小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
最初はファンタジー系か?重大な罪?と
あまり好きな類では無いかもと思って読み始めましたが、読後感が本当に良くて大好きな作品になりました。
ヤングアダルトの金字塔と称されるだけあり、
小中高を生きる子供たちに是非読んで欲しいと感じました。明日への活力が湧いてきたり、不安や肩の荷が少し減るような素敵な作品です。
自分の人生は辛いとかつまらないとか
思う事が時々あるけど、
客観的に自分の人生を見た時に
きっとそんなに悪く無いのかもと思いました。
自分の人生を無理に良いものにしようとしなくても良いのかなと、もっとリラックスして生きたい。
自分にも周りの人にも感謝しなくちゃな〜 -
Posted by ブクログ
明治、何者かが大金の賞金をチラつかせて腕の立つものを京都天龍寺に招集する。なんらかの事情で金を必要とする人々が集まるが、そこで【蠱毒】というデスゲームの開催が告知され… というのが物語の冒頭。少年漫画のように次々と乗り越える壁が現れるので一気読みです! 主人公のひとりである嵯峨愁二郎の生い立ちや兄弟たちとの関係も良かった…アツい!
参加者全員で殺し合いながら東京を目指すので人はどんどん死ぬけれど、主要人物たちは信念と誇りを持っている者が殆どで、その背景もきっちり描かれるので切なさはあれども悲壮感はさほどないのが良い。
物語最初の方は双葉の存在を、子供とはいえ誰も殺さずに最後まで駆け抜けさせる -
Posted by ブクログ
大人が思っている以上に、子供は、その繊細な心に無数の傷を負っている。そして、それから無数の傷のなかに生じた、いくつかの〝ずっと癒えない傷〟の痛みと折り合いをつけながら、ゆっくり、ゆっくり、〝大人と呼ばれる生き物〟に、なっていくのだ。(p298のフレーズより引用)
美しい海に囲まれた子泣き島で育った幼なじみの拓海と風太は、お互いに言えないことを心に秘めながら島を離れ、会えないまま大人になりました。そして、偶然(?)の再会が・・・二人の幼なじみ・涼子の明るく前向きな人柄も素敵で、友達って本当にいいものだなあ〜と改めて実感しました。
今年は、森沢さんの小説をたくさん読みました。どれも温かくて優 -
ネタバレ 購入済み
相変わらずの
愉しさ
ついつい読んでしまいます
注射の詳しい描写のくだりは減りましたが
さもありなことを言っているのがニクイ
棒倒しって‥ -
Posted by ブクログ
昭和十八年四月、宇治山田市内の民家に侵入し、一家三人が皆殺しにされるという事件が起きた。逮捕されたのは谷口喜介は死刑が確定している。検事から弁護士になったばかりの吾妻太一は偶然、夜道で苦しむ少女を救助する。彼女は死刑囚である谷口喜介の娘だという。面会した吾妻は谷口から、『わしは無実や』と聞かされる。吾妻が目撃証言者である伊藤乙吉を探すことに。しかし彼は闇米購入の取り調べの際中、脳溢血で亡くなってしまった、という。しかし頭部に不審な大きなこぶがあった。
というのが、本書の導入。私は恥ずかしながら本書を読むまで知らなかったのですが、実際にあった事件、正木ひろしの「首なし事件」がモチーフになっ