった。
解説の大原さやかさんの文章もとても素敵だった…!
「青山さんの作品を読んだ後はいつも、胸の中が透明な音色でいっぱいになる。」
とても心が暖かく -
Posted by ブクログ
ネタバレお風呂に入らない以外旦那さんは穏やかでいい人そうだし、夫婦2人で生きていくという決意のもとの生活、互いに干渉しすぎない生活は一見良さそうに感じる。でも人に迷惑がかかるほどにお風呂に入らない。私なら病院に連れて行ってしまうかもしれない、と思うと衣津実の冷静さが羨ましくも思った。それは私の中に弱さがあるからなのか?
なんでこうなったか、最後どうなったかも語られないけど、それよりもこの生活自体が不思議で奇妙で読んでる側としては夢中になって読んでしまいました。私は高瀬隼子さんの小説が、人間の隠しきれない本当のところが見えるから好きです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレめちゃめちゃ面白かった!
地底に入るまでは長かったけど、地底に入ってからは読んでてすごいワクワクした。
地底は一体どうなってるんだろう、無事に帰って来れるのか、どうやって帰ってくるのだろうか、、、。
想像してなかった地底の世界が次々に描かれてワクワクしたし、読むのに夢中になった。
この『地底旅行』は、ディズニーシーのミステリアスアイランドや、センターオブジアースの元になった作品の1つらしい。
特に、巨大キノコのシーンや、火山の噴火により勢いよく地上に押し戻されるシーンには、センターオブジアースを強く感じた。
元々センターオブジアースの地下の風景や、実験道具などのプロップスを見るのが大好きだっ -
Posted by ブクログ
ネタバレ涙無しには読めなかった。
ジョアンヌの過去が少しずつ明かされて、
エミルの病状も悪化していって…。
最後のジョアンヌの決断は、とても勇気のいる、けど素晴らしい決断だったと思う。
私が最初に泣いた場面。
エミルがジョアンヌのことを誰だか分からなくなっていた時、エミルが言った言葉。
"「三つ編みならできるよ」
ジョアンヌは思わずにっこりしながらも、切なさを感じた。そういえば、エミルは、あの偽の結婚式のためにミルティユがジョアンヌの髪を三つ編みにしてくれたのをとても気に入っていた。"
…なんかもう、感想を上手く言葉にできない。
それくらいすごい読書体験だった。
8 -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった!
題名に惹かれて購入し、一気に読んだ。
序盤は緊張感があり、中盤からは結末がどうなるかわからなくて面白かった。
今だったらAIがあるから登場人物が驚くようなトリックにはならないのだろう。
しかし、パソコンやスマホが普及している昨今に読めて良かった。そうでなかったら話があまり頭に入らなかったかもしれない。
機械音声との会話がうまく行きすぎているからこその間宮の疑念も良かった。
本作は復讐をどのように遂げるのかを描いた作品だと思っていたが、どのようにしてダイヤを回収するのか?という部分を謎にしたミステリーでもあるのだろうか。 -
Posted by ブクログ
ネタバレゾンビ退治ゲームの、死体処理を誰がやってるかなど、考えたこともなかった。面白い。内容もそうだけど、文章を摂取する愉しみが得られる作品だった。
特に冒頭のスピード感、身体性がクセになる。
暗いゲームの世界観、口唇期ホテルの造り描写は静かながらも克明で、読者の私も入り込んでいける。
ゲーム世界でNPCが淡々と仕事をしているのも可笑しいのに、その立場を乗っ取ってしまった主人公、という設定も面白い。
次から次へと山積みになるゾンビの死体を片付けることに生きがいのようなことを得て、命を削りながらのめり込んでいく。
確かに会社で日々働く私たちも似たようなことをしていて、しかしそういう仕事をAIに取って
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