調査する人生

調査する人生

2,530円 (税込)

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長い年月をかけて対象となる社会に深く入り込み,そこで暮らす人びとの人生や生活を描くフィールドワーカーたちは,自分たちの人生もまた調査に費やしている.生活史調査で知られる著者が,打越正行,齋藤直子,丸山里美,石岡丈昇,上間陽子,朴沙羅の卓越した6人のフィールドワーカーたちと「調査する人生」を語り合う.

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     対談集。聞き手は岸政彦。相手は打越正行、齋藤直子、丸山里美、石岡丈昇、上間陽子、朴沙羅。共通している問いは、著者たちが行なっているのは調査なのか、それとも調査以外の要素(支援など)がある行為なのか、単一や少数の事例に普遍性はあるのか、人生を書くことはできるのか。それぞれの論者なりの考えが語られてい

    0
    2025年09月23日

    Posted by ブクログ

    勝手にラブ&リスペクトの岸さん。
    数年前に『断片的なものの社会学』を読んでヒンヒン泣いて、完全に心を奪われた。
    以降この本は折を見て知人友人に配り歩いている。

    わたし自身、社会学に馴染みがあるわけではないから読んでいてよくわからない部分もいまだに多いのだけれど、それでも岸さんへの飽くなき興味から著

    0
    2025年09月08日

    Posted by ブクログ

    フィールドワークを行っている社会学者との対談集。聞き取り調査をやってる社会学者への聞き取り調査。学者の机上の空論、とは彼らに対しては誰も言えないと思う。印象的なのは対話相手の学者がほぼ全員、社会の矛盾に強く腹を立てているのに自分自身には自信がなさそうなこと。これは岸さんご本人も同じ。謙虚というのとも

    0
    2025年06月15日

    Posted by ブクログ

    「人生をかけて、相手の人生を聞く」という帯のまま。1つ目の岸さんと打越さんの対談から自分の知らなかった現実の話でとても興味深かった。沖縄特有の地域観や差別問題、調査することと支援すること、それぞれ最前線の人たちの話が読める貴重な一冊。

    0
    2025年03月08日

    Posted by ブクログ

    『断片的なものの社会学』で「質的調査」に出会って以来、著者の新刊やTwitterを追いかけてきた。そのせいか、本書で対談した6人のフィールドワーカー全員の名前は勿論、人となりだとか引用されたエピソードの数々がいろいろと数珠つなぎに思い出され、まるで私自身が現在進行形で配信を見ているような‥不思議な感

    0
    2025年02月01日

    Posted by ブクログ

    社会学、生活史、エスノグラフィー。人の生活、声、ヴォイスからしか見えてこない、わからないものが確かにある。

    昔働いていた職場で、沖縄出身の人がいた。基本的には明るい青年だったが、ある時から確実に目が死んでいた。そうしてふっと会社を辞めていった。岸先生の話の一部を読んで「そういうことだったのかもしれ

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    2025年01月30日

    Posted by ブクログ

    最近年齢のせいかプライベートで色んな人と会うことが減って、1年ぶりの再会みたいなことが多くなってきたが、この本における「調査する」ってその時の友人との会話みたいだと思った。会ってなかった時間を確認しながら、時に脱線して、色んなことを話すあの感じ。「調査する」という言葉の中には、興味とか敬意とか尊重み

    0
    2025年04月23日

    Posted by ブクログ

    面白かった。社会学者の岸政彦さんと、同じような研究者の方たちとの対談。奥さんとの対談、面白すぎるが、ちゃんと学者として話しているのもそれはそれで面白い。大変だったね、で終わらないためには。社会学の本はいろいろ大学生時代に読んだが、インタビューなど生活史、人としての人生を学問にする、というのも不可能や

    0
    2025年09月04日

    Posted by ブクログ

    社会学における「生活史調査」とは、調査者がある属性における個人の人生を記述するという要領で、社会現象と人間行動の関係性を紐解きながら理解しようとするもの。本書が特徴的なのは、この手法に長けた研究者が、まるでその調査方法の被験者のごとく、語らせられる。調査の難しさとかインパクトあるエピソードとか、調査

    0
    2025年05月04日

    Posted by ブクログ

    社会学者の岸政彦さんと6人の研究者との対談をまとめた本。社会学者として調査対象とどのように関わってきたのか、その中でなにを感じていたのか書かれている。

    以下気になったところメモ
    ・社会学の目的、単に問題解決を目指すのではなく、まず「理解したい」。社会学はリカバリーやサルベージのような、答えを出すも

    0
    2025年04月25日

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