1Q84―BOOK3〈10月-12月〉前編―(新潮文庫)
  • 完結

1Q84―BOOK3〈10月-12月〉前編―(新潮文庫)

小説・文芸
935円 (税込)

4pt

青豆は「さきがけ」のリーダーが最後に口にした言葉を覚えている。「君は重い試練をくぐり抜けなくてはならない。それをくぐり抜けたとき、ものごとのあるべき姿を目にするはずだ」。彼は何かを知っていた。とても大事なことを。──暗闇の中でうごめく追跡者牛河、天吾が迷いこんだ海辺の「猫の町」、青豆が宿した小さき生命……1Q84年、混沌の世界を貫く謎は、はたして解かれるのか。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    1Q84(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    882279
  • 電子版発売日
    :
    2020年12月18日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

閲覧環境

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1Q84(新潮文庫) の一覧

全6巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~6件目 / 6件
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉前編―(新潮文庫)
    完結
    880円 (税込)
    1Q84年──私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう、青豆はそう決めた。Qはquestion markのQだ。疑問を背負ったもの。彼女は歩きながら一人で肯いた。好もうが好むまいが、私は今この「1Q84年」に身を置いている。私の知っていた1984年はもうどこにも存在しない。……ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』に導かれて、主人公・青豆と天吾の不思議な物語がはじまる。
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉後編―(新潮文庫)
    完結
    880円 (税込)
    ふかえりはきっと特別な存在なんだ、と天吾はあらためて思った。ほかの少女たちと比べることなんてできない。彼女は間違いなくおれにとって、何らかの意味を持っている。それなのにどうしてもそのメッセージを読み解くことができない。……『空気さなぎ』、宗教集団さきがけ、リトル・ピープル、そして夜空に浮かぶ月。謎に満ちた「1Q84年の世界」を生きる天吾と青豆の運命は──。
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉前編―(新潮文庫)
    完結
    825円 (税込)
    心から一歩も外に出ないものごとなんて、この世界には存在しない──君たち二人の運命が、ただの成り行きによってここで邂逅したわけではない。君たちは入るべくしてこの世界に足を踏み入れたのだ。この1Q84年に。……雷鳴とどろく夜、青豆はさきがけのリーダーから「秘密」を明かされる。天吾と父親の宿命的な再会、そして猫の町。二人が迷いこんだ世界の謎はまだ消えない。
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉後編―(新潮文庫)
    完結
    781円 (税込)
    青豆に言わなくてはならないことがいくつもあった。しかし今ここで天吾にできるのは、ただ名前を口にすることだけだ。青豆、と彼は呼びかけた。それから思い切って手を伸ばし、空気さなぎの中に横たわっている少女の手に触れた。……天吾と青豆、空に二つの月が浮かぶ1Q84年の世界で、二人はもう一度めぐり逢えるのか。深い森の中へ分け入るように、物語は続いて行く──。
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉前編―(新潮文庫)
    完結
    935円 (税込)
    青豆は「さきがけ」のリーダーが最後に口にした言葉を覚えている。「君は重い試練をくぐり抜けなくてはならない。それをくぐり抜けたとき、ものごとのあるべき姿を目にするはずだ」。彼は何かを知っていた。とても大事なことを。──暗闇の中でうごめく追跡者牛河、天吾が迷いこんだ海辺の「猫の町」、青豆が宿した小さき生命……1Q84年、混沌の世界を貫く謎は、はたして解かれるのか。
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉後編―(新潮文庫)
    完結
    935円 (税込)
    その誰かは、そこにあるものが本当にあることを確認するために、彼の幅広い手をいっそう強く握りしめた。長く滑らかな指、そして強い芯を持っている。青豆、と天吾は思った。しかし声には出さなかった。彼はその手を記憶していた。──青豆と天吾、二人は「物語」の深い森を抜けてめぐり逢い、その手を結び合わせることができるのか。ひとつきりの月が浮かぶ夜空に向かって……。

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1Q84―BOOK3〈10月-12月〉前編―(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「おいしいものをたらふく食べて、お酒を飲んで、大きな声で歌を歌って、たわいの無いおしゃべりをして。~アタマを思いっきり発散するようなことって。」
    「なにか気晴らしみたいなことをしただろうか?」

