ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 超バカの壁

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    744円

    養老孟司ランキング3位

    養老孟司の思想を幾何学で表すと〇だな。

    こんな天災だらけの環境で築き上げられた日本の建築技術って本当に凄いなといつも思う。

    確かにお前サルみたいだよなって言われて怒る人って動物見下してる嫌な人だよね。だからフェミニストは性格が悪いだけだよ。

    「未成年のタレントが酒を飲んで暴れたことがニュースになりました。それが原因で彼は無期限謹慎の処分を受けたそうです。  昔は若い者が酒を飲んで暴れるぐらい当たり前でした。何度もやるのは問題でしょうが、破目をはずした奴をきちんと叱る、それでさらっと忘れてあげるのが普通の世間の常識でした。  注意をしたら若い奴は逆ギレ

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    2026年03月30日
  • 朝が来る

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    著者の作品を読むにつれて、どんどんファンになっていきます。
    人間の心情を描かせたら、右に出るものはいないんじゃないかと思うくらい、人間模様がリアルです。
    育てられない親と、子が作れない夫婦の複雑な想いをポジティブな面からも、ネガティブな面からも、両方絡ませながら進んでいくストーリーは、読む人をグッと惹きつけます。
    自分もガッツリ惹きつけられましたし、最後まで夢中で読みました。

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    2026年03月30日
  • ビバリウム Adoと私

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    Adoさんの半生がとても丁寧に書かれた本。ボカロ文化への深い愛と感謝、ボカロを世界に広めたいという強い熱量を持った方だと知れました。Adoさんさえも、唱という曲のレコーディングでは苦労して120回録り直した箇所もある、というエピソードは、歌に関しては努力を怠らないし絶対に諦めないAdoさんの性格が垣間見えました。

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    2026年03月30日
  • 兄 かぞくのくに

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    日本に住む在日朝鮮人の家族の元に、北朝鮮に住む兄が脳の腫瘍を治すためにやってくる話です。
    北の行動は本当に人権を無視しています。
    逃亡しないように監視が付きまとうし、家族も周りの人たちもみんな嫌な思いをしますし、手術が難しいとわかった段階で北に帰らせようとするし、メチャクチャです。
    ただ、そういう国が存在していることも事実ですし、子が親を選べないように、国を選べない人たちにとって、本当の意味での自由は手に入らないのかもしれません。
    自分は日本人ですが、日本という国は本当に恵まれているなと実感しました。

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    2026年03月30日
  • ノーメイク鑑定士

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    ネタバレ

    吐く毒が小さくていい。大きな社会問題に切り込むわけでもなく、心のそこからの罵倒でもなく、相手の言葉の隙を突き、日常に旨く潜んでいるハラスメントに対しての肘で小突くような皮肉によって、テンポよく面白く読むことができる。
    一篇目の「フットブレイク」では、語り手がとにかく人間味にあふれていてよい。普通の平社員であり、一般的な上司を持つ語り手は、その状況に合わせて自らの行動や感情を揺れ動かしている。注意されたらちょっと腹立っているし、心の中で毒を吐く。本当は気づいていたけど、指摘されたときに初めて気づきましたみたいなリアクションをとる。そして、否定もむなしく水虫であると断定されてしまい、そのときに限り

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    2026年03月30日
  • 渚にて 人類最後の日

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    ネタバレ

    核戦争後、北半球は壊滅し、南半球にも死の放射能が迫る。オーストラリアに滞在する米潜水艦艦長・タワーズ はすでに失われたはずの家族を心の中で生かし続け、過去に縛られて生きている。彼と出会った モイラは、絶望的な現実を受け入れながら“今”を生きようとする。終末が迫る中、対照的な二人は静かに惹かれ合うが、決して交わりきらないままそれぞれの形で最後の時を迎えていく。450頁超で長かったが、一気読みだった。核戦争のリアルと見えない放射能が迫ってくる中で自分の最期を見つめる。あり得なくもない人間の終末想像だった。⑤

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    2026年03月30日
  • べらぼうくん

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    万城目さんのエッセイにハマる3月。浪人留年〜就職〜無職を経て、小説家になるまでのエピソードたち。人生2回は失敗して3回目にはなんとかなる...時もあったりなかったり。初めて書いた小説に対する感想が「気持ち悪い」で全員一致なんて...
    くすくす笑えるエッセイ大好きです
    そして、同じ誕生日であること光栄です!

