【感想・ネタバレ】夜明けまでに誰かがのレビュー

あらすじ

高校生のレッドは、キャンピングカーで友人3人、お目付け役の大学生2人と春休みの旅行に出かけていた。だが人里離れた場所で車がパンク。携帯の電波は届かない。そして何者かに狙撃され、残りのタイヤと燃料タンクを撃ち抜かれてしまう。午前零時、サイドミラーにかけられたトランシーバーで、狙撃者から連絡が。その人物は6人のうちのひとりが秘密をかかえている、命が惜しければそれを明かせと要求してきた。制限時間は夜明けまで。閉ざされた空間で展開される極限の探り合いと謎解き。『自由研究には向かない殺人』の著者の新たな傑作!/解説=大矢博子

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

最初の十数ページは遅々として進まず、読みたいと思えず。
ホリー・ジャクソンどうした⁈と思ってしまうほど。
でもやはりホリー・ジャクソンはホリー・ジャクソンだった。
中盤からは想像を超える展開でハラハラしながら読み終えた。
レッドとアーサー。
会えてたらいいな。

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2025年12月07日

Posted by ブクログ

キャンピングカーで旅行に出かけた高校生4人とその1人の兄のカップル大学生2人。
人里離れた場所で狙撃され車に閉じ込められ、狙撃者から6人のうち誰かが秘密を抱えている、夜明けまでにその秘密を打ち明けろ、という要求が。
さすが「自由研究には向かない」シリーズのホリージャクソン、高校生主人公のミステリはこの人ほど上手い人はいないんじゃないなと思える非常に良くできた作品です。
大人になりきれていない、でも子供でもない。親友にも弱みは見せられないし、家庭の事情を全て晒すのはプライドが傷つく。上手くやってると思った人間関係をすぐにダメにしてしまう自分に嫌気がさしてしまうレッド...ハグしてあげたい気持ちになります。
閉じ込められた中、互いに疑心暗鬼になって緊迫した状態に...
しかし。
途中からずっとオリヴァーをぶん殴ってやりたいと思ったのは私だけではないはず!

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2025年11月22日

Posted by ブクログ

RV車ですキャンプに行く途中何者かに誘導され狙撃される6人。犯人の要求は秘密の暴露。それぞれが心の奥に隠している問題が明かされ、またスパイ疑惑などどんどん険悪な空気になっていく状況がリアルに描かれている。そして思いがけず過去の出来事の真実まで明らかになる。
自由研究とはまた違った面白さです。

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった!

マイク凄すぎとは思った。
オリヴァーはクソすぎ。
レッドは開始数ページで、ADHDか?と思ったら、ASDもあるようなキャラらしいと察した。ハーバードの話したらオリヴァーが固まったのウケる。
ハーバード行って欲しい。アーサーと結ばれてほしい。合法で大金を作るやり方を見つけ出してくれ。

オリヴァーとキャサリンが死んだのはほんとによかった。報いを正しく受けた。
司法に委ねるべきでは?とは思うが。
前三部作もそうだけど、司法も信用してないよな、この作者。やや私刑賛成派の考えが根底にある。
このキャラならそうするだろうで動いてて面白かった。
マディがもうレッドのお世話したくない!って、いつレッドにブチ切れるかハラハラしてたけど、そうはならんかった。
みんな罪悪感があって良い。
オリヴァーは無い。改竄して自分は悪くないと思い込もうとしてる。
後悔ならあるが、申し訳なさが無い。

最後に女性警官がレッドを撃ってしまったシークエンスが入るのは、レッドが命に対して命で償おうした、ということかな。
そして、マイクにこれ以上人殺しをさせないという意思。
アーサーは人殺しをしてしまったが。
レッドはキャサリンを殺してくれてありがとうと言うだろうか。
マディは?
感謝はしないだろうけど、許しはするんだろうな。
その距離感が良い。

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。
が、前回の三部作同様重い…
これでYA(ヤングアダルト)小説とは。
予想しつつ読み進めていて、役割ごとに目星をつけてた人物は当たってたけど、予想外なとこもあったし、それぞれの人物の役割がうまくおさまってる
感じがした。
とても厚い本で、正直事件が起きるまでは少し集中できなかったけど、事件が起きた後は一気読みだった。
ずっと主人公目線のリアルタイムで物語が進み、過去のシーンになったり、別地点の話は一切なし。
それがスリリングで読むのをやめられなかった。
最後、悪い奴は捕まったけど、スカッとハッピーエンド!とは思えなかった。
物語のラストとしての評価ではなく、胸糞な登場人物がどこまでもクソだったこととか、主人公と幼馴染のこの先とか、胸に重くのしかかる読後感だった。

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2025年10月08日

購入済み

一気読みできる環境で是非!