    騒がしい教室のすみまでしっかりと通る声だ。
    職業が人を作るのだと、牛河は感心した。

    止まらない

    0
    2026年07月04日

    Posted by ブクログ

    村上春樹さんは
    女性のことを崇高し、大切にしている。
    それは、女性の登場人物に対する繊細な解説や艶やかな表現の言葉選びから見て分かる。

    0
    2026年05月24日

    Posted by ブクログ

     物語は凪の状態に入った。雲の上を歩いているのに、心臓の在処だけははっきりしているような感覚。心をあっちやこっちに引っ張るエンターテイメント的な展開が一切ないのに、固定された心臓が絶えず振動し続ける。文体の美しさと展開の静けさによる妙。長編でしか成し遂げられない言語空間が立ち上がっている。
     読者の日常生活の中に、日常世界とは異なる言語空間を立ち上げること。優れた小説家にはこんなことができるのか、という感動。

    0
    2026年01月31日

    Posted by ブクログ

    村上春樹は20年近く続けてきた一人称「僕」で小説を書くことがだんだん息苦しくなってきて、『ねじまき鳥クロニクル』(1994)を最後に、三人称での語りを取り入れたみたい(参考文献:村上春樹『職業としての小説家』新潮文庫)

    『1Q84』は、カルト集団のリーダーを暗殺した青豆と、青豆と特別な関係を持つ天吾の2人の三人称の語りで交互に物語が進んできたけど、この巻からはまさかの牛河(カルト集団に雇われた醜い容貌の追跡者)の語りも加わった!

    青豆と天吾の周囲には時空や次元を超える不思議な世界があるけど、そこに現実世界の牛河が加わることで、スイカに塩をかけて甘さを引き立たせるような効果が生まれた

    ところで、安達クミという登場人物が自分のことを、「パッとしない名前でしょ?」と言うシーンがあり、なんで??としばらく考えてたけど、名前の最後に"ん"を付けたらっていうこと!?(まさかまさか)

    Haruki Murakami gradually found writing novels in the first person using "boku" (I), which he had continued for nearly 20 years, to be increasingly stifling. After "The Wind-Up Bird Chronicle" (1994), he began to incorporate third-person narration (Reference: Haruki Murakami, "Novelist as a Profession," Shincho Bunko).

    In "1Q84," the story had progressed alternately from the perspectives of two characters: Aomame, who assassinated the cult leader, and Tengo, who has a special relationship with Aomame. However, from this volume onward, unexpectedly, the perspective of Ushikawa (an ugly tracker hired by the cult) was added!

    Around Aomame and Tengo exists a mysterious world that transcends space, time, and dimensions. By adding Ushikawa's viewpoint from the real world, it created an effect like sprinkling salt on a watermelon to enhance its sweetness.

    By the way, there is a scene where a character named Kumi Adachi says, "Isn't it a dull name?" I wondered why for a while—but does it mean that adding the syllable "n" to the end of the name would change that!? (No way, no way)

    0
    2025年11月26日

    Posted by ブクログ

    ある種、秩序やルールが存在する世界
    それは、体系的に描かれた文学の世界そのものであり尚且つ我々が向かい合う社会構造そのものである。
    それが能動的に襲ってくるということが起きないだけで
    つまりはデタッチメント的側面で生きていても社会との接点や、その牙から掻い潜ると言うことは上手く実行することはできないのだ。
    秩序は個人を強制的に社会に同居させそれはある種困惑を産むかもしれないが、それは適合も産む
    変化は進化であり、退化も進化なのだ。
    村上春樹がエルサレム賞でしたスピーチ
    卵と壁
    まるで、ルールは壁で個人は卵である。
    それを体現しているかのように理不尽に、天吾と青豆の元に秩序は襲いかかる

