【感想・ネタバレ】女の国会のレビュー

あらすじ

選挙に弱い政治家は、
誰かの言いなりになるしかない。
だからーー。
強くなりたい。

国会のマドンナ“お嬢”が遺書を残し自殺した。
敵対する野党第一党の“憤慨おばさん”は死の真相を探りはじめる。
議員・秘書・記者の覚悟に心震える、政治​✕大逆転ミステリ!


野党第一党の高月馨は窮地に追い込まれた。
敵対関係にありつつも、ある法案については共闘関係にあった与党議員・朝沼侑子が自殺したのだ。
「自分の派閥のトップも説得できていなかったの? 法案を通すつもり、本当にあったの?」
死の前日の朝沼への叱責が彼女を追い詰めたのではないかと批判が集まり、謝罪と国対副委員長の辞任を迫られてしまう。
だが、長年ライバル関係を築いてきた高月には朝沼の死がどうも解せない。
朝沼の婚約者で政界のプリンス・三好顕太郎に直談判し、共に死の真相を調べることに

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「私、憤慨しています」周囲の議員たちが立ちどまり、高月を見た。ざわりと失笑が広がる。出たよ、憤慨おばさん、と誰かが言った。

「先生が変えてください。私もそばでお仕えしますから」高月は照れたように笑って言った。「女の国会へようこそ」

かっこよかった!スカッとした。そして、泣けた。最高のミステリーでした!!大逆転も、大逆転です!!!!

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2026年05月13日

Posted by ブクログ

こういうのが読みたかった~の本
「あの本、読みました?」で取り上げられていて絶対におもしろいだろうなと思ったら本当におもしろかった。
私は日頃から”池井戸潤作品の登場人物が男女逆転した奴が読みたい”と考えていた。女性が企業のなかや政治の場で権力争いや派閥争いをするのが見たい。女vs女で人脈や策略でのし上がるところが見たい。そのなかで立てる義理やあふれる人情が見たい。
そんなときに知った『女の国会』
「女にうまれてごめんなさい」
そんな遺書を残し自殺した国会のマドンナこと”お嬢”。敵対する第一野党の”憤慨おばさん”こと高月が死の真相を探り始めるポリティカルミステリである。
政治の場で女が働くとはどういうことかを微細に描いていて、読みながら怒りにえ、心が削られた。
日本で女性が政治家になるのは新品のドクターマーチンで整備されていない山道を歩くようなものだ。
そんななかで終盤の選挙の場面は胸が熱くなる展開だった。
最後の結末の持っていきかたには批判もあると思う。
ただ私は『教皇選挙』がそうだったように見る側の偏見や規範に爪を食い込ませて、それをばりばりと剥がすようなものだったと考えているし、悲しいかな現時点での日本の政界のことを考えるともっともっと閉塞的だろう。
問題提起でもあり、エンパワメントでもあり、エンタメとして、ミステリとしてもとてもおもしろい本だった。
実写化するなら吉田恵里香脚本でNetflixで1時間×8話でやってください。読んだ人は私と実写化妄想しましょう。

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2026年03月28日

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ネタバレ

 三宅香帆さんのおすすめとして紹介されていたので、購入しました。
 「国会」つまり「政治」。難しいのかなあと思いましたが、冒頭の部分を読んだだけで、読みやすそう!面白そう!と感じ、やっぱり最後まで面白かったです。さすが新川先生!!
 今でこそ、女性の社会進出が一般的になっていますが、それでも「女」であるがゆえに不利になることや、自分で限界をつくってしまうことがあります。政治の世界なら尚更…そう感じることが多いと思います。
 でも、女だってもっと自分の意見を伝えたっていい。自信をもっていい!!!読んだ後は、前向きな気持ちにさせてもらいました。

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2026年03月15日

Posted by ブクログ

国会議員、秘書、報道、地方議員の4人の女性の物語。最後には、その4人が一致団結して国政へと打って出る。
トランスジェンダーの話を上手に絡ませてとても面白い本だった。ラスト男性国会議員が実は女でトランスジェンダーだった話には驚いた。
「.男にしてやってください」今どき演説でこんなフレーズを使う応援演説があるのだろうか。←保守派の男の演説
頑張る女たちに、涙が出た!

