あらすじ
「夫の墓には死んでも入りたくない」義母の遺言から始まった墓問題。それは親類や子どもたちを巻き込み、墓の必要性などを考えるきっかけになっていく。「遺骨は燃えるゴミに出せばいいじゃない!」と言いたくなるほど面倒な、明日は我が身の墓騒動小説。
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Posted by ブクログ
墓じまいという時代の変化の産物を通して人々の意識の変化や不満への気づきが流れていく。仏教の諸行無常にも準えてそれまで積み上げて来た価値観ゆえに受け入れ難い墓じまいや樹木葬といった新しい概念や近親者の死や謎のままとなってしまった内心などをを段階を経て咀嚼し受け入れ消化していく過程でもあった。作中に現れるような単純に無知や頑迷を責め立てるような場面も、古い価値観に共感を示した上で新しい価値観への理解や現実的な事例や落とし所を示していく場面も、変化には必要なのだろう。新しいものに拒否感があるのも古いものに愛着があるのも当然どが世界が変わりゆくのもまた当然、自らそれを受け入れる体勢を作り出していくと言う物語でもあるかも知れない。無論受け入れられない家庭や個人も存在していること、しかしそこでの物語や人生も続いていることなど、群像劇になっていることでいろんなケースが総覧できる形にもなっていると思う。
また一つ面白いことに気づいたのだが作中においては死亡してしまった、あるいは既に死亡している人たちの謎や感情などについては一才視点として出てこないのだ。ある意味死ねば終わり、生きている人が大切と言う、ドライでサバサバしてそしてスッキリとした空気感が生まれており、古い墓や家族や性別といったものに対する解体の手となっているのかも知れない。
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相変わらずこの著者の小説は面白いです。
本作は、2つの家系が「お墓」「姓」「後継ぎ」という問題に直面していく物語です。主人公は五月。物語は彼女を中心に、登場人物それぞれの視点で描かれます。弱い立場の女性が奮闘する姿は痛快ですが、偉そうだった男性たちが少しずつ認識を改め、成長していく様子も見どころです。
「墓を守らなければならない」「姓を継がなければならない」——そうした使命感には、一家を背負う誇りが感じられます。しかし現代の家族の形には、もはやなじまなくなっているのも事実です。こだわりや思い込みを手放し、自分たちのライフスタイルに合った形を見つけられればよいのですが、檀家制度や本家・分家といった関係者の利害が絡み、そう簡単にはいきません。本書では、少し常識外れな主婦・五月が絶妙な“緩衝材”となり、物語が少しずつ動き出します。
価値観をアップデートできなければ、五月の娘の元婚約者のように、ハッピーエンドから取り残されてしまう……。時代に合わせた変化の大切さを痛感させられました。
私もいつかは「死とお墓」に向き合う時が来るはず。「残された人と旅立つ人」の立場を考えつつ、納得のいくお別れができるように心に留めておきたい一冊です。
Posted by ブクログ
主人公、サツキさんの野次馬根性にとても共感を覚えてしまった。他人のゴタゴタが大好物で、夫家族の間に勃発したあれやこれやも聞き逃すまいと奔走してる姿が笑える。私も同じタイプだ。
なんにせよ、選択的夫婦別姓はよ!
Posted by ブクログ
石屋に嫁いで17年。
この本は、読まなきゃ、と思っていた一冊。
そして読後、感想をめちゃくちゃ考え一生懸命書いていたら、いつの間にか寝落ち。
全て消去。
は?
この経験皆さんありますか?
