ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 金沙後宮の千夜一夜 砂漠の姫は謎と踊る

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    ネタバレ

    面白かった。

    私は基本的にモフモフ系の精霊とか出てくるファンタジーは現実離れしすぎて、あまり読まないのだが、この作品は不思議なことに、まったく抵抗なく最後まで読めた。

    ヒロインのファリンが後宮入りしてから、人としても女性としても着実に成長しているのが感じられ、自然に応援したい気持ちになる。
    内小姓頭のサイードとファリンが最後にはくっつくというのは、冒頭から容易に想像できたものの、よもや彼が「皇帝の甥」ではなく「長男」であったとは流石に想定外だった。良い意味で意表をつかれた設定だと思う。
    皇帝の第十六妃から、次期皇帝の正妃へー、これまで慎ましく心清く生きてきた優しいファリンへの神様からのご褒

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    2026年04月24日
  • ライオンのおやつ

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    感動で泣けました( ; ; )

    生きることの意味をすごく考えさせられた。仮に死を受け入れなくてはならなくても、1日1日、一瞬一瞬を大事に過ごしていれば死を恐れるより明日を未来を楽しみに過ごしていける!

    でも死を怖いと思うということはまだ生きたいという思いがあるということ。でもそれってすごく充実してる毎日だからこそそういう思いになるのかなって思う!

    一瞬一瞬を大切に過ごして生きていきたいと感じさせられた。おやつの時間にマドンナが話す各々のエピソードが素敵でした!

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    2026年04月24日
  • 燻る骨の香り

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    最終作品を読み終え、今すぐにでも初作を手にしたいと思ったのはいつぶりか、初めてか。
    この世界感が出逢った頃からあまりにも好きだった、魅力的だった。香りの記憶を色濃く感じる人間だったから自分が。
    三作品の中で、最初から最後まで一番香りを強く感じ続けていたのは自分の中では正しくこれだった。
    読み終えるのが勿体ないと心の底から思った、この世界をずっと感じていたかった。
    それが叶わないからこそ、その余韻に浸る事が出来てその世界がまたさらに自分の中に刻まれていくんだろうな。

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    2026年04月24日
  • 処方箋のないクリニック セカンドオピニオン

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    安心して読めます。一見難しそうな問題も最後にはよい方向に向かうから。
    大病院の敷地内にある古びた洋館で、主人公の青島先生は医療のよろず相談をしています。どれも簡単に解決しているように見えて、策をしっかり練っているし、先生自身が努力して自身をもコントロールしている様等垣間見れたし、最後はめでたし、めでたし。水戸黄門みたいな感じ。
    治療が何通りかあるならば、患者もベストの治療を選択したい。それを手助けしてくれる医師がいてくれたら最高です〜

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    2026年04月24日
  • 現代語訳 南総里見八犬伝 上

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    現代語訳 南総里見八犬伝 上
    著:曲亭 馬琴
    現代語訳:白井 喬二
    出版社:河出書房新社
    河出文庫 古1-2

    だいぶん前に、テレビでやっていた、新八犬伝がおもしろかったので、手にとりましたが、分厚いのでちょっと引きましたが、口語なので、さくさく読めてます。

    おもえば、市川に里見公園というところがあって、昔の国府台合戦の跡で、里見氏ゆかりの地というのを思い出しました。地名といい、関東人でないと、ちょっと土地勘がないとつらいかも、本書には地図がないので。

    本書は、8が良く出てきます。八犬士、関八州、八方、あまねくという意味なのでしょうか

    里見氏は、清和源氏の流れをくむ名家であり、安房四郡(

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    2026年04月24日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    この本は他人から影響を受けやすい人に是非読んで欲しい。
    誰でも負の感情を持つのはエネルギーがいる、だからこそ他人に自分の軸を作って毎回何かに一喜一憂する労力が馬鹿らしいとは思わないか?
    まいは最初から理性的だがエネルギーを他人に使い、正論が正しいと思っていた。
    それは盲目的で変える必要があったからこそ、色々なことをできるようにおばあちゃんは手伝った。
    そして、心に余裕ができ、自分の身の回りに目を向けられるようになり、次は成長を望む。
    まいは祖母の家を離れた後、思い出すことはほぼなかったという。それで良いんだと思う、おばあちゃんが望んでいたのはまいの幸せ。
    まいを形作るものにその名残は絶対に残っ

