ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 同志少女よ、敵を撃て

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    ネタバレ

    誰が敵で誰が味方なのか。最初は敵軍が憎いが1番最後にどんでん返しされる
    結局セラフィマの敵は敵兵じゃなくて戦場においてあたかも物のように扱われる女性や生きるために仕方なく敵兵と恋人になる女性。そんな女性の扱いかたが蔓延ってる兵士たち。最後同郷(唯一の)男を殺して(女性に手荒くしないと言った直後に性的に敵の女性を扱う)それ見た教官がい私がやったことにするってそして規律を破った教官をセラフィマが同族殺しを止めたことにしろって言ったのが悲しい。結局1番近くにいて1番厳しくしてくれた教官がいちばんの味方すぎて...タイトル回収、最後の意味がわかると重みがます。もう凄いとしか言いようがない。最終的に幸せそうに暮らす描写があるので後味は良い。一緒に戦った仲間もすごくいい

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    2026年09月12日
  • 新宿鮫 新宿鮫1~新装版~

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    人に勧められて読んでみた。
    自分では、まず手に取ることがないような本だった。
    でも、そういうものとの新しい出会いが楽しい。

    自分の信条に忠実な鮫島という男。
    一匹狼な警部が、ひとつの事件を追いかけていく。
    やくざ、ロックミュージシャンの彼女、警察官、銃の密造人、など。
    私の今まで読んできた本にはまず出てこない人たち。
    知らない世界を知れた感じで楽しかった。

    とりあえず3冊買ったし、次を読むのも楽しみだ。

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    2026年09月12日
  • 成瀬は信じた道をいく(新潮文庫)

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    とうとう、成瀬シリーズ三作目。
    成瀬の魅力に引き込まれすぎて、実在の人物ではないとわかっているのに、本の中の登場人物たちと同様に、インターネットで、成瀬がどんな人なのか、検索したくなる。
    この夏、私に元気をくれた成瀬とその周りの人たちに、心から伝えたい。ありがとう!大人になった成瀬も変わらず、今の魅力的な成瀬でいてね。

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    2026年09月12日
  • 博士の愛した数式

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    記憶が80分しか持たないかつての数学博士とシンママ家政婦である私の話。
    博士の語る数学は小難しい話なのに興味をもたせるいい先生としての話
    何も分からないルートと私が考えることを否定しない博士の姿勢が最高
    ある時には私達は友達として博士と遊んだりする。そんなよくわからん関係にほっこりする

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    2026年09月12日
  • 向日葵の咲かない夏

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    ネタバレ

    明確な犯人はいない
    みんながみんなやることでできた
    sクンは結局自殺
    最後はありがちなサイコパス展開
    先生が疑われたのは可哀想。だけどあんな異状性癖者が先生なの嫌だ。
    生まれ変わりを鍵にしているけど結局自分の罪悪感から見える妄想って感じ。母親があんなに酷いのも無理。パパも最悪。だけど最後には両親に助けられて1人生き残っちゃうの逃げられなくて深い。
    主人公の自分の世界あるの面白い。全部ちょっとずつ違和感あって最後全部わかるのめっちゃ爽快感

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    2026年09月12日
  • 成瀬は天下を取りにいく(新潮文庫)

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    久しぶりに睡眠より読みたいが勝つほど面白い本にであった。
    私自身、成瀬と同様で、自覚はないが、自由人、いい人だけどわがままと言われてきた。
    いつも、私の通訳をしてくれる親友に改めて感謝の言葉を伝えようと思う。

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    2026年09月12日
  • だいじょうぶ3組

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    読むのは小学生のとき以来。
    教育という模範解答のない世界で、自分の障害を個性として子どもたちとぶつかっていく教師の姿に何度も泣きそうになった。
    熱いけれど優しいメッセージを感じて、何度読んでもとても好きな作品。