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2026年03月13日

Posted by ブクログ

えっ!そっちってなるところが面白い。出てくる人物もいずれもキャラ立ちしていて、それぞれ応援したくなる。
選挙や議員の活動のは裏側にも迫っており、勉強になる、どこまで現実に即しているかはわからないがそれほど外れてはいないという前提で。

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2026年03月06日

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読む手が止まらず、一気に読みました。最後の最後で「え?終わり?」と声が出ました。ここまで引っ張って、私にはちょっとがっかりな終わり方でした。でも、これが現実的な落とし所なのかもしれません…現実世界では、女性首相は誕生しましたが、マッチョな男性優位政界はまだまだ続くんでしょうね…

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2026年02月25日

Posted by ブクログ

 '25/12/5号のPRESIDENTの「頭のいい読書、ムダな読書」の特集で森本萌乃さんが紹介していたのがきっかけ。日本初の女性首相が誕生した今こそ読みたい本ですと。
 登場人物の女性がそれぞれ魅力的。融通が利かないのが短所であり長所である秘書の沢村さん。逃げない記者の和田山さん。身近な人を助ける主婦地方議員の間橋さん。男性だけどちゃらそうでいて部下に責任を押し付けない明石さん。勿論ミステリーの謎解きも面白い。読後感はとても爽やかでした。
 政治家の駆け引きの一面を覗けた感じ。高市早苗さん、あまり好きでないなぁと思ってたけど、メディアを通しての姿しか知らない。とんでもない苦労と、秘めた信念があるのだろうなぁと思ったら、応援したくなった。単純ですが。

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2026年02月24日

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一年近く前にXで見かけてブクマして、読みたかった本。久しぶりに読む手が止まらなくなり、電車を乗り過ごしそうになること数回。一気に読み終えました。映画『教皇選挙』を思わせる流れに同時代性を感じた。若い人から見た中年女性の解像度はやや低めかなと思ったけど気になるのはむしろそのくらいの些細な点かな。新川さんの本をもっと読んでみたい。

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2026年02月10日

購入済み

山本周五郎賞受賞ということでとりあえず買って積んでいたのですが、この度の自民党総裁選を受けて読みました。現実の政治のことは置いておいて、パワフルな女の話は爽快感があって面白かったです。政治家、秘書、記者など様々な女性の視点で語られます。男性中心社会で足掻く女の様子に勇気づけられました。

#ドキドキハラハラ #カッコいい #憧れる

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2025年10月13日

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ただ国会で男に揉まれて闘う女の人たちの姿が描写されている本かと思いきや、ひとつの死亡事件をめぐる、ちょっとしたミステリーのようなお話だった。
その中に、女性たちが日本の政治の世界で、「女性」であることを理由にいかに苦労しているか、抑圧されているかが描かれている。

2025年に高市政権が発足する前の2024年にこの本が出版されたなんて。その頃はまだ、日本で一人も女性総理大臣はいなかった。アメリカ生まれの著者は、そのことに大きな違和感を抱いて執筆したのかな。

どこまで現実に即していて、どこからが誇張した世界観なのかは私は分からないけど、少なからず、政治家は交渉/駆け引き・派閥間の癒着や裏切りの多い世界なんだろうなと感じた。あんなに男だらけの世界で、女性の自由も少なそう。
私も女である身として、女性議員の立ち振る舞いはしっかり注視し、応援できる人は応援していきたいと思った。