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    2026年03月30日
  • よはひ

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    ピッピとともに歳を重ねていく
    お父さんのお話しは
    いろんな齢(よわい)を刻んでいく
    62歳、18歳、500歳、92歳‥
    それぞれに色鮮やかな物語がある

    いしいさんの話しの中には
    色がある、音がある、なにかきらめいている
    シャボン玉の中でふわふわと
    浮かんでいる気持ちになる

    『ひと冬のすっぽん』は
    なんだか今の季節を物語っている
    寒い寒い冬
    特に京都の冬は冷えるのでしょうね
    もう地球ぜんぶがコチコチな気分でしょう
    そして、着火マスターのタカシが
    大活躍
    やがて、いきなりやってくる
    青草が大きく伸びをして
    梅が開き
    桃が咲き
    桜が爆発する

    今まさに爆発の春!
    我が家の庭でも草たちがようやく

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    2026年03月30日
  • ぬすびと

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    鳴海はバイト仲間のエミリに子守りバイトを紹介された。なぐも製菓の社長夫妻の息子さんだ。栄輝は幼稚園児だったがほとんど登園していない。

    南雲家ではお手伝いの三枝さんなど、楽しい時間を過ごした。特に奥さんの彌栄子さんとは気が合った。夫の忠雄さんとはうまくいかない。

    恋人の暖とはうまくやっている。弟の宏海は問題児だ。トラブルを起こして警察に逮捕された。弟を落ち着かせて南雲家にいってみると、解雇された。忠雄さんが倒れた。

    20年経った。母がそちらに行っていないか?と栄輝から電話がある。翌日電話してみると、すぐに帰ってきたらしい。

    彌栄子さんを訪ねてみた。お墓に忠雄のお骨を収めたらしいが…

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    2026年03月30日
  • 10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい 部屋をめぐる空想譚

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    ラノベっぽいタイトルに若干引いたけど、新しく入った本なので手に取ってみた。
    読み始めたらすごく面白くてびっくりした。
    膨大なデータを地道に集める丁寧さ、そこから読み解く意外な世界、
    そこを踏まえてさらにフィクションへと昇華する。
    思いつきだけでは到達できない、データを集めるだけではどうにもならない、
    文体が馴染めなかったらそもそも読めない。
    静かなテンションで追いかけていく、日常の中に隠された深い味わい。
    ひとつの章を完結させるまでに、近道のない時間の積み重ねがある。
    この圧倒的な作業量が説得力を支えてる。
    午後の紅茶との関係、トリセツ内のドコモ太郎の日々、
    花言葉でたどる愛の軌跡、入浴剤バブ

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    2026年03月30日
  • 自分の薬をつくる

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    前から気になっていたけれど、この方の本を読むのは初めてだ。
    これはすごく読みやすく、面白く、気持ちが楽になる本だった。

    自身が躁鬱病と診断されていて、
    活動として他の方の悩みを聞く「いのっちの電話」というのを通じて、
    2万人近い人と話してきた。
    それを初めて、公開のワークショップという形でやってみたのがこの本の内容。
    ホワイトボードひとつで仕切った架空の診察室の態で、
    1対1で悩みを聞きながらも、その話していることはその場にいるみんなが聞いている。
    人の悩みを聞くことで、自分と同じであることに気付いたり、
    そもそもそれは悩みなのかということに気付いたりする。
    悩んでいる当人は、自分の中でぐる

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    2026年03月30日
  • 星屑

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    ラストの方泣いてしまったᵕ ̫ ᵕ̩̩

    私がいかにも好きそうな本って思って手に取った本。
    本当に大好きな本になりました!
    ミチルと真由《だけ》の成長物語でもなく、キリエさん《だけ》の成長物語でもなくて、それぞれ登場人物のスピンオフ書いてほしい!!って思うぐらい、それぞれのキャラが濃く描かれている本だなって感じました。

    特にキリエさんの決意に胸打たれて、
    真由は実際にいたら嫌いになるかもって思ったけど
    嫌いにはなりきれないキャラの魅力がありました。

    最終的には、真由の心情が分かるし好きなキャラになりました。
    緊迫感が強い青春ストーリーって感じで、
    分厚い本なのに、
    《今日はここまで》ができ

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    2026年03月30日
  • ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい

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    ネタバレ

    映画化すると聞いて原作から読んでみました。表題作は独特の文章と主人公のあまりに繊細な思考がしんどくてしんどくて。でもそこがとても良い。私もたぶん学生の頃に漠然と考えていたはずのことが丁寧に丁寧に言語化されていて、痛々しいったらなかったです。(いやでも私はこんなに優しくなかったしもっとアホでした)

