【感想・ネタバレ】奇跡のバックホームのレビュー

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Posted by ブクログ

高校からプロ入りし4年目で脳腫瘍がわかった横田慎太郎選手。
息子からずっと話は聞いていたけれど、この本を読んで2度の手術、過酷な治療とリハビリがどんなに大変だったか、そして横田選手が子供の頃から野球のためにどれだけ努力を続けていたかを知り、涙涙でした。
次男が野球をしていたこともあり、子供が自らを律して早起きしてトレーニングを欠かさず続け、食事・睡眠の健康管理をすることがどれほど難しいかわかるし、それができるのも才能なのでは!と思うので、横田選手の野球へのたゆまぬ努力は本当に素晴らしいと思います。
それだけに、なんで神様は横田選手にこんな試練を与えたのだろうと思うこともありました。
でも。復帰に向けてあきらめずに努力し続ける姿勢や周りの人への感謝の言葉、きっともっともっと横田選手にしかできない道があるのでしょうね。
私もあきらめないで頑張ろうと思う力をもらえました。

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2024年03月08日

Posted by ブクログ

気づいたら涙が溢れていました。
電車で人目を気にせず号泣してしまった。

どんなに素晴らしい人でも、同じ人間で、不安に思ったり苦しんだり、葛藤しながら頑張って生きているのだなと改めて。

自分もインフルエンザになって今まで当たり前だったことにちゃんと改めて感謝の気持ちを表せたり、ごはんや空気の美味しさに改めて気づくことができたり
なんでも前向きにとらえて生きることは、大切だとインフル明け+この本で思った。

目標をもつこと、そしてどんなことがあってもそれを捨てないことの大切さ、それを忘れずにこれからを生きていきたい、そう思った。

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2023年10月30日

Posted by ブクログ

先週阪神タイガースがリーグ優勝を決めた時に、今年7月に脳腫瘍のために28歳の若さで亡くなった横田慎太郎選手の背番号24のユニフォームが一緒に胴上げされている姿があった。岩崎優投手がマウンドに上がった9回の登場曲に選んだのも横田慎太郎選手の登場曲「栄光の架け橋」だった。
横田慎太郎選手が引退試合での「奇跡のバックホーム」のことはニュースや動画で観て知ってはいたが、そもそも結果を出せなかった二軍の選手が引退試合をしてもらえること自体ありえないことだ。しかもシーズン中クライマックスシリーズ進出に向けて大事な時期に横田選手のために一軍の選手が駆けつけてくれた。もちろんたくさんのファンも。この本を読んでその理由がわかった......。
読み終えた後、「奇跡のバックホーム」と「引退セレモニー」の動画を観ると涙が溢れて止まらなかった......。

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2023年09月21日

Posted by ブクログ

一言で感想を述べるということが非常に難しい。まず話が興味深く、優しい語り口なので、あっという間に読み終えた。こんなにドラマ仕立ての実話が、果たして実在するのだろうかと疑うくらいの内容であった。
真っ直ぐな心で、大きな目標に向かって、目の前の小さな目標をクリアしていくところ。献身的に看病にあたった母、ぶっきらぼうだが愛に溢れる父、それに応える子という素晴らしい家族愛。ひたむきにがんばる青年に応えようと、さまざまな配慮や声かけをした阪神球団、選手やスタッフ。理不尽にも、若くから苦しめられている腫瘍。
話が重くて、心の整理がつかないが、この本を手に取っていただいた方には、必ず何か思うところが生まれるはずであろう。

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2022年08月21日

Posted by ブクログ

奇跡のバックホームの瞬間まで、努力し続けたご本人と、家族や球団のサポートがすごい。
周りのサポートも、もともとのご本人の人柄あってこそなんだろうなと思った。
生きる力を与えてくれる1冊。

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2022年07月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本当にまだまだ観ていたかった選手。
努力が結果になるかは不明だけど、努力と人柄で周りを動かした強い人だったと思う。

本出した時に再発してたんですね。

それを見せないのも強さだったと思います。

ありがとう、横田慎太郎選手。

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2023年12月18日

Posted by ブクログ

 読んでるうちに目がうるうるしてきた。

 2023年プロ野球セ・リーグは阪神タイガースが優勝した。9月14日の巨人戦、タイガースが9回表を抑えればリーグ優勝というところで登板した岩崎は坂本勇人にホームランを打たれたものの一点差で抑えきり、阪神は見事リーグ優勝を果たした。
 岡田監督が宙を舞った後、背番号24のユニフォームが、岩崎が持つ形で胴上げされ宙に舞った。
 この背番号24を付けていたのが、横田慎太郎である。彼は7月18日に、脳腫瘍のため神戸市内の病院で死去した。享年28歳。

 野球少年だった横田はプロ野球選手になるという夢を叶えたが、病魔に倒れ選手生活を諦めざるを得なかった。

 題名の「奇跡のバックホーム」とは、彼の引退試合でのセンター前ヒットをバックホームで二塁走者を捕殺したプレーである。

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2023年09月25日

Posted by ブクログ

野球に人生を捧げていた横田選手が突然脳腫瘍に襲われ、悔しさ、悲しさ、怒りと様々な感情の中引退試合での奇跡のバックホームが生まれた。辛い闘病生活に耐えながらも、家族やファンやチームの支えがあり、前向きに乗り越えた横田選手のストーリーは勇気と希望で溢れている。
残念ながら短すぎる人生を2023年に終えたが、彼が残したドラマの様な人生はこれからも語り続けると強く感じる。
阪神タイガーズファンのみならず、野球ファンは一度読んでほしい一冊。

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2023年07月24日

Posted by ブクログ

阪神ファンを公言しているにもかかわらずもしもこの話を知らない人がいるとしたら、その人は似非阪神ファンとまでは言わずとも、テキトーな阪神ファンだと思います(笑)。

ファンも大いに期待していた横田選手。なのに入団たった4年目で脳腫瘍に侵され、大手術ののち闘病生活を送る。体は動かせるようになったものの、視力が回復せずに引退を決意。その日に至るまでを本人が綴っています。

引退試合での彼のバックホームはまさに奇跡。昨年6月に亡くなった弟にちょうど1年前にその動画を見せたら、「号泣だわ。涙なしには見られへんね」と言っていました。そんなことも含めていろいろと思わせられる大事な本です。

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2023年02月05日

Posted by ブクログ

最後の試合、息子たちとTVで観てました。タイトルにもなってる「奇跡のバックホーム」は本当に鳥肌物でした。誰よりも自分に厳しく、誰よりも練習していた、そんな姿を野球の神様は見ていたんでしょうね。そう思うのと同時に、これだけ野球に一途に打ち込み、人一倍努力していた彼から、神様はどうして野球を取り上げてしまったのかとも。でも、横田選手は「病気になって、よかったこともある」と、病気になったことを悔やんでいないと言う。そんな彼なら、きっとこれからまた新たな人生を切り拓いていってくれることでしょう。

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2022年12月30日

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