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生活史研究で知られ、大阪と沖縄、そして音楽に魅せられた社会学者が綴る、発見と内省、諧謔と哀切に満ちた日記。ウェブマガジン「考える人」の人気連載に、最愛の猫とのかけがえのない日々を書き下ろした「おはぎ日記」を併録。
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Posted by ブクログ
こういうことはあまり多くはないんだけど、「いつもなら絶対に寝ている時間帯(AM3〜4時)になぜか寝れずに起きている」って時に、ひとりぼっちで岸先生の本を読みます。なんだろう、ふと自分の人生のことを考えてしまうからでしょうか。 「にがにが」ではありつつも、おでんのおだしのような本でした。後半は読んで...続きを読むいて堪らない気持ちになり、家を飛び出して開店前のコメダ珈琲に並んだりして。
著者のことを知ったのは2015年、『断片的なものの社会学』の頃。以来Twitterでもフォローしていたから本書の内容はほとんどリアルタイムで読んで、いろいろ知っているのに何度も大笑いしつつ、最後は嗚咽するほど泣きながら読んでしまった。『大阪の生活史』できましたね!まだまだ先になりそうだけど読むのを楽...続きを読むしみにしています。
にがにが日記は、ハッと気付かされたり、気付かされたりすることもあったが、対で向かいあう(読み進める)ことがむずかしい。恐らく、連載のペースで読むのが本当にいい匙加減だったのだろうと思う。 おはぎ日記は、生々しい記憶が呼び起こされたけど、命の煌めきや心配する気持ち、生を強く感じられる話であった。読み進...続きを読むめて悲しいけど、読めて良かったと思う。
岸政彦の本は結構読んでて、特に「断片的なものの社会学」に感銘を受けたのだ 社会は街の人ひとりひとりによって成り立っているんだなぁという実感というか。 で、この本は岸政彦の日記なのだが、面白い。日記本でこんなに面白かったのは初めてだ。植本一子でもここまではなかった。 それは、岸政彦の本が好きだった...続きを読むからだろう。 この人こんな風に考えて生きてんのか、と笑 尊敬する人の頭の中を覗いてる感覚 おはぎ日記は泣いた。
「自分のエクストリームな体験や当事者性やアイデアで書けるのは一冊だけ。あとは『型』と『練習』。音楽でも文章でも学問でも同じ」(p.49) すきな作家はいつも、同じことを違う言葉で書く。それが彼らの「型」なのだ。 電車が停まったとき、誰か亡くなったのかなと思える感性をうしなわずいたい、と綴る筆致はやわ...続きを読むらか。一方で、「生きづらさをなくそう」「居場所をつくろう」といったふよんふよんした言説には一つ線を引く。わたしが引かれた哲学も確か、じゃなくて、殴ったら殺されそう(殺せそう)な煉瓦みたいな硬質な思想であった。 白眉は書き下ろしの「おはぎ日記」。実家の犬の最期も不思議だった。家族がそろえる日を選ぶかのように旅立った。雨の日だった。身体の自由がきかなくても、トイレに向かおうとした。ちいさくひとつ鳴いた。さよなら、というみたいに。あちこちに、いまもあの子の思い出が宿る。でもあの子はいない。筆者の愛犬の写真を見て、あの子の写真を見て、笑顔になって、すこし泣く。
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