絶望しました。うっかりすると全部消えてしまうのですね…(-_-)
さて、気を取り直して感想を。ちくしょ〜。
この本は、姑の「絶対にお父さんと同じお墓に入りたくない!」「樹木葬にして!」という遺言から墓じまいへと話が進むのだが、まあ色んな問題が寄せ集まってくるのです。
主人公は松尾五月61歳。(この方の夫の母の上記の遺言から騒動が勃発。)五月は娘が二人いるのだが、二人共未婚。片方は結婚後の苗字を巡り、恋人と別れて9年が経ってしまった38歳。もう片方は、恋人と婚約したのだが自称フェミニストの彼に疑問を抱き始めた32歳。
五月の夫の慎二には、実家の近くに嫁に行った姉の光代63歳(息子二人)と、都会にある嫁の実家に住む兄の秋彦65歳(子供なし)がいる。そして父(妻に同じ墓に入りたくないと言われた人)の壱郎89歳。
登場人物が多い…。
まだいるし。
五月の娘の婚約者の中林悟37歳(一人っ子)。とその両親。
とまぁ沢山出てきます。そしてそこに、墓守、夫婦別姓、改葬費用、樹木葬、少子化というワードが次々と問題化されます。
私は夫婦別姓について何の知識もありませんでした。日本だけなんですね、法律で夫婦同姓が決められてる国は。(-_-)
全て自分ごとなのに色々知らなかったし、考えもしなかったから話し合ってもこなかった。
まあ、嫁に行ったら夫の姓になるのは当たり前だと思ってたし、墓を継ぐのも当然だと。
でもね、ここ数年は墓じまいの仕事ばかり増えてこの問題に直面してた。
私は現場要員なのでお施主様とのやり取りはしないから詳しい内情は分からないのですが、墓じまいは後継者問題ですよね…。
田舎の立派なお墓も跡取りがいない、もしくは都会に暮らすので管理が出来ない、等。
でも墓じまいをきちんとされるのは良いことだと思います。無縁仏の多いこと、多いこと…。
切ないです。
しかし!多額の費用が掛かるのでどうしようもない方がいるのも分かります!
そうなんです、墓じまいはとてつもなく大変なのです。ほぼ自分のところで施工してないお墓なので構造が謎な事が多く、狭い場所で他所のお墓に傷を付けないように解体したりするのでめちゃくちゃ神経使います。何より重機が入らない、クレーンが届かないは地獄です。手作業です。夫婦二人で腰や腕が折れるかと思うくらいの重労働です。
今年はご新規無かったな〜。今の現場も墓じまい。
皆さん、人ごとではありませんよ!
この本を是非お読みになって身につまされてください。
墓じまいの指南書は数多く出版されてますが、こちらの方が色んな意味で勉強になります笑
私は合祀墓でも全然いいと思いまーす!
(うちにとっては死活問題なのにね笑)
Posted by ブクログ
お墓のあり方、結婚後の苗字、どれも興味深くあっという間に読んだ
それぞれの考えがわかるし、でもおじいちゃんが、奥さんの樹木葬を受け入れていくのはよかった
お墓のこと、色々心配になるけど、あんまり先のことまで考えなくてもいいのかなと思った
女の住職さんと話をしてみたいなー
Posted by ブクログ
基本的に長男嫁さつき目線で語られるんだけど、この長男嫁が面白い。61歳女性なんだけど、将来のちびまる子ちゃんみたいな感じ。
義母の「夫と同じ墓にだけは入りたくない」って遺言から全てが始まるんですが、エンタメとして楽しんでる。
さつきの再婚相手である夫の実家のお墓問題と、さっきの娘の婚約者の実家のお墓問題が同時進行なんだけど、どちらもなかなか厄介で面白い。両家の家系図も付いてるから親切だし。
日本人のお年寄りの家とかお墓についての考えもよく分かるし、外国でも面白がられるかも?
私は何も残らないくらい焼いてくれるのがベストだけどな。。母の実家の400年続いたお墓は墓じまいしたし、父も夫も次男だし、お墓問題と無縁でいられますように。
Posted by ブクログ
301ページ
1600円
2025年9月22日〜9月26日
男女平等がさかんに謳われる時代に生まれた私でさえも、見えない不平等に心の底では腹立たしさを感じていた。それを表に出すことさえも、得体のしれない何かに押さえつけられていたように思う。お墓のことから、名前の呼び名、男女不平等の現実など、心の奥底の思いに気づかせてくれた一冊だった。何度も読みたいし、手元に置いておきたいと思う。
Posted by ブクログ
面白かった!