    とはいえ、インターネット黎明期だった私の学生時代とは他者や社会との関わり方も全然違っていて、今の時代だからこその生きづらさもヒシヒシと伝わってきて。「あーこんなに先回りしちゃえるんだ」とか「あんなに繊細なのにここはスルーできちゃうんだ」とか。今っぽい感覚が新鮮でもありました。

    映画祭ではよりによっ

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    2026年03月30日
  • 青い壺

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    刊行50年たっても、「嫁姑問題」「老い」「見栄」「人間の欲」は人間の変わらない普遍的なテーマだと感じた。
    青い壺の色は、各話によってあたたかい色に感じられたり、凛とした色に感じられたりする。
    うつくしさとは、その人の心持ちや置かれた環境によって変化するのではないだろうか。

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    2026年03月30日
  • ひとつむぎの手(新潮文庫)

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    医療系なので難しいかと思ってましたがドラマのようで意外に読みやすかったです。
    医療の大変さや医師の感情が分かって最後まで面白かったです。

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    2026年03月30日
  • ようやくカナダに行きまして

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    「50歳になりまして」読後に、続けてこちらを読みました。表紙の光浦さんとてもいいお顔!
    光浦さんがんばったんだなー。カナダに入国するところから試練がはじまっていました。

    最近テレビで拝見する光浦さんは、カナダに留学して、ゆるーくカナダ暮らしを楽しんでいらっしゃるイメージで、憧れていました。やっぱり芸能人だし、タレントパワーで留学なんて簡単にエンジョイできちゃうんだろうななんて。

    いやいやいやいや光浦さんがんばってたんだよー。すごいなー。ことばが完璧に理解できない状態でPCが苦手で、よく乗り越えたなー。この本は光浦さんの奮戦記であります。

    内向的で人を観察してばかりでお友達を作るのが下手な

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    2026年03月30日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    ネタバレ

    本屋で山積みされているのは何度も見かけたが著者の書籍を読んだことがなかったため、本の温度感や読みやすさが分からなかったため購入までは至ってなかった。
    たまたまバキ童のチャンネルに著者の三宅さんが出演しており、本の内容や三宅さん自身に魅力を感じ購入。
    読書法というよりは歴史を絡めており、自分の好きなジャンルだった。
    読書だけではなく、勉強や趣味をなぜ社会人になると学生時代ほど熱中できなくなるのかという疑問を紐解いていくため本を読まない人にもお勧めしたいと思った。

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    2026年03月30日
  • 海が見える家 それから

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    文哉が寺島からビジネスの知恵を教えて貰ったり、懇親会で島に暮らす人、別荘に暮らす人達との交流で新たなな人との繋がりが増えていく様子が描かれており、読んでいて凄く面白かったです。

    姉の予想外過ぎる行動に振り回される文哉ですが、芯を貫き通す様子が勇ましいと思いました。

    下記は個人的に一番考えさせられる一文です。
    引用 284P

    物事は、見る立場が変われば、見え方はまったくちがってくる。そのことをシンプルに表現している。おそらく芳雄にとってこの景色は、額縁に飾りたくなるほど美したのだ。芳雄だから見いだせた、最も思い出深い瞬間だったのだ。

    美しいとされる場所を検索して訪れるのではなく、自分自身

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    2026年03月30日
  • 風のマジム

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    映画を先に観たので、映画の登場人物や風景が頭に浮かんだ。多少違ってたけど、どっちも好きだったな。原作か映画どっちを先に見るかって迷うよね〜
    瀬那覇さんかっこいいな〜まごころを込めて仕事をしたり生きていくのが大事だな
    現実はこんなにうまいこと進まないかもしれないけど、仕事においても人に好かれて信念を持って進んでいきたい がむしゃらに働きたくなる話だった

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    2026年03月30日
  • 晴明☆暗夜之鬼譚

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    ネタバレ

    はあー!嬉しい!

    暗夜鬼譚の十年後。
    清明と弟子の、妖し退治奮闘記。
    ズボラで怠惰だけど優秀な師匠と、思春期反抗期まっさかりの弟子。そして、地獄から追放された馬頭鬼の三人同居は、歪ではあるけれど、平穏で楽しそう。

    そして!

    相馬五郎が来たー!
    嬉しい!
    前シリーズの主役コンビが大好きで、二人が離れ離れになってしまった事に、納得しつつも寂しかった私には、めちゃご褒美展開だった。

    瀬川貴次さんの作品の平安時代は、ちゃんと平安時代なのだけれど、現代と地続きに感じられて、小難しくもなく、ストンと登場人物に寄り添える。
    今回も、幽霊だったり鬼だったり人外が登場しつつも、基本的には怪異は人の心が起

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    2026年03月30日