ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • モモ

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    時間について考えさせられたし、大人が読むべき本だと思った。1970年代から何も変わってないのでは?と思うくらい今の時代にも響く本。どのように過ごすべきかも考えさせられた。

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    2026年09月27日
  • 本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む~走れメロス・一房の葡萄・杜子春・本棚

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    私自身も所謂名作と言われている『走れメロス』や『杜子春』などはハードルが高いと思って全く読んでこなかった。この本でみくのしんさんと一緒に読書した感覚があり、本当に「やっと読めた……!」という達成感がすごい!
    みくのしんさんの”本の読み方”が自分と似ていたのもあって、ちょっと私も泣いてしまった笑
    多分みくのしんさんとじゃないと『走れメロス』も『一房の葡萄』と『杜子春』も絶対読めなかったと思う。ありがとう!みくのしんさん!かまどさん!
    この読書体験は他の本では味わえないような感覚だと思う。
    一番驚いたのはみくのしんさんの文章が上手すぎること(少なくとも私はめちゃくちゃ好きな文章だった)。「本当に今まで本が読めなかったの……??そんな訳なくない?」と思ったくらい。目の前でみくのしんさんが体験した『読書』を全身で表現している場面が勝手に頭の中でイメージされるような文章。好き過ぎる。

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    2026年09月27日
  • 日曜劇場 御上先生 シナリオブック

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    「だってそこ(教育)が変わらないと、日本変わらないっしょ。」
    不登校増加、教員不足、受験競争…多くの問題を抱える日本の社会をつくる教育について考えさせられた。

    ドラマを見てから読むと、新たに気づきを得られる本だった。

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    2026年09月27日
  • しゃシャリでてすみません

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    日常をおもしろがる。お笑い芸人ならではの語り口調、視点で面白かった!笑いたい時はまた読み返すつもり。

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    2026年09月27日
  • 天上の葦 下

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    ネタバレ

    太田愛さん第三弾。
    渋谷のスクランブル交差点で一人の老人が天を指差して死んだ。その意味は…?

    鑓水と修二に、1作目「犯罪者」の敵、政治家磯辺からの依頼が入る。この老人の意味するものを調べろと。
    時を同じくして相馬のもとには、公安の前島から、失踪した部下を探すよう依頼が入る。
    調べるうちに三人は、この失踪した公安の部下と、渋谷で死んだ老人に接触があったことを知る。

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    国に対して反発的な報道をするとこうなるぞ、というでっちあげをジャーナリストに対して行う計画を、ある政治家と公安が立てる。失踪した公安の刑事はこれに反発し、狙われることとなったのだった。
    老人ホームで出会った高光は事情を知り、そんなことを起こしてはいけないと、その公安の刑事を自分の旧友、白虎に託す。
    戦時中、もはや国全体がおかしくなっていた、その時代の情報統制に高光は絡んでいたのだった。二度とそんなことは起こしてはいけないと。

    最終的には最新のメディア、ネットを使用してこの陰謀は明るみに出る。糸を引いていた政治家は、依頼人磯辺の宿敵。だからこその依頼であった。

    渋谷で死んだ老人は高光で、指を指した先はいつしかあった渋谷のロープウェイだった。子ども達の無邪気な笑い声を聞いた高光と白虎。こんな時代を、子ども達を、守らなければならないと誓った。そのときの子ども、時代を指差して、死んでいったのだった。

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    今回扱う陰謀は「情報統制」。
    1作目のような疾走感や2作目のようなノスタルジーさはなく、3作目はじっくりゆっくり腰を据えて、重いテーマをじわじわと展開させていく描き方。
    テーマが戦争なだけになかなか読み進めるのが辛い…でも目を背けてはいけない。全国民の頭がおかしくなっていた時代。それを引き合いに、今の時代の情報統制について疑問を投げかける作品だった。

    3作全て、強大な権力に立ち向かう一般市民を描いている。すぐ近くにある闇に対して無意識な読者に、エンタメを提供しつつ警鐘を鳴らす描き方が素晴らしいと感じた。個人的には荒削りな1作目がエンタメとしては好きだけど、3作目はもう一度じっくり読んでみたいと思わされた。
    続きが出ればぜひ読んでみたい。時間を忘れて読みふけってしまう作品だった。

