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青豆に言わなくてはならないことがいくつもあった。しかし今ここで天吾にできるのは、ただ名前を口にすることだけだ。青豆、と彼は呼びかけた。それから思い切って手を伸ばし、空気さなぎの中に横たわっている少女の手に触れた。……天吾と青豆、空に二つの月が浮かぶ1Q84年の世界で、二人はもう一度めぐり逢えるのか。深い森の中へ分け入るように、物語は続いて行く──。
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Posted by ブクログ
本当に好き。ページを捲る手が止まらない。 色んなことが繋がってくる。全てが伏線に思える。「物語の中にいったん拳銃が登場したら、それはどこかで発射されなくてはならないの。」 BOOK2 の前編でも思ったが、何のために生きるのか、みたいなことが様々な人物を通して語られている。タマルが旧友の話をしなが...続きを読むら「言葉ではうまく説明はつかないが意味を持つ風景。俺たちはその何かにうまく説明をつけるために生きていると思われる節がある。」と言っていた部分とか。 BOOK2からBOOK3の発売までは1年あいているらしい。その時代に戻りたい。まだBOOK3が存在していないところでゆっくりと最初から読み直したい。でも目の前に続きがあるから読まずにはいられない。というわけで楽しく続きを読みます。
美しい抽象的な比喩と引用がやはり凄まじい。 抽象者を残した表現は読者に咀嚼することを要求し,それはある種の煌めきを見つけることや発見に近いなにかを引き出す そして映画の比喩も素晴らしい 時代感とその場の雰囲気のわからなさ それこそがそれをよりそのシーンにしている これは美しい また,父親と青豆と...続きを読むふかえりと。 それぞれが単調に進んで変わっていく様がとても美しい。 空気さなぎは何を指し示すのか,どうして我々の前に現れるのか.精神的な弱さが弱点な人間は果たしててんごだけなのか. 物語の濃淡は驚くほどに濃く,ストーリーは単調である. そのキャップがある種時間の経過間隔を危うくさせてしまうのがすごくリアルで鮮明な読書体験を産んでいる。 変化は進化を指し示すのか,それとも退化を指し示すのか。 何かの形がいじられるということはどのような影響を及ぼすのか. また,ここにきて鮮明に描かれたメタ構造がとても美しい. 創作をするという行為の当事者意識や,それを描くことでそれに否応なく関わってしまうということを自覚させられた村上春樹の哲学が読み取れる。 そして,それがある種、雷であるとか雨であるとか,はたまた曇りであるとか。 そんなものが指し示す物語のいく先を理解した人物が存在するということがとても面白い 危うい存在がその危うさを言語化できないのもリアルで良い。 物語の当事者はどうして物語がそのように転がるのかそこまでは認知できないのがこの物語の展開において親切なガイドであり且つその奇妙さを深掘りさせている。素晴らしい技法である
さあ、青豆はどうなるのか。 この世界はいったい何なのか。 ようやく、空気さなぎやリトルピープルの姿が見えてきたけれど、それがいったい何を意味するのかは不明です。残り2冊を楽しんでいきます。
どうにかして青豆と天吾を会わせてあげたい。 そんな思いが強くなっていった。 最後の二つの章があまりにも鮮烈で 衝撃的だから。 共通するのは自分の中の 真実、本当をまっすぐに受け入れているところ。 かすかに光明はあるのか。 今日、第5巻も手に入れたから 明日の朝、扉が開かれる。
深い
他のレビュアーさんも書かれているように、現実なのかそうじゃないのか。 主人公達がどうなっていくのか、とても深い。 でも楽しい
1984年と1Q84年の二つの世界が混じり合いながら物語は展開していきます。 BOOK1では謎が多くて、十分に引き込まれました。 BOOK2、BOOK3で色々と明確になっていきますが、青豆と天吾の絡みも含めて、世界観に透明性が出てきて読み込んでしまいました。 ただ、最終的に根本的な解決は…と思ってし...続きを読むまい、キレイに納めた感で誤魔化されないぞと思ってしまいました。 長編ですが、飽きることなく世界観を堪能できました。 私事ではありますが、2000冊を突破しました。 人生の中で後何冊読むことができるのかはわかりませんが、一冊でも多くの本を読みたいと思っています。 子供の頃から本を与えてくれた両親に感謝し、ゲームばっかりやっている子供たちに、彼らにとって衝撃な一冊を、自分たちで見つけてほしいと強く願う父でした。
青豆の身に何が起こったのか、不安のまま4冊目が終了。 天吾と再会できるまであと少しのところまできているのに、磁石の反発のように離されていく辛さ... 5冊目は休日を利用して一気に読みたい!
青豆さんと天吾くんの想い、すべてを超えて繋がってほしい!!! サスペンスを多く読みますが、殺人後の犯人の心持ちに親近感を覚える本は少ないだろうと思います。 青豆さんの気持ちを細かに具体的に書き表している訳ではないけれど、快楽でも憎しみでもひどい罪悪感などでもなく、大きな精神的疲労であって、発散のよ...続きを読むうなものが必要、とのこと。 人を殺したことはないけれど、私は仕事上人が亡くなる場面には出くわします。何度あっても慣れないし、まさに精神的疲労、発散したくなるのはとてもわかる(私は酒と食欲w)。 ほんの一瞬で、こちらの世界からあちらの世界に逝く境界線って何だろうって。 青豆さん、本当にすごい女性だな。 でも性描写、場面はもっと少なくていいな。。 ...(lll- -)チーン その性行為の話、いりますか??もしくは、必要でしたか??ストーリー全体に影響しますかね??と、そこは中々受容しがたい。
ついに物語は終盤へ。 青豆と天吾が、お互いの存在をはっきりと求め合い自覚していく姿に、読んでいて熱いものが込み上げました。 二人の距離がぐっと近づき、もう先が気になりすぎて止まりません。 早く続きを読みます!
まだ謎は深い。深いが確実に核心に近づいている。 「さきがけ」のリーダーを殺害した青豆。 逃亡生活の中で2つの月を見る天吾を目撃する。 近づくも間に合わずすれ違う2人。 やはり簡単には出会えない。 リトルピープルの実在に気づき、危険を感じる天吾。 危篤の父を見舞うその時、空気さなぎに遭遇する。 その中...続きを読むには、かつての天吾を揺さぶった10歳の青豆の姿が。 「僕はかならず君をみつける」その決意を強固なものにした天吾。 果たして2人は出会うのか、青豆は生きているのか。 非常にまだまだ謎が深い。しかしページを捲る手が止まらない。
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1Q84(新潮文庫)
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