【感想・ネタバレ】祖母姫、ロンドンへ行く!のレビュー

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Posted by ブクログ

 まず、この表紙ですよね〜!木村セツさんの新聞ちぎり絵…クロテッドクリームと苺ジャムのせスコーン…英字新聞でつくられているところがまたいい!!しかも、裏表紙と各章のはじまりには、ユニオンジャック!!これまたいい…ニクい演出です(*^^*)

 ストーリーは、「一度でいいからロンドンに行きたい、お姫様のような旅をしたい」という祖母の夢を叶えるべく、孫娘である筆者椹野さんが親戚からの資金援助を受けることで実現した、祖母姫と孫で秘書係の筆者椹野さんのイギリス旅行記です。

 旅の始まりに出会ったCAさんのアドバイスが素敵すぎます!!
「…何ができないかではなく、何をご自分でできるのかを見極めることだと思います。できないことを数え上げたり、時間をかければできるのにできないと早急に決めつけて手を出したりするのは、結局、お相手の誇りを傷つけることに繋がりますから」

 そしてふたりの旅をガッチリサポートしてくれたのが、バトラーのティム…!!素晴らしい心遣いとおもてなし!!もし、ふたりの旅に彼の出番がなかったら…ここまで思い出に残る旅にはならなかったでしょう…。

 そして、祖母姫のお言葉もまたいいですよね!
「努力しなければゼロのままだけれど、百も努力すれば、一か二にはなるでしょう。一でもすごい違いは出るものよ。…自分を信じて努力して、その結果生まれるのが、自信よ。」
「楽をせず、努力をしなさい。いつも、そのときの最高の自分で、他人様のお相手をしなさいよ。…胸を張って堂々と、でも相手のことも尊敬してお相手をする。それが謙虚です。」

 祖母姫のことをこんな風に思い出しながら、旅行記を綴って、形にした椹野さん…天国で祖母姫、きっとお喜びかと思います。読めて面白かったし、あったかいものを感じることができました。今は亡き母のことを思い出しました…。

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2024年06月08日

Posted by ブクログ

祖母と孫のロンドン旅行記。

祖母姫!というのがわかるほどの自己肯定感ストップ高の優雅で頑固な祖母と関西弁でツッコミ(心のなかで)を入れる孫娘の旅がとても素敵で愛おしさを感じる。

知らない国の素晴らしいところを感じられるのもいいけれどホテルマンの凄さにも感動できる。

祖母姫の言うことに我儘やん⁉︎って思っていても素直に従う孫娘の健気さにお疲れさまと言いたくなることもあるのだが、だけど祖母姫の言うこともわかるんだなぁと…。

祖母のいつも自信満々な姿は、何に対しても工夫して、研究して努力したものだということ。

「お化粧をするのは、いつも綺麗でいたいから。
みすぼらしいお婆さんと思われるより、なんて綺麗なお婆さんだろうって思われたほうが、気持ちいいでしょう。」
「いつも最高の自分を他人様に見てもらいたいから、こうしてお化粧も直すの。だって、いつどこで誰に会うかわからないでしょう。運命の出会いを、後悔するような姿で果たしたくないわね。」

なんてかっこいい言葉だろう。



こんなお婆さんになりたい、そして願わくば孫娘にロンドン旅行に連れて行ってもらいたいと思った。





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2024年06月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ロンドンへの旅行、祖母が孫に語る言葉の節々に私も叱咤されている気分になりました。
ワガママ姫なだけじゃなく、それ相応に努力をして自己肯定感を身につけているおばあちゃん。
人間としての魅力を、磨いて私もつけていきたい。それは、自分のためだけじゃない。相手する目の前の人を尊敬するためでもある。

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2024年06月02日

Posted by ブクログ

まさに笑って泣ける、そんな祖母と孫娘の珍道中でした。
「胸を張って堂々と、でも相手のことも尊敬してお相手をする。それが謙虚です。」
胸に刻みます。

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2024年05月29日

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ユーモアたっぷりに祖母姫様とのロンドン旅行を振り返ったエッセイ。面白いし、ドキドキするし、ジーンとする。

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2024年05月24日

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円安で海外旅行へ行けない代わりに素敵な本に出会えました。

