蛇にピアス

蛇にピアス

407円 (税込)

2pt

「スプリットタンって知ってる?」そう言って、男は蛇のように二つに割れた舌を出した―。その男アマと同棲しながらサディストの彫り師シバとも関係をもつルイ。彼女は自らも舌にピアスを入れ、刺青を彫り、「身体改造」にはまっていく。痛みと快楽、暴力と死、激しい愛と絶望。今を生きる者たちの生の本質を鮮烈に描き、すばる文学賞と芥川賞を受賞した、金原ひとみの衝撃のデビュー作。

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蛇にピアス のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    物理的にも精神的にも痛々しくて、でも「痛そうなもの」を書こうとはしていない気がする。
    情熱的で切実であまりにも悲しい、愛が下手くそな主人公たち。夢見るように生々しく生きていた。とても好きな作品。一生忘れないと思う。

    0
    2025年01月20日

    Posted by ブクログ

    芥川賞受賞のあの日から読もう読もうとしていた本。ついに手にした。そして読んだ。巳年というのも何かの縁である。

    ルイのような女の子は、当時割と居たのではないかと思う。見た目としての強さを手にしていくと同時に、自身の無力さを実感していく過程がたまらなかった。これが現実であると突きつけられた。そして、そ

    0
    2025年01月14日

    Posted by ブクログ

    とんでもないものを読んでしまったという衝撃。
    自分からは遠い世界の話なのに、ちゃんと地に足ついてる現実身がありだからこそ痛い。ずっと痛い。苦しいのに、先を知りたくなる。最初から最後までずっと惹きつけられ、1秒も飽きさせずに終わる。読み手を選ぶ過激な内容ではあるけど、個人的には好きでした。

    0
    2024年10月03日

    Posted by ブクログ

     鮮烈! 内容はかいつまんで知っていた部分もあったけれど、とても良かった。金原ひとみさんの作品はいつだか『軽薄』を途中まで読んで、その時にも鮮烈さに衝撃を受けた記憶がある。村上龍も解説に書いていたように、現実とのヒリヒリするような距離感、という意味での鮮烈だ。その鮮烈に、真正面から殴られたような気分

    0
    2024年09月04日

    Posted by ブクログ

    なんか悲しくなっちゃった
    なにも分からない犯人も判明しない無念とか放念とかあるんだけど深堀しない
    ほんとにルイにしか分からないことを書いてるルイに分からないことは私たちにも分からないそれでこの世界はおしまい。そんなのが悲しいんだ

    0
    2024年06月26日

    Posted by ブクログ

    短いし読みやすい。知らない世界のことだから面白かった。ピアスって小さい数字になる方が大きい穴になるんだなー。

    0
    2024年05月24日

    Posted by ブクログ

    本当に面白い。文字を読んでるだけなのに自分の体が痛くなってくる。この手の作品は『限りなく透明に近いブルー』との二大巨頭。

    0
    2024年07月31日

    Posted by ブクログ

    面白さ、恐ろしさ、新鮮さという観点で星5をつけたい。ページをめくるのが怖くて、でも先が知りたくて、久々に読書に没入することができた。
    19歳で書いたとは思えない、自分とは違う世界を知っている人の作品だと思った。さっき読み終わったが、どっと疲れを感じている。

    0
    2023年12月16日

    og

    購入済み

    すきです

    この作品を読んでどんな感情を抱くのが正しいのかはわからないけれど、多分正解はなあと思っていて。ただ心は揺さぶられて、私の語彙では表現できない嫌な気持ちを残していきます。それでもこの作品は好きで、何故か好きで。小説を読んでは映画を観て、映画を観ては小説を読み。繰り返してしまいます。
    ただひとつ言えるの

    #癒やされる

    0
    2023年04月29日

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