調査する人生

調査する人生

ビジネス・実用
2,530円 (税込)

12pt

長い年月をかけて対象となる社会に深く入り込み,そこで暮らす人びとの人生や生活を描くフィールドワーカーたちは,自分たちの人生もまた調査に費やしている.生活史調査で知られる著者が,打越正行,齋藤直子,丸山里美,石岡丈昇,上間陽子,朴沙羅の卓越した6人のフィールドワーカーたちと「調査する人生」を語り合う.

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 社会学
  • 出版社
    :
    岩波書店
  • タイトル
    :
    調査する人生
  • タイトルID
    :
    1734432
  • ページ数
    :
    320ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年11月28日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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調査する人生 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    打越さんの「ヤンキーと地元」を読んだ時にも感じていたけど、破天荒でどこか抜けてるのに書く/書かないの線引きとか俯瞰で冷静に見ているところがあって、今回の岸さんとの対談でもその辺が光っていた。
    線引きについてはこの本の他の登壇者も話されていて、さすがプロだなあと思った。

    丸山さんとの対談で岸さんが「書けないのは理論がないから」と断じていたのも印象的。テーマと現場をつなぐのが理論……他にも通じる話だと思う。

    0
    2026年06月01日

    Posted by ブクログ

    他者を理解することはできないけれど理解できないから何もしなくていいということではなくて、他者の言葉から何か少しでも得ることはできると信じて調査していくのだなと思った。
    『生活史の方法』に書かれているエッセンスが対談の形式で描かれており分かりやすい。

    0
    2026年03月04日

    Posted by ブクログ

     対談集。聞き手は岸政彦。相手は打越正行、齋藤直子、丸山里美、石岡丈昇、上間陽子、朴沙羅。共通している問いは、著者たちが行なっているのは調査なのか、それとも調査以外の要素(支援など)がある行為なのか、単一や少数の事例に普遍性はあるのか、人生を書くことはできるのか。それぞれの論者なりの考えが語られていくが、当然意見は皆異なる。異なってはいるが、共通していることもある。それは、書名通りに、調査のためというよりも人生を営む場として、各々のフィールドにいるということ。

    0
    2025年09月23日

    Posted by ブクログ

    勝手にラブ&リスペクトの岸さん。
    数年前に『断片的なものの社会学』を読んでヒンヒン泣いて、完全に心を奪われた。
    以降この本は折を見て知人友人に配り歩いている。

    わたし自身、社会学に馴染みがあるわけではないから読んでいてよくわからない部分もいまだに多いのだけれど、それでも岸さんへの飽くなき興味から著書を片っ端から読み続けている(『所有とは何か-ヒト・社会・資本主義の根源』だけ難し過ぎて頓挫してしまった)。
    『東京の生活史』刊行記念トークイベントでは直接お会いして少し会話させていただくことも叶い、話す内容も顔もフォルムも声も何もかもが素敵過ぎてズキューンってなったその思い出を今もずっと大切にしている。

    そんな岸さんの最新作である『調査する人生』は、長年にわたって岸さんと親交のある社会学者の方々との対談を収めたものである。

    打越正行さん『ヤンキーと地元』
    齋藤直子さん『結婚差別の社会学』
    丸山里美さん『女性ホームレスとして生きる』
    石岡丈昇さん『ローカルボクサーと貧困世界』
    上間陽子さん『裸足で逃げる』
    朴沙羅さん『家(チペ)の歴史を書く』

    岸さんのあれこれを通じて全員お名前は知っていたけれど、著書を読んだことがあるのは丸山さんと上間さん(『海をあげる』)だけ。
    対談を読んだらみなさんの気合いというか覚悟というか、それぞれが背負い立つものへの強い想いをひしひしと感じて、尊敬の念を抱いた。
    まずは以前から気になっていた上間さんの『裸足で逃げる』を読んだ。
    感想は別で書いた。本当にすごい本だった。

    『調査する人生』の帯には、「人生をかけて、相手の人生を聞く」と書いてある。
    本当にその通りのことをしていると感じた。
    社会学ガチ勢。
    本当にかっこいい。

