小説・文芸の高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
とあるピッツェリアで、客の不審死事件が起こる。
クワトロ・フォルマッジ(4種類のチーズを使ったピザ)という題名の通り、4人の従業員の視点が順繰りに移りながら話が展開する。
登場人物それぞれが、他人に明かしていない“秘密”を抱えており、同じ出来事でも、視点が変わると違った見え方になって、いろいろな視点を重ねていくことで、立体的というか、ホログラムみたいな感じで、真実が浮かび上がってくる感じ。
構成がとても上手く、この先どういう展開になるのだろう?と気になって、手が止まらなくなった。
ライトな導入やコミカルな要素わ良い意味で裏切る、しっかりとしたミステリー。 -
Posted by ブクログ
プロローグ
昭和ソコソコの生まれであれば、誰もが知っている、ドラマ『探偵物語』とその主人公、工藤俊作
言わずとしれた名探偵ならぬ迷探偵である
ドラマオープニングのSHOGUN“Bad City”と
とくにエンディングの同じくSHOGUNの“Lonely Man”は、今なお心に深く刻まれている名曲だ
小学生の頃、下校しTVをつけ、この再放送をかぶりつくように観ていたあの頃に思いを馳せつつ、頁を捲った!
本章
『探偵物語』懐かしの古典的ミステリーに★5
この度の誠に喜ばしい再刊行を機に再読
※因みに、映画版『探偵物語』は、赤川次郎原作の全くの別物である
原作の小鷹氏は、ダシール・ハ -
Posted by ブクログ
キラキラの表紙に惹かれて購入。
大当たりだった。面白かった。
作中作と現実の世界がリンクしてからの怒涛の展開が大好き。
解説でもあったけどテンポが軽快で、まさに“目で楽しい”文章だった。
この本、文庫化された時に書店で見かけて買おうか悩んだ末辞めて、しばらくしてからまた探したけど見つからず…。
もうあの綺麗な表紙の本には出会えないのかなと思っていた矢先、限定キラキラカバーに生まれ変わってまさかの再会!
きっと私はこの本に出会う運命だったんだな〜と思いつつ、状況がなんだか作中のニーチェの思想と重なる部分があり。
そういう思い入れ込みで大好きな一冊になった!
伊坂幸太郎さんの他作品も読みたい。 -
-
Posted by ブクログ
1913年8月13日の夜、愛知県の千種町今池で起こった強盗殺人。逮捕されたふたりの男のうちの片方が警察の取り調べの際中、事件の首謀者として名前を挙げたのは、岩田松之助だった。岩田にとっては身に覚えのない罪で、ほんのすこしの間、同じ硝子工場で働いていただけの人間が何故そんなことを言うのかも分からなかった。無実を訴えるものの聞く耳は持ってもらえず、一度は死刑を求刑され、そして監獄生活の中でも自身の無実を訴え続けた男は、出所後、周囲の協力も得て、デュマの『巌窟王』にもなぞらえられる存在となっていくが、彼の前には分厚い壁が立ちふさがっていて――。
急に身に覚えのない罪を糾弾されたら、自分自身をど -
Posted by ブクログ
ミステリー本を読むのが二回目で初心者な自分でも犯人の予想が少しついてしまうほど難しくはありませんでした。が、予想がついた後もどうしても動悸が自分にはわからず、自分の予想を疑っていました。しかし、話が進むほど確実に犯人は絞られる。だけど動悸がわからない、そんな不思議な気持ちで本を読み進めました。早く読み進めて結末を知りたい!そんなふうに思える本でした。動機を知った時、すごく驚きました。まさかそんな理由で?!と心の中で思いました。最後に明かされる「そしてその頃はやった唄」ゾッとするような、なるほどとなるような、言葉で表すのが難しいそんな唄でした。
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。