小説だけど、新書のように勉強になった小説だった。

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2026年05月17日

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面白かった。連休最終日の夜に読み始め、すっかり夜更かししてしまった。
鉄壁の男社会の中で、女性が生き抜いていく際の、壁や何かイヤだなと感じるエピソードがいくつも散りばめられてて、ナルホドね、そう振る舞えば良いのねと思ったり、県連と国会議員の関係や候補者擁立の流れとか選挙のことも、勉強になった。そして、性同一性障害のリアルやSNSの誹謗中傷など、
昨今の社会課題が網羅されている。
何より、女性4人(高月、沢村、和田山、間橋)の性格がそれぞれに魅力的。私的には、沢村タイプに近いかな。高月の身の振り方が痛快。元気になれる本だった。

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2026年05月12日

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ネタバレ

改めて政治家は男の社会すぎて、女性で政治家として務めてくださってるだけで感謝したくなる。正しいことをするには嫌なこともたくさんしないといけないなんて、、日本変わって欲しい。

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2026年05月08日

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ネタバレ

初の女性総理の誕生に合わせて読んでみた。
政界で働くいろんなタイプの女性が出てきてそれぞれの闘い方があって、ある種の少年漫画のような熱さもあり面白く読めた。
女性なら共感できるようなやりきれなさのような描写も面白く読めたが、これは男性が読んだらどう思うんだろうなと気になった。

ーーー
間橋さん当選させておいて離党するのはどうなん、と思わなくもなかった。

—-
自分を取り囲むピースが、自分のかたちを決めてしまっている。世間の扱いが先にきて、わずかに残ったすき間に、身体を無理やり合わせておさまっている。間橋は柔らかかった。周りに合わせることが苦痛ではなかった。少なくとも自分ではそう思っていた。だけど本当は、苦しかったのかもしれない。

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2026年05月04日

Posted by ブクログ

第38回山本周五郎賞受賞作。
面白かったです。

始めは少し単調な感じがしましたが、読み進めていくうちに面白くなっていきます。女性ならではの視点で、男性社会に立ち向かっていくストーリーで、共感をもてる作品です。これから社会にでる女性の方に是非読んでいただきたいです。

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2026年04月19日

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国会というタイトルで難しい話だったら読めないと思ってたけど早々にあることが起こり、物語もさくさく進んでいった。

読みやすいし、面白かった。

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2026年04月17日

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国会、報道、地方政治の場で奮闘する4人の女性たちの姿をミステリー仕立てで描いたエンタメ作品。

「第一章 国会」、「第二章 政治記者」、「第三章 地方議員」、「第四章 選挙」の構成で描かれる。

物語は、国会与党「国民党」の議員・朝沼侑子が自殺し、彼女と共闘関係にあった野党第一党・民政党の議員・高月馨が窮地に追いやられる場面から始まる。

高月は朝沼を死の直前に厳しく追及していたことから、追い詰め過ぎたことの謝罪と国対副委員長の辞任を迫られる。

高月は朝沼の婚約者だった政界のプリンス・三好顕太郎に直談判し、死の真相を調べ始める。

高月と朝沼は性同一性障害特例法改正案成立を目指し、超党派議連を組んで原案を作ってきた同士だったが、朝沼は国民党をまとめられなかった。

朝沼は首相経験者の父を持ち、「お嬢」と呼ばれ、40代半ばにして当選5回、2つの大臣を歴任していた。

一方の高月は、不遇な人生を歩み、炊き出しボランティアをする中で、気丈な性格を見出され、議員となり、その熱心な政治姿勢から「憤慨おばさん」と呼ばれていた。
 
事件の発端となる第一章は、高月の政策担当秘書・沢村明美の視点を通して進行する。彼女はロースクールで得た法的素養が政策づくりに活かせるものと信じて、この仕事に就いていた。

第二章は、政治部記者記者・和田山怜奈の取材活動、第三章は、地方議員・間橋みゆきが国会出馬に至るまでの経緯が語られ、第四章では、間橋の補欠選挙での戦いに進み、最後は高月による朝沼の死の真相解明で終わる。