登場人物がみーんな個性があって、ストーリーも痛快だった。こういったおうち事情は世の中にあふれているはずなのに、一般的なものとしてなかなか話題には上がらないものだなと思った(わたしが疎いだけかな)。
お墓やお寺事情なども知れてためになった。最後に参考文献が載っていたが、事前に念入りに取材しているんだなぁと感じられる。
苗字についてあれこれやりとりする様は、世のすべての男性に読んでほしい。中林悟さんや鈴木さんのような人はまだまだたくさんいる。思いもしなかった別の視点を思い知れるはず。
個人的には、“誰もが後顧の憂いなく公営墓地に眠れる公共事業”に賛成だ。
Posted by ブクログ
「お墓のことって、いつかは考えないといけないけど、正直後回しにしている」
そんな人ほど、この本は他人事じゃなく刺さってきます。
『墓じまいラプソディ』は、親の死や先祖の供養をきっかけに、「誰が」「どこで」「どうやって」弔うのかという現代ならではの問題に直面する人たちの群像劇です。少子化、核家族化、地方の過疎化といった現実が背景にあり、いわゆる“お墓を守るのが当たり前”という価値観が、静かに崩れていく様子が描かれます。
面白いのは、この作品が「墓じまい=合理的で正しい」とも、「伝統を守るべき」とも単純に言わないところ。世代や立場によって考え方がまったく違い、そのズレがとてもリアルです。ある人にとってはご先祖との絆であり、別の人にとっては重荷でしかない。その両方が同時に成り立ってしまうのが、現代の家族の難しさだと感じました。
また、重たいテーマなのに語り口はどこか軽やかで、クスッと笑える場面も多い。樹木葬や改葬費用といった知識もさりげなく盛り込まれていて、「物語として読める社会問題の入門書」のようでもあります。
読み終えたあと、自分の家族や、自分自身の“その後”を考えずにはいられませんでした。お墓とは、過去を守るためのものなのか、それとも生きている人のためのものなのか。本書は答えを押しつけず、「あなたならどうする?」と静かに問いかけてきます。今まさに迷っている人にも、まだ先の話だと思っている人にも、そっと読んでほしい一冊です。
Posted by ブクログ
変な言い方ですが、とても面白かった!
垣谷さんの話らしく
またまた、イヤ~な男性たちが色々出てきました。
五月さんのストレートな発言が痛快で面白かったです。
お墓についてだけでなく
夫婦の姓について、田舎での嫁の扱いなど
色々考えることもあり、興味深く読みました。
Posted by ブクログ
「墓じまい」の解説本よりためになる
お墓の話と 夫婦別姓の話と両方とも考えさせられる話
男女の価値観の違いがこういうところで露呈する
何でお墓なんてあるんだろう…と真剣に思う
みんな土に還してあげればいいのに
最近の樹木葬では骨壷に入っているのがほとんどだから土には還らない
自分は海か山に散骨か 子供達が許せば火葬の後そのまま処分でも構わないのだが。
Posted by ブクログ
名字変わるの嫌なの、自分だけじゃないんだなあと。男女ともに抵抗あるよね。。もしくは手続きを簡略化してほしい。選択別姓、早く可決してほしい。
Posted by ブクログ
田畑や職業をその土地で受け継ぐ時代から。職業や住む土地を自由に選ぶ時代になって、墓のあり方も変わる。
大正生まれの両親と平成生まれの子供のいる昭和世代として、まさに経験してきた世界で共感しました。
Posted by ブクログ
☆4.5
お墓のことや選択的夫婦別姓について書かれてあり とても興味深くて面白かった。
結婚する時、苗字が変わることには全く何も思わなかったけど 私も旦那の両親のお墓には入りたくないな…
お墓はいらない、散骨して欲しいと子供達には一応は伝えてあるけど 死んじゃった後のことは生きてる人がどうするか決めるんだし 自分にはどうすることも出来ないよね。
そうは言っても 私は両親のお墓参りに行くのは 会いに行くって気がしていたし たまに行きたいと思ってた方なんだけど…