きっと今のイギリスは、古き良き紳士の国ではなくなり、こんな誇り高き日本のご婦人もいないかもしれない。

それでもこの本を通して、異国への旅というものは、迎える側も訪れる側もお互いに敬意を持つ事が大切なのだと気付かせてもらった。

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2024年05月21日

Posted by ブクログ

孫とわがままおばあちゃんのロンドン旅行記。

人の旅行記だから、お買い物で好き放題に動き回ったり、誰に対してもお姫様のように注文をつけてズバズバ言いたい放題だったり、後先考えず今を全力で満喫するおばあちゃんの様子を面白いと感じたが、もし自分が英語を話せたとしても、このおばちゃんと旅をするのはメンタルの強さや心の広さ的に無理だなーと感じた。

でもこのおばあちゃんのわがままは、確固たる美意識や価値観、相手に対する尊敬があるが故の堂々とした態度であることが、読み進めていくとわかってくる。
長年の人生経験からくる言葉の数々は、自分の今についても反省させられるし考えさせられ、旅行記でありながら学びが多い。

海外での、サービスに対してチップが必要な文化を大変だなーと思っていたけど、素敵なホスピタリティに対するお礼ができる文化だと知ると何とも素敵だと思った。
おばあちゃんと孫の予測不能な旅の楽しみ方に思わず笑ったり、イギリスのサービスのプロによる仕事を超えた心遣いの数々にほっこりしたり、読んでとても満足感のある一冊だった。

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2024年05月19日

Posted by ブクログ

よかった!
タイトルから、孫と母と祖母の三世代旅行記かと思ってたけど、孫と祖母のロンドン旅行記でした。

おそらく、関西の上流階級のご婦人であろう祖母(高殿円の『上流階級』好きな方にオススメ!)とまだ自信のない20代の孫。
それを20年後30年後?の孫が追想するという構成もよかった。俯瞰した語り口が、ただの旅日記と違って、ノスタルジーもあって。
90年代のまだまだ元気があった日本(やイギリス)の空気感もいいよね。スマホが普及する前の旅てのもよし。

で、ホテルのバトラーさんがかっこよい!
(ブライトンまでのサプライズ旅も、フィクションかな、と思うけど、それでもすんなり楽しめる。)
(そういえば『グランドブタぺストホテル』もいい映画だったなぁ。)

自分がこんな5つ星ホテルのジュニアスイートに連泊なんて今後することもないだろうけど、なんだか夢を見られる。
はぁ。ロンドン行きたい。

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2024年05月12日

Posted by ブクログ

上品だけどちょっぴりワガママな祖母姫様と孫娘のロンドン旅行記です。豪華な食事や買い物にワクワクし、上質なホスピタリティに感動し、人情話にジーンとして大満足の一冊でした。祖母姫様みたいに毅然とした振る舞いのできるチャーミングな女性になりたいな。

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2024年05月12日

Posted by ブクログ

これは多分10年単位で昔に行った旅行の話なのだろう。その熟成がいい味わいを出している、と感じました。

時間の経過とともに美化された部分や、時間が経ったからこそ思い出された細分、そして気づきがあってこの作品になったのだと思う。

こんなバトラーのいるホテルに泊まってみたい!
そしてわたしもまたロンドン行きたいな

2024.5.10
74

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2024年05月10日

Posted by ブクログ

とても素敵な作品だった。作中の祖母姫様の言葉が、格言というか叱咤激励というか所作や振る舞いも含めて、とにかく心に刺さる。登場人物は少ないけれど、ホスピタリティに溢れた作品で、大好きな作品です。

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2024年05月04日

Posted by ブクログ

作家を目指す、医学部、大学院卒の作者が、80歳を過ぎた祖母と二人でロンドンを旅した記録です。
作者はイギリス留学の経験があります。


まずは、ファーストクラスでの渡英。
なんて素敵なのかとうっとりしました。
私なんてもう、一生飛行機には乗らないと思いますから。

ホテルは五つ星ホテルのジュニアスイート。
祖母姫はハロッズでコートと杖を買います。
バトラーのティムとも親しくなります。
オリエント急行に乗ったり、三越のアフタヌーンティでは特大のスモークサーモンと特大のスコーン、ケーキというコース。

