ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • わたしのおでかけ準備 Get Ready With Me【単行本版】

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    人それぞれ朝の準備のルーティンって違うんだなって知って面白かった。「今日も自分と誰かを大事にしよ」というセリフが印象的だった。

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    2026年09月26日
  • ある翻訳家の取り憑かれた日常2

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    著者にハマり一気読みの日々。本を読むひとときが楽しくてしょうがない。
    で、一気読み、時に寝落ちしながらの感想だが、

    愛犬との突然の別れ、義父母の介護という二大大変な出来事があるなかで、日々翻訳を進める作者の奮闘ぶりが記録されている。

    時にはメンタルダウンし、日記もわずか数行だったり、仕事の締切間近で大量に翻訳かけていく日々の連続には、著者の体調を思い、こちらも息を詰める。
    (著者は喜怒哀楽の怒が多めに感じる)

    著者は自分を美化した書き方をしないけど、読み終ると、とてもリスペクトの念が湧き上がってくる。
    この人すごいな、と。

    次巻もあるのかな、とても楽しみ

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    2026年09月26日
  • 終着駅(ターミナル)殺人事件~ミリオンセラー・シリーズ~

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    ネタバレ

    西村京太郎の長編ミステリー小説。初出は1980年。第34回日本推理作家協会賞(長編部門)受賞。著作リストによると49作(649作中)目の作品です。
    青森県F高校で同級生だった男女7人が、卒業後7年ぶりに集まり、故郷の青森ゆき寝台特急「ゆうづる7号」に乗る旅行を計画します。しかし、出発駅の上野でそのうちの一人が遺体で発見され、事件が始まります。
    事件を知らない6人は、予定通り列車に乗り込むも、行き先で次々と殺人事件が起こります。ここで警視庁の十津川警部と、相棒の亀井刑事(亀井は青森出身)、青森県警の刑事らも登場して、この複雑な連続殺人の推理に挑みます。
    長野県、とりわけ東北信地域のかたには、終着駅といえば新宿ではなく、上野駅ではないでしょうか。作中で何度も触れられるのですが、東京に住んでいると上野駅が終着駅という意識は薄れていきます。しかし東北や信越、北陸地方の方にとっては、上野駅に行くと故郷につながる空気が漂うのを感じる人も少なくないと思います。登場人物は、高校の同級生という共通項を持ちつつも、卒業から7年を経て、それぞれが違った故郷への想いを抱いている様子が、リアリティがあって面白かったです。
    本格的な時刻表トリックもあります。本書は「西村京太郎・ミリオンセラーシリーズ」として、多くの人に読まれた8作品をまとめたうちの一つです。西村ファンのなかにも、この8作品を代表作に挙げる方は何人かいらっしゃいますね。

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    2026年09月26日
  • 絶叫

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    あなたは〜 
    と語りかけられて、彼女の人生を疑似体験したかのような気持ちになった。
    作品の世界にぐんぐん引き込まれて一気に読み終えた。
    エンタメ性が強い社会派ミステリー。すごかった。

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    2026年09月26日
  • 変身

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    夢を思い出してそのまま描写したかのような俯瞰的かつ淡々とした文体。
    虫であることを誰も驚嘆しないことを見るに、虫になることは何かしらのメタファーか
    母親が家具を持ち出すのを咎めることに不快感を抱くとともにその違和感に気づく描写に盲点をつかれたかのような感覚があった。無意識下に自身が虫に侵食されていることへの恐怖。
    どこかでグレーゴルであることを認めつつも、折り合いをつけざるを得ない無情さ。
    ある日起きると虫になっていたという大胆な設定と淡々とした文体のギャップが魅力的に感じた。

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    2026年09月26日
  • ある編集者の主観

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    すごく読み応えがある。久方ぶりにそういう本に出会えた。難しいとか、量が多いとか、そういう意味ではなくて、(あくまで私にとって、)共感できる部分、素直に「あぁ、こういう考え方ができるのか」と思えた部分、感極まって涙が出そうになった部分。そういうのを、すべて引っくるめて、読み応えがあった。本は付箋だらけになった。出会えてよかった。

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    2026年09月26日
  • 砕かれた鍵(百舌シリーズ)

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    警察の奥に住む陰謀とそれに立ち向かう警官倉木警視。
    警察官が関連する事案が続発し世論の不信を背負う中、子供と母親を同時に亡くしてしまった倉木の妻である美希、夫と仲間である元警官の大杉が止める中、美希は子供と母親の弔いを誓い、一人で戦う決意を固める。
    警察の闇の中に足を入れる。
    展開が進んで行くともう後戻りはできない。弔いを果たせるか?
    百舌のシリーズの作品にまたもや、やれれてしまった。

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    2026年09月26日
  • 少年ABCの完璧な選択

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     15年前に友達の少女を守るために完全犯罪を遂行した少年三人と現代で起きた誘拐事件、誘拐犯の真犯人追及と少年達の個人情報の暴露、警察と少年達の心理合戦に引き込まれるリーガルミステリーで、両方の事件の真犯人は途中で分かったが、完全犯罪の全容と少年達の友情、彼らが最終的に下す決断が読み応え抜群だった。

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    2026年09月26日
  • この部屋から東京タワーは永遠に見えない

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    4、50代の人に刺さるんじゃないかな。
    短編は内容は違うけど、共通するのはこんな人物像。
    (男子も女子も出てくる)

    【地方で高卒の専業主婦の母親にめっちゃ勉強させられて塾行って、慶應卒。企業に入るけど心病んで退職して田舎に戻る。または働いているけど、もう頑張れてないとか。
    裏ではキラキラしたSNSに東京男子!的な姿をアップしてるんだけど、そんなにもフォロワーもいなくて、そうこうするうちに若者に煙たがられるオジサンになり、静かに老いていく。今更変われない。】

    私も地方→東京だから、心の中にしまってある部分を取り出されているようで、なんかすごくムズムズしてます。人間って認められたくてたまらないけど、評価される成功者はごく一部。他者と比較して苦しんでいる大半の中年は、なんとか正気を保たなければ生きていけなくて、でもどうしていいか分からなくなってぼやーっとしてしまう。

    若い、高収入、モテる= 人生の成功
    と考えていると誰でも詰む。
    それ以外に自分がハッピーになる方法を日頃から地味に進めておいたらよいのにね。
    SNSを見ないのが1番いい!

    ⚫︎ポッドキャスト
    味な副音声 
    「東カレって何? 麻布競馬場」
    も面白かったです!

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    2026年09月26日