岸政彦の作品一覧

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2023/11/01更新

ユーザーレビュー

  • 断片的なものの社会学
    世の中の
    良いとされていること
    悪いとされていること
    そしてその背景を丁寧に捉えつつ、
    その先、へ進もうとする姿勢が素晴らしく、
    まさに断片的なものの社会学。

    アウティングと親友の鍋の話
    そして豪雨の中干からびた観葉植物の話
    が特に印象に残った。

    岸先生の描写、捉え方、そこからの解釈
    その全てが...続きを読む
  • 断片的なものの社会学
    本当にいろんな人がある。会社の同僚、上司、部下。家族、親戚、友人、知人。人それぞれにそれぞれの物語がある。

    私にも、とても人に言えないような話はある。著者の岸先生になら話してもいいかもしれないと思った。寧ろ聴いてほしい。吐き出して楽になりたい。

    世界は複雑で、美しいだけではない。

    美しい面ばか...続きを読む
  • 図書室
    岸政彦先生の小説をまた読んだ。岸先生、生活史を研究しているだけあって綴られる話もただひたすらにそこに生きる人たちが日々の生活を営んでいて、そのなかで出会う人や些細な出来事を書いてくれている
    そういう話を読んでいると特に何のおもしろみもないような自分の1日や1週間、一ヶ月がこの本に綴られている内容のよ...続きを読む
  • 断片的なものの社会学
    友人が貸してくれたエッセイ。自分があまり読むタイプでは無かったので最初はその世界観にたじろいだ。練りに練られた言葉というよりは作者の強い思いが溢れ出し、何とか言葉としては封じ込めたように感じた。普段何気なく過ぎていく「日常」。当たり前だがやはりこれが人間の数だけあるのだと強く感じた。読み終わる事が惜...続きを読む
  • 断片的なものの社会学
    タイトルの通り、いろいろな人の人生について綴っている。
    ざっくりとした解説ではなく、概念的に事細かく解析している岸さん。なんて面白い本なんだ。

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