春休みの旅行中、狙撃者からRVに閉じ込められた若者達。狙撃者からある人物の秘密を明かされるよう要求されるが……
「自由研究には向かない殺人」3部作のホリー・ジャクソンの作品だけあって一筋縄ではいかないサスペンス!後半の目まぐるしい展開にはページを捲る手が止まらなくなるので、一気読みできる環境をおすすめします。

#感動する #ドキドキハラハラ #怖い

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2025年10月07日

Posted by ブクログ

久しぶりにめっちゃ面白くワクワクして楽しかった本に出逢えた。

主人公はメンヘラでイライラしたし、
登場人物の1人が本当に嫌な奴でストレス溜まったけど
ストーリーはなかなか良き。
閉じ込められた感がいい!

寝る時間がおしく感じたのも
早く続きが読みたい!と思えたのも
なんかいいね〜·͜·ᰔᩚ

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2025年10月03日

Posted by ブクログ

今やヤングアダルト向けスリラーのトップランナーとなったホリー・ジャクソンの『夜明けまでに誰かが』を読みました

上質のサスペンススリラーに青春小説を掛け合わせた本作は、まさにホリーの真骨頂であり、またしても読み逃せない一冊に仕上がっています

さて、本作ではうわーなんかいい感じにそれっぽいレビュー書いてみようと思ったけどやっぱ無理ー

仕切り直し

うん、でねスリラーなんちゃらは置いておいて、わいが本作を読んで、すごく感じたのは「遺伝」って本人の性格にどの程度影響するのかな?ってこと

ほらよく言うじゃん「この親にしてこの子あり」みたいなさ
子どもの性格が親に似るって当たり前にあるやん
例えばうちの長女はママそっくり、ママはお義母さんそっくりなんだけどwいや笑い事ちゃうねんマジで

それってさ、やっぱDNAの仕業なのかな?それとも間近にいて、親をお手本に育ってきた「環境」のせいなのかな?

まぁ、両方なんだろうな〜

はいはい、本作では主人公レッドの親友マディのお兄さんでオリヴァーという大学生(主人公は女子高生)が登場して、グループのリーダー役を務めるんですが、これがもう見事に嫌なやつなんよ!

ホリーの造型凄すぎてね
よくここまで嫌な奴を作りあげたな!っていう
しかもだいぶアホ、自覚のないアホ

で、この性格ってやっぱり母親から来てるんだろうな〜っていう裏側を想像させる素晴らしい作品でした(評価のポイントがそこ?)

ちなみにわいの性格は95%くらい母親ですw

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2025年09月30日

Posted by ブクログ

 友達とのキャンプやドライブがトラウマになりそうな一作だ。仲間と青春を謳歌するが如く楽しい気分で出かけたのに、パンクするわ、銃は飛んでくるわ、車に監禁状態になるわ、仲間割れするわ、本当に最悪だ。そして、敵は見えないし、要求がわからないし、終わりが見えない、底なし沼。
 口語的な言い回しが多く、ポップなノリなのに、内容はドロドロで、なかなかのイヤミスぶりが、自分好みだった。

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2025年09月23日

Posted by ブクログ

とにかくホリージャクソンさんの本は場面展開がぱぱっとしていて読み飽きないので大好きです。
翻訳なしで読んでみたいなと思いました。

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2025年09月18日

Posted by ブクログ

因果応報。
主人公レッドの、母親を亡くしているという設定自体が既に過酷。
途中、レッドのYESに入れたのオリヴァーの他あとひとりだれだったんだろ
ガンパレって思った。アーサーも。

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2025年11月30日

Posted by ブクログ

いやぁおもしろかったー!どんどんのめり込んでしまう。ティーンエイジャーらしい葛藤や行動がいい。
まじでコイツくそだな!!とずっと思っていたけどまじでなんでみんな言う事ちゃんと聞くのさ(笑)私だったら1発どころか何発殴っても足りないくらい。
いろんなところが繋がって、クライマックスが最高だった。

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2025年11月27日

Posted by ブクログ

まるで面白いサスペンス映画を見ているような没入感、納得のいく伏線回収、そしてロマンス?

