ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 女の国会

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    ネタバレ

    「私、憤慨しています」周囲の議員たちが立ちどまり、高月を見た。ざわりと失笑が広がる。出たよ、憤慨おばさん、と誰かが言った。

    「先生が変えてください。私もそばでお仕えしますから」高月は照れたように笑って言った。「女の国会へようこそ」

    かっこよかった!スカッとした。そして、泣けた。最高のミステリーでした!!大逆転も、大逆転です!!!!

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    2026年05月13日
  • きみをわすれない ぼく モグラ キツネ 馬 そして嵐

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    “あなたが辿ってきた道をふりかえるとき
    それがどれだけ困難な道のりだったか
    どれだけよくやったかを知るだろう。”

    くらい雲も嵐も、いつかはおわるってこと
    いずれ去り、青い空が待っている。

    愛しさ、寂しさ、悲しみは消えないけど、ずっと嵐の中にいる訳にいかない。
    青い空の方に行かなくちゃ。

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    2026年05月13日
  • しっぽのカルテ

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    心がじんわり温くなって、涙が止まりませんでした。動物と暮らすこと、命を懸命に生きようとする本能の姿がとてもリアルで胸にくる。
    「なんの後悔もない看取りなんてない。」
    この言葉が、深く、静かに心に響きました。どんな命もすべて尊い。

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    2026年05月13日
  • 星を編む

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    家族とも他人とも言い切れない関係の中にある、愛の多様さと深さに、何度読んでも涙がこぼれる。
    切ないのに、どこか温かい。
    凪良ゆうさんの描く世界が、本当に好き。

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    2026年05月13日
  • ありか

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    毒親育ちのシングルマザーが、周りの人たちの温かさに救われる物語。
    支えてくれる人がいることは、決して当たり前じゃない。

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    2026年05月13日
  • 月収

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    以前読んだ『三千円の使いかた』に続き、聴読。
    よその家のお財布事情を覗くようで面白かった。苦しい事情を抱えながら、それぞれの暮らしを回していく人たち。
    お金の話というより、「どう生きていくか」の物語だった。

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    2026年05月13日
  • さがしもの

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    本にまつわるアンソロジー的な、だけど角田光代だけの短編集。

    『彼と私の本棚』に、「自分ちの本棚みたい」って台詞が出てきた。「花束みたいな恋をした」より先にこれがあったとは…。そして麦くんちの本棚には角田光代があるしね。

    いちばん好きだったのは『不幸の種』。この人の作品は本当に、わたしかわたしの友だちの話なんかなって思わせる。

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    2026年05月13日
  • 坂の上の雲(八)

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    日露戦争1904〜1905。教科書に簡単な背景と共に事実として記載されているのを習ったくらいで、そこに関わる人々の海戦、陸戦、外交、プロパガンダ、政治や保身の壮大なドラマが広がっていることをこの物語で初めて知った。
    青春群像劇として生き生きと血の通った物語の始まりにワクワクし、戦争が始まり正岡子規が病気になると不安な気持ちになり、陸軍の戦いの凄惨さに読み進めるのが辛くなり、海戦では戦争の作戦内容を追うのに必死になり、ずっと引き込まれていた。
    読み終わるのが少し残念だった。
    初めての司馬作品だったが、別の本も読みたい。
    この本を「若返りたいときに読む本」として勧めてくれた三宅香帆さん、ありがとう

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    2026年05月13日
  • ナゾノベル 悪魔の思考ゲーム(3) 繰り返す3日間

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    ラプラスの悪魔、シュレディンガーの猫など取り混ぜながら、意外となかなかハードなSFな作品。
    思問くんは、訪ねるたびに違う味のジュースを振る舞ってくれるところがおもしろい。ジュース好きで買い揃えているのか、ミノリとゃんの訪れを心待ちにしているのか。

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    2026年05月13日
  • たびたび

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    さくらももこはやっぱりいいなぁ。
    朝井リョウの特別寄稿も!という帯で即買いしたけど、買ってよかった。

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    2026年05月13日
  • まほろ駅前狂騒曲

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    ネタバレ

    あまり続編は読まないタイプだけど、前作「まほろ駅前多田便利軒」が良すぎてすぐ本作を手にした。

    すでにキャラに愛着が湧いていたので、前作よりさらに楽しめた。ちなみに脇役では、バスの間引き運転許すまじガチ勢の岡さんが好き。



    行天の過去が思っていた以上に壮絶だったのには驚いた。多田が行天に近所の人から過去の話を聞いたと伝えたのは、一見非常識だけど、本当は相手のためだけを思う愛のある行動だと思った。嫌われたり、怒らせてしまうリスクを背負ってでもぶつかりにいく多田をみて2人の絆を感じた。

