小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレはい。おもしろかったです。
主人公の過去や因縁、義兄妹たちとの禍根、そして「蠱毒」の真の目的を巡る争いも本格的に軌道に乗り始めた。
実在の歴史上の人物や新たな蠱毒参加者も続々と登場し、盛り上がること盛り上がること。
それと同時に私の脳内もシッチャカメッチャカになってきて、そろそろパンクするかもしれない。もういい歳したおじさんだからね。しょうがないね。
ただ、これはミステリーとかも嗜んでいる弊害なのかもしれないけど、人格者に見える人物が出てくれば出てくるほど疑わしく思ってしまう。
そういう物語設計じゃないんだろうが、どうしても頭の中にチラついてノイズになっている。もちろんこれは私個人の問題なん -
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読書会で紹介していただき、気になっていた小説。倉科カナ主演のNHKのドラマ「TRUE COLORS」の原作。
「色彩のディーヴァ」と呼ばれた気鋭のフォトグラファー・立花海咲は、錐体ジストグラフィーという遺伝性の色覚障害によって、カメラマンの仕事を失う。妹・辻村七瀬の結婚を手紙で知ったことと熊本地震により、天草に帰郷。海難事故で死んだ父親、事故の賠償金を肩代わりした辻村と再婚した母親。海咲は辻村と母を嫌悪していたが、帰郷することで真実を知っていく。そして、自分だけの「色」を見つけていく。
アイリスとは虹彩のこと。網膜に入る光の量を自動調節するカメラの「絞り」の役割をする目の器官。
良かった -
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看護師だった父を早くに事故で亡くした成道は、懸命に働く母を助けて、車椅子の弟の世話をしながら、自分も看護師になろうと大学に進学する。ほとんど女子の看護学部には、クラスに男子は5人だけ。男子ならではの苦労もあり、弟の世話やバイトとも両立しながら、懸命に頑張る成道の姿に感動した。5人の仲間もそれぞれに事情や悩みを抱えながら、講義や実習をこなしていく。「あなたたち男子学生はただでさえ目立つんです。白ウサギの中に黒ウサギが混じっているようなものでどうしても目立つんです。」という教官の言葉は、インパクトが強かった。医療現場という特殊な環境では、男子であることは思いの外ハードルがある。でも卒業の時には、一
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児童文学という割にはとてもシビアで深いお話が多く、これを理解できる今の子ってとっても大人なのですね…。
文章が易しいからすらすらと読みすすめて、身構える暇もなく重い内容がどかん、と頭上に降ってくる感じ。
現代版「まんが日本昔話」のようで、読んでる間中頭の中を「ぼうや~良い子だねんねしな♪」が流れてました。
個人的には「お民の幽霊」と「ガラスのライオン」が気に入りました。
「お民の幽霊」、これ理解できちゃう子供って、めっちゃ大人だと思うんだけど???
極悪人のいない(クズはいたけど)悲喜劇で、お民の性格の様にサバサバとしたテンポの良い展開は、落語を聞いているよう。今も昔もダメンズっているんです -
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ある年の母の日に 次男から 私がちょい苦手な作家さんのエッセイをプレゼントされた母です笑
今年のプレゼントは 朝井リョウさんの爆笑エッセイの第一弾と第二弾をセットで頂きました。
「読んだことあったらゴメンだけど〜」と袋からガサゴソだしてきたこの二冊。
……ゴメンだけど
……どっちも読んだことある 笑
私が読んだことないのは第三弾のみよ!
ま、そんなことは1ミリも表情に出さずにね
その気持ちが嬉しいしね
ありがとう!
てか、まてよ。
私 「風と共にゆとりぬ」は単行本で読んだから
文庫にしか掲載されてない「肛門記eternal」がめっちゃ読みたかったんだった!
え、ホントありがと -
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読み始めた時はなんというか文章に起伏がなくて、自分の好みではないかもと思いながら読むことになったが、しっかりと最後まで読むと等身大であるからこそ描けるものもあるんだと説得された気がした。それに加えて他の芥川賞作品では終わり方がなんとなくぼんやりとして曖昧なものが多いのに対して、「火花」の終わり方は、確かに日常がこれからも続きそうだが、相対的に見れば個人的にオチがついている気もした。それはもしかしたら又吉さんが芸人であるが故のものであるかもしれない。
芥川龍之介への手紙での、作品鑑賞に関する意見は自分も心底思っていたことだったので少し報われた。この意見がきっかけで自分も分からないからと言って考え -
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最高 火事になってもこの本持って逃げるもん
タイトルは「ご覧のスポンサーの提供で…」の「ゴランノスポン」で、惰性で流していたテレビの電源を突然切る瞬間を切り取ったもの。そのセンスも好き!
騙し騙し帳尻合わせして後で納得できるように意味付けして意味もなく大変だと騒いでみたりしていたら一気に現実に戻される、その瞬間に心当たりがある人、またはその瞬間の訪れを認知して怯えながらその瞬間を待っている人、たくさんいるんじゃないかな
ダメな成功体験を積み重ねて増長した変な自信のせいで後戻りできないくらい社会的に破滅する瞬間が来るはずだとずっと思っていて、最近ゆっくり人生が破滅しているのを感じているからこの -
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穂村弘という才能の星と、「まみ」という才能の星が激突して、その欠片がきらきらと言葉として降ってくるかのような歌集。
ちなみに「手紙魔まみ」のモデルとなった少女はのちに「たんぽるぽる」という伝説的歌集を著す「雪舟えま」となる。
読んでいるとむねがきゅっとなるような、そんな言葉の連なり、イメージ。
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目覚めたら息まっしろで、これはもう、ほんかくてきよ、ほんかくてき
明け方に雪そっくりな虫が降り誰にも区別がつかないので
ハロー 夜。ハロー 静かな霜柱。 ハロー カップヌードルの海老たち。
夢の中では、光ることと喋ることとはおなじこと。お会いしましょう
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お替わりの水を