ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 法廷占拠 爆弾2

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    前作は原作未読で、映画は視聴済み。
    爆弾2を読み終え振り返ると、実写映画、キャストの配役完璧だったのでは…?タゴちゃんも類家もキャストのイメージで脳内再生しながら読み進めることができました。
    爆弾3はやく読みたい。

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    2025年11月29日
  • ぼぎわんが、来る

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    ものすごく、怖かった……。
    コンコン、とノックされ、返事をしたら連れて行かれるよ…という噂話、小学生の頃、流行ったなぁ。担任が「先生の所に来ないかなぁ。一緒に遊んであげるのに。」と言って、みんなの恐怖を笑い飛ばしてくれたのを思い出した(本当に、素晴らしい先生だった!)。
    この本の中に、昔の姥捨て山、いわゆる口減らし、について語られている部分があったけれど、集団で村で暮らしている中では逃げることもできず、そうせざるをえない時代のことを思うと、現代の福祉、医療、尊厳というのはなんとも素晴らしい、贅沢な高尚な思想なのかと思う。また、その頃の時代を知らずに有り難みを感じずにいてはいけないと、自分の無知

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    2025年11月29日
  • 絵本 いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日

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    食肉解体業の坂本さんという方の実体験が感動の絵本に。
    大切な家族である牛のみいちゃんと女の子のお別れは涙なしでは読めません。
    牛の命を解くという坂本さんの仕事は、誰でもできない難しい仕事です。
    精神的にも辛いが、食の大切さを理解し、牛に対する愛情と感謝を持ち、牛を苦しめないように命を解くという技術が必要です。
    我々が普段お金を出すだけで手に入るお肉は、たくさんの人の努力や悲しさが詰まったかけがえのない命をいただいていることを考えさせられました。
    食に感謝です。
    決して忘れてはいけないことが描かれていました。

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    2025年11月29日
  • それいけ! 平安部

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    よく分からない平安部と言う部活動。
    そこに集まった5人のメンバー達。
    個性を活かして、部活動を盛り上げていく。
    それぞれ、みんなを思いやり、一緒に盛り上げていく様子は非常に感動的だ。
    読んでよかった一冊の本です。

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    2025年11月29日
  • きのうのオレンジ

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    すごく心に響く一冊だった。
    33歳という若さで突然のがん宣告を受けた遼賀。
    人生が180°変わってしまった彼のこれまでと宣告後の生き方、家族の存在に感情が揺さぶられっぱなし。闘病は壮絶なのに温かな空気は優しく伝播していく。

    藤岡陽子さんは初めましてだったけど、とても読みやすくて温かみのある文章を紡ぐ方だなぁと感じました。他の作品も読みたい!

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    2025年11月29日
  • バチカン奇跡調査官 精霊に捧げられた大地

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    最後のロベルトの演説に感動した。 
    それにしても平賀は毎回可愛すぎる!

    新キャラ❓️アルバーノが良いスパイスだった、やること全てカッコ良すぎる!

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    2025年11月29日
  • 能面検事の死闘

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    ネタバレ

    無差別殺人は秋葉原を思い出して恐ろしかったけど、この笹清の犯人はまさに近いんではないか。

    不破検事の能面ぶりが昔の上司に被って読んでた。
    沈着冷静で、何かトラブルがあっても動じない。また勝手に色白て細身の人を思い描いてた。

    笹清のようなやつを生み出した要因と
    不破検事のラストが印象的。

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    2025年11月29日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    私は本屋でこの表紙を見た時に金持ちの話なのかなと勘違いしてました(笑)
    その直後に「妻夫木(聡)くんのドラマ」と知り、ドラマを観るか本を読むか悩み、本を読もうという結論になりました。

    競走馬を育て上げ、年末に開催される有馬記念を目指していく物語は『継承』というのがテーマになっているんだと読後感は、余韻が強く残りました。

    『継承』と感じとるのは、父・山王耕造と息子・山王耕一の親子、そして競走馬と騎手との関係性は共に戦うこと、そして競走馬から人間へ。

    馬主側は『最高の競走馬』に仕立てるのは性格・体格・筋力をバランスよく兼ね備えるために、分析力が問われる。それが周りが何を言おうと覆ることがない

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    2025年11月29日
  • 火花

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    神谷さんと徳永の掛け合いで笑った。
    挑戦をし続けている人はかっこいい。
    自分を持っている人はかっこいい。
    オリジナルでありたい。

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    2025年11月29日
  • 13月のカレンダー

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    原爆被害の記憶和田しっかり今に位置づけるとともに骨太の再生の物語に仕上げた作品だ。読後感も素晴らしい。しっかりと自分と家族と戦争に向き合った主人公の格闘に○。

