小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ戦争史はほぼ初めて読みました。
あまりに面白すぎたという結論。
日本史選択で戦争史を学んだ時には結果メインだったので過程はほぼ知らずでした。しかし戦争史こそ各国の思惑や思想、有能な人物の活躍があったある意味素晴らしい時代だと思います。
特に独ソ戦に関してはほとんど敬意を知りませんでした。当時ドイツは味方でしたがここまでソ連が恐ろしい(?)、強い結果とは、、
女性を戦争で使うというのも面白い発想です。男尊女児が現代ではなくそうとしていますが、もし戦争になったら平等に徴用されるんですかね。
改めて男女平等の意味を考えさせられました。
戦争史は死が当然だったこともあってドラマチックな物語を作り -
Posted by ブクログ
キナコ同様泣きながら目を覚ましたことがある自分には、中盤くらいまでずっと読むのが辛かった。
心がえぐられる瞬間もあった。
この傷は塞がることがないんだと思う。
こういう作品に触れるたびに、容赦なくかさぶたが剥がされる。
でも、読み終えたときには、
以前より小さくなったかさぶたで塞がってるはずだと、作者を信じて頑張って読んだ。
最後まで読んでよかった。
終盤、52がキナコとミハルの名前を呼んで、みんなでバーベキューしてるシーン。
なんて幸せな光景なんだろうと思った。
最後の一文には主人公の、
作者の優しさが感じられた。
タイトルはまさに「声なき声」なんだね。
いろんな意味で弱い立場の人 -
Posted by ブクログ
ネタバレ誘拐ものミステリ。
女子高生誘拐事件。犯人は“ゲームマスター”を名乗る。
約三年前の女子中学生誘拐殺人でも同じくゲームマスターを名乗る人物の犯行があった。
自殺した桃井一太を被疑者死亡で書類送検し、高輪台女子中学生誘拐殺人事件は幕を下ろしたはずだった。けれど、もし桃井一太が真犯人ではなかったとしたら。ゲームマスターがまた生きていて、再び動き出したのだとしたら……。
犯人は交渉役に元警視庁特殊班・上原真悟を指名。身代金五千万円。
上原には、四年前に“ゲームマスター”と名乗る犯人に敗れ、救えなかった少女の記憶が残っていました。
上原慎吾は心神喪失し、妻とも離婚され、娘は妻に引き取られ、 -
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マチ先生の生き様が美しくてただ尊敬の念が湧くばかりだった。一人の人間として、このように生きられたらとここまで素直に思ったのははじめてかもしれない。
花垣先生が「一流の科学者でありながら、哲学者としても凡庸ではない」と評していたように、なりたいと思って到底なれるような人ではないことは明らかなのだが。
最先端医療を極める大学病院と終末医療が中心となる地域医療という対比からもたらされる「命」や「幸せ」についての哲学的な問い。それらに携わる人々の有り様も含めて医療の形は様々なのだと実感した。
正直、マチ先生が高い技量や人望をもちながら大学病院に戻らないことを勿体無く感じる部分もあった。しかし、妹の死 -
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結構次から次へと出てきた矛盾のようにしか見えなかった部分が、最終的に一点を除いて全部回収されて、なんだかうまく丸め込まれたような気持ちになりましたが、最終盤のすべてが望みどおりにハマった爽快感が格別でした。
この作品が執筆されていたとき、倉知淳さんが、僕の当時の下宿から徒歩圏内と思われるご近所さんだったと知ってなおびっくり。
「作家の人たち」を読んで以来ファンになれる作家さんだなと信じ続けてきた甲斐がありました。
ユーモアのあるやり取りもいいです。
一点だけ、山荘の管理棟の平面図が、梁がどこに通ってんだかわかんない、破綻してるようにしか見えない代物だったとこにだけ、綾辻行人作品みたいな -
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Posted by ブクログ
息子へ)
38歳にして小説の楽しさに目覚めてしまった。
お父さんは、ビジネス書に代表される実用書を君が生まれた10年ほど前から、かなりの本を読んできて、自称、大の読書好きだ。にもかかわらず、小さいころから、小説に関してはあまり読んでこなかった。最近では、唯一、司馬遼太郎メインの歴史小説だけをたしなんできた。
が、しかし、、、
百田尚樹の「永遠のゼロ」「ボックス」を読んだあたりから、完全に小説の楽しさに目覚めてしまった。
テレビや映画、ネットといったインドアな娯楽のなかで、本を読むのが一番楽しい。どこでも読める手軽さも、小説の売りだが、それ以上に、ただ単純に楽しい。
本書も、まさに、「おも
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