ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 風と共にゆとりぬ

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    最近、朝井リョウさんのPodcastをよく聴いているせいで、脳内でずっとあのテンションで再生されてしまい、笑いが止まりません。

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    2026年05月14日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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     周囲三キロ弱の小さな無人島、徒島。旅行に訪れた七人は友人同士だが、その中のひとり樋藤はこの旅行中、友人たち全員を殺す、という殺害計画を練っていた。復讐のために。しかし樋藤が計画を実行する前に友人のひとりが殺されてしまう。舌を切り取られた状態で。それは彼らの過去にとって重要な意味を持つものだった。やがてひとり、またひとり、と……。

     ということで本作は、『そして誰もいなくなった』や『十角館の殺人』のオマージュ的にはじまり、途中で大きく色を変えていく作品です。ちょっと変わる程度ではなく、まったく別の作品を読んでいるのではと思うほど変わります。前作の『此の世の果ての殺人』の時も感じたのですが、ど

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    2026年05月14日
  • レーエンデ国物語 月と太陽

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    初めて星5じゃ足りないと思いました。何度でも読みたい。本を1冊しか手元に残せない状況になったら私はこの物語を取っておきたい

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    2026年05月14日
  • 犬のかたちをしているもの

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    “自分の内側の整理”ができた本だった。

    「子どもが欲しいかどうか」みたいな表面的な話じゃなくて、もっと奥にある“自分は何を求めていたのか”に気づかせてくれた話だった。

    この本は答えをくれるタイプじゃないが、私にとっては、自分の気持ちに名前をつけるきっかけになった一冊になったように感じる。

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    2026年05月14日
  • 月白

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    宇佐美まことさんの作品は、重いものから比較的軽いものまで結構振り幅があると思うが、今作は個人的に当たりの重め作品だった。

    章の構成と語り手の入れ替わりが上手いし、大垣氏がほとんど口を開かないのもいい。

    上野駅の銀座線への連絡通路や階段はよく通っていたけど、あそこはなんとなく空気が重いと感じていたことを思い出した。

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    2026年05月14日
  • 普通の子

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    自分の子が母親も、“普通の子”であることに執着し続け、息子が被害者であることを疑わない姿勢に母は強し、と感じたのも束の間。

    そのズレが少しずつ歪みを大きくしていき壊れていくまでがリアル。

    母の過去時代のいじめと、息子の事件を双方書くことで、教室の悪者像をこれでもかと見せられた。

    母親は完全にモンスターペアレント寄りだし、息子も純粋な被害者ではなく、本物の嘘つきとして描かれているように感じてならない。弁解の余地が無さそうだ。

    本当に居たのかと思うほどにリアル。
    息子の嘘の付き方。
    母の無鉄砲さ。
    自身の立場への緩すぎる感覚…

    読後感はかなり重いが、人間の嫌なリアルさがずっと残る作品。

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    2026年05月14日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    前作では歩美は高校生で使者の見習いのような感じだったが、この作品では社会人として働き、使者としても活動する歩美が描かれている。
    満月の夜に1度だけ死者と会えるという条件のもとさまざまなエピソードが描かれている素敵。
    副題になっている「想い人の心得」が1番好きだった。身分違いの恋や感情をツナグを通じて何度も伝えており、それが成就してかけがえのない時間を過ごしている描写はとても心に残った。
    歩美自身の人生も良い方向に進んでいくようなラストだったため読んでいてほっこりした。

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    2026年05月14日
  • 小説

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    人生で本を読んだ経験が少なく、「この本はおもしろい」といった感覚がわからない。本書はたいへん集中して読むことができた。学がないので読み方がわからない漢字や意味がわからない単語があったが、読むのを止める理由にはならなかった。調べつつ読んだ。最後の一文を読んだ後の余韻が心地よかった。これがおもしろいということなのかなと思った。

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    2026年05月14日
  • 人生を変えたコント

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    普段の明るさからは想像できない壮絶ないじめを受けていたことに驚いた。
    周りを巻き込み、コントで青春を取り返す姿は圧巻だった。
    逆境に頑張って立ち向かえとは言わないせいやの優しさが沁みる。

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    2026年05月14日
  • 忌名の如き贄るもの