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    2026年09月12日
  • 恋するソマリア

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    今年読んだ中で一番面白かった。ソマリランドと南部ソマリアの真の素顔を知るためにここまで時間と労力とお金を費やすことができるのはまさしく恋としか言いようがない。こういうことをやりたくても私なら自分にブレーキをかけてしまうので、筆者のバイタリティが羨ましいし、嫉妬すら覚える。

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    2026年09月12日
  • 地雷グリコ

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    射守矢ちゃんが天才すぎる。ダンジョンみたいな本で敵が次々出てきてそれを倒していくって流れが面白い。しかも毎回トリックが完璧。最後の最後で負けたかって思ったけどそれすらも裏の裏をかく感じ。思考がすごい。ゲームのルールを聞いてそのルールを確認し前提にある隙を潰すことで勝つ。ルール違反じゃなく、むしろ則って勝つ。艶やかで細やか、賭ケグルイに似てる。特に相手を油断させるために負けるっていう度胸がすごい。それこそ2巻3巻と続いて欲しい。最後のボス?絵空は戦略的に生きすぎていて怖かったけどね....真兎の鉱田ちゃんに対する誠実さが好き♡

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    2026年09月12日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    ネタバレ

    タイトルと違わない短編集。どれも私のこと?と思ってしまうような身近でやってしまいがちな傷つけ方。有名人になった人を知っていたりして、昔は目立たなかった、って言いがちだしこちらとしては貶めたい訳でなく今を褒めたい為に何気なく言ってしまう事ってあると思う。親が何でも義務のように子どもに経験させる、子どもと親、どちらの気持ちもうまく描かれ苦しくなる。自分に自信がなくなり、だんだん何も言えなくなる。

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    2026年09月12日
  • さかさ星

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    ネタバレ

    特に詳しい説明もないまま、不穏な空気を出しながら、凄惨な殺人現場になったと思われるお屋敷で、次々と霊能者が霊視をしていく。主人公はYouTuberという設定で、それをカメラにおさめていく、という物語進行。とにかく呪物ありすぎ。それにまつわる歴史や登場人物もありすぎ。覚えられない。
    なんかホラーゲームのような物語だなと思った。クロックタワーゴーストヘッドを思い出した。ちょっとちがうけど。たくさんの呪物。その中でも特級呪物もあるし味方になる呪物もあるしそれをどう見極めるのか?黒幕は誰?次に呪いの標的になるのは誰?それをどう守る?最後は霊能者とも分断されてYouTuberひとりで戦わないといけない。うまく作られてるなーと思った!

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    2026年09月12日
  • 晴明の娘 白狐姫、お兄様たちに守られる

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    熀子の2人の兄に焦点があたって嬉しい。
    2人とも素敵だわ。
    2人の将来は、明るいものに違いない。試練があってもちゃんと乗り越えていけると信じている。

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    2026年09月12日
  • すみれ荘ファミリア

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    タイトルから、ほのぼのとしたゆったりな展開かと思っていましたが、いい意味で予想を裏切られて夢中になって読みました。
    凪良先生の作品は、人の内面や心情の描写をとても繊細に描いているように感じ、醜さや心の痛みなど(自分にも当てはまるという猛省も含めて)に目を逸らしてしまいたくなることがあります。この作品も、登場人物それぞれの心の歪みのようなものが、さらりと、でも少しもごまかされることなく描かれています。それでも、読んだ後に落ち込んだり暗い気持ちにならないところが、凪良先生の作品の好きなところです。
    巻末に加筆された『表面張力』の中の、「いつも的外れで、そこが憎めない人だ。」という一文を見たときに、あぁよかった…と、心が晴れ渡りました。
    とてもおもしろかったです!