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    2026年09月27日
  • 都会のトム&ソーヤ 完全ガイド

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     マチトムシリーズ6巻までのガイド。いろんな企画もあり、読み応えバッチリでした。ここまでのお話やキャラクターを振り返るのにぴったりです。
     挿絵のにしけいこ先生とはやみねかおる先生との対談もよかったし、はやみね先生おすすめの小説のリストもあって、いつか読んでみたいと思いました。

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    2026年09月27日
  • 原爆の子 広島の少年少女のうったえ 上

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    小さな子供の作文から始まるので最初は平仮名が多いけど、訂正されずに出版されたので当時の子供の気持ちがよくわかる。

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    2026年09月27日
  • スコッパーの女

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    山白朝子さん名義の新作は嬉しすぎる〜♡
    小説家にまつわる怪異的なエピソードの短編5編。

    あ〜やっぱり好きだ〜♪
    もう前書きから心掴まれてしまった。
    実際のところフィクションなんだろうけど、小説家ってちょっと風変わりなイメージあるし、ほんとに実話ベースなのかも、、と思ってしまう。

    世にも奇妙な〜っぽいゾクっとする感じのお話たち。
    5編どれも 面白かった。
    特に印象に残ったのは 自分の描いた人物と同姓同名で年齢も風貌も酷似した人物が偶然にも存在したという「シンクロ二シティ」。
    あと たくさんの無名の新人の中から埋もれた才能を見つけ出す 「スコッパーの女」。
    どちらもなんとなく途中で予想がつくのだけれど それがまた実話っぽくもあり ゾッとした。
    やっぱり山白さんの湿っぽい世界観が好きだなぁ!




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    2026年09月27日
  • 香君1 西から来た少女

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    1巻のみ読んだ感想です。
    獣の奏者が大好きで今更ながら香君を読み始めました。ページをめくる手が止まらず、あっという間に1巻読み終わってしまいました。
    政治、オアレ稲、香君、、、アイシャを取り巻く環境が今後どうなって行くのか、想像しながら読み進めるのがとっても楽しかったです。

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    2026年09月27日
  • 黒い糸

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    この方の著書はどれもこれも、まさかっ!が上手で、先を読みたくて仕方なく、毎回一気読みしてしまう。
    タイムリーな題材が臨場感とリアル感を掻き立て、言葉のチョイスが絶妙だから堅苦しさがない。

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    2026年09月27日
  • 犯罪者 下

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    ネタバレ

    白昼の通り魔殺人から始まる。4人が惨殺された凄惨な事件の犯人は事件後に薬で死んだ、と思われた。
    事件で襲われながらも一人生き残った男の子は、あと10日生き延びろと言われる。通り魔殺人は実は特定の5人を殺すために起きたのか?なぜ自分は殺されなければならないのか?
    謎の解明に協力する孤独な刑事相馬、元テレビ会社職員の鑓水はタッグを組み、通り魔殺人がなぜ起きたのかを明かしていく。

    その影には…

    ある食品会社が幼児向けの新商品を広めようと、サンプルを保育園に配布した。しかしそこには食べた幼児に謎の奇病が発生する、あるウイルスが含まれてしまっていた。
    この新商品の認定には大物政治家が協力している。この事実が露見してはまずい。証拠を隠蔽しようとする食品会社は、陰謀を暴こうとするものや証拠隠滅の目撃者を、片っ端から始末していく。

    登場人物の真崎は、妻と子を亡くし、どん底にいたとき、食品会社に勤める中迫と再会する。2人で食品会社の悪事を明るみに出そうと動く人物。
    奇病の子どもたちのために、巨大組織の闇を明るみにするために死んでいく。つらいけれど、その信念が中迫と主人公3人組をさらに駆り立てていく。

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    展開が早く、多種多様な人物が絡み合い、場面がどんどん切り替わる、まるでドラマのよう。人気脚本家の処女作というのも納得。

    作戦をことごとく潰されたり、殺人者があまりにも強すぎたり、ドラマ的すぎて若干イライラする部分も。
    とはいえ、全体的に疾走感と読後のスッキリ感があり、よく作り込まれた良質ミステリーだった!

