ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • イクサガミ 地

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    ネタバレ

    はい。おもしろかったです。
    主人公の過去や因縁、義兄妹たちとの禍根、そして「蠱毒」の真の目的を巡る争いも本格的に軌道に乗り始めた。
    実在の歴史上の人物や新たな蠱毒参加者も続々と登場し、盛り上がること盛り上がること。
    それと同時に私の脳内もシッチャカメッチャカになってきて、そろそろパンクするかもしれない。もういい歳したおじさんだからね。しょうがないね。

    ただ、これはミステリーとかも嗜んでいる弊害なのかもしれないけど、人格者に見える人物が出てくれば出てくるほど疑わしく思ってしまう。
    そういう物語設計じゃないんだろうが、どうしても頭の中にチラついてノイズになっている。もちろんこれは私個人の問題なん

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    2026年05月12日
  • 容疑者Xの献身

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    (備忘)純粋すぎる愛の裏に隠された真実。トリック自体もさることながら、石神というキャラクターがとても強烈だった。先に映画を見てたから、脳内では堤真一で再生されてたけど、あの演技も見事だったよなあ。ガリレオシリーズ屈指の一冊です。

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    2026年05月12日
  • 滅私(新潮文庫)

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    極限までものを持たないミニマリスト。死んだら何もあの世に持っていけないとよく言うけれど、極端にものを持たない生活は不便ではないのかなと。作中に出てくるものを持たない生活で、楽って、そんなに、何が楽したいのというセリフ。まさにそうなのかなと。ものを持つということは世界との繋がりでもあるのかなと。

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    2026年05月12日
  • わたしだけのアイリス

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    読書会で紹介していただき、気になっていた小説。倉科カナ主演のNHKのドラマ「TRUE COLORS」の原作。

    「色彩のディーヴァ」と呼ばれた気鋭のフォトグラファー・立花海咲は、錐体ジストグラフィーという遺伝性の色覚障害によって、カメラマンの仕事を失う。妹・辻村七瀬の結婚を手紙で知ったことと熊本地震により、天草に帰郷。海難事故で死んだ父親、事故の賠償金を肩代わりした辻村と再婚した母親。海咲は辻村と母を嫌悪していたが、帰郷することで真実を知っていく。そして、自分だけの「色」を見つけていく。

    アイリスとは虹彩のこと。網膜に入る光の量を自動調節するカメラの「絞り」の役割をする目の器官。

    良かった

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    2026年05月12日
  • 介護未満の父に起きたこと(新潮新書)

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    我が親も80代で一人暮らし中、参考書のように読ませていただいた。
    親のこれからを考えつつ、自分の将来についても考えるきっかけとなった。もっといろいろ知るべきだな自分。

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    2026年05月12日
  • 青のナースシューズ

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    看護師だった父を早くに事故で亡くした成道は、懸命に働く母を助けて、車椅子の弟の世話をしながら、自分も看護師になろうと大学に進学する。ほとんど女子の看護学部には、クラスに男子は5人だけ。男子ならではの苦労もあり、弟の世話やバイトとも両立しながら、懸命に頑張る成道の姿に感動した。5人の仲間もそれぞれに事情や悩みを抱えながら、講義や実習をこなしていく。「あなたたち男子学生はただでさえ目立つんです。白ウサギの中に黒ウサギが混じっているようなものでどうしても目立つんです。」という教官の言葉は、インパクトが強かった。医療現場という特殊な環境では、男子であることは思いの外ハードルがある。でも卒業の時には、一

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    2026年05月12日
  • ジ エンド オブ ザ ワールド The End of the World

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    児童文学という割にはとてもシビアで深いお話が多く、これを理解できる今の子ってとっても大人なのですね…。
    文章が易しいからすらすらと読みすすめて、身構える暇もなく重い内容がどかん、と頭上に降ってくる感じ。
    現代版「まんが日本昔話」のようで、読んでる間中頭の中を「ぼうや~良い子だねんねしな♪」が流れてました。

