ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • この恋は世界でいちばん美しい雨

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    5年ぶりの再読。
    久しぶりに手に取って読んでみても、この本は初読の時と変わらずずっとキラキラ輝いていました。

    言葉がきれいで、ヒロインの可愛さが愛おしくて、、
    幸せとはなんなのか、自分の夢や願いと、大切な人の幸せや、大切な人の願いとか、
    自分はこれからどう生きていくべきなのか、
    今後の人生の考え方について学びの多い本です。

    ぜひ映像で見たい作品です。

    2026.6.22-2026.7.1

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    2026年07月02日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    (後立山連峰)
    なんだろう、なぜかスッと物語が入ってこなくて。
    相性みたいなのがあるのだろうか。
    でも、山の景色や土の蒸れた匂い、風の轟きや葉の擦れ合う音、鳥の鳴き声、遠くのパーティの話し声、喧騒、熊鈴の音、いろんなものが一気に記憶から湧き出てきて、それがもう物語以上に物語で……記憶の情景と感覚と、物語が交差する、滅多に得られない読書体験でした。

    夢は逃げない、なんてことはなく。
    別に今急がなくたって、何年か後でもできる。
    でもそのときが訪れることはもうなかったこと……

    いま動かなきゃ追えない夢があったり、登れない山があったり。
    人生あまりに長くて、つい計画的に物差しで測りながら計算して物

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    2026年07月02日
  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

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    一本目「プロローグ」、唐突に愛と人生が立ち上がってきて(そしてすぐに消え去ってしまって)しばし呆然(良い意味で)。

    二本目以降、「物語の構造がピタリとはまる心地よさ」と、はまった結果明確になってしまった「物語のテーマの居心地の悪さ」とのギャップが、じんわりと心に残りました。不思議な読後感。

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    2026年07月02日
  • リカバリー・カバヒコ

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    青山美智子さんの作品って、大人から子どもまでそれぞれの視点の描き方が本当に丁寧で大好きです。誰も脇役じゃなくて「みんなが物語の主人公なんだ」って思わせてくれます。

    本作で描かれるのは、頭、口、耳、足、目の5つのエピソード。
    思い通りにならない現実の中で、自分の弱さと向き合う登場人物たちの姿が、まるで自分のことみたいで何度もハッとさせられました……!

    ・自分のために努力する力
    ・必要なことをきちんと伝える力
    ・現実と向き合う力
    ・前向きにやってみる力
    ・弱みを見せる力
    ・素直になる力
    ・愛情を受け取る力

    これらに自ら気づき、勇気を出して行動し、少しずつ自分を取り戻していく姿には本当にジーン

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    2026年07月01日
  • すばらしい新世界

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    今ある価値観は全て、社会や周囲から与えられた「条件づけ」なのかもしれない
    もしかしたら、人は顔や性格が少し違うだけで、それぞれにちょうどいい餌を与えられて、日本や社会、世界という大きな仕組みの中で上手に飼われているとしたらその制度を考えた人がすごい

    一方で、今の自分の生活は、自由と管理の「良いとこ取り」をした結果なのかもしれないと考えると、今の生活を以前より肯定的に捉えられる気がする

    そして読み終えてから、この本を昔にも読んでいたことに気づき、とても驚いた

    プラトンは「魂は生まれる前に真理を知っており、学習とはそれを思い出すことである(想起説)」と語っていた。読み終えた瞬間、「ああ、そう

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    2026年07月01日
  • 自由研究には向かない殺人

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    青春ミステリーの傑作。
    題名にある通りミステリーと自由研究を融合させていて、メモや相関図、インタビュー、事件の記事等様々な小道具が登場し臨場感を出している。遊園地の体験型アトラクションみたいな小説。
    また、主人公のピップがとても良い!正義感が強く、仲間思いで勇敢な彼女に読み進めていく内にどんどん惹かれていった。

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    2026年07月01日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    ネタバレ

    この本を読んで、世間で「普通じゃない」とされる価値観について考えさせられた。
    死にたいと思うこと、生きるために薬を使うこと、自分はすでに消えているような状態が普通だから消えたいと感じること、ライの価値観は、私にとって簡単に理解できるものではなかった。