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    2026年09月27日
  • 月の影 影の海(下) 十二国記(新潮文庫)

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    下巻です。
    苦難の中、人を信じることが難しくなった陽子。
    身も心もボロボロになった頃、半獣の楽俊と出会います。十二国記ファンの皆さんが言っていたネズミ!と心の中で歓喜!楽俊と関わっていく中で、陽子は『生きる』ということについて自問自答していきます。
    上巻では普通の女子高校生だった陽子が、少しずつ自分と向き合い、強くなっていく過程がたまりません。
    陽子が王座に就くか迷っているとき、ジョウユウが語りかけてくれたシーンがとても良かったです。
    内容とは少しはなれますが、楽俊の人間になった姿が最高!陽子のそばに、楽俊がずっと居てくれますように。次巻に進みます。

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    2026年09月27日
  • もしも君の町がガザだったら

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    絶対読むべきヨ! 今まで読んだ本の中で一番パレスチナ問題が右翼わかりました。そうか、SS党とかNIの会とか今のJM党とかが目指しているのはイスラエルのような国なんだな、と理解しました。

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    2026年09月27日
  • 悪いものが、来ませんように

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    ネタバレ

    あまりの暗さに途中でやめようかと思ったけど、最後まで読んで本当によかった。
    見事な叙述トリックにまんまとやられた。
    インタビューが途中に挟まれている事によって、それぞれどういう視点で見えているかが書かれているので、わかりやすいし、思いが伝わっていない事のもどかしさも感じた。
    母からの強い愛情が娘を縛ってしまって、自分本位で動いていたのに、最終的に娘からはどう思われてもいいじゃないかという所に着地するのは究極の愛情かもしれない。
    「この子のもとに、幸せばかりが待っていますように。
    悪いものが、来ませんように。」
    この文章が美しすぎる。2回目の時に泣いてしまった。
    終わり方はなんとも辛い。

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    2026年09月27日
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟

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    ミステリーかと思ってたけど、心温まるほっこりするお話だった。読み終えた時、心地良さを感じました。物語が繋がっていくドキドキ感、何度もページを行ったり来たり。本棚に置いておきたい1冊となりました。

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    2026年09月27日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    盗撮した彼氏とその彼女両方の目線で書かれた話。
    あらすじ見た時は彼女の選択肢に「別れる」以外に、他に何があるのかなぁと想像したが思いつかなかった。
    改めて性犯罪は被害者を一生苦しめることだと身に染みて理解したが、加害者もその家族も一生犯罪者というレッテルを貼って生きている辛さに息が詰まりそうになった。

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    2026年09月27日
  • ざくろちゃん、はじめまして

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    妊娠出産の過酷さがよくわかるが、ユーモアな筆致でとても読みやすかったです。特に女性ホルモンの影響で自分が変わっていく様は軽いホラーであり、かつ、家計を支える女性が妊娠出産と向き合うことの苦難がよくわかる。また、産後うつについてはとても理解できたりして、ぜみ出産を控えた夫婦に読んでほしい一作。

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    2026年09月27日
  • どうすればよかったか?

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    精神科医の立場からすると、もちろん早期診断早期治療なんだろうけど、程度の差はあれ、この家庭のようなケースも多いんだろう。どの人生が一番幸せなのか分からないけど、やはり目の前の患者さんのリカバリーを目指して行くしかない。

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    2026年09月27日
  • 夜が暗いとはかぎらない

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    もうすぐ閉店するあかつきマーケットのキャラクター「あかつきん」を通して、その町の人の事が書かれた短編のあつまり。
    地元に閉店したショッピングセンターがあって、それと重ね合わせずにはいられなかった。
    登場人物が多くて大変だったが、一つ一つがとても素敵な話だったのでまた読み直したい。
    グラニュー糖、バビルサの話が好き。

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    2026年09月27日
  • 光のとこにいてね

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    ネタバレ

    お互いに直接好きとは告白してないけどあまりにも強い想いで伝わる感じが良かった。光のとこにいてねって言葉が成長した女の子が相手を想うために言ったんじゃなくて、幼い女の子が待っててって意味で表現したところから来てるのもめっちゃ良いなって思った。初めて恋愛系の小説を最後まで読んだけど、ほんまに読んで良かった。何から何まで良かった。終わり方も名残惜しいけど綺麗に光を使って終わってて凄かった。このまま2人出逢えて幸せになる結末も見たかったし、そうであってほしい

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    2026年09月27日