    上間さん以外の方々の著書も、また、対談の中で何度か言及されていた『ハマータウンの野郎ども』も、いつか読んでみたいと思う。

    0
    2025年09月08日

    Posted by ブクログ

    フィールドワークを行っている社会学者との対談集。聞き取り調査をやってる社会学者への聞き取り調査。学者の机上の空論、とは彼らに対しては誰も言えないと思う。印象的なのは対話相手の学者がほぼ全員、社会の矛盾に強く腹を立てているのに自分自身には自信がなさそうなこと。これは岸さんご本人も同じ。謙虚というのとも違う。自己肯定感のない研究者が何人もいることにちょっとびっくりするな。

    0
    2025年06月15日

    Posted by ブクログ

    「人生をかけて、相手の人生を聞く」という帯のまま。1つ目の岸さんと打越さんの対談から自分の知らなかった現実の話でとても興味深かった。沖縄特有の地域観や差別問題、調査することと支援すること、それぞれ最前線の人たちの話が読める貴重な一冊。

    0
    2025年03月08日

    Posted by ブクログ

    『断片的なものの社会学』で「質的調査」に出会って以来、著者の新刊やTwitterを追いかけてきた。そのせいか、本書で対談した6人のフィールドワーカー全員の名前は勿論、人となりだとか引用されたエピソードの数々がいろいろと数珠つなぎに思い出され、まるで私自身が現在進行形で配信を見ているような‥不思議な感覚で一気に読み終えてしまった。それにしても‥親しかった仲間から“打越正行を追悼しない”会で見送られるとは‥なんと短くも豊かな人生だったか!

    0
    2025年02月01日

    Posted by ブクログ

    社会学、生活史、エスノグラフィー。人の生活、声、ヴォイスからしか見えてこない、わからないものが確かにある。

    昔働いていた職場で、沖縄出身の人がいた。基本的には明るい青年だったが、ある時から確実に目が死んでいた。そうしてふっと会社を辞めていった。岸先生の話の一部を読んで「そういうことだったのかもしれない」とも思う。

    部落問題やヤンキーと地元、暴走族や日雇いの建築現場など、様々な生活を文字通り人生をかけて体当たり?で話を聴いてきた方達の話。リアリティがありすぎてすぐには消化出来ない感じがまた頁をめくらせる。

    本を読むことは、自分以外の誰かの、もう一つの人生や生活を追体験することとある意味では同義であると考えている。

    ルポ、ノンフィクションを読むことを通じてどういった体験をするのか?

    想像力の外にあるリアリティというか、存在することは認知しているけれど、よくわからなかったり、怖くて避けて通ってきた部分もある。例えば学校のヤンキー達の集まりや、コギャル達の遊び相手がどこかの大学生だったりだとか。

    何か流れでヤンキーの先輩の家に連れられて煙草を吸わせられたりシンナーを吸わせられたりして怖かったなぁ。

    そこではもう何も言えない、ただただ時間が過ぎて解放されるのを待つだけだった。

    0
    2025年01月30日

    Posted by ブクログ

    社会学者なる人が、何をしているのかあまり考えたこともなかったが、ほんの少し垣間見ることができた気がした。
    フィールドワークでみたもの、感じたものをどれだけ、リアルに語弊なく伝えられるのかをどの章でも共通して議論されていたように感じた。
    実際に部落、ホームレス、ヤンキーなど社会的に弱い立場に立たされている人たちを調査している方が多く、確かに書き方ひとつで、美談にも、いい、悪い話にも出来るような気がした。

    社会問題を改善する学問というより、人を理解する学問と考えると、社会学に少し親しみを感じました。

    0
    2026年03月22日

    Posted by ブクログ

    最近年齢のせいかプライベートで色んな人と会うことが減って、1年ぶりの再会みたいなことが多くなってきたが、この本における「調査する」ってその時の友人との会話みたいだと思った。会ってなかった時間を確認しながら、時に脱線して、色んなことを話すあの感じ。「調査する」という言葉の中には、興味とか敬意とか尊重みたいなことが含まれていて、意外と身の回りの人に対する接し方には当てはまるのかもしれない。自分は社会学者でもないし、誰かの話を聞いて論文を書くわけではないけど、そういう姿勢で色んな人と接して、学べる大人ではありたい。

    0
    2025年04月23日

調査する人生 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 社会学
  • 出版社
    :
    岩波書店
  • タイトル
    :
    調査する人生
  • タイトルID
    :
    1734432
  • ページ数
    :
    320ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年11月28日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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