小説・文芸の高評価レビュー
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全てが明らかになったときに、見える新たな読み
Vシリーズも段々と読み進め、登場人物たちの人となりもだいぶわかり始めてきたころのこの作品は、スタイリッシュなどんでん返しが清々しい作品になっていた。個人的には一番好き。
豪華客船から一人の人間と、一つの絵が消えたとあるように大きく分けると二つの事件が起こっているように見える。紅子さんや保呂草さんなどいつものメンバーのやりとりや推理の中から見えてくるものもあるし、こういった舞台設定においてはどのような結末になりやすいかというものもあるので、人間サイドの方の方法論はあらかたわかりやすいものになっている。
ここからすごいのがこの作品で、掛け算のよう -
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最近ちょうど花に興味を持ち、お花屋さんに寄ることが多かったので購入。たくさん出てくる花たちの画像を調べながら読み進めるのが楽しかった。
職場での環境、人間関係って本当に大事だよなと思った。自分もこの川原崎花店みたいな、アットホームで働きやすい職場を見つけたい。
その働きやすさに胡座をかかず、自分の夢に向かって行動している紀久子さんにも勇気をもらった。
光代さんの、
「若いうちに自分のやりたいことに取り組まなくちゃ。歳を取るにつれ、難しくなっていくからね。」
の言葉が響いた。
よく道端で見かける「満天星」
読み方初めて知った。花って面白い。
続編も読んでみたいなあ
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心を抉られるような感覚だった。
就活を始める前に読んでおきたいと思い読み始めたが、正解だったように思う。自分が内定がもらえない状態で読んでいたら、しばらく動けなくなるくらい酷く落ち込んだだろう。
常に冷静なかっこいい自分でいたくて、熱くなっている人たちのことを遠巻きに見て「恥ずかしい人」と馬鹿にして、自分はいつか「何者」かになれると漠然と信じている。「何者」かになるための対価など払うつもりもないくせに。自分が特別ではないことを薄々感じながらも必死に見ないふりして、1番恥ずかしいのが自分であるとも気づかずに。
拓人は私だ。だからこそ、この物語は私にとっても再生の物語である。かっこわるい自分 -
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ネタバレ沙月の父は実は二季草だった。
沙月の母、藤子は二季草がゲイだと薄々気づいてたけど、一緒にいたいから黙ったまま付きあってた。
二季草がこの気持ちのまま付き合うのが申し訳ないから藤子を振った。
藤子は別れた後、二季草との子供を妊娠していたことを知った。
沙月が二季草の作品のオーディションに行った時、二季草は自分の子だと思い、四国に住んでいる純子の元に向かう。
最終的には純子は沙月の父は二季草だと行ったのかな?
沙月は婚約者、元マネージャーと実家に訪れた時、尊敬していた二季草と母、純子が一緒にいて、積もる話があるから。とというところで終わった。
二季草は学生の頃から一緒にいて居心地がいい純子と -
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椎名くんってそんなに魅力的な人なのかな。
なんて思いながら読んでいたけれど、椎名くんみたいな男の子がいたらきっと、私も好きになっちゃうんだろうなあ。笑
椎名くん自身の心理描写が少ないから、あの時あの瞬間、彼がどんな事を考えていたのか分からなくて、どうしてこんな事をするのか掴めなくて、でもそんな事はぜんぜん重要じゃなくって、誰かの心に忘れられない思い出として残っているということ。
自分の人生と彼の人生が少しだけ重なっていた瞬間。何もかもがキラキラして見えたあの日々と彼のこと。
私も誰かにとっての椎名くんになれているのかな、そんな風に思った。 -
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私の推しブンちゃんの初書籍!
初めてSNSでブンちゃんを見たとき、ブンちゃんはキッチンにあるベンチに座ってタバコを吸っていた。
その姿がなんとも言えない雰囲気で、SNSの動画を見漁っていくうちに、「この人ってほんとにいるのかな…」って思うようになった。
ブンちゃんにしかない雰囲気があって、いるのかいないのか不思議な感覚で、古着屋さんの匂いのお香の煙のような人だなぁって。
でも、今回の書籍を読んでブンちゃんっていう人が現実味を帯びた気がする。
ほんとに少しだけど。
ブンちゃんの世界にはそうなっている理由がしっかりあって、そんなブンちゃんの世界を少しだけ覗かせてもらった気持ち。
これからも