スマホや監視カメラ技術の進んだ現代における陸の孤島の作り方が秀逸

からんでくる刑事事件の内容がいかにもアメリカという感じで興味深い

これはおすすめできます

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2025年11月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ひさびさに、ページをめくる手が止まらない!という体験をした。
超級のく◯野郎に長いことイラつかされた(稚拙な防御策をこんなに細かく描く必要あるの?も含め)そ
の後の急展開と伏線回収。
よき人たちが強く賢く生きてほしいと願う青春小説と最後には思わせてくれるが、全体的にはひどい話し。
この作者の3部作も、読み終えたあとは否定的になったのだが、おもしろいのは確かなので、今後も読んでしまいそう。

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2025年11月23日

Posted by ブクログ

狙撃手に狙われ、キャンピングカーに閉じ込められたティーンエイジャー6人。生き残るには、「誰かが抱える秘密」を明かさなくてはいけない。疑心暗鬼の腹の探りあい、曝け出されていく本性と、展開が進むほどヒリヒリするサスペンスの体を成していく。青春小説の趣もあって、程よいエンタメを感じられる作品だった。

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2025年11月18日

Posted by ブクログ

前の「自由研究には向かない殺人」シリーズと設定は違うけど骨格が似ている。
どちらも主人公はハイティーンの女の子。真摯に守ってくれる男の子がいる。(前シリーズはラヴィ)
「ハンガーゲーム」もそうだけど、欧米のYA小説ってスリルと流血があり、どす黒さを感じて大人でもハラハラする。
この本が(前作も)創元推理文庫で出てるのもうなずける。

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2025年11月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

イギリスの作家、ホリー・ジャクソンのノンシリーズ作品。中編(だけど一冊)を含めると邦訳5作目。

高校生4人と大学生2人の6人がキャピングカーで旅をする。迷い込んだ先で狙撃され、車の中に閉じ込められることに。どうやらある一人が秘密を持っており、朝が明けるまでその秘密を打ち明けなければ、全員の命が危なくて…

後半の加速度と意外な展開、真相は非常に良かった。今年の作品で言うと「ハウスメイド」や「デスチェアの殺人」並みにリーダビリティが高く、読みやすさと相まって一気読み必須。

なのだけど、何故星4かというと、狙撃されていることがわかるまでもが結構長いし、誰の秘密がキーなのかを調べ始めるまでも長い。
加えて、犯人により作られた密室の中での推理合戦を期待すると、思ったほどその展開にならず肩透かしを喰らう。
更に一番の原因は、あるキャラがいくらなんでもクソすぎて、読んでいる最中ずっとイライラしっぱなしだった。最初は視点人物であるレッドのウジウジ加減もキツかったが、そんなことが吹っ飛ぶほどの酷さ。もちろん、作者の意図どおりで、ここまで感情を揺さぶる人物描写は凄い。のだけど、それとこれとは別というか、読んでいて気持ちがいいものではなかった。

本当にいい作品で、読み始めると止まらなかったのだが、好みに合わなかったかなぁという。残念。

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2025年10月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

半分くらいまでは長いな〜と思って読んでたけど、後半ページをめくる手が止まらなかった!
オリヴァーが終始胸糞悪いんだけど、オリヴァーがいるから話が面白いんだよなぁ…
個人的にはオリヴァーは死なず、信じたママの悪事を知って、自分のやってきたことを反省してほしかったってか、うわ俺恥ずかしーみたいになってほしかった。

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2025年10月09日

Posted by ブクログ

「自由研究には向かない殺人」シリーズのホリー・ジャクソンの新作ということで飛びついた。

キャンピングカーという密室の中で姿なき犯人を巡る息詰まる攻防と、隠された「秘密」とは何か、という二重のサスペンスにのめり込んだ。さすがにこの作者は物語の構成がうまい。
ラストの伏線改修も爽快。この作者には今後も引き続き期待。

