ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 余命一週間の探偵として

    Posted by ブクログ

    ハロウィンの夜に頭を殴打され奇跡的に助かったが、1週間後には動脈瘤により命を落としてしまうこととなった27歳のジェット。幼馴染のビリーと自分の殺人事件の犯人を追う。様々な秘密が明らかになるにつれて没入していくところも良いが、限られた時間をどう生きるか、誰と過ごすかを考えさせられる小説だった。

    0
    2026年08月02日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

    Posted by ブクログ

    有名作品なのに長らく読む機会がなかったのだが、この度、伊坂ワールドデビュー。このタイトルと「一緒に本屋を襲わないか?」なんて突拍子もなく軽妙な始まり方からは想像もつかない、とても切ないミステリーだった。叙述トリックの代表としてもよく言及されるが、なるほどそこで騙してくるのかと大変楽しめた。タイトル回収を半分ずつ、でもしっかりさらってくれるのもいい(英語タイトルの方が直球でネタバレを想像させる?)
    必ずしも後味の良い読後感ではないが、不思議と読んでよかったと思わされる作品。

    作品を通じて要所で出てくるブータンの人達の人生観が作品のテーマと混然となって、いい味を出している。

    これまでちゃんと聞

    0
    2026年08月02日
  • 沈黙
    小説・文芸
    4.2
    (40)

    Posted by ブクログ

    長崎旅行がきっかけで興味が湧いたので読んでみました。その時の隠れキリシタンの資料などを見たのも相まって忘れられない一冊になりました。

    信仰とはなにか。
    沈黙する神の存在。

    日本にとって宗教の存在。
    日本人の信仰とは。

    長崎のキリシタンたちはどんなふうに信仰していたのか考えさせられた。

    方言、時代を感じる言葉が多く読むのには時間がかかってしまいました…難しいと感じたけど、ずっと手元に置いてまた読みたい。

    0
    2026年08月02日
  • 言葉の欠片

    Posted by ブクログ

    あさばみゆきさんのミステリー!!!とっても面白かったです!!!!!!
    中学生、高校生、にもオススメできます!
    みなさんは自分の足りない所をカバーする力欲しいですか?

    0
    2026年08月02日
  • 裏庭(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    「本当の服」や「地中に住むもの」の意味するところに惹かれた 河合隼雄の解説も興味深く、深淵な怖さもある  マーサからももっと学びたいなあ

    0
    2026年08月02日
  • ふたり、この夜と息をして

    Posted by ブクログ

    エピローグで大泣き。

    僕だけがいない街、チラムネ、友崎くん、青ブタ、灰原くん、キミスイ、ヤニ吸うふたり 辺りが好きなら好みかなとおもったけど、実質やってることは 金原ひとみさんの『腹を空かせた勇者ども』だったなという印象。

    0
    2026年08月02日
  • たゆたえども沈まず

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    著者の原田マハさんのことは聞いたことはあった程度で、本作で初めて触れた。星月夜が好きで、表紙買いのところも少しあり。

    歴史上の物語にフィクションを織り込んでいるけど、嘘くささは無くて本当にこんなやり取りがあったのでは、と思わせてくれる。
    実際には無かった話と分かっていても、出来たらフィンセントとテオドルスが幸せに暮らして欲しい、と思ってしまうあたりが流石。もしかしたら、著者自身もそう思っていたのかも。
    最後が分かっているだけに、このまま終わらないでいつまでも続いて欲しい、と思ってしまった。

    互いを想いあいながら悲劇的な結末を迎えてしまうあたり、「レーエンデ国物語」の「喝采か沈黙か」、を何故

    0
    2026年08月02日
  • 生殖記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    温和で話好きな寄生獣が語り部のような話だった笑
    主人公が冒頭で買ったものの伏線や、LGBTQ➕についての昔と今など、要素は多いが、アットホームな雰囲気でうまくまとめているので読みやすい

    0
    2026年08月02日
  • 正欲(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    他人を理解しようなんてそもそも烏滸がましいことかのかなと思った。自分の知ってる感情とかに他人を当てはめるのとかも意味がないとしたら、なんとなくのコミュニティが相性が合うもの同士なんだろうな。

    0
    2026年08月02日
  • 木曜日にはココアを

    Posted by ブクログ

    この作者の小説は2冊目。
    読後感はほっこりして心地よく読めた。
    なんと言っても、艶めかしいシーンが無いのがいいな。
    「僕の好きなその人は、ココアさんという」で始まる出だしで掴まれてしまった。
    連作だが、いつものように、この人誰だっけと手繰らずとも、それぞれがほっこり読み切れるのだが、、、
    「ココアさん」は?という未消化感が、ヘンに心地よいのだ。

    最終章は、「ココアさん」の恋文そのもの、脚色もなく、ニンマリさせてくれた。
    このあと、どうなるのかって考えるのは野暮だな。

    俺もレトロな喫茶店を見つけて、女性のマスターだったら「ホットココアをお願いします」と注文してみよう。

    •この人が私で、私が

    0
    2026年08月02日
  • 介護未満の父に起きたこと(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    いつかくる介護に向けて。
    うちの父はもう少し穏やかだが、娘の私は作者より全く有能でないので、全然助けられないのでは?生き長らせられないのでは!?と思った。時が来る前に読めてよかった
    効率厨は強い。臨機応変だし、作者への尊敬が強まった。

    0
    2026年08月02日
  • 掟上今日子の挑戦状(文庫版)

