小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ「香りは脳の海馬に直接届いて、永遠に記憶される。
けれど、その永遠には誰も気づかない。その引き出しとなる香りに再び出会うまでは」
普段は忘れていることも、懐かしい香りに出会うと突然思い出すことがあるよね〜
⚫︎作品の魅力
洋館での暮らし、菜園で丁寧に育てられたハーブと花々、香りの描写がとにかく繊細で美しい。本から香りまで漂ってくるような気がした。
大きな出来事が起こるタイプの作品ではないけれど、その静かさが心地良くて、読んでいてしんどくならない。一文ずつゆっくり味わいたくなるような作品。
登場人物も魅力的で、一香と朔はもちろん、読み進めるほどに新城のぶっきらぼうな優しさに安心する。
どんでん -
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先輩とおかっぱ黒髪の彼女のお話。
「そうして彼はパンツ総番長の称号を手にしたのだ。じつに良い話だ。男の中の男だな」「人間として、力の入れどころを激しく間違っているよね」
「パンツを穿き換えなかった頃は風邪なんか引かなかったけれども。そのかわり下半身の病気になった。どっちもどっちだな」紀子さんは胸に達磨を抱えて、「わざわざ免なさい」と言いました。
「いいんだ。いいんだ。これで君の風邪も治るだろ」
そうやって彼らがお互いにいたわりあっている様子を見ていると、なんだか私は幸せな気持ちになってしまうのでした。仲良きことは美しきかな!と思いました。
ちょこっとしたツッコミが可愛面白い。
風の神様の -
Posted by ブクログ
やっぱり、誰かの応援ってこんなに胸が熱くなるものなんだ。
スポーツを題材にした本ってたくさんあると思うし、私も読んできて、魂が燃える感じ(言い過ぎ)を何度も感じてきました。
特に、学生たちが頑張る姿ってなんだかもう見てられない!の気持ちと目が釘付けの感じとアンビバレントな気持ちになります。
でも今作品はひと味違う。野球をする息子を応援する母という、今までにない視点で、緊張と不安と愛と情熱が入り混じって、最高の1冊でした。
人を信じる、可能性にかけるってすごいことなんだなあと思います。
昔、自分もスポーツをしていて、観に来てくれていた母と父の応援を思い出し、少し恥ずかしくなる気持ちと、無性 -
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①を再読し、あのコンビニの人たちはどうしてるのかなぁ〜と読み始めた②
前作のキーマン、トッコさんはコンビニを去り、新たな深夜バイトのクンベさんを中心に物語は進む。仕事を失った人や家族との関係に悩む人、将来に希望を持てない人、居場所がない孤独な人など、さまざまな苦しみを抱えた人たちが登場する。そんな彼らが、コンビニを通して人と関わることで、変わっていく姿が描かれている。
結局のところ人生は人間関係で、人間関係はコミュニケーション。幸せは遠く離れたものじゃなく、近くにいる人たちと互いに理解し共感し、泣き、笑い、支え合い、心を分かち合いながら共に生きることなんだよ、って教えてくれる。
最後のヨムさん -
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高2のとき、同級生が電車内で亡くなった。
AEDの話は読んでいる間中、そのことを思い出した。
そのとき、電車内にAEDがあったかなどの詳細は知らない。
バイスタンダーは、自分の行動が人の生死を左右するという責任を、突然に、一方的に、担わされることを改めて意識した。
仲良くもない同級生だったけど、数十年経っても、命日やこんな風に、ふと思い出す。
それでいても、私はAEDの使い方をなんとなくしか知らない。
目を背けていないで、しっかり向き合い、咄嗟のときに行動できるようになりたいと思った。
似たような仕事に従事しているので、業務の参考になる部分も多かった。
機能一覧ではなく、使う場面に沿った説明 -
Posted by ブクログ
ネタバレ久しぶりに、貴志祐介さんを読んだ!!
帯に「現代日本のリアルホラー」って書いてるからホラーなのかと思ったらそうじゃなくてホッとした。
けど、結局、ヒトの方が怖いよな、って話。
資産家の平沼精二郎が,自身が持ってる高級車の排ガスで亡くなった。1階がガレージ,2階が寝室。天井は脆く隙間から排ガスが寝室に上がってらしい。
そして甥の日高英之が捕まる。自分はやってないと主張する英之だが、警察の恫喝と暴力と長時間にわたる取り調べでは、何も聞いてくれない。
実は、英之の父は15年前に同じような取り調べにより自白して,無実の罪で獄中死した。父は幼少期より事故により軽度の高次機能能障害を持っていたが、穏やか -
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面白かった。
お金の話をこの人が書いてくれるとすごく面白い。自分も節約してお金を貯めなきゃ、という気分になります。
それにしてもこの主人公である女の人の子供、娘がひどい。頭は悪い、大学をやっと出た様子、結婚すると思ったら披露宴、新婚旅行、新居諸々で500万円親に出させる。母親に向かってダサいと言う。なんて調子に乗った娘なんだろう。馬鹿で愚鈍だった子がこんなに変わって、と親もびっくりしていたようです。悪く変わりましたね。旦那に暴力を振るわれているのではと母親が長いこと疑うことになるのですが、実際は逆で娘が旦那に暴力を振るっていた。なぁんだ、みたいな感じに終わっていますがそれだってDVですからね
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