千玄室の一覧
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ユーザーレビュー
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茶道をしていなかったら読まなかった1冊。
茶道経験していたからこそ手に取った本だが、茶道を知らない人にも読んでほしい。
特攻隊を経験し、生き残った、お茶の家の息子だからこその想いが描かれている。
Posted by ブクログ
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お茶の本は二冊目。
読んでいる途中もそうだけど、読み終わって、大宗匠のプロフィールを読んでいるときに、感動して涙が溢れてきた。
読み終わったあとに、なんともいえないけど、自分への影響が確実にあるんだろうと思う。
また、戦争後、渡米したときに、パスポートではなく「占領国民として、保護されたし」という
...続きを読む紙切れで渡航したこと、
戦っていたアメリカで知ったあたたかいファミリーのことが印象的だった。
茶道の精神 和:平和と調和 敬:互いに敬いあう 静:清らかな気持ち 寂:何事にも動じない気持ち/お茶をいただくときは、正面を避けるために碗をまわす/思いをいれる前に、型から入り、それを通り越す/体力的なの力関係を越える「文化の力」/国連ミレニアム総会で、韓国と北朝鮮の代表団が二人揃ってきて、お茶を手にした
Posted by ブクログ
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型に血が入って“形”になっていく
茶碗は地球、抹茶の緑は失われていく自然
日本は戦争には負けたが、文化では負けない
一盌からピースフルネスを
いくつも言葉が心に残った。
戦争を知る人、
特攻隊から生き残ってしまったという意識を持つ人の言葉の重み、茶道云々というより、人として、日本人としてどうある
...続きを読むべきか、考えさせられた。
Posted by ブクログ
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自分を認め、他者を認める。そこにこそ平和の原点がある。
千利休の言葉、叶うはよし叶いたがるは悪しし、が深く心に残った。何かを成し遂げたいと思ったとき、そのために努力して結果として叶うのは大事なこと。けれど、小手先のことに気を取られて、ろくな努力もせず、ただ叶えたい叶えたいという気持ちばかりが先走って
...続きを読むしまうのはよくないということ。何事も作為があってはダメ。すっと自然に叶うがよしなんだそうだ。
これは私の英語勉強に当てはまる。話せるようになりたいな、英語ができるようになったらいいなと思うばかりで、ろくな努力もせずさまざまな勉強法に気を取られてここまできた。ようやく一念発起して、ラジオ英会話1つに絞り勉強しているところだから、とにかく継続して勉強しようと改めて思った。
善人になろうなんて気持ちを持ったらダメ。人に迷惑をかけない、これだけでいいとの言葉に気持ちが軽くなった。善人なんてものはいない。だから、善人になろうとすることにそもそも無理があるのだ。さんざん無理してきたのかもしれないなあと思う。
それからもうひとつ、まさに自分のことだと思ったのが、先読みのし過ぎ。自覚というのは、自分がしたことに対して感じたことを受け入れ、納得すること。それを何もしないうちから、ああでもないこうでもないと考えようとするから訳が分からなくなるのだ。ことさら迷わなくてもいいものを自ら進んで迷いに踏み込んでいくようなものだ。自分一人で都合のいいイメージを思い描いて、その通りにならないからといって迷う。勝手に自分で迷路にはまるこれぞ自分のことかと思った。選ぶときは正体不明の妙な自信をもたず、今ある事実や現実を材料にすること。自分の勝手な想像まで比較や判断の材料にしない。そして、選んだならそれが今の現実の自分。目の前にばーんと白い紙を置いて、そこに自分自身で絵を描いていくのだ。
大きな白い紙を前にした自分を想像し、1日1日の積み重ねで絵が少しずつ作られていくんだなと思った。自分と向き合い、自分に責任を持つ。そして人に惑わされずに信念を持って自分の絵を描いていこう。しんみんさんに重なり、あらためて心豊かに大事に生きようと思った。
Posted by ブクログ
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最高齢90歳の小野田寛郎氏から最年少72歳の江口克彦氏までの13人が語る生涯現役の知的生活術。
楽しく読めました。
旦那である三浦朱門さんに始まり、奥様であられる曽野綾子さんがラストの編集の仕方も面白かったです。
それと、やはり90歳、80歳代後半のかたの語りが人生の枯れ方が熟成していてすんな
...続きを読むり納得。
しかしながら、70歳代前半から中盤の方々は、まだ枯れ方が足りないように感じました(笑)。
共鳴したのは、小野田さんの「原始力」と社会の重要性、村上和雄さんの「何歳からでも遺伝子のスイッチはオンできるでした。
それと、すべての人に言えることは、前向き、クヨクヨしない、自分で納得している健康法の継続的実践でした。
死を客観視する人生観も共通でした。
まだまだひよっこの63歳、今後の生きかたで参考になる情報が満載でした(笑)。
Posted by ブクログ
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