    私は生きたがりの人間で、もし「死にたい」と言う人がいたら止めてしまうと思う。けれどそれは正しさではなく、私自身の価値観にすぎないのだと気づいた。私や主人公、そしてライの考え方は、育った環境によって作られたものかもしれないし、生まれ持った性質、ギフトなのかもしれない。

    人はそれぞれ違う世界を生きていて、どれだけ愛していても、好きでも、相手の世界

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    2026年07月01日
  • 俺の恋バナを聞いてくれ

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    恋バナ、と聞くと若い男女の出会いと別れを
    思い浮かべるでしょうが、全く違います。

    様々な年齢、様々な境遇、立場にある男性が語る
    女性観の短編集がこの一冊なのです。

    ハイスペ男、イケオジ、オレ様系など、今風の
    ラベリングで括られていますが、そんなに単純に
    分けることはできません。

    結局、人の数だけ恋愛模様はあるのですが、
    普通は聞かされる方はたまりません。

    しかし、たとえ創作であるとしてもこうして
    プロの作家が描いた物語は、人生の何らかの
    深みを与えてくれるでしょう。

    そんな一冊です。

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    2026年07月01日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    最高の気分。

    音楽ってやっぱりすごい。

    私も音楽に携わっている。
    ピアノではないけれど、
    早く、早く奏でたくてしょうがない。

    書きたいことが多すぎて
    頭の中がぐっちゃぐちゃ。

    彼らの物語の続きが、
    読みたい。知りたい。今度はどんな音楽を奏でるんだろう。

    絶対に多分数ヶ月後にもう一回読んでるな(笑)

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    2026年07月01日
  • 阪急電車
    小説・文芸

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    ネタバレ

    駅ごとに主役が変わっていくけれど、偶然同じ電車に乗っている人同士それぞれの人生が繋がっているからこそ次の話も早く読みたいと思えて、読んでいてとても楽しかった。関西に住んでいるうちに出てきた駅とか場所を巡ってみたい。

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    2026年07月01日
  • リバース

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    ネタバレ

    伏線か、ただの情景描写か、わからないような伏線がたくさんあって、疑いながら、先を想像しながら読み進める。途中で予想がつくものもあるが、最後の最後の結末には誰もが驚くのではないか。
    コーヒー、カレー、蜂蜜、トースト、パンケーキ、蕎麦など…やたら色んな食べ物が出てくるのも少し不思議に思っていたら、どれもトリックの構成要素になっていた。

    深瀬が卑屈でネガティブな性格ゆえに、ストーリーにも入り込みやすいのかもしれない。

    解説も含めて面白かった!

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    2026年07月01日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    映画見に行きたいけど行けなさそうだからと買った本。
    映画化されると、頭の中のストーリーがそのキャストで構成されていく!映画見てないのに映画を見てるような感覚になるのわたしだけ?
    スズキタゴサクのセリフは佐藤二郎の話し方で出てくるし、っていうかスズキタゴサクの話し方のモデルって佐藤二郎?ってくらいハマり役すぎる。
    スズキタゴサクって結局何者?だらしなさそうなのに賢そうだし、博識?おどけて見せてるのも計算?
    類家vsスズキになったときの、類家の痛いとこつく感じ、いけ!やれ!ギャフンと言わせろ!と読む手が止まらなかった〜
    映画も見たい!映像で見たらまた違うんだろうな…

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    2026年07月01日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    なんとか、あかりを助けることはできなかったのか。
    こんな生き地獄みたいな生活させられて、
    よく耐えたなと思う。
    わたしならもっと早くにブチギレてモンスターを倒すか
    自分の命を絶つかしてしまうと思う。
    行政の支援を受けることはできなかったのか。
    逃げても逃げても捕まって...
    次に歩む人生は自由に、のんびりと、好きなことをして
    生きて欲しい。
    本人の気持ちや辛い過去を本に残してもらえるのは貴重だなあと思いました。

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    2026年07月01日
  • フェイクフィクション

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    一気読み。まさに、誉田哲也が描く"フィクション"の世界にどっぷり浸かった一冊だった。