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    2025年11月29日
  • 静電気と、未夜子の無意識

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    恋とは無意識に支配されることなのだと思う。
    かみなりにうたれるのは怖いけど、かみなりの光は綺麗だと思う。あの衝撃を私が受けたようにあなたにも受けて欲しいのに、わたしはかみなりでなく静電気。パチッとなるだけ。目には見えないし、ほんの少し触れ合うことでしか感じられない。人を好きになるのは痛みも感じるのだ。
    初めての恋。ただひたすら突っ走る未夜子。頭も弱く顔しか取り柄もないけれど、そんな姿がとても愛おしい。

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    2025年11月29日
  • スワン

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    まず一言、圧巻のラストに震えました。

    読者にわかりやすく張り巡らされた伏線が、想像を超えて巻き上げられていく展開は指数関数的な興奮をもたらします。

    すっかり著者のファンです。読書が楽しい、次も読みます。

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    2025年11月29日
  • 花森安治の仕事

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    最近ハマっている暮しの手帖の創業者。
    生まれ育ちから、戦争を経た考え方/心情に至るまで。
    浅い言葉になるが、深みを知れた。

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    2025年11月29日
  • 結婚相手は抽選で

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    突如制定された抽選見合い結婚法に翻弄される男女それぞれの話。あり得ない設定だけど、あったら面白いかも。

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    2025年11月29日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    紛れもない最高の名作でした!

    小説のタイトル回収にこんな腑に落ちたのは生まれて初めての経験。

    想像を絶する読後感が待っている…。
    未読な方は体感せよ、この読後感を。

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    2025年11月29日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

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    ネタバレ

    今回も面白かった。小鳩が吉口さんの事を忘れていて笑ってしまった。私も忘れていたけど、「顔を見たことがあるお前は忘れるなよ!」と思った。
    それまでは小佐内が何を考えているのか、何をしてるのか考えていたのに、最後の仲丸さんの情報に意識が全部持っていかれた。

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    2025年11月29日
  • 世にも奇妙なマラソン大会

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    サハラ・マラソン、面白すぎる。
    まず西サハラという世界最大の紛争地があることを初めて知った。地理的な問題と、戦闘が膠着状態であるが故にニュースにならないマイナーな地域について知ることができるのが高野秀行作品の醍醐味だ。
    『腰痛探検家』から続けて読んだので、本作でも自分のフィジカルとメンタルについて描写する能力の高さが遺憾なく発揮されており、めちゃくちゃ面白かった。
    マラソンを楽しいと微塵にも思わなかったが、本作で初めてその魅力を理解できた。
    他の短編も小粒ながら面白い。

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    2025年11月29日
  • ありか

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    悩み迷いながらの子育て、と共に自分の親との関係を顧みる。分かるテーマだけに、美空の気持ちに添って読むとじわじわ響いてくるものがありました。
    美空は、母の愛情を探していたのですね。
    親子だからと、分かり合えることばかりではなく、隔たりを感じるのは、別の人間だから。
    この母親は極端ですが。
    理解は難しくても、後に見守り、距離をとるという、受容という形に変化してゆくのだなと思いました。
    美空を助ける周りの人々は理想。美空が前を向いてしっかり歩いているからだと思います。
    状況は様々でも、日々に沢山転がっている幸せとか、何者かになりたいと、そう願う美空の心情とか、やさしくゆっくり最後には強く訴えかけられ

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    2025年11月29日
  • 君のクイズ

    ネタバレ 購入済み

    僕のクイズを問うている

    僕の頭は藤川球児のストレートくらい回転している。
    最序盤のこの文章から俄然引き込まれた。
    すごく筋の通った展開で、タイトルとラストもリンクしていて読後感の良い作品。

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    2025年11月29日
  • 木挽町のあだ討ち(新潮文庫)

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    時代小説は嫌いじゃないんですが、なかなか手が伸びないジャンルのひとつです。しかし、「直木賞」と「山本周五郎賞」ダブル受賞と言われるとさすがにおおおお!?ってなりますよね。
    仇討ちというテーマに対してかなり控えめな、美しいデザインの表紙、さてどのようなお話なのかとページをめくってみると、仇討ちそのものは序盤であっさりと終わってしまいます。そこから物語は仇討ちを見た人たちの話に展開していきます。
    久しぶりにとても面白い小説を読みました。時代小説なので所々難しい漢字や見慣れない言葉が出てきますが、気合いでいけます(電子なので都度検索しましたが)。
    映画化もされるらしいですが、これは表紙含め文字で味わ

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    2025年11月29日