小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
かなり面白かった。新世界住みたい。
「幸福か自由か」という点だけでなく、「人間にとって、苦痛を生みうる複雑さそのものに価値があるのか」というところも考えさせられて楽しいですね。
新世界は、苦痛を減らし、欲望や価値観まであらかじめ条件づけ、本人がそれに疑問を持たないように作られている。ここまで露骨じゃないにしても、階級社会も条件づけも現実にあるものだし、それなら外的環境まで一貫して整えて、ソーマまでくれる新世界の方がよほど親切。
下層階級も適切に管理され、管理されていることに疑問もなく、自分の役割を好んでいるなら十分幸せそう。「問いを持たなくていい・意味を探さなくていい・役割を外から与えられ -
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Posted by ブクログ
とにかくめちゃくちゃかつ、めちゃくちゃに面白い。著者にしか持ち得ない、その文章自体の魅力がふんだんに溢れていて、読む快楽的な中毒性がある。「この世の出来事は全部運命と意思の相互作用で生まれる」まさに本書を体現する一文で、それを証明するように流れていく時間に惚れ惚れしてしまう。展開の数が異常なほど多いにもかかわらず、それらを異様なテンポ間で処理していくのは、著者にしかできないでしょう。その魅力は、読み手によっては受け付けない人も居るかも知れないが、私としてはどんどんそれを出してほしい。すごい好きな作品にになりそうな予感。
梢が可愛すぎるのも問題。梢が出てくるだけで嬉しくなって読み進めたくなっち -
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Posted by ブクログ
人間の【欲望】まで許容することができるのか。
『首都圏連続不審死事件』の容疑者・梶井真奈子(カジマナ)がなぜ殺人を犯したのか。
カジマナが最初にいった「フェミズムとマーガリンは嫌い」というのが、物語の軸。
バターが材料に含まれた背徳感満載の料理を里佳に提供し、ぷくぷく太る里佳を見て「痩せろ」「太った」と周りが煽りだす。
女性は先入観・価値観の違いを受けやすい性。
大和撫子っていう言葉があるぐらいで美人で体の線が細い人が正義という。
そういったルッキズムを表現したかったのかと思って解釈し進めていっても、まだ違和感が残る。
「美人で体の線が細い人が正義」というけど、矛盾が生じる。
カジマナ
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