    個人的には「お民の幽霊」と「ガラスのライオン」が気に入りました。
    「お民の幽霊」、これ理解できちゃう子供って、めっちゃ大人だと思うんだけど???
    極悪人のいない(クズはいたけど)悲喜劇で、お民の性格の様にサバサバとしたテンポの良い展開は、落語を聞いているよう。今も昔もダメンズっているんです

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    2026年05月12日
  • 透明な夜の香り

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    風景だけでなく香りも伝わってくるような美しい文章で独特の世界観に没入できた。「香り」三部作は最近完結したようなので全部読んで見ようと思う。

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    2026年05月12日
  • 風と共にゆとりぬ

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    ある年の母の日に 次男から 私がちょい苦手な作家さんのエッセイをプレゼントされた母です笑

    今年のプレゼントは 朝井リョウさんの爆笑エッセイの第一弾と第二弾をセットで頂きました。

    「読んだことあったらゴメンだけど〜」と袋からガサゴソだしてきたこの二冊。

    ……ゴメンだけど


    ……どっちも読んだことある 笑

    私が読んだことないのは第三弾のみよ!

    ま、そんなことは1ミリも表情に出さずにね
    その気持ちが嬉しいしね
    ありがとう!

    てか、まてよ。
    私 「風と共にゆとりぬ」は単行本で読んだから
    文庫にしか掲載されてない「肛門記eternal」がめっちゃ読みたかったんだった!

    え、ホントありがと

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    2026年05月12日
  • 火花

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    読み始めた時はなんというか文章に起伏がなくて、自分の好みではないかもと思いながら読むことになったが、しっかりと最後まで読むと等身大であるからこそ描けるものもあるんだと説得された気がした。それに加えて他の芥川賞作品では終わり方がなんとなくぼんやりとして曖昧なものが多いのに対して、「火花」の終わり方は、確かに日常がこれからも続きそうだが、相対的に見れば個人的にオチがついている気もした。それはもしかしたら又吉さんが芸人であるが故のものであるかもしれない。
    芥川龍之介への手紙での、作品鑑賞に関する意見は自分も心底思っていたことだったので少し報われた。この意見がきっかけで自分も分からないからと言って考え

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    2026年05月12日
  • ゴランノスポン(新潮文庫)

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    最高 火事になってもこの本持って逃げるもん
    タイトルは「ご覧のスポンサーの提供で…」の「ゴランノスポン」で、惰性で流していたテレビの電源を突然切る瞬間を切り取ったもの。そのセンスも好き!
    騙し騙し帳尻合わせして後で納得できるように意味付けして意味もなく大変だと騒いでみたりしていたら一気に現実に戻される、その瞬間に心当たりがある人、またはその瞬間の訪れを認知して怯えながらその瞬間を待っている人、たくさんいるんじゃないかな

    ダメな成功体験を積み重ねて増長した変な自信のせいで後戻りできないくらい社会的に破滅する瞬間が来るはずだとずっと思っていて、最近ゆっくり人生が破滅しているのを感じているからこの

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    2026年05月12日
  • イクサガミ 天

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    読み始めた瞬間から、明治という激動の時代に放り込まれたかのような、圧倒的な熱量に終始「興奮」が止まりませんでした!巨額の賞金を賭け、各地から集まった猛者たちが命を削り合うサバイバル。その極限状態が生み出す緊張感に、ページをめくる手が震えるほどの衝撃を受けました。

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    2026年05月12日
  • 森のバカンス

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    森を愛でる山小屋暮らし、私もやりたい!と思った。松ぼっくりを拾って、草むしりに夢中になって、それはなんて心贅沢な暮らしだろう。人間らしい、本質な気がします。小川糸さんの暮らしを目指したくなりました。

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    2026年05月12日
  • 犯人はキミが好きなひと

