蛇にピアス

蛇にピアス

407円 (税込)

2pt

「スプリットタンって知ってる?」そう言って、男は蛇のように二つに割れた舌を出した―。その男アマと同棲しながらサディストの彫り師シバとも関係をもつルイ。彼女は自らも舌にピアスを入れ、刺青を彫り、「身体改造」にはまっていく。痛みと快楽、暴力と死、激しい愛と絶望。今を生きる者たちの生の本質を鮮烈に描き、すばる文学賞と芥川賞を受賞した、金原ひとみの衝撃のデビュー作。

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蛇にピアス のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    もっと早くに読んでおけば良かった。
    時々びっくりするぐらい胸を刺す文章が出てきて、生きるってこういうことなのかもな、と思う一冊だった。

    ミーツザワールドを読んだ時、きっとこの人の作品はどれも好きだろうなと思い、金原ひとみといえば蛇にピアスだよなと今さらながら手に取ってみたら大正解。鋭い切れ味の文章

    0
    2025年12月02日

    Posted by ブクログ

    11/29夜更かしの読み明かしの影響で再読。こんな話だったけってなった。芥川賞を取っただけあって読みやすくあっという間に読んでしまった。シバさん…、感情の移り変わりが全然わからん。が、そこがいい。

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    「これを読めば痛みを通じて自分が見つかるらしい。」

    と言って隣の席の友人がこの本を勧めてきました。

    初っ端から痛々しい表現に度肝をぬかれながらも、読む手が止まらず放課後になる前に読み終わってしまいました。おかげで授業の内容はパーです。

    僕はこの本は青春小説だと思います。「きっと私の未来にも、刺

    0
    2025年06月29日

    og

    購入済み

    すきです

    この作品を読んでどんな感情を抱くのが正しいのかはわからないけれど、多分正解はなあと思っていて。ただ心は揺さぶられて、私の語彙では表現できない嫌な気持ちを残していきます。それでもこの作品は好きで、何故か好きで。小説を読んでは映画を観て、映画を観ては小説を読み。繰り返してしまいます。
    ただひとつ言えるの

    #癒やされる

    0
    2023年04月29日

    Posted by ブクログ

    小説なのにその痛々しさと生々しさに、実際に本から目を背けてしまった場面も多くあったけど、それほどまでに物語の臨場感がリアルに伝わってくる文章だったのだと思う。

    危うさと美しさの世界観に浸れる一冊。

    私的に、シバの「俺、残酷な言葉には詳しいの」という一言が印象的だった。
    どこかサイコパスなのに、賢

    0
    2025年12月06日

    Posted by ブクログ

    高校生の時に読んでたらこの世界から一生抜け出せずにいたかもしれない。
    大人になってから読んでよかったと思うくらい刺激の強い内容だった。

    0
    2025年11月30日

    Posted by ブクログ

    面白くて、それほど長くないのでサクッと読めました。目を背けなくなる描写もありますが、この世で生きることがどうでもよくなってピアスをあけたくなるような気持ちになったことはある。だから、主人公の気持ちもわからなくもないなぁと思いました。
    サディスティックでエロティックなので人を選ぶ小説でしたが、ミステリ

    0
    2025年11月28日

    Posted by ブクログ

    満足感ある読書体験だった。
    するする読めた。

    内容は過激なところもあり、万人向けでは無いと思う。自分と生き方が全く違う人を通したそうした世界に浸る時間を味わった。

    芥川賞の本の中でもストーリー性も感じられておもしろく感じた。
    今まで読んだ同賞の作品だとむらさきのスカート、コンビニ人間に次いで蛇と

    0
    2025年11月08日

    Posted by ブクログ

    嫌悪感。冒頭から感じたのは、まず何とも言えない気持ちの悪さだったと思う。自分は何にゾワゾワしているのか分からないでいたが、だんだんと“痛み”を選択する(した)姿だと気づいた。身体改造という「何故わざわざ痛い事を選択するのか?」という、自分の理解を超えた存在に対する畏れ。理解の範疇にないから、自分の“

    0
    2025年09月28日

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