ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • すこやかなひとりぼっちの守り方

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    ネタバレ

    短いエッセイで読みやすい。穏やかな気持ちになれるし自己肯定感があがる。
    文章も発想もとても繊細で綺麗で、カシワイさんのイラストがまたとても合っている。
    『「地雷」を「花畑」と言い換えたい。誰の心のなかにもある、踏まれたくない場所のことを。』一番お気に入りで心に留めておきたい言葉。

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    2026年08月20日
  • ボーン・コレクター(下)

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    映画を一本見終わったような読後感
    この2人の物語が終わってほしくない!と思いながら最後の方はページを捲る手が止まらなかった

    期待してなかったのに犯人の伏線回収劇も素晴らしかったのでもう言う事なしです。

    キャラクターそれぞれに物語があって、行動にもちゃんと筋が通ってる。私は、そういう人物が描かれている作品が好きなんだなと気づかされた一冊。

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    2026年08月20日
  • ババヤガの夜

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    ネタバレ

    こんなに興奮して、読み終わりたくないって思った本に出会ったの久しぶりだ…!!
    普段あまり読まないハードボイルドで、バイオレンス要素満載なんだけど夢中で読んだ!自分ハードボイルド好きなのかもしれないと新発見。シスターフッドなのがまたいい。
    途中からまさかの展開で驚いたし、ラストが余韻残るかんじでたまらん。
    そんで柳メロい〜〜。柳と三人で逃亡ルートもちょっと見たかったかも。

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    2026年08月20日
  • 爆弾犯の娘

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    犯罪者側からみた新しい視点がおもしろかった
    今まで犯罪者=悪いのみのイメージだったが
    (犯罪は悪いのは変わらないが)
    誰かの父親の側面があったり、家族がいたりという普通の生活がすきまみえたところが新しかった
    書き方も暗い感じではなくポップなので読みやすいです

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    2026年08月20日
  • ライオンのおやつ

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    生きる意味とは?生きてる幸せとはなんなのか…を考えさせられる1冊
    何気ない日常がこんなにもバラ色で素敵な幸せが転がっているのだと再認識できる

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    2026年08月20日
  • ぼくは化け物きみは怪物

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    短編集でもこの満足感。特殊設定とどんでん返しがたまらん。
    『天使と怪物』ではお得意の多重解決ミステリが炸裂していてすごかった。思考回路どうなってるんだ。
    てか全体的にフリークスものでハッピーエンドなどなくてでもそれがドタイプ!!!切ない余韻が最高。

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    2026年08月20日
  • 猫のお告げは樹の下で

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    青山美智子さんの作品が大好きで、今回もほっこりさせてもらいとても良かったです。
    時おり涙ぐみそうなシーンもあり、通勤中に読むのがしんどかったです。笑

    短編なので読みやすくオススメです。

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    2026年08月20日
  • ブルーバード、ブルーバード

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    New York Timesの今世紀スリラー小説ベスト50にランクイン&AIに"SAコスビーが好きならお勧め"とされたので読んでみる。
    アメリカ南部文化が色濃く残るテキサスの小さな町で起こった殺人事件に、自身も問題を抱えるレンジャーが挑むというもの。
    なかなか骨太な物語が展開されて一気に読めました。
    同シリーズが2作目、3作目と展開されているが未翻訳の模様。

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    2026年08月20日
  • 名探偵にさよならを

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    ネタバレ

    一作目「〜のままでいて」が、小学校の国語の教科書に載りそうなヒューマンドラマ成分7割だとしたら、三作目の本作はその成分が序盤から4割くらいに抑えられた感じで、ミステリー然と読ませてくれる展開が多く分かりやすかったように思います。前作以来、こんなにみんながみんな不幸が身近で大丈夫?って思って読んでたんだけど、何回かジワッと涙を誘うようなところもあったし、伏線も回収されたしで、脳内でハンターハンターのレオリオに演じてもらってた岩田先生だけなんとなく立場が無いのを気にしなければ、満足ついでにスピンアウト作品も読んでみたいです。

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    2026年08月20日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    場面が交渉や法廷内に移ると緊迫した空気が、類家の推理や情報収集組のパリィの場面ではゾクゾクが、色んな感情の波がずっと押し寄せてきて、読んでいて全く飽きが来なかった。

    実行犯の演説にすごく共感を抱いてしまうのは、私が私を不幸、不遇だと勝手に思い込んでいるからだろうか。
    自分をポジティブに捉える方が読めば全く共感できない内容なのだろうか。
    とても気になる。