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    犯人はキミが好きなひと。
    ということで、好きになった人が事件の犯人になるストーリーだけど、真面目な話なんだけど、持っていき方にちょっと笑いがでてしまった。犯人は幣原隆一郎が好きになったひとと決めつけてるがゆえに、どうにかこうにか犯人に出来ないかを考えてしまう瀧花林。最後のエピローグ的なストーリーな部分にはニヤニヤと切なさが止まらなかった

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    2026年05月12日
  • 手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)

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    穂村弘という才能の星と、「まみ」という才能の星が激突して、その欠片がきらきらと言葉として降ってくるかのような歌集。

    ちなみに「手紙魔まみ」のモデルとなった少女はのちに「たんぽるぽる」という伝説的歌集を著す「雪舟えま」となる。

    読んでいるとむねがきゅっとなるような、そんな言葉の連なり、イメージ。

    ***

    目覚めたら息まっしろで、これはもう、ほんかくてきよ、ほんかくてき

    明け方に雪そっくりな虫が降り誰にも区別がつかないので

    ハロー 夜。ハロー 静かな霜柱。 ハロー カップヌードルの海老たち。

    夢の中では、光ることと喋ることとはおなじこと。お会いしましょう


    ***

    お替わりの水を

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    2026年05月12日
  • むらさきのスカートの女

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    1日でスラスラ読めた。

    小説を読んで、クスッと笑ったのは、初めての体験。なんでやねんって、ちょっと突っ込んだわ。

    むらさきの女、なかなかの悪女である。

    文庫の最後に著者のエッセイが収録されていて。
    人となりが垣間見れて、読み終わった後に、ちょっとほっこりした。

    人と関わらない仕事かぁ。いいなぁ。仕事するって、ホントストレス多いよね。まぁ。そうは言っても働くしかないし。色々なひとの気持ちを知る事のできる小説を読む事は、わたしにとってストレス発散なのだ。

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    2026年05月12日
  • スピノザの診察室

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    流石に長い事人気のある作品で、久し振りにイッキ読みしました。京都という舞台の力もあるからだとは思いますが…情景描写も品があり、すーっと物語のなかに入って行けます。
    電車の中で思わず、ポロポロと涙が溢れ(笑)途中駅で降りて、読み切ってからまた電車に乗りました。
    設定としては、真新しい事は無いのですが、何というかとてもバランスの良い小説で、読後感がとても良かったです。

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    2026年05月12日
  • たとえ明日、世界が滅びても今日、僕はリンゴの木を植える

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    今感じている当たり前の幸せは有限であり、とても尊いものなのだと感じた。そして、その当たり前は誰かに与えられて初めて成立し、愛をくれる人に対してはしっかりその時ありがとうと口に出して伝えなければならないと思った。過去は何をしようが変えられない。未来に期待しようが、その未来は来るのかどうかもわからない。ならば今この瞬間を愛して一歩一歩踏み締めていかなければならないと学ぶことができた。

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    2026年05月12日
  • 裸の華

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    自分にとって忘れられない一冊に出会えたという確信がある。気概に溢れ、今を今と割り切るさっぱりとした心を持っている登場人物たちがみな本当にかっこいい。私は禁欲的な生活をしている女性に(現実でもフィクションでも)とても憧れるので、自分の背筋もすっと伸びるようだった。物語の閉じ方も美しい。すべてを読者の想像に任せるのではなく、書くべきところまではきちんと書ききって、いつまでも心の中に余韻を残してくれた。映像化したらどんな深みが出るだろうと思う。期待したいしたいし、桜木さんの作品をこれからも追い掛けていきたいと強く思った。

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    2026年05月12日
  • 777 トリプルセブン

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    ネタバレ

    とてもハッピーエンドで楽しかった。乾がいいやつすぎてびっくり。ヨモピーがどう絡んでくるのかなと思ったらまさかの業者殺し。とっても楽しめました。

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    2026年05月12日