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    ネタバレ

     生名鳴地方に伝わる「忌名の儀礼」、儀式の最中に起こった村の有力者・尼耳家の跡継ぎ殺害事件、目撃された異形のもの"角目"など本作もホラーミステリーの面白さと持ち前の多重解決の鮮やかさに魅了されながら、終盤で明かされる真相が過去イチの衝撃だった。特にラスト一行の怖さ…

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    2026年05月14日
  • 白夜行

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    ネタバレ

    金、暴力、セックスを巡って雪穂や桐原亮司が画策、暗躍、共犯する作品

    雪穂と桐原亮司の関係を考えると、言葉で表すのが非常に難しいと思う(仲間、共犯、恋人、パートナーどれも違う気がする)
    『太陽にかわるもの』と作中で出てきて、最後にそれを切り捨てて、雪穂にとって桐原亮司とはなんだったのか考えるのが止まらない。

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    2026年05月14日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    映像化絶対不可能と言われていた名作、映像化しましたね!やっと読みました。
    きれ〜〜に騙された!今までネタバレを踏まず、どストレートに「あの一行」を食らえたのは本当に幸運でした…最高の体験だった〜

    無人島、謎の館クローズドサークル、ミス研、どんでん返し、これらを王道として楽しめるのは、この本が一ジャンルを築く程の衝撃をミステリー界に与えたから。と言うのも頷ける。
    しかし十角館の何が良いって、キャラがめちゃめちゃ魅力的なんですよね!!
    ミステリで人が死んで悲しみが先行する事、普段あまり無いんですけど、本当に惜しい。みんな生きていてよ…と思ってしまう。
    40年近く時代が違うのでみんな所構わずスパ

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    2026年05月14日
  • 絶望ノート

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    葉桜より、面白かった。
    気持ちよく裏切られた。
    分厚さを感じずに一気読み。
    伏線には気付けるし、怪しいな、っていうのも分かるんだけど展開は読めなくて楽しかった!!

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    2026年05月14日
  • チョコレート・ピース

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    読み始めてすぐ"読み終わるのがもったいない"と思ってしまったのは、優しくてどこか懐かしい雰囲気があふれていたからかな。
    確かにいろんな節目にチョコレートってあったなぁって。こんなふうに時間を重ねてきたんだなと自分のことも振り返ってみたり。

    やっぱり大好き!と改めて実感した青山先生の一冊

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    2026年05月14日
  • 漂流

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    ネタバレ

    これって江戸時代の『プロジェクト・ヘイル・メアリー』じゃない?
    昨年読んだ『破船』もヤバかったけど、この『漂流』もえげつなかった。最後の方、電車の中で泣きながら読んでた。

    後から漂着したグループが先着民の異様な姿を見たりサバイバル譚を聞いたりして絶望、そして先着民は仲間が増えて大喜びっていうめちゃくちゃ残酷なテンドンがリアルだわ〜〜〜〜

    衰弱して死にゆく男が仲間に「(もしお前たちが日本に帰れたら)妻に苦労をかけてすまなかったと、そして息子たちには、決して船乗りになってはならぬと伝えてくれ」って遺言するシーンが個人的に一番食らったかも。

    あと最後の方、船が完成していよいよ出航が近づいた頃は

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    2026年05月14日
  • ももこのまんねん日記

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    いいなあこんな暮らしがしたいよう
    aikoと親交あったんだ!!
    さくらももこってこんなに左っぽかったっけ?

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    2026年05月14日
  • 有頂天家族

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    天晴れ!

    天狗、阿呆の狸、人間、天狗のような人間、人間のような狸、人間らしい人間…

    私の住む街にも、天狗も狸も人間も住んでいるのだろうな。

    何はともあれ、とても面白い小説だったからとても良い小説なのだ!

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    2026年05月13日
  • 闇祓

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    構成が点と点が繋がっていくような感覚で面白かった。
    決して他人事ではない、人間の嫌な部分がよく書かれている。そんな作品でした。

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    2026年05月13日
  • 容疑者Xの献身

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    いやー、泣かされました。いろんな人がすすめている理由がよくわかります。犯人やトリックを推理するというよりも登場人物が幸せな未来を、過ごして欲しいなぁーとひたすら願いながら読んだ本ですね。

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    2026年05月13日
  • 暗黒の瞬間

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    弁護士たる彼女の正義が、貫かれる瞬間に得られるものは…その正義の源は…
    軽やかに読ませるのに、湿度も伴う。

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    2026年05月13日