小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレどんでん返し系の小説ということを知りながら読み始めたが、この書き方をされては、どうしてもミスリードしてしまう。確かに何もそう説明はされていないが、まさか思ったより年齢が上だとは…それもかなり上でこれはさすがにわからない。一応時間軸がおかしいんじゃないかと言うふうな予想をたてることができたがまさかここまでのものとは想像がつかなかった。結末を知ってからまた読んでみると、最初の1ページ冒頭の文でもうすでにミスリードを誘発していたのだなとわかった。
なんとなく現代的な小説かなと思っていたので、(タイトル含め)良い意味でもそこで裏切られた。非常に面白い小説で前のめりになって読むことができた。 -
Posted by ブクログ
文句なく面白いです、この本。
宇宙という、極めて「非日常的」な状況において、冷静に判断し、的確に行動しなければならない宇宙飛行士。
彼らは、宇宙で一緒に過ごす仲間たちとは、公私にわたって信用できなければならない。
そして、そのために必要なのは、技術やコミュニケーション能力に加えて、リーダーシップとフォロワーシップをバランスよく身につけていることと、ユーモア。
それらを見極めるための宇宙飛行士選抜試験は、おそらく、世界で最も厳しく、それでいて人間味のある試験だと思います。
その一部始終を余すことなく伝えてくれる本書は、非常にいい本だと思います。
宇宙や宇宙飛行士に興味がある人にも、ない人にも -
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Posted by ブクログ
人はだれしも罪を背負っている。まったく穢れをしらない無菌室で生きらる場所は人間社会にはない。
そんな二面性を『レ・ミゼラブル』を挿入しながら描いた巧みな小説だった。
あまりにご都合主義だと思われそうなストーリーだが、「いろいろあるもんだ」と楽しめるくらいのエンタメ性を持ってれば気にならない。
1番良かったのは、読者の心動かすのが大筋の白兎事件ではなく、夏乃目課長だったことだ。
なによりも難しい正しいことをしなければならない警察官と、愛を失った傷と、復讐という罪。
ミステリーとは別に、揺れ動く心理をユーモアで描く伊坂幸太郎節がサイコーだった。 -
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