そして祖母姫、最後のランチ計画はバトラーのティムを招いての日本のお寿司。




私、この本、最後の方を読んでいて涙が出そうになりました。
なんて幸せなおばあちゃん。
私の母とちょうど同じくらいの歳ですが、母は若い頃はお嬢さん、結婚してからもサラリーマン家庭の主婦として幸せにやってきたと思います。
でも私の父(母の夫)を早くに亡くしてからは、私との生活で母は果たして幸せだったのだろうかと思いました。
電話などで友だちに「今、娘と一緒に暮らせて、ごはんも全部作ってもらって、幸せよ」と話しているのは聞くことがありますが。
母は海外旅行はしたことがないし、最近は認知症を患ってしまいました。
母の幸せは私の手の中にあるのじゃないかと思うと、なんだかとても切ないです。

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2024年04月26日

Posted by ブクログ

友人に教えてもらったタイミングがちょうど姉の短期ロンドン留学中、86の母とやりとりしていた時に出逢うべくして出逢った感じ。こんなおばあちゃんになりたい。そして、母ともう一度旅行したい。マニキュアやルージュ、アクセサリー、自分に似合う色など、今からコツコツと積み重ねていきたい。読みながらスコーンの代わりに家にあった焼き菓子に紅茶をなみなみと入れて飲んだり、濃い緑茶に梅干しと虎屋の夜の梅を味わったり、カロリー摂取気味になる本でもあった(笑)

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2024年04月25日

Posted by ブクログ

日本中のおばあちゃん子にすすめたいさくさくよめて大変気持ちのいいエッセイ。

イギリスに留学した孫娘=著者の話を聞き、自らも行ってみたいと実行に移す祖母姫がすてき。
数々の病気を抱え、高齢でもあるが誇り高き祖母姫のその姿と金言!に感動。
なんだかんだいいつつ、祖母姫の願いを聞き入れるため奮闘する著者もすばらしい。
一流のサービスと言われるひとたちのお仕事も学べる。
ユーモア満載でホスピタリティあふれる文章。
祖母姫の金言に十分影響されてると思いますよ、椹野さん。



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2024年04月23日

Posted by ブクログ

面白かった!それに祖母姫の言葉にはっとさせられ。ティムもよかった。ホスピタリティや仕事への姿勢についても。

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2024年04月07日

Posted by ブクログ

人と人の心を繋ぐ物語。
イギリスらしさがたくさん詰まった一冊。
自身のロンドン生活の出来事と重なる部分があり、後半は涙が溢れた。
自分自身をもっと大切にしようと思った。

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2024年06月15日

購入済み

ネットで読んだ

電子だけど本でも欲しくなって購入。とても楽しくて、何度も何度も繰り返し大事に読みたいです。

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2023年08月31日

ネタバレ 購入済み

素敵!

何て素敵な、祖母姫(お姫様の様な、おばぁさま)との、ロンドン旅行の想い出!80歳を過ぎて、認知症も、まあまあ進んでいて、頑固でわがままという祖母を連れて、お姫様の様な旅行をしたいという彼女の夢を叶えるべく奮闘する孫と、それを助ける周りの人達(一流のCAさんだったり、一流ホテルのドアマンや、専属のバトラーだったり)が、とても素敵で、感動してしまった。

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2023年07月27日

Posted by ブクログ

一緒に旅をしているみたいな気分になれて楽しかったし、海外の雰囲気を少し思い出した。表紙のスコーンの絵も読み終わったあとに見てすごく良いなと思う。歳をとるのも素敵なことだなあ。

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2024年06月13日

Posted by ブクログ

80歳を超えた祖母と一緒に5泊7日のイギリス旅行に出ることに。
まるでお姫様のように自由きまま、わがまま言い放題のおばあちゃんを、無事にエスコートして楽しませることができるのか?!
イギリス道中の振り回されっぷりと、祖母と交わした会話、そして旅行中に受けた最高級のサービスについて語ったエッセイ。

おばあちゃんのわがまま放題もすごいけど、それに真摯に対応する登場人物たちのホスピタリティがすごい!
宿泊した高級ホテルのバトラー・ティムやドアマン氏の粋な計らいには感動した。
また、少しでもこの旅を素晴らしいものにしようと知恵を絞る百貨店の店員さんたちや、飛行機のアテンダントさんのサービスもさすがプロ!と胸を打たれた。

思わず笑ってしまう場面もあり。
高級ホテルのアフタヌーンティーで提供されるのは、一食分のサンドイッチ、大きなスコーン2つ(+祖母の残した半分)。これだけでお腹いっぱいの著者。次にウェイターが持ってきたのは、大きなケーキがたくさん乗ったお盆!
ヴァー!!!という声にならない叫びに、つい電車の中で吹き出してしまった。