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    2026年04月24日
  • 杏のとことこパリ子連れ旅

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    杏さんのエッセイ新刊!ということで、移住エッセイと2冊合わせて購入。前作、前々作も大好きです。
    子供3人と海外旅行って、想像以上に大変だと思うのですが、楽しんでる様子が伝わってくるし、冷静に子供の様子を見つめているし。でもたまに、何度か雷を落とす、とか、子供達が同時に寝るとえも言われぬ勝利感が私たちを包む!というワードが出てきて、それある!!と杏さんをとても身近に感じた。

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    2026年04月24日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    ミステリー小説の定番の展開ではなく、異質な作品でおもしろかった。真賀田四季が本当に天才で、物事の見方の根本から覆された。

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    2026年04月24日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    とても読んでいて気持ちの良い本は久しぶり。今年ベスト1
    おばあちゃんがとても凛々しくて可愛くて、そしてペンギン!心の持ちようにとても自分が動かされた。

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    2026年04月24日
  • そして、バトンは渡された

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    最後で泣いてしまった。
    主人公の境遇は特殊で、他の人から見たら同情するような環境だったかもしれないが、優子も、周りの大人もみんな温かくて素敵な人たちだった。
    血のつながりはなくても、心は繋がれる。

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    2026年04月24日
  • 晴れの日の木馬たち

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    お久しぶりの原田マハさん。
    マハさん、作風の幅がありますね。
    今回は、もうこれは完全に朝ドラでした。
    後半お得意の絵画に絡めた物語の進め方さすがです。真面目に朝ドラで是非!と思っています。
    次作が楽しみ!追いかけたいです♡

    ‥‥‥個人的トピック
    毎朝4時50分に起きて、お弁当作りからやっているのですが、先日は寝る時に明日のお弁当のメイン何にしよう?と心配になり、解凍していたひき肉を使って何を作るかネット検索。
    やっぱり大好きなハンバーグかなぁ
    でも、どんなソースにする?
    お弁当だし、あまり何かかけたくないなぁと思っていたら、かけるソースを先に入れて捏ねてしまうハンバーグを発見!
    え?そんなの

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    2026年04月24日
  • 3時のアッコちゃん

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    自分のものさしで判断したら、もっと楽に生きれる。とはいうものの、自分のものさしで生きていくことのなんと辛いことよ。と西加奈子は言っていたよ。自分が信じる道は自分で決めないとあかんけど、それはもしかしたら辛いのかも。でも人の望む生き方もつらいし。なかなかパッと言う、正解もないだろうな。

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    2026年04月24日
  • 斜め45度の処世術

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    エッセイとして、最高に面白かった。作家さんや研究者のエッセイが好きなんだけど、そのなぜ好きかの部分が凝縮した感じ。はじめにとあとがきも最高。ちょうどこれを読んだ時期むしゃくゃしていて、もう子供っぽく振る舞ってやろうと自暴自棄になっていたけど、それは違うなと冷静になれたので生活上でもとても助かりました。
    サクリと読めるのでそこもよき。

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    2026年04月24日
  • 花売り姫

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    ネタバレ

    ある理由で高校を退学し、母と二人で田舎に引っ越してきた梓未(あずみ)。母が営む花屋を手伝っていたが、ある時、家の裏に紫陽花や桜、桔梗、牡丹など、咲く季節が違うはずの花々が咲き乱れる不思議な花畑を見つける。花畑の主である女性“ひい”と出会い、仲良くなった梓未は、美しい花と自分が持っていたものを交換してもらうようになるが、次第にひいの態度が変わっていき……。「本当に嫌いなものは何か」「本当に好きなものは何か」「本当に大切なものは何か」を問う、不思議で美しい物語。

