ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 世界の誕生日

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     米文学の巨匠アーシュラ・K・ル・グインの短編集。ネビュラ賞とローカス賞を受賞している。全8編からなり、そのうち6編が<ハイニッシュ・ユニバース>ものである。
     
     初めてル・グインを読む方には、あまりおすすめできない。「闇の左手」から読んでほしい。ただ、 ル・グインのファンなら読むべし。

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    2026年01月31日
  • ロバのクサツネと歩く日本

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    ヤギと暮らしてみたい私にとって、ロバと旅した日々を綴ったこの本には、楽しく、面白く、うらやましいエピソードが詰め込まれていた。ロバもいいなぁ。目がかわいい。耳もかわいい。
    行く先々での出会いは、この世界には考え方の様々な、たくさんの人が住んでいるという当たり前のことに気づかされる。
    そして、思った以上に寛容で親切な人がいることに安心もする。わたしもその中のひとりでいられるように、こころに余裕を持って生きたい。

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    2026年01月31日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    ネタバレ

    原田マハさんの本は3冊目。
    一番好きかもしれません。

    棟方志功さんと妻チヤさんの物語。
    コミカルで笑ってしまう場面、思わず涙してしまう場面、様々でした。

    成功するのは分かっているのに、柳宗悦さん・濱田庄司さんとの出会いの場面は胸が熱くなりました。

    東京大空襲のところも印象的でした。
    「ワぁの命にも等しいもん」は何か。
    心が温かくなりました。
    「版上に咲く」というタイトルに込められた意味も、良かったです。

    夫婦の物語は、既にドラマ化されたことがあるようですが、この本を原作として、朝ドラにしてくれたらいいのになと思いました。



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    2026年01月31日
  • 天然日和

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    ネタバレ

    <忘備録・ネタバレあり>

    私が憧れている人。
    30代前半くらいのときに書いたものなのに、思慮深くて感性が豊かで研ぎ澄まされ、言語化能力も高くて驚いた。
    自分とよく向き合い、自分自身のこと、自分は何が好きかをよく理解している。私なんて未だにわからないのに…
    逃げずに内観し、乗り越えて、どんどん自分と仲良くなれている人なのだなとかんじた。

    一貫して「自分は自分でいたい」という芯を感じた。自分のことがあまり好きではなく、常に「あの人のようになりたい」と思っている自分との格の違いに愕然とする。

    そもそも「人と比べたり負けたくないと思ったことがなく、ただ自分自身にだけ負けたくなかった」、といえると

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    2026年01月31日
  • 有罪、とAIは告げた

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    最近話題の多いAIをテーマにしたミステリー。
    最後のどんでん返しが効いています。
    さすが、中山七里さんですね。
    あの高遠寺 円さんが、裁判官として登場するのも嬉しいですね。

    東京地裁の新人裁判官・高遠寺 円は、総括判事の寺脇から、中国から提供されたAI裁判官『法神2』の検証を命じられた。

    AI裁判官は、人間の裁判官が苦労して作成した文章を一瞬で作成し、その内容も遜色ないものであった。

    そして、18歳の少年が父親を刺殺する事件が起きた。裁判長の檜葉は、試しにAI裁判官を試したところ、その結果は『死刑』であった。
    果たして、その内容で本当に良いのか?

    AIと人間の境は、そしてそれぞれの役割

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    2026年01月31日
  • その復讐、お預かりします

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    とにかく面白い内容だった(笑)
    登場人物の描写がイメージしやすく頭の中で実写ドラマ化して読み進めてしまった位(笑)
    続編は今現在予定無いようだけど…(残念)できたら絶対に読みたいな♪

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    2026年01月31日
  • ストーンサークルの殺人

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    600頁近くある厚めの本でしたが、テンポよく一気に読み終わりました。事件の描写が少し生々しくて引きましたが、米国の息もつかせずアクションの連続でもなく、北欧の静かな中で淡々と進むミステリーでもなく、ほどよく楽しめました。このシリーズはお勧めだと思います。既に2作目を読み始めていますが、主人公の話の背景が続くので、この第一作から読み始めるのをお勧めします。

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    2026年01月31日
  • 告白

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    ネタバレ

    中学校教師の森口悠子は、終業式の場で、自身の娘が事故ではなく生徒二人によって殺されたこと、そしてその犯人がこのクラスにいることを淡々と告白します。物語はその「告白」を皮切りに、関係者それぞれの視点から語られていきます。

    犯人の少年たち、クラスメイト、母親など、複数の「告白」を通して事件の真相と人間関係が少しずつ明らかになり、登場人物それぞれの歪んだ心理や正義感が浮き彫りになります。特に森口先生の復讐は非常に冷酷で計算されており、読み進めるほどに恐怖と緊張感が増していきます。

    復讐の是非、加害者と被害者の境界、そして「正しさ」とは何かを考えさせられる作品で、読後も強烈な余韻が残りました。単な

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    2026年01月31日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    2026.01.31

    就活 人気IT企業の最終選考 グループディスカッション 告発写真 犯人は? 10年後 最後の告発状

    面白かった。伏線やミスリード、構成がとてもうまい。ハッピーエンドてわけでもないんだけど、いい読後感。

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    2026年01月31日
  • 散り花

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    「散り花」・・・・タイトルが好い!
    正直、
    ずっとプロレスを蔑んで見ていた。
    スポーツの一角に入れられているのに納得いかなかった。
    興味を持ったものの、コチラを読み始めることに抵抗があった。
    ・・・・なのに、
    読み始めから一気に惹き込まれて読破。
    そして、当作品に感動してしまった。
    惚れてしまいました。
    ・・・
    脳内での主人公は、ケンドーコバヤシ。
    終始、渋く、ハードボイルドの世界観。
    映画を観ているようでした。
    面白かった!