旅の中で交わされる祖母と孫娘の会話には、祖母の金言が多く含まれている。
ただのわがままおばあちゃんではなく、そこには80年以上の人生を、全力で努力して生きてきた人の姿がある。

おもしろ旅行記としても読めるし、人としての生き様やホスピタリティの極意が感じられる一冊。

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2024年06月11日

Posted by ブクログ

英国留学経験のある著者が、姫のようなイギリス旅行をしたいとう祖母の希望を叶えるため、最初で最後の二人旅をした際のエピソードをまとめたエッセイ集。

初めは、祖母のワガママぶりに驚いたが、
孫娘のためにいつも化粧をするのも、きれいな服を着るのも、
「いつも最高の自分を他人様に見てもらいたいから。いつどこで誰に会うかわからないから、運命の出会いを、後悔するよあう姿で果たしたくない」からとのこと。

飛行機にせよホテルにせよファーストクラスのサービスというものを知ることができた。
イギリスのホテルのバトラー、ドアマンなどのおもてなし精神の真髄をみた感じ。

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2024年06月04日

Posted by ブクログ

面白かった!
お祖母様とお孫さんの旅だけど、大変だったろうに面白おかしく書いてるのでずっと楽しみながら読んだ!
お祖母様の凛とした佇まいや、考え方がすごくカッコよかった!!!
姫のように扱われながらのロンドンの旅で、お祖母様も実際に姫としての自覚がありそうで振る舞いも姫っぽくてとても良かったです
んな人の支えがあって助かったと書かれていたけれど、お孫さんの応援される人柄故のものだと思った
分からないことを素直に聞くって大事ですね…
本当に素敵な旅だったと読んでて思った
思い出は大事にしていきたいです!

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2024年05月21日

Posted by ブクログ

2024.05.11

とても読みやすかったし面白かった!
80歳を超えたおばあちゃんだからこそ言える格言の数々…そして素敵すぎる旅先で出会った人たち。
行きの飛行機のファーストクラスのCAさん、ホテルのドアマンさん、バトラーのティム…特にティムとの最終日の夜の冒険にはびっくり。
私もこんな素敵な旅、経験してみたいけれど若き日のこのホテルだからこそ出会えた奇跡なんだろうな。
若き日の思い出深い旅を思い返しながら浸りながら書くエッセイはとても感慨深かったのではないでしょうか。
仕事のことで、気持ち的に疲れている時に読んだのでとてもとても気分転換になりました。
旅のエッセイ本は大好きだけど、その中でも少し異色の旅本でした。出逢いに感謝!

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2024年05月11日

Posted by ブクログ

可愛いおばあちゃん。
そうそう、旅行時はこんなに仲良しなのに 日常に戻るとあまり会わなくなる。そして、おばあちゃんが亡くなった時 あーもっと会えば話しをすればよかったと後悔。よくわかります。

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2024年05月11日

Posted by ブクログ

軽妙な語りでサクッと読めた。
祖母姫の要望に奮闘する孫秘書。
ホテルのスタッフが良い人ばかり。
きっと、孫秘書が素直で一生懸命だったから周りも自然と手伝ってくれたのかも。

笑いあり、じんわり温かく切ない。
それぞれの距離感も程よい。
最後まで楽しく読めた〜♫

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2024年05月09日

Posted by ブクログ

ロンドンに三越があったの知らなかった。日本の経済が強かった時代。飛行機はファーストクラス、バトラー付きホテル、オリエント急行でディナー。祖母姫はとても素敵で上品はマダムだった。

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2024年05月06日

Posted by ブクログ

おもしろかった。
孫である筆者が「プライドが高すぎるめんどくさい年寄り」である祖母をイギリスへのお姫様旅行に連れて行く。
全力で楽しむために主張はハッキリと、時にはお姫様さながらに振る舞うおばあちゃんがキュート。そして、揺るがない自信、芯の強さや鋭い観察眼を持っていてかっこいい。

お年寄りの弱さを思い遣ったり、これが最初で最後の二人きりの旅行、濃密な時間、深い会話になるであろう予感に切なさも感じた。

おもしろい旅行記であるのと合わせて、誇り高く生きるおばあちゃんの言葉の数々を受け取らせてもらい、背筋が伸びた。

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2024年04月17日

Posted by ブクログ

初読みの作家さんのエッセイ。

英国留学の経験がある著者。
正月の集まりで祖母が
「一度でいいからロンドンに行きたい、
お姫様のような旅をしたい」と言ったことから
伯父たちの全面的バックアップで
5泊7日の超豪華イギリス旅行が決定した。

