YABUNONAKAーヤブノナカー

YABUNONAKAーヤブノナカー

2,400円 (税込)

12pt

文芸業界の性、権力、暴力、愛。戦慄の長篇
性加害の告発が開けたパンドラの箱――

MeToo運動、マッチングアプリ、SNS……世界の急激な変化の中で溺れもがく人間たち。対立の果てに救いは訪れるのか?
「わかりあえないこと」のその先を描く、日本文学の最高到達点。

「変わりゆく世界を、共にサバイブしよう。」――金原ひとみ

文芸誌「叢雲(むらくも)」元編集長の木戸悠介、その息子で高校生の越山恵斗、編集部員の五松、五松が担当する小説家の長岡友梨奈、その恋人、別居中の夫、引きこもりの娘。ある女性がかつて木戸から性的搾取をされていたとネットで告発したことをきっかけに、加害者、被害者、その家族や周囲の日常が絡みあい、うねり、予想もつかないクライマックスへ――。

性、権力、暴力、愛が渦巻く現代社会を描ききる、著者史上最長、圧巻の1000枚。
『蛇にピアス』から22年、金原ひとみの集大成にして最高傑作!

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YABUNONAKAーヤブノナカー のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    答えなんかないのが、リアルでよかった。

    善悪は、時代とともに変わるし、受け取り手によっても変わるから、すごく不確かなものだと思った。

    今は年齢的に時代に乗りやすいけど、今後は時代に遅れていってしまうと思うから、気をつけようと思った。でも、必要以上に時代に合わせなくてもいいのかも。


    0
    2026年01月28日

    Posted by ブクログ

    色々な人物の視点で物語が書かれており、それぞれが「自分にとって都合の悪いことは忘れている」というのが語りに表れているのが本当に面白い。最後まで読んでも、結局何が正しいのかわからず、物語の真相を藪の中にしている。ただ、自分は誰の視点に立って物語を読んでいるのかというのが強制的に突きつけられる。

    10

    0
    2026年01月25日

    Posted by ブクログ

    500ページ越えの大作。

    今後、数回は読み直す作品であると感じた。
    時代は移ろいゆくからこそ、この作品を何度も何度も読み返したくなる、そんな気がした。

    あと一手先でいい。一手先のことを考えること。
    相手を思いやる深度を一つだけ進めること。
    それだけで少しは違う景色が見えてくる気がする。傷つかない

    0
    2026年01月17日

    Posted by ブクログ

    金原ひとみさんの作品は初読みでしたが、圧巻でした。
    人と人が完全に分かり合えることはない。それを容赦なく、徹底的に書ききった凄まじい作品。

    帯やあらすじにもあるように、性搾取の告発を中心に物語が展開していくのですが、でも性加害や性搾取の悪辣さを知らしめることや、それを断罪したり怒りの感情を発露した

    0
    2026年01月18日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白かった。すごい本を読んでしまった。

    登場人物の視点が順を追って進んでいき、またその、逆順で折り返していく構成で、その人の視点で物語がどのように綴られていくのか気になって、どんどんページが進むし、
    周りが語る人物像と渦中の人物の心境やスタンスが全く違っていたり、そもそも切り取るべきと

    0
    2026年01月16日

    Posted by ブクログ

    情報処理するのに時間がかかった。今の社会を表すストーリー。

    最近思うのは、「自分は被害者側だ」と言える人は実は強い。「自分は何か悪いことをしてしまったかもしれない」「こんなことを言ったら言い訳になるかも」と思って行動できない人の方が弱い。言い訳をしない美学が、時に人を強く見せるようで、人を追い詰め

    0
    2026年01月13日

    Posted by ブクログ

    当たり前に戦争はダメだし、殺人はダメだけど、昔の恋人との行為全てに同意が得られてなかったかもしれないとか、男尊女卑発言をしてしまったかもしれないとかそういう、今の日本だから問題とされることは、明確なルールが無いので、誰も裁くことができない。だからといってそれを許してはいけないのだけど、まだ社会はマナ

    0
    2026年01月12日

    Posted by ブクログ

    金原ひとみすごい
    変わりゆく時代で生きる様々な性別世代の人たち
    同じことでも見えてる形が全然違う

    長岡友梨奈の自分を差し置いての強い正義感
    木戸のもう全部諦めた感じ

    おじさんっておじさんなだけで孤独になるんだな、

    最近の高校生って自分が高校生の時よりも大人で現実的なのかな

    0
    2026年01月03日

    Posted by ブクログ

    現代の生き辛さを煮詰めたような小説に感じた。救いがあったのかわからないけどギリギリの部分でフィクションを感じて読み進めることができた。この内容に全く刺さらない人生の人はいるのだろうか。

    0
    2026年01月03日

    Posted by ブクログ

    しばらく放心状態になるほど、物語の終わりは突然だった。
    明確な結論も、きれいな落とし所も提示されない。
    けれどその“未整理さ”こそが、この小説の最大の魅力だと感じた。

    物語の主軸となる出来事をめぐって、登場人物それぞれの意見、主張、正義、そして真実は食い違う。
    誰かにとっての被害は、別の誰かにとっ

    0
    2025年12月08日

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