1Q84―BOOK3〈10月-12月〉前編―(新潮文庫)
  • 完結

1Q84―BOOK3〈10月-12月〉前編―(新潮文庫)

737円 (税込)

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青豆は「さきがけ」のリーダーが最後に口にした言葉を覚えている。「君は重い試練をくぐり抜けなくてはならない。それをくぐり抜けたとき、ものごとのあるべき姿を目にするはずだ」。彼は何かを知っていた。とても大事なことを。──暗闇の中でうごめく追跡者牛河、天吾が迷いこんだ海辺の「猫の町」、青豆が宿した小さき生命……1Q84年、混沌の世界を貫く謎は、はたして解かれるのか。

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  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉前編―(新潮文庫)
    完結
    649円 (税込)
    1Q84年──私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう、青豆はそう決めた。Qはquestion markのQだ。疑問を背負ったもの。彼女は歩きながら一人で肯いた。好もうが好むまいが、私は今この「1Q84年」に身を置いている。私の知っていた1984年はもうどこにも存在しない。……ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』に導かれて、主人公・青豆と天吾の不思議な物語がはじまる。
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉後編―(新潮文庫)
    完結
    649円 (税込)
    ふかえりはきっと特別な存在なんだ、と天吾はあらためて思った。ほかの少女たちと比べることなんてできない。彼女は間違いなくおれにとって、何らかの意味を持っている。それなのにどうしてもそのメッセージを読み解くことができない。……『空気さなぎ』、宗教集団さきがけ、リトル・ピープル、そして夜空に浮かぶ月。謎に満ちた「1Q84年の世界」を生きる天吾と青豆の運命は──。
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉前編―(新潮文庫)
    完結
    693円 (税込)
    心から一歩も外に出ないものごとなんて、この世界には存在しない──君たち二人の運命が、ただの成り行きによってここで邂逅したわけではない。君たちは入るべくしてこの世界に足を踏み入れたのだ。この1Q84年に。……雷鳴とどろく夜、青豆はさきがけのリーダーから「秘密」を明かされる。天吾と父親の宿命的な再会、そして猫の町。二人が迷いこんだ世界の謎はまだ消えない。
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉後編―(新潮文庫)
    完結
    649円 (税込)
    青豆に言わなくてはならないことがいくつもあった。しかし今ここで天吾にできるのは、ただ名前を口にすることだけだ。青豆、と彼は呼びかけた。それから思い切って手を伸ばし、空気さなぎの中に横たわっている少女の手に触れた。……天吾と青豆、空に二つの月が浮かぶ1Q84年の世界で、二人はもう一度めぐり逢えるのか。深い森の中へ分け入るように、物語は続いて行く──。
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉前編―(新潮文庫)
    完結
    737円 (税込)
    青豆は「さきがけ」のリーダーが最後に口にした言葉を覚えている。「君は重い試練をくぐり抜けなくてはならない。それをくぐり抜けたとき、ものごとのあるべき姿を目にするはずだ」。彼は何かを知っていた。とても大事なことを。──暗闇の中でうごめく追跡者牛河、天吾が迷いこんだ海辺の「猫の町」、青豆が宿した小さき生命……1Q84年、混沌の世界を貫く謎は、はたして解かれるのか。
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉後編―(新潮文庫)
    完結
    737円 (税込)
    その誰かは、そこにあるものが本当にあることを確認するために、彼の幅広い手をいっそう強く握りしめた。長く滑らかな指、そして強い芯を持っている。青豆、と天吾は思った。しかし声には出さなかった。彼はその手を記憶していた。──青豆と天吾、二人は「物語」の深い森を抜けてめぐり逢い、その手を結び合わせることができるのか。ひとつきりの月が浮かぶ夜空に向かって……。

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1Q84―BOOK3〈10月-12月〉前編―(新潮文庫) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年06月14日

    5巻の始まりが牛河だったので、一瞬もう読む気力を失いかけてたのが反転。 予期しない展開に惹かれて5巻はペースアップで読めました。 村上春樹さんは、牛河を読者にまずとことん嫌い、キモいと思わせる書き方が上手ですね(笑)。 ところがどっこい、読んでるうちに、あ、また騙された、実はかなりわかってる奴じゃな...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月15日

    青豆と天吾の再会は近い?
    そして青豆を追う牛河という男の章も登場。
    二人は再会できるのか、それとも牛河ら「さきがけ」の人間たちに邪魔されるのか。
    いよいよ次はラスト。

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月21日

    全6巻中5巻のこの本まで読んできたが、読み進めていく事に段々とあらゆる事実が判明していき、5巻の最後で衝撃的な事実が判明する。
    最後の6巻でどう結末まで持っていかれるのかすごく楽しみだ

    0
    購入済み

    難しいけど面白い

    2023年01月01日

    村上さん作品は何度も読んでわかることもあれば、さくっと頭の中に入る物もある
    読んでいる時々の年齢で、「あ、そういうことか」とより深く感じることもある。
    今回も買って良かった。

    0

    Posted by ブクログ 2021年08月01日

    思ったことを頭の中で整理せずに感想書いたから文章ぐっちゃぐちゃw
    さすが村上春樹さんの世界観でした
    多くの謎を残したまま終わってしまうのはスッキリしない部分があるけど深みがある
    とにかく例えが面白い
    村上春樹さんが脳に描いていたふかえり、その他登場人物の姿を見てみたい

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月17日

    5でほんとに結末までいくのか?って思うけど牛河の時間軸が新しく登場したことで切迫した感じは伝わってくる。
    牛河編を入れたのは大正解だったな。

    0

    Posted by ブクログ 2023年07月23日

    この巻についての独立した感想は無いが、村上春樹の小説はやはり日本語が上手い。日本語が上手いシリーズで他の作家も読んでみたい。

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月16日

    牛河のパートがここにきて加わる。
    BOOK1,2のような感じとは変わって進み方が変わった。どちらかといえば丁寧に今までの出来事をちゃんと振り返って、これから何が起こるのか起ころうとしているのかという感じ。それを楽しみにBOOK3後半に行こうと思う。

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月14日

    いよいよ物語も佳境に入ってきました。
    なんだかとても登場人物に感情移入してきたので少し寂しくも感じます。

    0

    Posted by ブクログ 2022年05月14日

    脇役だと思っていた牛河の視点も描かれるようになり
    物語がサスペンス感が増えた。

    青豆が見る夢が正夢にならないことを願う。
    ラスト一冊最後まで楽しみたい。

    0

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