この本が出版されたのは2023年だが
二人が旅したのは1990年代のこと。
飛行機はファーストクラス
ロンドンでの宿泊先は専属バトラーがつく五つ星ホテル。
大英博物館に行って
オリエンタル急行に乗って
ハロッズ、ロンドン三越でお買い物して
アフタヌーンティーを楽しんで
と、超絶豪華がてんこ盛りの旅だけど
80代の祖母姫との旅はただ楽しいだけではなくて
気を遣うこともトラブルもてんこ盛り。
それが祖母姫の体調のことだったり
プライド高き祖母姫の言動、わがままだったり。

二人の旅が時に面白く、時に羨ましく、
そして、時に椹野さんは大変だっただろうなぁ
と、思ったりしながら
私も一緒にロンドン旅行を楽しんでいる気持ちになって
とても楽しく読んだ。


一度だけ、母と二人きりでちょっと豪華な海外旅行をしたことがある。
2006年のことだった。
飛行機はファーストクラスではないけれどビジネスクラスでホテルは五つ星。
もちろん『祖母姫、ロンドンへ行く』ほどではないが
それなりに珍道中だった(笑)
翌年の母の年賀状は旅行中に撮った母と私の写真だった。
笑顔の母の横には汗でドロドロ&暑さでヘロヘロの私。
なんでこの写真を選んだのか、と思ったが
それだけ母が喜んでくれていたということだと思っている。

また母と二人旅をしたい、と思っていたが
それは叶わなかった。
最初で最後の母娘ふたりきりの海外旅行は良い思い出だ。

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2024年04月08日

Posted by ブクログ


旅行記なのだけど体験談なのか?というくらい
読みながら映像も見えたし、ところどころ笑えて
コメディ的な要素もめちゃくちゃ楽しめました。
祖母の名言もたくさんありで、とても良かったなー!!

たとえ売れたとしても、儲かったことより、たくさんの人の心に触れられたことをこそ喜んで、感謝もなさい

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2024年04月07日

匿名

ネタバレ

「イギリス留学経験があったので
手にした本だけど」と勧めてもらって
読んだ本ではありますが
経験なしでも
楽しい旅が出来ました
さすがはジェントルマンの国
バトラーもドアマンも素晴しく誇り高く
スマート
著者が祖母と旅する中で
気付かされる若かりし頃の自分自身
祖母を祖母姫とする事に納得
祖母姫の自己肯定感と気品と自信が
努力の賜物であることに著者が気づくあたりから
エッセイ本以上のものであることに
こちらも気づく
楽して手に入れられるものなんて
すぐ消えてなくなってしまうのかな
祖母姫いわく
「自分を信じて努力して結果が生まれるのが
自信なのよ」
著者がロンドンを南下して
何年振りかで会いに行った友人との関係を
一緒にいない人のことが
頭から抜け落ちらのは当たり前だけど
何かあった時 お互いの顔が浮かぶような
根っこで繋がってる関係に
わかるー
面白い中に名言があっておすすめです

#笑える #タメになる #共感する

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2024年03月06日

Posted by ブクログ

気高い祖母姫に振り回される珍道中、ロンドンの情景を思い浮かべながら楽しく読みました。

面白おかしい旅行記と思って読んでいると、気づけばジーンと感動させられたり、考えさせられる場面も。

「もっと綺麗になれる、もっと上手になれる、もっと賢くなれる。自分を信じて努力して、その結果生まれるのが、自信よ」

いつも凛とした佇まいで自信たっぷりなおばあちゃんの人生訓は、今後もぜひ心に留めておきたいと思いました。

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2024年06月02日

Posted by ブクログ

旅の醍醐味は、現地の人との交流だよなーと改めて思った。「努力しなければゼロのままだけど、百も努力すれば、一か二にはなるでしょう。一でも違いは出るものよ」のお婆ちゃん言葉が印象的だった。見習いたい

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2024年05月17日

Posted by ブクログ

わがままなおばあちゃんと一緒にロンドンを旅行する程度かなと思いきや ファーストクラスの往復や
ロンドンでも高級なホテル5泊
ゴージャスな旅の気分を味わいました

ホテルのバトラーの親身な対応、ジェントルマンの国だなだと感心しました

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2024年04月18日

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