ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • さかさ星

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    中学2年の頃、陰陽師やら呪物に興味関心がありネットが無い時代のため本や雑誌で調べ物をしていた。安倍晴明や蘆屋道満などの人物に心奪われ、過去の日本に想いを馳せた。
    ホラーミステリーのようでキャラクター小説、そして呪物に関するHistoryが混ざり合って驚異的な面白さを生み出した貴志祐介さんの本作。長編でこの頁数をものともしないリーダビリティはさすが。中盤での物語の反転から最後の足掻きまでの流れは素晴らしく、映像を見ているようだった。
    呪物を念視し想像で事態を打開する加茂禮子が見所。亮太の頑張りも良い。

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    2026年02月01日
  • ひとりずもう

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    柔らかくて優しい文体に、あまりの素直さまっすぐさ(たまに短絡的すぎてクスッとしながら)に、癒しと勇気を貰えた。
    さくらももこさんの青春が、事細かに描かれてて当時の日記を読んでるかのような感覚になった。思い出して書いてるとは思えない、鮮やかさ、、!
    自分の手元に置いて、たまに読み返したくなる本。

    「なれるかなれないかは、一度やってみないとわならないではないか。やらなかったら確実になれないが、やってみたら、やらない場合よりもなれる確率はある」
    「自分には少しムリかもとか合ってないかもと感じたら、微調整を考えてみることも大事」
    自分に起こる出来事をよく観察して、面白がったり、考え込んだり、楽しんだ

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    2026年02月01日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    ついにマカンマランシリーズもおしまい。
    よすぎてつい一気に読んでしまった。シャールの言葉には学ばせてもらうことがたくさん。登場人物と一緒に自分も少し救われた気分になる。
    三つの感嘆ー、私も日常生活のなかに取り入れてみようかな。
    自分で自分の機嫌を取って元気になる、私にできるだろうか。本物の大人になるって難しい。

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    2026年02月01日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    今回も様々な悩める人たちがマカンマランを訪れる。
    人を妬むばかりでネットを捌け口にしている女に、過去のトラウマで自分の道を見失って悩む料理人、憧れの人に失恋して仮面夫婦を続けてきた美人な奥様、そして常連の比佐子さん。
    シャールさんの他人が妬ましくなった時の保存食作り、私も試してみようかな。

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    2026年02月01日
  • オン・ザ・ロード

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    お別れがあんな形なのなんか寂しいけど、たぶんなんでもなかったようにまた出会うんだろう。だってずっと友達だから。

    ディーンにすごく惹かれた。ケルアックが書いたようにロードに生まれた男。ロードそのもの。イカれてるし、女好きで、セックスを神聖なものと思っていて、仕事は半端なものばかりだけど、あの熱量、歩き方、うなずき方、存在があつくて、それがとても愛おしくて苦しい感じ。

    いいね。いいね。いいね。

    ずっとわくわくしてた。読んでるとニヤニヤが止まらなくて胸がドキドキした。

    ディーンの涙が忘れられない

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    2026年02月01日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    今作も良かった。シャールの言葉が沁みる。
    私が特に共感したのが「蒸しケーキのトライフル」と「秋の夜長のトルコライス」。自分も子供の頃本ばかり読んでないで友達と遊びなさいと大人から言われて辛かったな、とか。子供のことが心配でついネットで調べちゃったり。皆寂しくて、一生懸命。そう思うと人に優しくなれる気がする。

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    2026年02月01日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    悩んだり、傷ついたり、辛い思いをしたりした人ほど、真の優しさを持てるのかもしれない。シャールさんの懐の深さと心のこもった料理にとても癒されました。人生生きていれば、苦しかったり、悩んだりしすることはたくさんあるけど、前に進もうとしているんだ!と思って乗り越えて行きます!

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    2026年02月01日
  • 郵便局

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    「この仕事が人々を食い尽くすのをおれは見た」

    国も時代も違うけど、研修で「君たちを育てるのにどれだけの税金が注ぎ込まれているか」と教官からご高説を賜った記憶がよみがえり思わず失笑…
    極端な不条理、疲弊する職員、諦念とダークユーモア、どれもとてもよかった

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    2026年02月01日
  • 踊りつかれて

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    始めは復讐物かと思って読み始めたが、法廷物として様相を変え、終わってみれば長く続く壮大な愛の物語だった。
    そしてSNSの言いたい放題の無法地帯に強く警鐘を鳴らしている。個々人の持つ正義の軽さ自分勝手さが本当に恐ろしい。
    また表紙の装丁のセンスの良さが素敵です。

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    2026年02月01日
  • バリ山行

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    山登りする自分(専ら危険の少ない一般的な登山コースだけだけど)としても、興味深くワクワクする山行が妄想体験できた。自分自身は趣味に命を賭けるのは駄目だという考え方だけれど、山は社会で悩んでることから離れることができるし、小さい事で悩んでいるなと感じることができる、というのを思い出した。
    クセのあるキャラクターは好きだな。
    それにしても、会社のトップの判断は…腹立たしい。

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    2026年02月01日
  • 三千円の使いかた

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    楽しくってためになる。
    生きるのに必要なお金を、どう使うかでお金の価値が全然違ってくる。
    三千円は少ないか、十分あるか、使い方次第。

    三世代のそれぞれの生き方の女性たちが、
    独立しつつ、思いやっている姿は暖かい。

    垣谷美羽さんの解説も面白かった!