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    2026年09月12日
  • 羊と鋼の森

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    ネタバレ

    泣いた。
    小説で涙腺が緩むということはあまりないのだが…。
    主人公の成長物語もよかったけれど、それ以上に双子の姉妹がよかった。

    ・自分(妹)が病気でピアノを弾けなくなっても姉を心配するところ。
    ・一度キャンセルされた調律が、姉の「プロになる」という覚悟をきっかけに再開されるところ。
    ・そして店で姉がピアノを弾き、調律師たちが驚く場面。
    ・最後に妹も調理師を目指し、「姉のピアノを自分が調律したい」と思うところ

    二人を周りの人たちが応援しているのも含めて、とても好きだった。自分にとっては、双子のほうが主人公に感じたくらい。

    「あらすじに静謐な筆致」とあり、少し疑いながら読み始めたけれど、本当に文章の質が違う。文章なのに、ピアノの音が脳の中に入ってきて理解できてしまう感覚。

    『鹿の王』の後だった影響もありそうだが、ページ数の割にぎゅっと詰まっていて、本当に上質な小説を味わったという感じ。
    家にピアノもあって、調律師も来るけど、ちょっと見方が変わった。

    ちょっと読めない漢字が多かったかな…。「静謐」「翳る」「湛える」など。勉強しよっと…。

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    2026年09月12日
  • 愚か者の石

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    続いてゆーき本さんの本棚から

    硬軟両極端な河﨑秋子さんのこれはもちろん硬の方

    河﨑秋子さんの本はいつも「生きる」ってことが重要なテーマな気がする

    「生きる」理由について考える

    様々なものがあるようにも思う
    またそんなものはないようにも思える

    ただ「生きる」のみのような気がする
    理由なんてないのかもしれない
    理由なんて必要ないのかもしれない

    ところでタロットカードの大アルカナ「愚者(The Fool)」のカードには「新しい始まり」「自由」「無限の可能性」を意味するという

    解釈としては「 決まった形に縛られず、自分の直感を信じて新しい一歩を踏み出すタイミングを示す」ということだそうだ

    そんなラストだったようにも思えた

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    2026年09月12日
  • 松本清張の女たち

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    松本清張の作品を、女性の登場人物という切り口で解説した本。清純なお嬢さんや、悪女や、不貞をはたらく母親など。あらためて、清張作品を読みたくなりました。

    何度よんでも面白い、清張さんの器の大きさ素晴らしさを再認識。未読がたくさんあるので、どんどん読もうとモチベーションが上がった。

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    2026年09月12日
  • 真鶴

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    本のカバーに白地に赤の文字で「真鶴」。
    窓際のソファーの背もたれの上に、
    なぜかずっと読み終えないで中断したまま飾っていた。赤かった文字も色褪せて、薄い水色に。
    幾度かの再開中断を経て、
    今日読み終えた。

    読み終わるのが惜しかったのかも。

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    2026年09月12日
  • 君が最後に遺した歌

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    今回の作品で一条先生の作品を読んだのは、
    3作品目です。

    どの作品の主人公も澄んでいて、
    キラキラしていて、眩しくて。

    大人になった私にはどんなに
    手を伸ばしても、届かない。

    綺麗な世界に行けた気分になる作品でした。

    私は映像化された作品を先に
    読んでいだけれど、
    原作のラストのままの映像化も
    観てみたいと思いました。

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    2026年09月12日
  • とわの庭(新潮文庫)

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     盲目の女の子とわは大好きな母と二人暮らし。でもある日、母がいなくなり…。とわの成長物語り。
     母と娘の呪縛を絡めながら、とわは自立していく。孤独や、飢えに苦しむ場面は、物語りに引き込まれる。早く抜け出して〜って祈る様に、ページをめくった。一方で、苦しみだけではなくて、庭の移ろいや、鳥の声、本を読む時間、人とのつながりなど、人生の輝きもある。
     結局、親の愛情も、親から受けた傷も、人生を歩む中で少しずつ自分のものにしていくしかないのだと思う。
     母の呪縛から完全に自由になることは難しいかもしれない。それでも、自分の幸せは、自分の力でつかみ取るしかないのだと感じた。

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    2026年09月12日
  • 傾斜のマリア

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    シリーズものだけど、当然前の話は忘れている中、主人公のキャラクターと何かありそうな雰囲気で読ませる一冊。さすがのクオリティー。

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    2026年09月12日