小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレ映画、小説、アニメ、何でもそうだと思うけど、続編って前作が良かったら良かった分だけ、期待してしまう自分がいる。だからこそ、”前の方が面白かったな””やっぱり前作は超えれるわけないよなぁ”と思うことがほとんどだった。
だけど、『星を編む』。この作品は、私が初めて、続編が前作を超えるのではないかと思わせるくらいに素晴らしい作品だった。
『汝、星のごとく』では、親や環境に苦しみ、悩みながらも人生を精一杯生きている姿や、愛しているのにすれ違う2人を見ているのが心苦しく、ページをめくることが辛いと感じた部分もあった。
『星を編む』では、『汝、星のごとく』では明かされなかった、過去や未来の物語が綴られてお -
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2008年6月23日太平洋上で一隻の漁船が、沈没しました。第58寿和丸です。この船がなぜ沈んでしまったのかを、丁寧な取材を通じて明らかにしようとするが、最後まで明確な原因究明にはいたらず本書は終わります。
残念ながら被害に遭われた方々や、事件そのものへの距離感が、適切な距離を保っているように感じられ、とても読みやすいと感じました。
正直、本書を読むまでこの事故は知りませんでした。海の上で起こる事故は直生死に関わる場合が多く、一瞬の行動やたまたま事故当時に居合わせた場所で運命が左右される現実も肌感覚で伝わってきました。いつの日か情報公開され、全てが詳らかになることを信じで、その後の経緯を見守りた -
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面白かった。
こういった頭脳戦的な作品は、形式に限らず深く考えずに楽しむのが、私の中では一番。だから、ルールを確認して頭に入れるのは勿論だけど、そこから先は意図的に進まないようにしてる。それでも少しは自分ならどうするかを考えてしまう。だからこそ、こう言う作品では自分の更に上を行って欲しい。全てがそうであったのは言わずもがな、特に表題作である「地雷グリコ」では、自分が予想したことが真兎によって行われたけど、更に上を行ってくれてすごい楽しかった。
同じような心理戦の作品として「賭ケグルイ」があって、私はその作品も大好き。比べられることもあるかもしれないけど、本作にある魅力は、主人公である真兎の人間 -
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生活の苦労はないけど、不自由
生活の苦労はあるけど、自由
そして満たされない愛への渇望
合理性という理由で始まった結婚だけど
結局お互いの欲求だけで、破綻する関係
徐々にお互いを思い合って、かけがいのない二人になる関係
以前は矢を放っても家の中や職場学校などの閉ざされた空間の中で戻ってきたものが、今やインターネットによって、縦横無尽に飛び出し、誰彼となく突き刺す。そして自分が射った矢が、誰を射抜いたかも気にせず、射ったことすら忘れる。
櫂は火花、先生は海
この海に帰るなら怖くない
と言う最後の言葉が好き
いろいろなテーマがあって、何度も読みたい本 -
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ネタバレ「一将の弟、荻野先生に怒られて泣いてたよ」
幼馴染の咲良にそう言われた。
弟の将人は、大縄大会の朝の練習に参加しなかったことで怒られたそうだ。先生は「できない子は来て」と言っていて、将人は自分は大縄跳びは(他の競技よりは)できるという認識で行かなかったということだった。
事件はそれだけでは終わらなかった。
将人のクラスメイトが将人に大縄大会に出るなと言い、将人はそれから学校に行けなくなった。正義感の強い咲良に促されて色々なところに訴えたり、親や先生、PTAも事件に関わってきたけれど要領を得ない。
そんな中、ある先生が言った「学校はだれのもの?」という言葉がずっと引っ掛かっている。学校は僕たちの -
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Clean Bandit "I miss you"
ポケットに入った生米も嫌だった初体験も、ろくでもない関係性と、すごくすごく大切な景色や音、光や暗闇と、その全てを覚えいることはできなくて、忘れてしまうことも多い。忘れないように大切にしようとしたり、忘れようとしたり。その忘れてしまったものから成る今の私と、それをふと思い出したときの言葉にできない感覚の物語。(なので全然感想が上手く書けない。のだが読後感は最高だった)
きっと誰にとっても三束さんような人がいる。
なんだったのかはわかるようでわからなくて、好きだったのか体目的だったのか、友達だったのか、なんでもなかったのか -
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学生時代全然本を読まなかった私が、この本と博士の愛した数式だけ読み切った記憶があります。
読書をよくするようになった今、読み返してみて、大好きなずっと本棚に置いておきたい大切な本になりました。
最近忙しくて疲れてて、その心にスッと染み込んでくるようでした。
私は好きな文章のページを折って読むタイプなのですが、ほぼ全ページ折ってしまいました笑
昔はすごく気にしいで、たぶんHSPと呼ばれるタイプだった私は、まいの気持ちが痛いほどよくわかりました。当時この本を読めていたらなぁと。
なるべく丁寧に暮らして心身の健康を保つ。そして、なんでも自分で決める。この私の一生を終えるまでの間に、少しでも多く魂を成
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