墓じまいラプソディ

墓じまいラプソディ

1,699円 (税込)

8pt

「夫の墓には死んでも入りたくない」義母の遺言から始まった墓問題。それは親類や子どもたちを巻き込み、墓の必要性などを考えるきっかけになっていく。「遺骨は燃えるゴミに出せばいいじゃない!」と言いたくなるほど面倒な、明日は我が身の墓騒動小説。

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墓じまいラプソディ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月20日

    墓じまいがテーマだけれど、そこに繋がる選択的夫婦別姓の話や、男尊女卑のような根深い課題が取り上げられている。分かりやすく読みやすい作品。
    少子化が進み、地元を出ていく人が増え、墓守の役割を担えなくなる人はこれからどんどん増えていく一方。お寺さんも後継者不足、資金不足で大変。この問題、リアルな日本では...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月23日

    冒頭から最後まで、男たちにムキーーー!!!
    嫁や妻や娘など立場の違いはあれど、ほぼ全ての女たちの気持ちに共感。
    一緒にむっとしたり、はあ?と言いたくなったりと、感情が上がりっぱなし。
    これよこれ、垣谷美雨さんの世界。

    夫婦や親子で名字が異なると家族の絆が...という言い分は、
    無痛分娩だと子どもに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月18日

    すごい!めちゃくちゃ参考になった!
    お墓を作ってもいつかは無縁仏になる。
    考えることを先延ばしにしていたけれど、親や自分のお墓のこと、真剣に向き合わないといけない時がすぐそこまできている。親戚との関係もあるし、お金も絡むし、、、問題山積。

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    Posted by ブクログ 2024年03月13日

    主要登場人物たちそれぞれの視点からストーリーが展開されていく。
    墓問題、夫婦別姓など、さまざまな現代社会問題が取り上げられていた。
    喜子が、夫と同じお墓に入りたくないという願いを遺し、そのことから、家族や親戚を巻き込み、様々な問題が引き起こされていく。
    墓の必要性や、生きている人間の大切さを問いかけ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月10日

    お墓問題と夫婦別姓問題にまつわる話。

    垣谷さんの描く女性たちは、ほんとうに気持ちがいい!
    『男は言われなきゃわからないと言うけれど、だったら言えばわかるのかというと、言ってもわからないのだ。』そのとおり!

    でも、男性の中にも素敵に変わっていく人もたくさん。

    自分の名前や、いつかはやってくるお墓...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月07日

    墓じまい、常々考えている。垣谷さんは、登場人物の語りを通して私の考えを代弁してくれる。いつも共感の嵐。

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    Posted by ブクログ 2024年04月19日

    核家族、少子化、都市部一極集中で地方の衰退、夫婦別姓、等々さまざまな問題が交錯し、最終的には墓じまい問題へと繋がっていく。
    墓についての考えもそれぞれで、死んで骨になったら魚の骨と同じでカルシウムだ、という考えに賛成した。
    日本に墓石が出来て何年たつのだろう?
    長い人類の歴史のなかでつい最近ではない...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月12日

    とても読みやすい。
    アップデートできる人とアップデートできない人もいる。
    諸行無常、色即是空を心に留めてアップデートして残りの人生を穏やかに過ごしたい。

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    Posted by ブクログ 2024年04月08日

    墓じまい、自分も考えなきゃいけない。
    でも親戚が文句言うだろうなあ。とほとんど同じような悩みを持つので、のめり込んで読んでしまった。

    垣谷さんはいつも題材の選び方がすごくうまい。

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    Posted by ブクログ 2024年03月30日

    松尾詩穂は中林悟と結婚をするはずだったのだが、松尾家の祖母が祖父と一緒のお墓に入れないでくれと遺言を娘に託したことから、お墓とは何か墓守とは?様々な人達に問題が波及していく。諸行無常。色即是空。二つの言葉が印象に残った。

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