    序盤では少し頼りなく見えた潤平が、終盤では想像以上の頑張りを見せる。その成長ぶりが熱い。そして、ただ怖い存在にしか見えなかった唐津が、最後には強烈な漢気を見せる展開が特に印象に残った。

    梶浦については「やっぱりそうだよね」という納得感。直接描かれてはいないものの、その後の鵜飼の慟哭まで自然と想像してしまった。

    読み終えて改めて思ったのは、自分は歳を重ねた今でも、こういう勧善懲悪や熱い展開に胸を躍らせる中二心がちゃんと残っているということ。そして、それを無くしたいとは全く思わなかった。

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    2026年07月01日
  • 横道世之介

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    東京に出てきた横道世之介の少し不真面目日常とそれに関わる人々。

     なんとも不思議な読後感です。面白い!と絶賛する感じではないが、でもなんだかくすっとしつつ読み進め、気づくとこの世之介のことをなんだか好きになっている。彼と関わった周囲の人々と同様に。

     落語でいう”与太郎”みたいな雰囲気が妙によいのかな。世之介のただただ正直でいい人な人間性にこちらの心がほだされるような感覚で読み進めました。
     立派だったりすごかったりといったことがない、どっちかというと間抜けで取り柄のないような人間でも、素直で正直ということが関わった人たちを温かくすることができるんだ、というような、ちょっと素敵な気持ちにな

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    2026年07月01日
  • 神去なあなあ日常

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    ネタバレ

    いやぁ、面白すぎた。特に48年に一度の大祭のシーンでは山を駆け降りる緊迫する様子が頭の中で動くように想像できたし、ふぁいとおおお、いっぱああつ!の掛け合いも笑った。
    林業に精を出す村の男衆には勿論ワクワクしたが、都会育ちの主人公のひたむきさと今時っぽさの絶妙なバランスにも魅了される。
    女性の強さにもまた惹かれる。
    なんでこんな風に当事者のようにリアルな物語を描けるのだろうか。本当にすごいとしか言えない。
    巻末の解説にあった、著者が体験した感動をそのまま読者が受け取り、感動がつながる、みたいな内容を読んで納得した。

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    2026年07月01日
  • 新世界より(下)

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    漢字めちゃくちゃ難しくて辞書と一緒に読んだけどほんっっっとにファンタジーで楽しすぎて繰り返し読んでます。

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    2026年07月01日
  • サッカーと地政学 - ゴールの先に世界が見える -

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    最近めっぽう減ったサッカージャーナリストによるサッカー評論本。地政学の観点から、国、クラブ、選手を短いコラムで紹介し、何故ベルギーやモロッコが急に強くなったのか、何故2000年代前半から欧州名門オーナーがロシアや中東の大金持ちに買われるようになったのか簡潔に解説されている。欲を言えば、このテーマだけで一冊の本を書いて欲しいと思うことが複数あった。

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    2026年07月01日
  • 記憶にない殺人

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    親友が殺された夜、ドレスは血に塗れ、彼女の爪には親友の皮膚が挟まっていた。自分が親友を殺してしまったのか?その時の記憶はまったく無かった。
    そんな田舎町の事件は、5年も経てば忘れられる。しかし、人気ポッドキャスターが取り上げたことで、主人公は暗い過去へと引き戻されていくミステリー。

    読者を揺さぶり続けるというより、どんどん味付けが変わるような印象。当たりの海外ドラマをみつけたような気がした。ポッドキャストのインタビュー形式の会話が間に入るのが、上手いテンポを作っていたのかもしれない。

    文句なしに面白い。今年読むべき一冊なのは、間違いないだろう。

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    2026年07月01日
  • 線は、僕を描く

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    この本を読むまで、芸術は好きだけど、水墨画は白黒で地味であまり興味が沸かないと思っていた。

    そんな気持ちが見事に覆った1冊。
    水墨画は何て奥深い芸術なんだろう。

    読んでる途中に、ちゃんと話が終わるのかな?湖山大賞の先をもっと見たいと思っていたら、続編があるようで!!

    続編で彼らのその後が見れるのが楽しみ。

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    2026年07月01日