小説・文芸の高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
鳥の言語について解き明かす研究。
難しい言葉は出てこないし、行間も余白もしっかりあって、イラストもゆるく可愛く、圧を感じずに最後まで一気に読めた。
実験の資金を集めるためのバイトの話、実家の両親の話など、ちゃんと1人の人生の上に研究があったんだと感じられたのも面白かった。
疑問を持ったら何年かかっても突き止めるという姿勢がすごい。
「どうなんだろうね〜」で終わらせない研究者がいて、こんなにも世界って面白いんだなと知れる。
これから鳥や動物の鳴き声を聞いたら、何かしゃべってるんだなあと思えるだけで想像力が広がるね。人間だけ特別、じゃないね。
-
Posted by ブクログ
初めての、菰野江名さん。
読書YouTuberさんオススメで、書評がとても良かったので買いました。
主人公・文乃は公立保育園に働いてたが休職し、再就職先に選んだのが新宿にある24時間体制の保育園『つづきの保育園』に勤務することになる。
そこで出会うパパ・ママたちは共働きや在日外国人、シングルマザー…と様々な事情を抱えている。子どもといっしょにたくさんの時間を過ごしたい。だけど一緒に過ごすだけだと生きていけない。だから働く。そんなジレンマを抱えながら仕事をしている彼らを見ると、時間にもお金にも余裕がない時代なんだなぁと悲しくなる。
印象深い、成也くんのママ・真栄城さん。大切な人を亡くした状態 -
Posted by ブクログ
数年前、私の好きなアイドルに提供してくれた歌詞があまりにも素敵で、いったいどんな人生観を以てあの詞を作ってくれたのだろう?と思ったことがきっかけで読んだ。
ご本人は「一流大学に進学し良い企業に入る」的な人生でなかったことをマイナスに捉えるような発言をされていたけれど、そんなの比べ物にならないくらい豊かで素敵な経験をされていた。テレビで観る、底抜けに明るく破天荒なだけの御仁でないのだなと今更ながら思う(もちろんその姿も全く嘘ではないのだけれど)。
どの章も素晴らしかったけれど、亡夫である和田誠さんへの愛情が言葉の節々から伝わってきて、終盤はずっと涙。生まれ変わっても同じ両親から生まれてまた和 -
Posted by ブクログ
昭和43年に刊行された本だという事にまず驚きました。少しも古臭さを感じる事がない、文学って普遍的なんだなと。
この本を手にとったきっかけは、本の紹介の所に、実際にこのような鉄道事故があった事という内容へのざっくりとした興味からでした。
いつ事故が起きるのか、その鉄道事故が起点になり、物語が進んでいくのかと読む前は勝手に思っていましたが、進めど進めどそんな描写は出てこず、9割読み終わったラストシーンだったのですね。
長編小説ですから、すっかりその世界に浸って読み進めていたので、鉄道事故のシーンは衝撃的過ぎました。号泣して目が真っ赤になってしまった。
自分だったらこんな生き方をする事が出来るのか、 -
Posted by ブクログ
昭和43年に刊行された本だという事にまず驚きました。少しも古臭さを感じる事がない、文学って普遍的なんだなと。
この本を手にとったきっかけは、本の紹介の所に、実際にこのような鉄道事故があった事という内容へのざっくりとした興味からでした。
いつ事故が起きるのか、その鉄道事故が起点になり、物語が進んでいくのかと読む前は勝手に思っていましたが、進めど進めどそんな描写は出てこず、9割読み終わったラストシーンだったのですね。
長編小説ですから、すっかりその世界に浸って読み進めていたので、鉄道事故のシーンは衝撃的過ぎました。号泣して目が真っ赤になってしまった。
自分だったらこんな生き方をする事が出来るのか、
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。