あらすじ
滑稽、悲哀、苦悩、歓喜、陶酔……。奇蹟としか言いようのない深い洞察力によって人間のあらゆる感情を舞台の上に展開させたシェイクスピアの全劇作を生きた日本語に移した名翻訳。
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Posted by ブクログ
『シェイクスピア全集 ヘンリー四世 第2部』
白水uブックス
老いと病に苦しむヘンリー四世のもとで、国内は反乱の余波で不安定なまま。
放蕩していたハル王子は、父の危機を前に次第に王としての自覚を深めていく。
反乱は鎮圧され、父王は死去。
ハルはヘンリー五世として即位し、かつての放蕩仲間フォルスタッフを毅然と退け、
「王として生きる覚悟」を示して物語は終わる。
Posted by ブクログ
面白すぎる!!
小田島先生の翻訳は、ほんとに感服いたします。
もともと1部と2部が別々の上映ならば、2部だけでも十分楽しすぎるので、2部のみで2時間の舞台が見たいなぁとか思う。
1部以上に登場人物が魅力的。
ハル最高!フォールスタッフも最高!
Posted by ブクログ
史劇。ハルとフォールスタッフの話。
ハンター曰く
「彼らは不可分。フォールスタッフの役割は現在を生きることであって、快楽的要素に訴えること。二人の関係は概念的・静的にあらずして、劇的・動態的なもので、芝居はどちらかを選ぶかを述べているのではなく、選択の行為にわれわれを巻き込む。
(他の作品でも巻き込まれると思うが、彼の筆致の特徴ではないか。)相互依存のハルとフォールスタッフは「第一部」の終わりでは、完全につりあい、それぞれ自己の主張の限界に立って、密接に結びついているが、やがて「第二部」の結末では、フォールスタッフを放逐したハルは一人残され、この芝居の世界を制御できなくなる」
「ヘンリー5世」の萌芽が見られる。