小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
戦後の女性殺人鬼として死刑となった北川フサ。
2年にわたる凶行で5人の男を殺めたフサだが、彼女と行動を共にしていた少年がいたという。
妻を交通事故で亡くしたライターの海老原誠は、この事件の裏に何があったのか、もう一度掘り起こすべく取材を始める。一方で、父子家庭となった誠自身にも妻の死後、気がかりなことがあり・・・
戦後の混乱期、時代の流れに翻弄された戦争孤児。
「憎しみ」のみが生きる糧となった、壮絶で過酷な人生に読んでいて何度も胸が張り裂けそうになった。
『月白』というタイトルが意味するものとは・・・
表紙のベンチに座る人物こそが、本作の主人公。
誰にも言えない贖罪の思いを胸に秘めたまま -
Posted by ブクログ
1287円
東大医学部で長年学生を教えてる先生が病院に行くのが嫌いって言ってた。私も出来るだけ病院には行かないようにしてる。
養老孟司は科学的造詣もありながら、文学的造詣がある所が良い。どちらかだけだと物足りない感じする。医学の対象は人だから文学好きが多いのかなと思う。
「 優れた音楽家は「絶対音感」を持っていると言われます。これは、他の音と比較せずに、音の高さがわかるという能力です。みなさん、音楽の才能がある人だけに与えられた「特殊能力」だと思っていませんか。実は違います。誰でも赤ん坊のうちは、音の高さを区別しています。けれど、成長につれ言葉が使えるようになると、その区別ができなくな -
Posted by ブクログ
赤鰯
夏枯草
夫婦小僧
の3作です。
赤鰯は 錆びた刀 といっても名刀です。
夫婦小僧は 泥棒を夫婦でしていた重松とおくみ
この2篇は 面白くて あっという間に読んでしまう。
真ん中の夏枯草は
貧乏な剣術道場主
息子が 試合に勝てば 師範役につける
という話しを信じる
悪い奴らのたくらみから 息子は連れ去られ
自分は抗議の意味で この門前に座り込む
あーこの親子死ぬなあ!
うわあ 嫌な話し!
ととばして読みました。
最後にまあ 仕方ない!
と読んだところ
勘兵衛も鯉四郎も命を張り
根岸備前守も 登城のおり この藩の若き当主を捕まえて 配下の隠密が囚われの身になっておる
三万石 -
Posted by ブクログ
読書の楽しさはこの本で知った。この先に「ハッピー」が待っていないことは確かなのに、何を求めてか読む手が止まらない。虫やら臓器やらが出てきたときに手で目を覆って見ないようにするクセして、なんでか指の隙間からちらちらと覗いてしまうアレに近い気がする。あんなにも読むのを急き立てられたのは後にも先にもこの本だけ。夜更かしして読み切ったなあ。
この本を勧めてくれたのは親だったが、思春期の息子にこれを勧めてくる親ってどうなんだろうか?おかげでこんなサブカルチャーをこよなく愛する捻くれ拗らせ息子になってしまったのではないだろうか?でもこういう偏屈なところは父親譲りのはずなのだが、この本勧めてきたのは母親。
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