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Posted by ブクログ
依頼人が持つ日記というわずかな手がかりから、生家を探すという静かな感じで物語は始まります。
タイトルにもなっている「武家屋敷」という単語から横溝正史的な因習的な要素があるかと思いましたが、一部江戸時代の話は出てくるもののそのようなことはなく、武家屋敷を舞台の一部として物語は展開されていきます。
生家を突き止め、母親の独白から過去の事件が現在の物語にも影を落としていきます。
主人公の一人でもある川路弁護士が過去の出来事を追っていく中で、「何が真実なのか」「誰が何を行ったのか」を考えながら読み進めていくことになります。
情報量が多く、厚みのある一冊で、やりすぎミステリと評されるいる通り、ボリューム的にはかなり読み応えのある作品でした。
最後の最後まで話が二転三転するため、内容をしっかり整頓せずに読み進めると、一ヶ月後には事件の概要や人物関係があやふやになりそうな印象を受けました。
Posted by ブクログ
以前から気になっていた作品。たまたま巡り会えたので購入。まず分厚さに面食らう。想像の倍はありました。
読み始めてみたら、某館シリーズの暗黒館を彷彿とさせる雰囲気で、不気味さと不可思議さ満載の世界観に一気に引き込まれる。次に某カササギ殺人事件のような、物語の重なり方に感動すら感じでどんどん読み進めた。
実は上記の2作品は正直個人的には苦手で読むのに苦労したけれど、この小説はなぜかとても読みやすかった。前述の通りかなり分量はあるが、あっという間に読み終えることができた。
物語は本当に謎だらけ。読み進めるほどに謎が増えていって、何度もオチは超常現象か?と思うほどだったけど、最後はしっかり論理的に解明されていて驚いた。
ただ、、その解明がすごく難しい!
何度も「図を、、図解をください、、」と思ってしまった。もうこの時点で理解ギリギリだったのに、最後の最後にさらにブッ込まれてしまいもうお手上げ状態。
2度読みはしますけど、、、しますけども詰め込みすぎじゃない?と思ってみなさんのレビューを読んで、初めて『やりミス』という言葉を知りました。
なるほど、やりすぎミステリーの略なんですね。
正にですね!
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