物語がほぼキャンピングカーの中とその周囲だけで展開するので、映画化にはうってつけの題材。

「自由研究・・・」と同様、一見良好な人間関係の裏のドロドロしたものを描くのはこの作者の特徴ですね。
またやはり前作と同じく、女の子同士の友情の絆が強調されているのは女性作家らしいなという感じ。

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2025年10月09日

Posted by ブクログ

前作からの作者のファンですが、この作者、ストーリーを引っ掻き回し読者をイライラさせる嫌なやつを描くのが上手すぎる!!このキャラクターのせいで何回も今日はもう読むのやめようかなに何回もなって中々読み進まなかった!
それでもストーリーが進むば続きが気になって、ブツブツ某登場人物に文句を言いながら読み終えました。
秘密と罪悪感を抱えても、せめても大切な人や周りの人を守りたい、良き人でありたいと密かに願って行動しようとする人達が結果的には辛い思いをする展開がズーンと来てしまった(某登場人物との対比でますます)
子供にとっての親の存在って良い意味でも悪い意味でも強すぎて、、、10代なんて特にだよね。
レッドが罪悪感から解放されて、お母さんとの思い出を良い思い出として取り戻せて良かった。
色々あった悲しみは拭えないけど少し希望をもてるラスト好きでした。また次回作を楽しみにしてます。

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2025年10月04日

Posted by ブクログ

ほとんどワンシチュエーションもののミステリー・スリラー。「自由研究には向かない殺人」は結末でやりすぎ感があり、これもちょっとそんな感じ。読んでる間中イライラするし。おかげで読み始めたら止まらなかった。

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2025年10月03日

Posted by ブクログ

キャンピングカーで目的地に向かう六人の若者たちは、その途中で何者かに狙撃される。車は動かず周りには人家も何もなく携帯の電波は圏外。そんな中で正体不明の狙撃者は、若者たちのなかの誰かが抱える秘密を明かせと要求する。息もつかせぬ展開のサスペンスです。
母を悲惨な事件で亡くしたことに未だ囚われている女子高生のレッドが主人公で、彼女の目線で物語が進みます。最初からレッドが秘密を抱えていることは明らかなのだけれど、しかしそれは狙撃犯の目的とは思えないらしく、また他のメンバーにも秘密はありそうな気配が。なんとかして狙撃犯の裏をかこうとする彼らの奮闘、そしてやがては彼らの間に巻き起こる疑心暗鬼と軋轢。どこをとってもサスペンスフルな展開なのですが、ラストの展開が怒涛すぎて愕然としてしまいました。あまりに残酷な物語、だけれど救いがないわけではない、かも。
主な登場人物が六人だけで物語が進むので、彼らのキャラクターの描写も事細かで没入感があります。解説で述べられているように、私もとりあえずあいつをなんとかせい、って思いながら読んでましたよ(笑)。そしてレッドの苦しみがあまりにつらい。しかし彼女が最後にとった行動……これはあまりに感動的でした。あの状況でそれを思いついて実行できるのは、心に傷を負った彼女以外にはないでしょうね。そして彼女が何をしようとしたのか、わかってくれた人がいたことにも安堵しました。

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2025年09月23日

Posted by ブクログ

一緒にキャンプに向かう6人が、車中で進路を絶たれ、しかも誰かが秘密を言わないと命はないという状況。
スリリングで終始はらはらした。6人の人物描写がしっかり描かれているため、レッドは気弱で自分に自信がない性格だとか、オリヴァーは皆のリーダー的人物だけど自己中で鼻持ちならない奴だとかが徐々に分かってくる

犯人側の要求は、秘密を言うことなのだが、誰が言うのかまでは教えてくれない。だからこそお互い疑心暗鬼に陥ったりするところが上手いなと思う。
本当は、誰が秘密を言うか犯人が指名してくれれば、もっと早く解決への道を辿っていたのではとも思うが…。
いやでもやっぱり、最後までいろいろあったからこそ、オリヴァーのあの一言により事件の真相が分かっていったんだよなぁ。

しかし、事件の真相に絡む人物は意外だった。意外だし、レッドの気持ちを思うと信じたくなかった。
自分の信じていた人物に裏切られたというショックはこの先消えることはないだろう。