最後に明かされる性同一性障害に起因する衝撃の事実には、驚かされ、ミステリー小説の醍醐味を味わった。

だが、著者が力を入れて訴えたかったのは、国や地方の政界や報道の現場で生じる女性に対する理不尽な女性蔑視や家父長制、パワハラ、セクハラの実態。
高月、沢村、和田山、間橋の4人の女性がそれに立ち向かう姿は、強く印象に残り、登場する男性陣は、脇に追いやれた感があった。

また、国会、地方政治、報道、選挙の現場や裏事情を垣間見るような描写もあり、良く実態把握に努められていると感じた。
その点に関して、幾つかを列挙しておく。

・国会議員の政策担当秘書は議員の政策立案や立法活動を補佐する役職だが、実際は、地元に張り付き、選挙に向けた活動ばかりしている者も多い

・国会議員の公設秘書は特別職国家公務員。地元の陳情をとりまとめ議員につなぐ役割があり、接待などの利益供与と引き換えに議員への取り次ぎを約束すれば、秘書個人に受託収賄罪が成立する

・政治部記者は、オフレコ前提でとった情報が超ド級の特ダネであれば、取材対象者との信頼関係を壊してでも、報道するべき公益性があると考えて報道する

・政治家は、世論や他派閥の反応を探るため、わざと虚偽の情報を観測気球として流すこともある

・同性同名の対抗馬を出馬させる典型的な選挙妨害がある







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2026年04月15日

Posted by ブクログ

久しぶりの新川さん。
政治家は男性が多いなかでの女性の物語。
最近政治に興味があり、読みやすかった。
「女って捨てたり拾ったりすることができるものなの?」
以前に比べたら男女差別は少なくなったが、根強い差別がないわけではないってことを改めて考えさせられた。
面白かった。

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2026年03月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

野党第一党の国対副委員長を務め、世間では「憤慨おばさん」と呼ばれる高月馨が、敵対関係にありつつも性同一性障害特例法改正案については共闘関係にあった与党議員・朝沼侑子の自殺の真相を探るという筋の政治×ミステリー小説。各章ごとに視点が変わるが、いずれも女性の政治関係者(政策担当秘書、政治記者、市議会議員、衆議院議員)であり、政治とジェンダーということも大きなテーマとなっている。
政治の世界を垣間見た経験がある者として、よく取材されていてリアリティがあるなと思う部分と、ちょっと誇張され過ぎていたりしてあまりリアリティがないなぁという部分が両方あったが、ミステリー要素の種明かしも含め、あまり類書のない政治×ミステリー小説として面白く読み進めた。
市議会議員から衆議院議員補欠選挙に立候補することになる間橋みゆき視点の「第三章 地方議員」が特に読み応えがあり、政治の原点、本質というものを感じた。

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2026年03月22日

Posted by ブクログ

【355冊目】新川さんはドラマの原作となるような小説を次々に書かれ、他方で東大法学部を卒業し、弁護士になられてご活躍されていたという才媛。作品がおもしろいらしいとは聞いていましたが、私にとって初めての作品がこちらでした。

 そして、噂に違わぬ面白さ!どうせ男だらけの永田町で生きる女性を描いたジェンダー問題なんだろうなー、男の自分が読むと肩身が狭くなるような思いするんだろうなー、などと思っていましたが…
 これ、なんていうジャンルの物語なんでしょうか?
 
 政治もの、
 と思って読み進めていたらミステリーになり、
 そうかと思いきやジェンダーものになり、
 特定の業界の話になったり、
 強かに生きる人生の話になったり、、、

 これだけジャンルを飛び越えて自由に筆を走らせられると、書いている人も楽しいだろうなと思わせられました!
 そして、それだけ縦横無尽でも話の筋に混乱がなく、堂々と「エンタメ小説」と名乗れるようなおもしろさ。すごい。読んで良かったです。オススメ!

