小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
登場人物、ストーリー、展開全てにおいて私好みの本だった。
まず不良少年が小さい子の面倒を見るなんてそれだけで面白そう!
何となく展開は予想できたけど、思った以上に素敵で可愛くて切なくて…一気に読みました。
鈴香ちゃんが大田くんに懐いたあたりから私の顔はニヤけたままでずっと2人のやり取りがひたすらに可愛かった!
私もふたりの子どもがいて、それこそ1歳から2歳にかけては大変だった、早く大きくなって欲しい、早く1人でなんでもできるようになって欲しい、そんな事ばかりを考えて過ごしてたのがもったいなかったな、と思いました。
大田くんはきっと素敵なパパになることでしょう。
1歳の頃の記憶なんてたしか -
Posted by ブクログ
下巻も圧巻でした。
映画ではこの中からエピソードをすくい上げて不自然にならないようにつなげて⋯という感じだったのだと気づきました。
小説は端折られず、細かいからこその厚みが有ります。
日常生活的なシーンがたくさんあるけれど、起伏も充分にあり、最後まで飽きさせない。
喜久雄と俊介の関係性に春江も加わっているところも良かったですし、徳次がいい味出してます。
歌舞伎界は私たちが暮らす感覚とは違った家事情というか、家族の定義と言ったら良いのか?そういう独特の感覚があるのだなぁと思いました。実際の歌舞伎界でもよその子を養子に、とか家子にするとかあるようですしね。
どっぷり世界に浸れましたが、最後が衝撃す -
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
中学生の頃に歴史の教科書で学んだ記憶の中では、タウンゼント・ハリスに対して「不平等条約を締結した人」というイメージがありました。
新聞の読書欄でこの本を知り、稲葉稔さんの作品ということで興味がわき手に取りました。
登場人物たちは実在の人物で(下田記念館のホームページなどで確認しました)、小説を楽しみながら歴史を深く学ぶことができました。
下田奉行所の足軽だった村山滝蔵少年は、玉泉寺の米国総領事館でハリスに仕え、身の回りのお世話をしながら、英語を学び、ハリスと心を通わせていく様子が描かれていました。ハリスは、鳥や植物を慈しみ、畑を耕したり飼い犬を可愛がる場面もあって、読み進めていくうちに -
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デッドマンズチェア
前作バーニングダンサーは「コトダマ捜査班」の集結がテーマであり、彼らの人となりは魅力的だったが作品としては物足りなさもあった。メンバーのコトダマのお披露目、世界観の共有、そして本当の敵・・・。と自己紹介的なイメージだった。
今作では小鳥遊姉妹が中心となり、中国マフィアと彼らから逃げる男女、都内で起きる猟奇事件が平行で進みながらラストの衝撃に向かって行く。
久しぶりに衝撃を受け、終盤にてとあるカラクリに気づいてからは心拍数が上がり切ったままだった。
前作で物足りなさを感じていた戦闘描写も面白く、桐山の成長過程も魅力になった。
また、警察ミステリー+異能力バトルそれぞれがかな -
Posted by ブクログ
文字がぎっちり詰まっている。難しい。分からん。こんなに難しい本だとは思わなかった。
開始数ページで既に「空気」がゲシュタルト崩壊した。空気とは何か。改めて考えると、辞書的な意味も取れなくなる。
以下、本書を読んだ私の理解。
「空気」とは自身の外部にある判断基準であり、共同体の中で共有しているものであり、客観的な事実とは無関係の、みんなで支える虚構である。
事実をもって「空気」に「水を差す」ことはできるが、その水を差せるという「自由」自体が空気を作り出しているので、水を差したところで問題は解決しない。
うーん、人に説明できない。誰かに解説してもらいたい。
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