小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ恋愛や恐怖、サスペンスなど様々な黄泉味を持つショートショート終生。同じショートショートでも今まで読んできた星新一のものとは全く雰囲気が違うのが面白い。それでいて星のものと同じ時代を超えていくような普遍的な面白さというものは共有しており、迫力や貫禄を感じる。この才能が若くして失われてしまったことは本当に口惜しいことだ。ファンタジーやSFではなくある程度身近な現代の話が多く、人間の奇妙な運命や出来事が数々のどんでん返しや感情を動かすようなざわめくような奇妙ながら身近な感覚を呼び起こす。恋愛系も皮肉なものが多い星と比べて愛自体はしっかりと存在しているのが印象的な。(時折恐怖に変貌する)さらに印象に残
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Posted by ブクログ
上巻が今回の物語の核となる部分なら、下巻はエピローグ的な感じだと思った。主人公が色んな世界を色んなキャラクターで行き来し、世の中の本質をガツガツ突くのが面白かったが、下巻は世界が統一された後の話なので、上巻に比べると少しワクワク感に欠けた。
下巻で男性に搾取され続けていた空子がピョコルンを前にして男性側の思考になるの、大分えぐい。ここの展開が見事で好き。明人ピョコルンの末路もいい。
私はピョコルンがいる世界も、記憶ワクチンで思考が共通になる世界も、とてもいいと思った(笑)。その方がみんな楽だし傷つかないしハッピー★
こんな風に思ってしまうぐらいには、私は今の世界に疲れているんだと思うヽ(^ -
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Posted by ブクログ
昨年の年初に読んだ『ともぐい』以来の河﨑秋子さんの作品。ただ生きるためだけに動物の命を頂き、その一瞬一瞬を生きる明治時代のマタギを描いていた。最期には熊との死闘が待ち受けていた壮絶な小説だった。
打って変わってこの『夜明けのハントレス』は現代の女子大学生が、あるキッカケからハンターを目指し成長していく物語だ。狩猟の様子は臨場感が溢れ、心の動きも丁寧に描かれているので、一旦読み出すと小説の世界に完全に落ちてしまう感じだ。
特に初めて熊に遭遇して散弾銃を撃ってしまうエピソードはリアリティがあった。熊は害獣だから駆除するのは当然だとか、それは人間のエゴだから許せないとか、そんな簡単に答えが出せるもの -
Posted by ブクログ
ネタバレすごく読む価値のあった本だった。
物語の始めは、登場人物の重い過去について書かれていた。
戦争に関わる過去が多かったが、わたしの知っている戦火による残酷なものではなく、戦争が終わってもなお続く苦しみが存在していることをこの本を通して初めて知り、読むことが辛かった。
それ以降は、精神病棟の日常が書かれており、色々な過去があり、さまざまな病気の人たちが思い思いに生活している様子を読んで、閉鎖病棟である精神病棟でもそうなら、わたしが生活しているこの世界はもっと広くて、もっと色々な人がいるのだろうなと漠然とした感じた。
物語の中盤で事件が起こり、チュウさんの日常が少しづつ変わっていく。その中でも
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