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Posted by ブクログ
扉に書かれた「弟よ 君の青春はいったいなんだったのだろう」という言葉が、じわじわと心に染みていく感じがしました。
淡々と綴られた詩のなかに、やなせたかしの生い立ちが書かれ、弟への思いがあふれていました。
事実があまりにも悲しくて、余計な言葉はなくてもその思いが伝わってきました。
「戦争は大嫌い」と公言していた理由が、よくわかりました。小さくてかわいい弟、大きくなってからの弟。どちらもやなせたかしにとっては、大切な弟だということが、すごく伝わってきました。
カラフルなアンパンマンも大好きですが、この本の白黒のイラストも、とてもよかったです。
〈目次〉
父の死
母とのわかれ
夏の川で
赤い着物
坊ちゃんの兄
朝やの星
シーソー
はれたオチンコ
道信山の夕やけ
背負い投げ
父の写真
ただ一度の小づかい
スケッチボックス
風の中
小さな木札
珊瑚
海彦・山彦
墓前で
僕と弟
初出一覧
やなせたかし年譜
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