小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
柔らかくて優しい文体に、あまりの素直さまっすぐさ(たまに短絡的すぎてクスッとしながら)に、癒しと勇気を貰えた。
さくらももこさんの青春が、事細かに描かれてて当時の日記を読んでるかのような感覚になった。思い出して書いてるとは思えない、鮮やかさ、、!
自分の手元に置いて、たまに読み返したくなる本。
「なれるかなれないかは、一度やってみないとわならないではないか。やらなかったら確実になれないが、やってみたら、やらない場合よりもなれる確率はある」
「自分には少しムリかもとか合ってないかもと感じたら、微調整を考えてみることも大事」
自分に起こる出来事をよく観察して、面白がったり、考え込んだり、楽しんだ -
Posted by ブクログ
ネタバレ圧倒された。
性加害とか、性的搾取とか、読むのは苦手な分野にも関わらず、一気に読み進めさせられた。
しかも話の中身は苦手な部分を凝縮させたような内容なのに。
まず長岡友梨奈が嫌いになった。自分の正義感をそこまで(自分の娘や恋人にまで)押しつけないでも良いのではないかと。
そして長岡の恋人の横山一哉に一番(長岡友梨奈に魅力を感じること以外概ね)共感した。
各登場人物の視点で順番に物語が描かれており、読者は物語を通して、人はこんなにも分かり合えないのか、ということをまざまざと見せつけられる。
最後の盛り上がりどころとして、長岡友梨奈の死という場面がある。このとき長岡のこれまでの活動が世間に -
Posted by ブクログ
470ページ、どっぷり浸かった。
私の2026年ベスト入りの予感。
匿名で「正しさ」を振りかざす怖さ。
画面の向こうにも、家族や大切な人がいるという事実。
誹謗中傷を受けたことがある人、
推しが傷つけられるのを見たことがある人は、
冒頭から胸が痛くなると思う。
日本人全員に読んでほしい、教科書に載せてほしい、と思う一方で
平気で誹謗中傷する人は
そもそも活字が読めないんだろうな、とも思ってしまった。
ひたすらSNSの怖さを描いた作品かと思いきや、
登場人物それぞれの生き様や背景がとても丁寧に描かれていて
多少の中だるみはあるものの
最後まで読んでこそ、強く刺さるものがある。
きっと一 -
Posted by ブクログ
身内に当事者がいる立場として、本作は決して他人事ではなく、藤野監督のおかれている状況に共感しながら読んだ。
映画も観ているが、文章からは両親の判断は誤っていたのではないか、もっと早く医療に繋げられていたのではないかという監督の自責の念が、よりはっきりと伝わってきた。
姉を人として尊重し、ねばり強く向き合う姿勢には監督自身の優しさと覚悟を感じた。
一方で、身内は精神病棟で悪化したため、入院が必ずしも正解とは思わなかった。
現在進行形で、どうすればよかったか?どうすればよいか?と悩まされているが、このドキュメンタリーに触れたことで、未来についてちゃんと考え、向き合うことを避けては行けないと感じ
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