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    2026年04月24日
  • 銀河ホテルの居候 満天の星を見あげて

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    はぁ……胸がいっぱい。幸せな感情に満たされながら読み終えました。
    ほしおさん、作品を読むたびに「好きだなぁ」ってしみじみ思います。文章から人の温もりが感じられて、読んでいて心地いい。波立った気持ちが癒されていくのを感じられる。

    シリーズ第4弾は、文具店員男性、息子が成人を迎えるシェフ、ようやく挙式当日を迎える女性について描かれていました。

    謎に包まれた手紙室室長・苅部さんの過去に触れそうな予感にドキドキ……
    誰もが手紙室で自分の感情や過去に向き合い、新しい気持ちで次の日を迎える。主人公の心情の変化を追いながら、清々しい気持ちになりました。

    ほしおさんの描く人生の悲喜こもごもの物語には温も

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    2026年04月24日
  • 生かさず、殺さず

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    認知症の患者も、がんや糖尿病などさまざまな病気を患う。彼らをどのように治療すべきか。一般の患者なら、検査や治療に協力も得られるが、認知症の患者はスムーズにはいかない。認知症患者専門病棟「にんにん病棟」では、主人公の医長の三杉や看護師たちが、日々認知症相手ならではの奮闘を続けている。
    久坂部羊さんならではの医者の目で描かれている。
    高齢化社会が進む中で、認知症、そして介護の問題は本当に大きな課題だと思う。特に認知症になった家族をどのようにしてケアしていくのか。認知症の介護の仕方にマニュアルがあってこうすればよくなるってことが分かればいいけどそんなものはありません。介護が楽になるのは、患者が死ぬし

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    2026年04月24日
  • 鬼門の村

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    ネタバレ

    怖かったし気味悪かったし真相も胸くそ悪かった(褒めています)教授の思惑と、体験談を追っていくこと、どちらもなぜなのかと先がとても気になりあっという間に読んでしまいました。ラストやっちまえ!と何か応援してしまい、怖かったのに不思議な読後感!面白かった。櫛木さんの小説は初読みでしたが他の本もぜひ読んでみたい。

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    2026年04月24日
  • 星を編む

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    汝、星のごとくがとても良く、続編ということで楽しみに読んだ。個人的にはむしろこっちの方が好きかもしれない!と思った。北原先生がどういう経緯であのような先生になったのか知ることが出来て、担当編集者たちもシゴデキのいい人たちで、ただただ素敵な物語だった。「本編のその後の話」というと数年後のことかと思ったら全然そんなことはなくて、あんなに年を取った話まで読めるとは思わなかったのでそこは驚いた。余韻がまだ続いている。

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    2026年04月24日
  • イン・ザ・メガチャーチ

    ネタバレ 購入済み

    「推し活」の光と闇を抉る物語

    俳優への心酔やファンダムの熱狂を、個人の孤独を埋めるための「巨大な教会(メガチャーチ)」に見立て、その救いと危うさを鮮烈に暴き出します。
    「視野を広げすぎると不安になるが、狭めすぎると狂う」というジレンマに、現代を生きる誰もが戦慄するはず。信じることでしか自分を保てない人間の脆さを残酷なほど美しく描いた、2026年を象徴する衝撃作です。

    #深い #アガる #共感する

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    2026年04月24日
  • 愚かな薔薇 下

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    恩田作品の好きな所全部入り。ミステリー、青春、SF。町の雰囲気も手に取るように見えて美しかった。青年から大人への変化の不安と美しさ。終わり方も他の恩田作品よりスッキリして先が見えるようでよかった。

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    2026年04月24日