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Posted by ブクログ
騎乗位の描写に出てきた「マンコ一帯」という言葉が面白すぎる。聞いたことないけど確かにそうだな、と。
主人子・ルイが、私はきっとアマを愛していたんだな、と気づいたのは彼がいなくなってから。無気力でいつ死んでもいいやくらいに思いながらも、なんとなく生きてきたのはなぜなのか。アマが死んだ今、身体もどんどん痩せて細り、あんなに固執してたスプリットタンにも意味を見出せなくなってしまったのはなぜなのか。
彼を殺したかもしれない男と今は一緒にいる。
ルイの背中には二人が身体に彫っていた龍と麒麟がいて、瞳を入れて命を宿らせる。そうすることで生きていく。
Posted by ブクログ
今更ながら読ませてもらったら、想像を遥かに超えて凄かった、としか言えない読後感だった。本編だけで114ページしかないのに、これだけの薄さに色んなことが詰まってて、考えさせられました。
金原さんの作品はヤブノナカしかまだ読んだことが無かったのですが、その時は言葉の鋭さが凄くて、私にはまだ本当の意味で理解出来ないなと思いましたが、この作品はなんと言うか、大人であり、子供であり、残酷であり、優しさのある、感情移入させられるくせに、どこか遠い所の話しのような気もして、凄く揺さぶられました。しかも最後は読者に委ねるというか、想像に任せる感じで終わらせてて、タイトルもそのままのようで、でもオシャレにも感じてしまいました。語彙力なくて申し訳ないが、とにかくこれがデビュー作で、19歳で書いたのが信じられない!
Posted by ブクログ
この本を書いた時、作者の金原ひとみは19歳というのが驚き。
買ったのが、私も19か20歳かそのへんだったと思うけど、「すごくヤバい作品である」とは聞いていたので、BOOKOFFでたまたま見つけたときドキドキした。
本当にヤバかったらすぐ捨てるか売るかするつもりだったけど、なんやかんやで10年も大切に持っている。
とにかく物理的に痛い本なので、賛否をわける。
「好きな作品です」と言い切れないけど、求心力がすごくて、何回も読んだし、映画も見た。
そのたびに、血の味とか、鈍痛とかをありありと文章で感じる。
ルイもアマもシバさんも、人として色々歪んでいる部分があって、軽蔑しながら読むけど、なぜか責める気になれないというか……。
「愛情をうまく取り扱いできなかった人たち」という感情が残り、切ない気持ちで毎回読み終える。
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