    いつまでも被害者ヅラしてんじゃねえ。と言うセリフは忍野メメだっただろうか。
    少なくとも、現実では「私はこんなにも不幸で不遇な人間だ」アピールはするべきでは無いと、自己完結した。

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    2026年08月20日
  • 地下鉄に乗って 新装版

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    地下鉄の駅から地上に出るとそこは30年前の世界だった…。過去にタイムスリップして、自殺した兄や反発し疎遠になった父の過去をたどることで主人公も知らなかった真実が明らかになっていく。ラストのみち子の選択は衝撃的で切なかった。

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    2026年08月20日
  • スズメバチ

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    ベルリンの壁崩壊前の1989年から続く、《刑事トム・バビロン》と殺人犯との因縁の深さ。
    4部作完結編に続く今作、衝撃のラスト。
    星5つ、つけるしかない圧倒的私好みのミステリー。
    暗い歴史的背景に、当時の混沌とした社会情勢。主人公が抱える重い過去、心をざわつかせる相棒ジータの存在。たまらん!!面白い!

    邦訳されてない著者の《刑事アルト・マイヤー》シリーズも邦訳刊行を期待したい。

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    2026年08月20日
  • ダブル・ジョーカー

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    ジョカゲシリーズは全部好きですが、
    「柩」は何度読んでも泣いてしまう。









    「死んでからの方が存在感がある」

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    2026年08月20日
  • ドロップぽろぽろ

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    なんでこんなに涙が出るんだろう
    胸の中、頭のなかで考えてることを言語化してくれてストンと腑に落ちるというか。中前さんではないのに、ああ、あの時はこういう感情だったんだってなぜか納得したり。中前さんの文章だいすき。しばらくは宇多田の曲を聴きながら余韻に浸ろう。

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    2026年08月20日
  • たぶん、恋しい

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    仕舞い込んでいた感情や想いを言語化してくれる登場人物たちが、互いに解け合う温かさ…たぶん、自分も恋しいのだと思う。

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    2026年08月20日
  • ラジオの、光と闇 高橋源一郎の飛ぶ教室2

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    副題をみないとメディアの戦時中のフェイク報道についての分析だと思ってしまう。高橋源一郎の「飛ぶ教室」2段である。1話がたかだか4ページであるので大学生でも読むには支障がないであろうし、大学講師を勤めていたので大学生にも面白いと思われる。これから引用された本を読んでみようと思う。

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    2026年08月20日
  • ナイルパーチの女子会

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    栄利子の考え方に、自分と重なるところがあって心が痛かった…
    自分はもっと仲良くなりたくて知りたいのに、相手は自分の情報をよく覚えていない、興味を持ってないの?ともどかしさに焦る、不釣り合いさになぜか怒りを覚える感覚。栄利子の並外れた行動力と、取り返すための悪あがきが毎回最悪で、人間関係における客観視と冷静さがどれほど大切か身に染みる話だった。

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    2026年08月20日
  • 世界でいちばん幸せな男 101歳、アウシュヴィッツ生存者が語る美しい人生の見つけ方

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    当たり前だけど、すごくリアルです。
    この本では多くの事を学ぶ事ができます。
    過酷な環境に置かれたとしても、
    "これがあるから自分は希望を持てる"
    と思えるものを一つでも多く持つ事が大事なのだなと考えさせられました。

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    2026年08月20日
  • ブレイクショットの軌跡

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    「ブレイクショット」という車種の車に関連する、一件関係なさそうな複数の物語が展開され、最終的には連鎖的に話が繋がっていく様が面白かった。
    この連鎖がビリヤードのブレイクショットに準えたようで、本のタイトルの意味が最後にわかってスッキリした。
    とても長いがその分読む価値はあり面白かった。

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    2026年08月20日
  • 邪悪の家

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    ネタバレ

    アガサ・クリスティー『邪悪の家』は、休暇中のポアロが「何度も命を狙われた」という女性ニック・バックレイと出会うところから始まる。狙撃、事故、毒入りチョコレートと危険が重なり、彼女を取り巻く友人や親族が次々に疑われていく。

    最大の魅力は、被害者だと信じていたニックこそが犯人だったという反転。従姉妹マギーとの身代わりや、自作自演の襲撃、遺産を狙った動機が一つにつながる展開には驚かされた。「命を狙われている人」の証言を自然に信じ込んでしまう読者の心理を、鮮やかに利用した作品。派手な仕掛けよりも、人物の思い込みと動機で見せるポアロ作品だった。

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    2026年08月20日