 ミステリーとしてのオチも爽快感がありました。途中まで薄々読者に結末を匂わせながら、最後の最後に二番底を見せる展開で、筆者の力量が試されますよね。
 映像化もしてほしい。あの人の役を演じる役者は難しいだろうなー、、、と、想像の膨らむ、その意味でもエンタメ感満載の小説でした。

 それから、娘を持つ父の備忘としてひとこと。映画「バービー」でも言われていたことだけど、女性らしさを表に出せば媚びていると言われ、そこを封印して戦えば女を捨てたと言われ。とかく女性の生き方は難癖ばかりつけられて生きづらい。この物語もそんなアネクドーテであふれています。
 だけど、あなたの父さんは育休ガシガシ取って妻を支え、夫の悪口ばかりの妻だらけの中で「なぜ女性の気持ちがそんなに分かる!?」と褒められるという稀有な存在でした(自分で言います!笑)。そんな父親に育てられたあなたは、きっと上手く男女の枠を飛び越えていけるはず。
 ベッタベタに女性性を利用したっていいし、男勝りだと言われてもいい。とにかく、娘のあなたが楽しく生きていってくれることを、私は望んでいます。

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2026年03月31日

Posted by ブクログ

与党の女議員・朝沼侑子の死の真相を追う政界ミステリーかと思ったら…

正直、予想もしていなかった展開に、「やられたー!」と声が出ました笑

日本はまだまだ男女平等ではない。そんな世の中で政治家として戦っていく覚悟を持った勇ましい女性たち。
政界は蹴落としあいや誹謗中傷が日常茶飯事であり、登場人物らは私たちが味わったこともないような苦悩に痛めつけられ、心身を疲労していくのですが___

読者が男性でも政治に興味がなくとも、本書を読むことで勇気をもらえるはずです。

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2026年02月27日

Posted by ブクログ

新川さんの作品は、元彼〜、倒産続き〜、に続いて3冊目でした。
"憤慨しています!"
その一言が印象的な主要人物である高"月"議員が、冒頭の人物相関図でライバルと表記されている朝沼議員と一悶着あるシーンから始まったと思ったら、いきなりその朝沼氏が亡くなるところから物語が始まっていったので、いきなり面食らいました。
『女の国会』というタイトルや、高市総理就任前に出版された作品だということで初の女性総理誕生が物語上描かれるのかと思いきや、主要な女性の面々である野党議員/秘書/記者/地方議員の各々の視点から男性が牛耳る永田町の世界で女性が力強く生き抜くシーンが多く描かれており、その根底には、『いまどき政治や永田町で活躍するのに、男も女も関係なくジェンダーレスであるべきだ』という新川さんの熱い想いが伝わってくるように感じました。
そしてラストは、なるほどそんな形での『女性総理』誕生かと、扱うテーマや解決策の奥深さに感嘆しました。
新川さんのミステリー作品では、前出の2作も共通しますが、物語の途中にふいをついて人が亡くなる、しかも重要な渦中の人物がそれまでの展開や読者の憶測を裏切る形で亡くなる、というのが読者を飽きさせず特徴的だと感じています。
やはり刑事事件に対して、警察とは異なる大胆なアプローチで女性の主人公が事件の真相に迫っていくところが、新川さんの作品をまた読みたいと思わせてくれるポイントだなと、個人的には感じています。

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2026年02月18日

Posted by ブクログ

読み終わったあと、はっきりした理由はないのに、気分が少し暗くなった。法案を通すことが想像以上に大変で、誠意や覚悟、実際の行動を示さなければ願いはかなわないのだと知り、社会の厳しさを感じた。大人になったら、こうした複雑なコミュニケーションをしながら生きていかなければならないのだと思うと、自分は本当に大人になれるのだろうかと不安にもなった。

一方で、「これまで長い間、総理大臣は何人もいたのに女性が一人もいなかった」という状況が、この物語の中で変わったことは、前向きで良いことだと感じた。

物語では、LGBTの人たちを取り巻く制度の問題についても描かれていた。身体に大きな負担を伴う選択を求められたり、戸籍の変更にさまざまな制限があったりする現状が語られ、考えさせられた。私は読んだとき、法律の仕組み上そうなってしまう部分もあるのかもしれない、と感じたが、母に話すと「身体への負担が一方的に大きい点は問題だと思う」と言っていた。その意見を聞いて、確かに簡単に割り切れる問題ではないのだと気づかされた。

