ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 踊りつかれて

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    塩田さんはこれまで丁寧な取材でノンフィクションと思えるような作品を書いてきたけど、いつかは本作が描きたかったのかなぁと思うくらい、壮大で心を動かされる。携帯もない時代、ザベストテンなんかを毎週見ていた世代にとっても、SNSの悪意は非常に気持ち悪い。出来るなら本作を中学校の教科書にしてほしい。

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    2026年09月12日
  • 家族

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    シリアスな内容で、読んでいて心が落ち込むこともありましたが、とても読みやすくサクサクと進んでいきました。登場人物が多く、最初は迷子になる時もありましたが中盤からは把握出来ました。
    人物相関図もあるのでそれを見ながら読み進めると良いかもしれませんね。
    とても面白かったですが、簡単に人におすすめできる内容では無いかもしれません(笑)良い意味で。

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    2026年09月12日
  • 陰陽師

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    ネタバレ

    再読。書店で新刊を見かけて、そういえば昔読んだなぁと思い出し、久々に手に取った。やはり面白い。
    安倍晴明と博雅の掛け合いは良い。晴明は度々博雅を良い男だというが、二人とも良い男だよ。

    収録作品
    玄象といふ琵琶鬼のために盗らるること
    梔子の女
    黒川主
    蟇
    鬼のみちゆき
    白比丘尼

    この中では「梔子の女」が好きかな。少しクスッとなるし楽しい。

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    2026年09月12日
  • リカバリー・カバヒコ

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    ネタバレ

    カバヒコの撫でた所と同じところが治る。
    リカバリーカバヒコ。カバだけに。
    楽しくてホッとする話でした。
    よくそんな悩み気にすんなよ的な友達が
    出てくる話はあるけど
    そんな友達は1人も出てこず、
    ただ悩みを持った人達の視点がカバヒコに
    触る事でちょっと変わったりして悩みがスッと
    解消される。そんな話。
    悩みの種って意外と自分の思い違いだけ
    かもしれないなって思いました。
    カバヒコのある公園行ってみたいな。

    追記
    ママ友界隈ってなんであんな陰湿なのかね。
    誰も幸せじゃねーよあんなの。

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    2026年09月12日
  • 夜の恩寵

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    こういう話を待っていた!
    不思議で妖しくも美しい、「夢見の力」にまつわる5篇の物語。
    夢に惑わされ、或いは魅せられた人々が、抗い難い運命に呑まれていく様を描く。

    (大好きな)森見登美彦の「きつねのはなし」を彷彿とさせる妖艶な短編集。三浦しをんはこういう路線でも書けるのかと、ただただ驚嘆。

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    2026年09月12日
  • お探し物は図書室まで

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    どのお話にも共感できる所があり、自然と涙があふれてきた。少し落ち込んでる時に読んだからか、背中を押してもらえたような気がする。 
    羊毛フェルトにも挑戦してみたくなった。

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    2026年09月12日
  • 家守綺譚(新潮文庫)

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    現実と幻想の境目が曖昧で、現実ではない世界に迷い込んだような感覚になる。

    静かで穏やかでとても不思議な世界へ連れて行ってくれる一冊。

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    2026年09月12日
  • 恍惚の人

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    親の年齢を考えるともはや他人事ではない介護。
    小説の中では結構大変なことが次々起こってるのに悲壮感がなくて、さすが有吉さん。天晴れ。
    ちびまる子ちゃんとかナースのお仕事みたいな空気がずっと漂っている。
    最近読んだ介護をテーマにした別の小説とは対照的で、それが時代性なのか性格なのかわからないけど、有吉さんの小説を読むと、何が起こっても笑って生きていける感じがして元気もらえる。

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    2026年09月12日
  • ハサミ男

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    ネタバレ

    面白かった。
    一番高評価しているのは、犯人が捕まらずに逃げ切ったパターンのオチだから。という点。視点人物に感情移入してしまうタイプなので。
    実は女でした、はあからさますぎて驚けなかったな。まず第一発見者が二人いるのに、ハサミ男視点でも警察視点でもあまりにも片方にしか触れなさすぎて。ハサミ男視点はまだしも、警察はもっと調べるだろうという不自然さを感じてしまった。あと都合が良すぎる。実はもう一人も通夜に行ってました、堀之内が来たり警察が目つけてるタイミングでたまたま主人公のところに押しかけてきました、は笑っちゃうよ。そして堀之内も最後に全部自分がやったことにする。なぜ?自暴自棄?
    メインの女性どっちも男を手玉に取る感情ぶっ壊れ美女なのもなんなんだろう。被害者までそういうキャラにする必要あったのかな。だからおじさんとも関係を持つし、あっさりフるってところを正当化させるためかな。
    主人公の自認デブも自殺願望からの自虐的なもので実際は太ってないってことでいいんだよね。全然痩せてる女性が私太ってるって言い散らかしてるのと一緒?もう片方の発見者がガチデブってミスリードのためっていう作者都合が透けて見える。しかも「でぶ」って書いてるところがなんか実際デブと思ってない感出ててやだ(笑)
    とはいえ文章力が素晴らしく(心理描写はそこまでだけど)、医者のキャラは好きだし、警察もそれなりに優秀。いや、取り逃してるし色ボケしてるから優秀ではないんだけど。あの場にたどり着いたことがすごいよ。
    ラスト、個人的にはしれっと警察官の嫁になってほしい。
    でもきっとまた再犯して捕まるんだろうなー。あーいうタイプの犯人は我慢できないでしょう。ハサミ男が主婦の方が衝撃強いんじゃないかな。