    もう続編がないと思うと寂しいけど、大団円のいいラストだった。番外編がまだなので、いつか読んでみようと思う。

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    2026年05月13日
  • 犬たちの肖像

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    2015年刊。初出は「すばる」(2013年6月号~15年1月号連載)。
    犬彦だもの、書かれるべくして書かれた。全部で18章。古今東西、文学や映画や漫画のなかのイヌ、重厚なイヌ談義。
    よく練られている。各章、対比的な構成もみごと。たとえば、「二人の動物物語作家(シートンvs.ロンドン)」、「孤独の友だち(ブニュエルvs.セリーヌ)」、「東西名犬対決(タンタンvs.のらくろ)」、「犬を人間にできるか(ステープルドンvs.ブルガーコフ)」、「犬は人なり(谷崎潤一郎vs.川端康成)」、「愛犬と闘犬(江藤淳vs.川上宗薫)」といった具合。
    ただし、エッセーとしての難易度はマックスに近い。漫画の「東西名犬

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    2026年05月13日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    文庫の帯に「一番泣ける涙が止まらない」と
    あった。
    こんな感じの宣伝文句はよくあるしと思いながら読み始めたら、泣けた!
    それもかなり泣いてしまった。

    7編からなる連作
    死、にまつわる話だから、気分が落ち気味の時は読まない方がいいかなと思っていたけれど、むしろ逆。
    全編通して、ひとりの青年の再生の話でもあり、その他の人々も、ちゃんと生き切る為に、そしてちゃんと死んでゆく為に、と言う話。

    親友の死を、目の当たりににして引きこもり、漫画ばかり読んでいて、その妹に「ハイクラスクソニート」と呼ばれる朱鷺(とき)
    長い間引きこもっていると、仕事で人と話すのも
    ひと苦労
    明日こそまた家にこもってしまおう

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    2026年05月13日
  • 謎の香りはパン屋から

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    『謎の香りはパン屋から2』を読む前に再読。パン屋「ノスティモ」を舞台に、日常のちょっとした謎を解き明かしていくミステリー作品。読みやすく、読後はすっきりとした気持ちになれた。登場するパンがどれも美味しそうで、読んでいるうちにパン屋へ行きたくなる。さまざまなパンにそれぞれの背景や物語があるのも印象的で、温かみを感じられる一冊だった。寝る前にゆっくり読むのにもぴったりな作品。

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    2026年05月13日
  • クロエとオオエ

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    ラブコメ要素もジュエリーのところも、全編に渡って良かった。
    お客目線で読んでいて、こんなふうに自分の想いに寄り添って、世界に一つだけのジュエリーを作ってくれるなんて……! 素敵だなぁと。
    クロエとオオエの価値観の違いも、違うままでお互いをリスペクトして近付いていく過程が良かった!

    欠点はジュエリーが欲しくなってしまうところでしょうか。╰(*´︶`*)╯

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    2026年05月13日
  • 透明な夜の香り

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    第6回 渡辺淳一文学賞受賞作品。
    千早茜さんの『香り』3部作のりとつ。

    装丁買いしてよかった。
    この小説にでてくる宮沢賢治さんの注文の多い料理店。
    私はこの奇妙な世界観の話が好きだったんだけど、
    同じタイプならきっとこの小説も好きだと思った。

    匂いは記憶の中で残る
    香りは脳の海馬に直接届いて、永遠に記憶される

    そうだった。この人は忘れられない人だった。
    人より優れた嗅覚が忘れさせない。

    記憶という色も形もない永遠の瓶の中に彼はひとり閉じ込められている

    香りによって蘇る記憶、忘れられない過去や思い出

    植物から抽出される香り
    ローズやパチュリ、ジャスミン、シダーウッド…
    植物の知識も含

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    2026年05月13日
  • とんび

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    この物語を支えているものは愛だと思った。この物語に登場する人々はみんな、それが例え不器用であろうと何であろうと、人を愛するということを知っているのだと思った。今の時代の人は、人を愛するということが下手くそになっているのかもしれないとこの本を読んでいて感じた。自分も然りである。この物語の時代と、人々の温かみが羨ましいと思えるほどだった。

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    2026年05月13日
  • 死んだら永遠に休めます

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    章ごとの最後にある誰かの描写。
    最初は前川か?って思ったけど、全っ然違かった。

    登場人物みんなほぼ○○だけど、支えてくれる人が身近にいて良かった。

    前川とあの刑事許さない。

    青瀬は頑張ってる!

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    2026年05月13日
  • ベル・ジャー

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    ニューヨークを発つ前日に、クローゼットに詰まっていた綺麗な衣服をぜんぶ屋上から風に乗せて捨てるシーン
    明らかに自殺の比喩なのにフワフワしていてきれいな浮遊感だった

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    2026年05月13日
  • 後宮に月は満ちる 金椛国春秋

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    一巻から緊迫した状況がつづき、困難の連続であったが最後に希望がみえた。
    主人公はもとより優秀で頼れる味方も多いなか、運だけで大活躍した作児の存在はでかい。

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    2026年05月13日