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    2026年02月01日
  • 坂の上の雲(四)

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    日露戦争において、いよいよバルチック艦隊もロシアを出航する中、旅順の戦闘における悲劇がこれでもかと書かれている。これを読んで、旅順での悲劇、惨さを痛感した。
    日本陸軍における戦略性の欠如、現実感覚の乏しさは、やがて太平洋戦争での破滅につながる。
    精神主義である一方、情報、兵站を顧みない姿勢の愚かさは変わっていない。

    他方で、ロシア側のクロパトキンなどの軍人の心理も書かれ、おもしろい。

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    2026年02月01日
  • カラフル

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    ネタバレ

    続きが気になって一気に読んだ作品です。

    『自分で自分を殺した』
    生きてたらきっといい事あるのかもしれない。
    今の人生だって好転するんだろうか。
    そんな風に思わされる本でした。

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    2026年02月01日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    ネタバレ

    圧倒された。
    性加害とか、性的搾取とか、読むのは苦手な分野にも関わらず、一気に読み進めさせられた。
    しかも話の中身は苦手な部分を凝縮させたような内容なのに。

    まず長岡友梨奈が嫌いになった。自分の正義感をそこまで(自分の娘や恋人にまで)押しつけないでも良いのではないかと。

    そして長岡の恋人の横山一哉に一番(長岡友梨奈に魅力を感じること以外概ね)共感した。

    各登場人物の視点で順番に物語が描かれており、読者は物語を通して、人はこんなにも分かり合えないのか、ということをまざまざと見せつけられる。

    最後の盛り上がりどころとして、長岡友梨奈の死という場面がある。このとき長岡のこれまでの活動が世間に

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    2026年02月01日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    ネタバレ

    「要するに、自分に照れてる暇なんて、どこにもないってことです」
    「最短ルートじゃなくて、回り道もいいものだ」

    不安定さや、残酷さ、切なさを現実的に描きながらも、それでも諦めない覚悟をもつ主人公と達也、2人と周囲の関係性に感動した。

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    2026年02月01日
  • 踊りつかれて

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    470ページ、どっぷり浸かった。
    私の2026年ベスト入りの予感。

    匿名で「正しさ」を振りかざす怖さ。
    画面の向こうにも、家族や大切な人がいるという事実。

    誹謗中傷を受けたことがある人、
    推しが傷つけられるのを見たことがある人は、
    冒頭から胸が痛くなると思う。

    日本人全員に読んでほしい、教科書に載せてほしい、と思う一方で
    平気で誹謗中傷する人は
    そもそも活字が読めないんだろうな、とも思ってしまった。

    ひたすらSNSの怖さを描いた作品かと思いきや、
    登場人物それぞれの生き様や背景がとても丁寧に描かれていて
    多少の中だるみはあるものの
    最後まで読んでこそ、強く刺さるものがある。

    きっと一

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    2026年02月01日
  • ピーチとチョコレート

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    若い頃悩んでいた自分にぜひ送りたい本。

    わたしには、わたしがいる。
    わたしがわたしを応援する。

    今は今で悩みてんこ盛りな毎日だけど、明日からもまたがんばるかと思わせてくれる小説。後半ピーチが本当の飾らない自分を正直に出していく場面は涙が止まらなかった。

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    2026年02月01日
  • どうすればよかったか?

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    身内に当事者がいる立場として、本作は決して他人事ではなく、藤野監督のおかれている状況に共感しながら読んだ。
    映画も観ているが、文章からは両親の判断は誤っていたのではないか、もっと早く医療に繋げられていたのではないかという監督の自責の念が、よりはっきりと伝わってきた。
    姉を人として尊重し、ねばり強く向き合う姿勢には監督自身の優しさと覚悟を感じた。

    一方で、身内は精神病棟で悪化したため、入院が必ずしも正解とは思わなかった。

    現在進行形で、どうすればよかったか?どうすればよいか?と悩まされているが、このドキュメンタリーに触れたことで、未来についてちゃんと考え、向き合うことを避けては行けないと感じ

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    2026年02月01日
  • 夏への扉〔新版〕

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    タイムパラドックスを上手く扱って魅力的な作品にしてると思います
    ご都合主義的な部分もあるにはあるけども、それを言い始めると、結局タイムパラドックスを解決しなきゃならなくなってきたりするのがなんとも歯痒く、面白い
    それに我慢できない人は、まぁ…仕方ないw

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    2026年02月01日
  • 丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。19

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    今回の舞台は北海道の美瑛。次郎の親戚の由紀乃が初登場です。吉原家次期当主の許嫁候補と聞き、澪がモヤモヤしてるのが微笑ましい。
    事件はいつもと違い、生き霊が相手で悪戦苦闘。次郎と澪が頑張りましたね。
    次はまた異国の地が舞台になりそうですね〜。

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    2026年02月01日