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    2026年01月31日
  • 月とアマリリス

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    初めての町田さんのミステリー、しかも長編、字の小ささに最初はビビり、でもやっぱり引き込まれてしまいました。殺人事件を起こした人物それぞれの生い立ちには心が痛みましたが、主人公のみちるが挫折しつつも這い上がり、取材に没頭し、友人に巡り合い、過去の自分に向き合う姿を応援しながら読み終えました。ずっと「町田さんなら最後はハッピーエンドの筈」と思いながら。

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    2026年01月31日
  • いただきます。 人生が変わる「守衛室の師匠」の教え

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    すごくよかった。
    どの仕事も誰がやっても誰かの役に立つ立派なこと。
    生きてくうえで、目の前のものや出来事について深く考えさせられるきっかけとなった。
    今この本に出会えてよかった。

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    2026年01月31日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    ファンタジーが読みたいなって思ってたら、大好きな町田そのこさんのファンタジーが出て購入!
    エスタとレルファンの恋にきゅんきゅんしながら読んだ。
    ピュアすぎてつらかった。
    面白かったから、下巻もすぐに読みたい!

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    2026年01月31日
  • 降りる人

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    とても好きなタイプ。映画『PERFECT DAYS』のようなそうでないような、と感じながら読んでいたので道尾さんの選評におおっ、となりました。次作タノチミ。

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    2026年01月31日
  • 夜明けまでに誰かが

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    主人公の少女レッドの心情にこちらもドギマギ、閉じ込められたRV車の中での緊迫感、真相に辿り着くまでの高揚感が素晴らしい。前作「自由研究に向かない殺人」と同様に少女たちの友情が描かれるのが気に入っています。

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    2026年01月31日
  • 神様のカルテ2

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    人を救うために自分の命を削って働くドクターたち

    それでも鋭利な刃で切られるかのような心許ない言葉を浴びせられる

    自分の命のみならず家族までを犠牲にして

    本当に何のために自分は生きているのだろうと

    でもドクターは生きている人たちの命を救うと同時にその死に様にもしっかり責任を持って向き合っているのだ

    最後には夜空に輝く満点の星空が一人一人の人の命の輝きに見えてくる

    ドクターである前に皆んな一人の人間であるのだと

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    2026年01月31日
  • 過疎ビジネス

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    思った以上に黒かった
    ただ、コンサルが悪さをしたというより、悪いやつが悪意を持って政策の穴をつくスキームを実践するコンサルティングを行っていたという印象

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    2026年01月31日
  • そして、バトンは渡された

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    ネタバレ

    1,2年くらい前に一度読んでたけど、再読。
    7回も家族の形態が変わるけど、どの親にも愛されて育った優子の話。
    嫌な人がほぼ出てこないし、優子が悲観的じゃなくて、ある意味飄々としているというか、冷静だからこそ自分を守れていたんじゃないかな。
    ラスト、結婚式に親たちが集まって、森宮さんとバージンロード歩くのは感動。読んでいて温かい気持ちになれる作品。

    映画も観たい気持ちあるけど、キャストを思い浮かべて脳内再生するとちょっと…なので、映画は観ないかな〜。原作には何の関係もないところでトラブってしまって、ちょっともやるよね〜。

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    2026年01月31日
  • 蛍たちの祈り

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    /_/ 感想 _/_/_/_/_/_/ 
    すごい、きついストーリーで、壮絶な感じがビシビシと伝わってくる作品でした。「いやいや、こんな環境ないだろっ」と、突っ込みながらも、独特の世界観が面白く、読むのに夢中になってしまいました。

    1話ごとに時間が進んでいき、その話の主人公も変わって行きます。ほんと、なかなかに面白かったです。

    ろくでもない人物がたくさんでてくるので、嫌な気持ちになることがたくさんありますが、それでも、それを補うように、良き人もでてきます。

    子どもたちが、良き選択肢を判断できるように育てなければいけないと思うと同時に、人生、どう生きていくべきか、まで、考え

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    2026年01月31日
  • あーあ。~織守きょうや自業自得短編集~

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    犯罪を見て見ぬふりする人
    犯罪に加担する人
    隠蔽する人
    不倫の代償を払う人
    他人の敷地でバズろうとする人
    どこまでも自分勝手な人

    土壇場での卑怯さ、欲望に身を任せた結果は
    自分に返ってくる
    自分の行いは自分の運命を変えることになる

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    2026年01月31日