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2026年02月15日

Posted by ブクログ

まず面白かったです
新川帆立さんってこんなお話も書かれるんですね

「女に生まれてごめんなさい。お父さん、お母さん、 。。。」と書かれた手記で物語は始まる

野党第一党の「憤慨おばさん」こと高月馨は、進めてきた性同一性障害の法案成立を逃してしまう
共闘を約束した与党の国会議員「お嬢」こと、朝沼侑子の根回しの足りなさが敗因であり
高月は浅沼を公衆の面前で責め立てる
その直後、彼女は自殺して命を落としてしまう。。。
自殺なのか?犯人が居るのか?女性たちが政治の世界で生き抜き解決するミステリー
国会議員、議員秘書、政治記者、地方議員という4人の女性達がそれぞれの目線で
男中心の国会という世界を生き抜き活躍する姿を心地よく描いた作品

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2026年02月14日

Posted by ブクログ

進むにつれて、どんどん、引き込まれていきました。政治の世界は、垣間見る事ができました。働く女性にとっては、負けずに頑張ろうと思える一冊です。 

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2026年02月14日

Posted by ブクログ

ラストの展開にはびっくりしたけど、総じてめっちゃ面白かった!
国会の中にいる議員、秘書、そして記者
いろんな人たちが蠢く国会を鯉で表す表現もよかった
ちょうど衆院選がある日に読み終えたのでなんだか考えさせられる一冊になりました

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2026年02月08日

Posted by ブクログ

ジェンダーに関する法案が通らなかった直後にそれに関わっていた女性議員が亡くなったことから始まるミステリー。

ミステリーだと知らずに読み始めたので、期待していた内容と違い途中からミステリーだと気づいて少し引いた目線で読んだ。

答えが分かれば、あの時やあの時のヒントは考える要素になったのにとミステリー慣れしてないからこそ思った。

まぁ女性陣たちの頑張りは読んでいて心地よかったかな。

2時間サスペンスやミステリー好きな方にはいいかも。

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2026年02月08日

Posted by ブクログ

夢中になって読んだのでフレーズを書き留める暇がなかった‼︎
女性議員の見えないところでの葛藤を強く感じた。
年功序列、権力が根付いている日本の国会。
これからどのような変化が起こるのか⁇政治に興味がわいた物語だった。

「えー、かの山本五十六海軍大将は、『やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ』という言葉を残しております」

古くからいた偉人の言葉として今も残っている名言⭐︎

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2026年02月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どんでん返しはおもしろかったけど
やっぱりこの手の小説はモデルを連想しながら読むので、嫌いだなって思うと読書スピードが遅くなるのがちょっと嫌だった。

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2026年05月16日

Posted by ブクログ

・「元彼の遺言状」を想像していたら、急転直下ではあったけど、実はすごくシビアでメッセージの強いものだった。エンタメだけではない作家の芯にあるものなのかもしれない。

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2026年04月29日

Posted by ブクログ

男だったら何も問題ないのに。
男だったら認めてもらえるのに。
読みながら常にモヤモヤ感が消えない。
登場人物が生き生きと描かれていて、応援したくなってしまう。
男社会で奮闘する姿に元気をもらった。
選挙って大変だ。

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2026年04月09日

Posted by ブクログ

女性初の総理大臣の今だからこそ、読んでほしい本かもしれません。サスペンス要素もありますし、どんでん返しもありますが、この話の醍醐味は、それぞれのステージで清濁合わせ飲みながらも力強く頑張る女性たちを見守ることです。

ラストは、とても爽やかな終わり方で、少し政治のイメージも変わるかも??

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2026年04月08日

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