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    2026年09月12日
  • 告白

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    湊かなえは人間標本に次いで二作品目。正直人間標本はハマらなかったけどこれは素晴らしかった。イヤミスの女王と言われている理由がわかった。また湊かなえの作品が読みたいと思える一冊だった。個人的には修哉くん推し。

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    2026年09月12日
  • そして、バトンは渡された

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    最後まで読んで、最初の1ページに戻ると、さらに幸福感の増す本です

    映画も見てみたいけど、キャストがなー笑

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    2026年09月12日
  • 世界99 上

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    私の世界はひとつじゃなかったんだ、ひとつじゃないってこんなにも身を守る、こんなにも身を削るものなんだ
    20歳から35歳に飛んだりするけどその間も全部読みたいくらい、ページ数は多いけどもっと全部を読みたい、見たい、と思える
    これから下巻だ、ピョコルンきもわるい

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    2026年09月12日
  • ギャルにひかれて寺マルシェ

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    相変わらず快調で水準作なんだけど、著者には殻を破って、直木賞候補になるくらいの、力作を期待したくなります。

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    2026年09月12日
  • サバイバー!!(13) 決断せよ! 緊迫の全校S組大作戦

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    ネタバレ

    リリコちゃんよかった〜。
    蒼くんと桜司さんの女装やばwww
    でも蒼くんは涼馬くんを正気にしてくれてとても助かりました
    蒼くんタイプ大好き(ほかの本、漫画でも)

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    2026年09月12日
  • 二都物語(上)

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    フランス革命時代の人間を描いた小説を探していて見つけた本です。革命時の人々の描写が生き生きと描かれ予想もできないストーリー展開に驚きました。良い本に出会えて大満足です。

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    2026年09月12日
  • 神様のカルテ

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    スピノザの診察室で夏川作品にはまり、そこからの流れで神様のカルテ123をまとめて一気読み。まとめての感想とします。
    やはり夏川作品好き!人間模様が温かい!風景や季節の描写も秀逸。
    同じ医療者としてこういうことあるよなぁと共感もしつつ、栗原先生を応援しながら読み切った。
    登場人物みんな愛おしい。砂山先生も東西さんも外村さんもみんな魅力あふれるキャラクターだった。
    読み切ってもしばらく余韻が残る良い作品ばかり。読書初心者の人で何から読んだら良いかわからない、温かいものに触れたい人におすすめかなと思いました。

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    2026年09月12日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    お正月の箱根駅伝に興味を持たせてくれた一冊です。
    ひとりひとりの選手の個性に、マネジャーになりたかったと思いました。でも、実際にはマネジャーも大変で、走る選手と一緒ですね。
    次に生まれ変わった時に、何が欲しいかと問われたら、私は迷わず、『早く走れる足』を希望します。

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    2026年09月12日
  • 穢れた聖地巡礼について

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    近畿地方のある場所について、を読んだ後に読んでみてほしい。単作品でもかなり楽しめるが、近畿地方〜を読んだ後だと、同じ世界で別の怪異体験が起きているのがほんのりと感じられつつ、今作の主人公の周りで怒る怪異体験にのめり込むことができる。前作が好みで面白かったため、ハードルが高い状態で読んだが、想像をゆうに越えてきた。

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    2026年09月12日
  • 咲良は上手に説明したい!

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    すごく面白い!テクニカルライターという仕事を始め知った。読み手に理解させるためには、時には非情になって直接的な表現をしなくてはいけない。でも情に訴えてストーリーを語る方法もある。仕事に役立つ小説なんてかなりレア!

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    2026年09月12日
  • ハヤブサ消防団 森へつづく道

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    前作は細かいところは覚えていないが、それでも十分楽しめた。
    相変わらず八百万の方言は聞き慣れたものでイントネーションも分かるし、作家の苦悩や田舎の人間関係、腐敗や尊厳、愛と家族と言ったテーマが伝わる内容だった。

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    2026年09月12日