    --------
    2人は世界の秩序に飲み込まれて言ったかのように見えた
    しかし、それは秩序ではなく元から存在した不確かで意地悪ななにかであった
    人間は生まれながらにして、家庭や教室という秩序建てされた環境での生活を強いられる
    (例えば青豆で言えばカルトである)
    つまり、我々はいくら社会と距離を取っていたとしてもそれと生まれた時から結びついて言ってしまっているだ
    簡単に言えばデタッチメントはこじんでの成立も破綻している
    それがわかった巻であった
    しかし、それを法を犯そうした途端に彼らに牙を剥く
    殺人罪、そして虚偽の詐欺罪
    彼らが無意識に潜在的に犯した罪こそが彼らを秩序なき1Q84の世界に導いたのだと確信をする。
    その世界で個人的な社会である、自分と向き合い社会との接点を上手く得る
    今度は社会との接点、そして理不尽なまでに牙を持った1Q84の世界との仲直りだ
    これを読んでいた際彼らに必要なのは正常の生活に戻ること、
    つまり彼らが理想として掲げて生活する個人地味た生活に戻ることだと思っていた
    しかし、そうでは無い、彼らに必要だったのは社会との和解だったのだ。
    牛河についても面白い、ねじまき鳥クロニクルの牛久を思い出すが、彼を醜いと稀有する人々により彼は自分を醜いと定義している。
    それはある種の生きやすさを彼に産んでいる
    不動産でやけに信用された際には彼が新人だからなのかと思い込む描写が描かれる。
    しかし、それは違う。本質的に牛河が醜いかは彼が語る彼自身にか定義されていないのだ。
    それが面白い。その構造が面白い
    ルールや社会は他人が決めているのもである種距離をとって生活をする、しかし、それを無くして生きることは出来ないという現れなのだ。

    とにかく次巻で完結だ
    ポストモダン的な彼らは世界とどのように接点を見つけるのか、それとも社会へのデタッチメントを貫く為の何かを見つけるのか
    村上春樹は何を思うのか
    とても楽しみである

    0
    2025年10月13日

    Posted by ブクログ

    残すところ後1作となった1Q84。まだまだ多数の謎に満ちており、続きが実に気になります。残り400ページ足らずでどのような結論に行き着くのか楽しみです。

    0
    2025年04月03日

    購入済み

    難しいけど面白い

    村上さん作品は何度も読んでわかることもあれば、さくっと頭の中に入る物もある
    読んでいる時々の年齢で、「あ、そういうことか」とより深く感じることもある。
    今回も買って良かった。

    0
    2023年01月01日

    Posted by ブクログ

    序盤に少しだけ出て、気味の悪さだけ残した牛河が青豆や天吾と同列に「三人称一元視点」で語られる。

    牛河の登場で物語が一気に進んでいくが、青豆と天吾は無事再会できるのか。そして青豆の妊娠の謎も気になる。
    最終巻でどう伏線を回収するのか楽しみだ。

    0
    2026年07月02日

    Posted by ブクログ

    1984年と1Q84年の二つの世界が混じり合いながら物語は展開していきます。
    BOOK1では謎が多くて、十分に引き込まれました。
    BOOK2、BOOK3で色々と明確になっていきますが、青豆と天吾の絡みも含めて、世界観に透明性が出てきて読み込んでしまいました。
    ただ、最終的に根本的な解決は…と思ってしまい、キレイに納めた感で誤魔化されないぞと思ってしまいました。
    長編ですが、飽きることなく世界観を堪能できました。
    私事ではありますが、2000冊を突破しました。
    人生の中で後何冊読むことができるのかはわかりませんが、一冊でも多くの本を読みたいと思っています。
    子供の頃から本を与えてくれた両親に感謝し、ゲームばっかりやっている子供たちに、彼らにとって衝撃な一冊を、自分たちで見つけてほしいと強く願う父でした。

    0
    2026年06月26日

    Posted by ブクログ

    いよいよ物語は終盤、ラスト一歩手前!
    お互いの存在をはっきりと意識し、引き寄せ合う天吾と青豆。その一方で、怪しげな組織の男・牛河が登場し、物語の緊張感が一気に高まりました。
    独特な存在感を放つこの牛河、一体何者なんだろう……?
    次がついに最終巻。二人の運命がどうなるのか、結末が気になって仕方がありません!

    0
    2026年05月28日

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    :
    小説・文芸
  • ジャンル
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    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    1Q84(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    882279
  • 電子版発売日
    :
    2020年12月18日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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