人それぞれの気持ちの問題で いろんな意見があるから 何が正しいとかってないだろうけど 私は部屋に飾ってある両親の写真を時々眺めて 2人を思い出している…それでいいじゃん!って思ってる。私が死んだら そうやって時々思い出して欲しいもん。
Posted by ブクログ
はじめからもう面白い。
面白いのに墓仕舞いについて、男の浅はかな考え方についてよく描かれている。
東日本と西日本で骨つぼの大きさがちがうなど知らない事だらけだった。
本当、墓仕舞いって大変なんだな。
Posted by ブクログ
旦那や舅、姑に読んで欲しい1冊。
お墓や結婚時の名字について、書かれていたお話し。
私は結婚で名字を変える事に全く異議はなかった。
当たり前に思っていたし、面倒とも思わなかった。
でも、お墓に関しては全く同感。
生きている今、二世帯住宅で生活は別とはいえ、色々呼ばれ関わりがあるので、お墓までは一緒には入りたくはありません。
この本は2年前に書かれた本だけど、まだまだ長男が墓を守っていく感じなので、あと何年かで旦那を私側に、善子や光代、五月寄りにしたいな〜と思った本でした。
何度も頷く場面があり、楽しく知恵にもなった作品でした。
Posted by ブクログ
誰にでも関係のある墓問題や夫婦の姓にまつわる悩みがわかりやすく描かれていてためになった。テーマは重いのに、文章が軽やかで読みやすく、最後まで面白かった。昔も今も、女性が感じる不満はあまり変わっていないんだなと思う。「嫁」という立場を見直さない限り、結婚に踏み出せない女性は増えるだろうし、なんでも「嫁任せ」にする地域からは、ますます女性が離れていきそう。
Posted by ブクログ
書籍最後の参考文献を見るにつけ、この内容を理解し、自分のものにして、小説内に落とし込むって、小説家の頭の良さって!
最後に出てくる、
後悔するな、私。
大丈夫だよ、私。
多くの大人がこういう自分なりの呪文の言葉を胸に踏ん張ってるんだろうと思う。
Posted by ブクログ
これからの墓事情が浮き彫りになったような
話しだった
垣谷さんの作品を立て続けに読んだが染み付いた
男尊女卑や過去から引き継ぐ先祖代々みたいな
これまでの日本の考えがどんどんと崩れていく
のが改めてよく分かった
現実味があり過ぎて時々読んでて具合い悪く
なりそうでした笑
Posted by ブクログ
すぐに読み終えた!
最近、途中でリタイアする作品が多いけどこれはいけた
読みやすい
結婚する時、墓守の心配するんかな?
夫婦の形、家族の形が面白い
墓まで一緒がいやという姑、それがはじまり。
そこまで私は思えてないけどな。
住職のセリフが良かった
おばちゃんには楽しめた一冊です
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白かった!!!
私も五月の考えに近いなぁ
大事なのは、今生きてる人
両親のお墓は両方とも永代供養で、比較的都心にあるから両親が亡くなった後も私はお墓参りに行きやすいと思う。
個人的にはそれはありがたいことだなあと思うし、私が死んだ後もそうしてもらいたいな。
夫側のお墓に入るより、両親がいるところと同じところに入りたいなあ、、、
でも夫とも同じお墓がいい、、、
死ぬ間際に夫と同じ墓には絶対に入りたくないと言った主人公の姑の気持ちを想像するといたたまれなかった、、、
昔の家族観とか、夫婦観って、やっぱり今の私には受け入れられへんなあー。
やっぱ昔と今じゃ役割が変わってきてるのが原因やろうなぁ。
墓じまいの話かと思いきや、結構夫婦別姓についての観点も大きかった。
いまだに、私としては夫婦別姓に「賛成!」とは言いきられへんなぁー。
勉強するほど、どうするのが正解かわからない
夫婦別姓である日本の、圧倒的なメリットが知りたい。
逆に、外国はどうしてるの?なんで夫婦別姓で成り立ってるの?気になるー!!!!