    Posted by ブクログ

    ここまで読んだ中で、一番好き。
    今回の語り手(相棒)は警察官。
    しかも、それぞれのお話で変わるのも良かったし、最後の警察官の業務日報も楽しかった。

    ずっと心に残る本という感じではないけれど、その時々の読書体験を彩り豊かにしてくれて、ワクワクとした気持ちを与えてくれるこのシリーズ、大好きです。

    昔、万能鑑定士Qシリーズや特等添乗員αシリーズをワクワク読み進めていた時と同じ感覚です。
    これらのシリーズが好きだった方は、楽しく読めるかも。

    0
    2026年08月02日
  • 空をゆく巨人

    Posted by ブクログ

    川内さんのドキュメンタリーはやっぱりすごい。

    取材の視点、情報量、そして川内さん自身がその中に入り込むからこそ描けるタッチがあると思う。
    客観的で「結論ありき」の文章と全く違うことを読みながら噛みしめることができる。
    川内さん自身は福島県いわき市にもゆかりがあり、土地勘があることもそれを増幅させているかもしれない。
    川内さんの福島県浜通りをベースにした著書や記事をいくつか拝読したが、いつもそう思う。

    ここに描かれているのは、中国人の天才アーティストである蔡國強の成功物語じゃない、
    いわき市の実業家、志賀忠重さんの人生ストーリーでもない
    アートとはアーティストが創るものではなく関わる全ての人

    0
    2026年08月02日
  • 坊っちゃん

    Posted by ブクログ

    主人公が破天荒で面白かった。山嵐とタッグして、最後赤シャツをボコボコにして、故郷に帰るのが良かった。
    主人公のことを慕う使用人の清と、清がなんでそんな自分だけ慕うのかわからん。と思いながらなんだかんだ清の手紙を楽しみにしていたりする関係性も良かった。

    0
    2026年08月02日
  • 白夜行

    Posted by ブクログ

    昭和52(1977)年、大阪の廃ビルで質屋桐原洋介52歳の店主が殺害される事件が発生。
    事件の被害者の息子である桐原亮司と、吉田ハイツ103号にすむ容疑者西本文代の娘である西本雪穂を軸に物語が進んでいく。二人を追う刑事笹垣は、エビとハゼの共生の関係という。
    エビとハゼがどのように連絡をとっているのかが一才わからなかった。
    そして、エビはいう「全然知らない人です。アルバイトの採用は店長に任せておりますから」
    この結末が、全くスリリングで、呆然とする。というか、唖然とした。いいね。このエビの根性。

    質屋の店主は、銀行で100万円の定期を解約。そして、プリンアラモードを西本母親の家に届ける。その日

    0
    2026年08月02日
  • 月夜行路 Returns

    Posted by ブクログ

    returnsもあっという間に読んでしまった。ドラマの録画をさきこして読んでしまったが、原作の方が少し奥深く、考えさせられ、感情を揺さぶられる内容になっている。ドラマは、親しみやすさを優先したと思われ、それはそれで素敵と思う。

    0
    2026年08月02日
  • 明智小五郎事件簿1

    Posted by ブクログ

    江戸川乱歩の本をちゃんと読んだのはこれが初めてと思う。大人向けのミステリー。凄く面白い。解説もクロニクルに関する説明も興味深かった。文学の楽しみ方の深さを感じられる。

    0
    2026年08月02日
  • 青の炎

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     本作品は倒叙ミステリーで、犯人の視点、内面に焦点を当てる。本作は、かつて母親と結婚した血のつながらない父親が、突然、主人公の家に居候することとなった。それが原因で、徐々に家庭環境が壊れ始めた。それに耐え切れなかった主人公は、家庭崩壊する前に殺人を決意する。緻密な計画と幾たびのシミュレーションの末、ついに義父の殺人に成功した。しかし、殺人を実行した当時、主人公のあとを追った腐れ縁の友人に怪しまれた。そのうえ、金銭面でいざこざな関係を持ったこともあり、証拠隠滅として、その友人の殺害も計画した。こちらも殺害に成功したが、2人を殺害したことで、主人公は悪夢を見たかのように、うなされる日々が続く。その

    0
    2026年08月02日
  • たぶん、恋しい

    Posted by ブクログ

    短編集。
    とても良かった。
    最近は、何でも言葉にして表現することが多くなっていて、自分の中のモヤモヤした部分を言い表してくれるのが痛快で好んで手にしてきたけれど、これは、全てを言い表さない、余白があるみたいな。含みを持っている感じがとても良かった。
    みんな色々あって色々抱えているけど、私を含め、きっと大抵の人はこんな風に自分を守って生きているよなあ。とどこか安心できた。
    そんな風に感じるのは、今だからなのかもしれないけど笑

    0
    2026年08月02日
  • 本日は、お日柄もよく

    Posted by ブクログ

    誰が想像しただろう。幼馴染に振られて、スピーチライターという職に魅せられて、友人の結婚式で感動的なスピーチをしたかと思えば、その後まさかの「選挙」シーン!
    でも出てくるスピーチは本当に泣いてしまったほど心揺さぶられる「言葉を操る」小説。
    でもって好物の恋愛シーンが最後に出てくるので私としては満足すぎる一冊。
    作者は「文学はビジュアルアートで、小説も永遠に残り続ける強度があると思う」というけど、この本も立派にビジュアルアートだとおもう。
    「本日は、お日柄もよく」なんて素敵なタイトル惹かれずにはいられません。

    0
    2026年08月02日