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2025年09月20日

Posted by ブクログ

献身的に寄り添ってくれる男の子、家族同然の親友、そしてその家族など。前作と同じような人間関係だな、と一番に思った。

文章は読みやすく展開もスリリングで面白いんだけどもね。

魅力的な男の子書くのは上手いけど、友情がいつも希薄なんだよなあ。
あと、とんでもなく嫌な奴が一人は居る笑

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2025年11月17日

Posted by ブクログ

一気に読ませるのは確かだが、現実的には無理がある展開だろう。デビュー作のような青春モノと思うと間違いで、第3作のどす暗さが再び。

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2025年10月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

夜中の数時間の出来事なのに、ほんと怖かった。
ティーンエイジャー版のゴッドファーザーか(笑)

6人が余裕で乗れるキャンピングカーで起こる事件って、壮大なアメリカならではのストリー展開だ。

疑心暗鬼になっていくメンバーたち、抱える秘密がどんどん変化するところが見どころ。

しかし、結末が救いがあるというものの、生死の分かれ目がなんだか納得できるような出来ないような微妙な余韻。

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2025年10月15日

Posted by ブクログ

YA作品。サスペンスとしては物足りず、デビュー三部作ほど夢中になれなかった。
小説よりも漫画で読みたい。それぞれのキャラが際立ってより面白そう。

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2025年10月12日

Posted by ブクログ

キャンピングカーという
狭い空間に閉じ込められた
6人の若者たちが
「秘密を明かせ」と見えない敵に脅され
お互いに疑心暗鬼になっていく心理状態は
緊迫感があって面白かった。
少し残念だったのは
主人公の思慮深さにより
余計なことまで多く語りすぎていて
それは
幼さや不安の意味なのかもしれないけれど
せっかくのスピード感を滞らせていた。
そして、その割に
事件の結末はあっさりと唐突すぎた…

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2025年10月01日

Posted by ブクログ

春休み、キャンピングカーで出かけた高校生4人とお目付け役として同乗させられた大学生のカップルが主人公のミステリー。人里離れたスマホの圏外の山中で何者かに狙撃されてしまい、運行不能の車中で6人は犯人から誰かが抱えている秘密を暴く様に告げられる。
密室と限られた時間が皆にプレッシャーを与え続ける。紙面の多さに比べて内容は少し物足りない様な気がした。「自由研究には向かない殺人」は超えられなかった。

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2025年10月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 ホリー・ジャクソンの他作品、「自由研究には向かない殺人」をNetflixで拝見して興味を持ち、購読。読んだ感想として初めに出てきたのは、帯の広告が過剰というものだった。帯にある極上のサスペンスという文言やあらすじを読み、私は、長編にわたり、車内という狭い閉鎖空間による疑心暗鬼に陥った六人の腹の探り合いが行われるのだとそう考えていた。
 実際に、その通り中盤からは各々が抱える秘密が暴かれ始める。楽しみが待っているはずの旅行が一転しまるで戦場のように気の抜けない場になるギスギス感、中盤の老夫妻の登場シーンや、ラストシーンの主人公を思わず応援したくなるような展開は、語りが非常に上手いからこそなせる技だと感じた。
 しかし、それと比較して、ただただ傲慢で薄っぺらいキャラだったり(緊張感を生むために必要だとは思うが、カタルシスのために消費されるのがあからさますぎる)、序盤のやたら長い車からの脱出パート(ここで犯人が2人だと明かされる→内通者がいるのではとなる なので先入観にとらわれ、そのまま脱出が不可能に感じたままになるのは見事に感じた)のわりに腹の探り合いがすんなり終わる点、あと犯人が舞台装置になりすぎてる点にはちょっと違和感があった。それらからこの帯は言い過ぎでは...というふうに思ってしまった。
 でも振り返ってそう思うだけで、読んでいる際に、怖いシーンは確かに怖かったし、極上ではないかもしれないけど、しっかりサスペンスはしてたし、号泣はしなかったけど、主人公の感情に共感もできて、読んでて面白かったです。まだ自由研究の続きを読めてないので、そのうち読みたいです。

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2025年09月26日

Posted by ブクログ

作者の本は前シリーズから全て持っているが、今作はどうも冴えない。
仕舞い方が上手いとは思えず、何とも言えぬ。

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2025年08月28日

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