Posted by ブクログ
一族で継承していくのが当たり前だったお墓は、時代の流れで個人個人が利用するものに変わりつつある。少子化や核家族化で、継承者がいないのだ。そんなホットな話題を題材にした小説。
以前は一族のお墓に入るのが当たり前であったし、疑問を持つ人も多くなかった。しかし今は違う。価値観は変化し、多様性が騒がれる時代だ。
加えてお墓の管理は、手間もお金もかかるとなれば、墓じまいが加速するのは当然の流れだろう。
小説としておもしろいのはもちろん、実際問題になっているネタ(法外な離断料・改葬費用、お墓の管理をめぐるいざこざなど)が盛り込まれており勉強になった。
未来のお墓はどうなっているのかな。自分が死ぬ頃には、想像もできない埋葬方法が主流になっているかもしれない。諸行無常
Posted by ブクログ
墓じまい、人ごとではなく深刻な問題。それぞれ登場人物の視点から見た想いや考えがみられて面白かったし、共感できた。樹木葬なんて考えてみたことがなかったけど、調べてみたくなりました。
Posted by ブクログ
墓なんて嫁いだ先のものに入るものだと思っていたたが、なるほど樹木葬や墓じまいも今後トレンドになって行くのかも。新しい視点を得られたと同時に、今まで意識していなかったことを正面から突きつけられて、いずれは選択していかないといけないのか、とフィクションながら少し義務感をも感じた1冊。もうしばらく目を逸らしていようかな…
Posted by ブクログ
そろそろ自分も墓じまいとか、離檀とかが気になりだしたので読んでみました。
選択的夫婦別姓も大きなテーマになっています。
さくさく進んで、なかなか面白い小説です。
Posted by ブクログ
檀家を出て、
父の遺骨を納骨堂に移した時の事を
思い出しながら読んだ。以前から、
檀家から出る時は大変だとは聞いていた。
この小説のように、高額料金を請求される事は
無かったが、かなり嫌な顔をされ
しばらく口もきいてくれなかった。
仏に仕える人も、所詮は人間なのだと、
妙に納得したのを覚えている。
(※全ての僧侶の方に対して言っているわけでは
ありません)
従来通りの墓で、後を継ぐ者がいるのであれば
そのままでいいと思うし、継ぐ者がいなければ
納骨堂や樹木葬、いろいろな形で故人を
偲んでいけばいいのではないかと思う。
一番は、本人がどうしたいか。
普段は、お互い言いたい事を、
円満にすごすために我慢しているけれど、
どこかで、気まずい思いをしてでも
言わなきゃいけない時は、言わないと
駄目なんだと思う、特に親戚には。
ただ、後、小説のように上手く収まってくれれば
いいけど。
中林家の悟と母親の順子の親子の
鹿児島の本家のお墓参りをする際のエピソードが、かなり可笑しかった。
さすが親子、かなり感覚がズレている。
Posted by ブクログ
読み始めた時、まーた選択的夫婦別姓かよーってゲンナリしたの。
でも読み進めていくとスカッとするのよね。
女性たちの胸の内が笑
私には今のところ守るべき墓もなく。
私も夫も分家だからね。
正直私自身はお墓もいらないと思ってて。
いつか墓じまいにあたって面倒をかけるくらいなら、合同墓でいいと思ってる。
さらにいえば夫と義父母と同じ墓に入りたくない。
それなら自由気ままに1人がいい。
ちょっと前に両親がお墓を見に行ったんだって。
姉と3人、樹木葬にしようと思ってたらしい。
でも樹木葬はもういっぱいでダメだったんだって。
それで普通のお墓エリアと合同墓を見学して、今は普通のお墓に気持ちが傾いているらしい。
…ねーえ?ウチ2人姉妹よ?
しかもお姉ちゃんに墓守なんかできるはずないじゃない。
ちょっと待ってよ。
どうすんのよ、その先さー。
って思ってたら、そこのお墓は苗字が違っても入れるんだってー。って。
いやいや、私にだって入る墓を選ぶ権利っちゅーものがあるのだよ…
確かに夫の墓に入るくらいなら、両親の墓がいいけども、私は娘たちにそういう面倒なものを残したくないのだよ。
てゆうかさ、なんで本家の墓には入れないの?
別に良くない!?当事者達がよければさー。
そうすれば私も気兼ねなく祖父母の墓参りだってできるのに。(いや向こうが気兼ねするか…仲は良いけど)
墓問題、今の時代厄介だわー。