ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 黒牢城

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    米澤穂信、すごすぎる。
    歴史にあまり詳しくはないが、夢中で読める。
    1つ1つの事件はもちろん、城の中で起こる小さな火種は少しずつ膨らみ、やがて戦乱の中で巡る因果に呑み込まれていく恐ろしさがあった。
    ミステリの枠におさまらない大傑作。

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    2026年04月25日
  • 国宝 下 花道篇

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    感動しました。泣きました。
    衝撃的なこともあり、感情がぐちゃぐちゃになりました。私の一番の衝撃的な所では、なんで気づかないの?とびっくりしています!!気づいていればと思っても糖尿病は怖いと聞くので、命が短くなるのは知っていましたが、前向きに生きようとしていた所が人生を前向きに進んで生きよう励まされた気持ちになりました。
    下を読んでも、これ実話じゃないの?と思ってしまうので最後まで疑ってしまいました。
    国宝はネタバレオッケーな人と話したいぐらい、いい作品だと思っています。
    映画はカットシーンもあるので、是非小説も読んでもらいたいと思いました。

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    2026年04月25日
  • ふたりの窓の外

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    SNSで見掛けて気になり、手に取った作品。
    装画もすごく好きで、今の時期に読むのにぴったりだと思った。

    火葬場で出会い、ひょんなことから春夏秋冬…季節ごとに一度だけ一緒に旅をすることになった男女の一年間を描いた物語。

    年齢を重ねてきたからなのか、恋愛小説で好きな作品に出会うことが減ってきたように思っていて…
    でもこの作品はとても好きだった!

    喪失を抱え、自分の人生なのにどこか投げやり。
    そんな2人が一緒に旅をすることで、自分自身に対して、相手に対して、気持ちに変化が表れていく。

    この関係を何と呼べばいいのか?
    また次はあるのか?
    一緒に過ごした季節を重ねるごとに、変わっていく2人の空気

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    2026年04月25日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    文庫化したら読もうと思っていた作品。
    文庫化してすぐ購入していたが、心身共に余裕がある時に読もうと思い、このタイミングで手に取った。

    イワノフスカヤ村に住んでいる少女、セラフィマは若き射撃手だった。1942年、村に突如ドイツ軍が押し寄せ、母や村人を惨殺される。彼女は射殺される寸前、ソ連軍により生命を救われ、その中の一人、イリーナに「お前は戦いたいか、死にたいか」と問われ、復習のため狙撃兵になることを決意する。

    不自由のない生活を築くためには長い年月がかかるのに、生活を奪うのはほんの一瞬。
    こんなにも理不尽なことがあっていいのか、と序盤から腹立たしかった。

    優秀な狙撃兵になるにつれ、確実に

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    2026年04月25日
  • もものかんづめ

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    とにかく面白い!気が抜けて、ぷふふって笑っちゃう!色んなものをちょっと冷めた目で見てるんだけど、ちゃんと自分の世界があるのが面白い!

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    2026年04月25日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    月並みですが、戦争の理不尽さと命の重さを改めて感じました。失った膨大の数の1つに数えられる命にも、それぞれの物語があったという、当然でありながらもどこか他人事めいていた事実を実感させられたと思います。タイトルの「敵」とは何たるかという問いも、深く考えさせられる1冊です。

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    2026年04月25日
  • 本日は、お日柄もよく

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    読みたいリストの中から、縁起がいい装丁の今作を今年の1冊目に手に取った。

    こと葉は密かに思いを寄せていた幼なじみ、厚志の結婚式で感動的なスピーチに出会い、スピーチライターの世界に飛び込んでいく。

    物語はテンポよく、割とコミカルな感じで進んでいくのに、合間に登場するスピーチの一つ一つがずっしりと重みがあり、感動的で涙せずにはいられなかった( ・ ・̥ )
    最初から最後まで、このまま使いたいくらいどのスピーチも素敵。
    特に印象に残ったのは党首討論の場面、由比ガ浜公会堂での集会の場面。
    言葉の力のすごさを改めて感じ、胸が熱くなった。

    スピーチライターという職業は今作を読んで初めて知った。
    政治

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    2026年04月25日
  • 地雷グリコ

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    ずっと気になっていた作品が今年の4大ミステリランキングを完全制覇したので、この機にと思い手に取った。

    勝負ごとにやたらと強い射守矢真兎は一風変わったゲームを用いたさまざまな勝負ごとに巻き込まれる。彼女の勝負の先に待ち受けるものとはー…?

    人が死ぬミステリーと人が死なないミステリー。
    後者も好きな作品はあるのですが、私はやはり前者の方が好き。
    だけど、今作は人が死ぬミステリーの方が好きな方も楽しめる、最高に面白い人が死なないミステリーだった!

    主人公の射守矢真兎。
    彼女は見た目からは想像できないくらい、頭の回転が早くキレッキレ。
    持ち前の観察眼で勝負が始まる前から相手の性質を見抜き、自分の

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    2026年04月25日
  • 火喰鳥――羽州ぼろ鳶組

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    今年こそは絶対読もうと決めていた作品。
    読みたい作品がありすぎて、手に取るのがすっかり遅くなってしまった…!
    羽州ぼろ鳶組シリーズ、1作目。

    かつて江戸随一と呼ばれた武家火消、松永源吾。別名、「火喰鳥」。しかし、5年前の火事が原因で今は妻の深雪と貧乏浪人暮らし。そんな彼の元に出羽新庄藩の折下左門が訪れ、壊滅した藩の火消組織の再建を依頼する。

    「塞王の楯」を読んだ時も思ったけれど今作も善人悪人関係なく、登場人物たちが最高すぎる。
    源吾が火消組織を再建するために仲間を集めていく。その中で出会うのが突出した特技と熱い信念を持った男たち。
    源吾に出会って男たちの生き様が変わっていく様は、まるで少年

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    2026年04月25日
  • 対岸の家事

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    レビューを拝読して読みたくなり、手に取った作品。

    家族のために「家事をすること」を仕事に選んだ詩穂。彼女の前に現れるのは、性別や立場が違っても様々な現実で苦しむ人たち。関わることのなかった人たちが家事・育児をきっかけに関わっていく。

    話し相手がほしい、子どもの一食一食に気を抜けない、子どもを連れて公園に行くから日焼けしてしまう、子連れでのお出かけが緊張する…など
    主人公の詩穂には共感しかなかった。
    …というのも、私が専業主婦だから。
    子どもも詩穂の子どもと同い年。

    詩穂の子どもが生後7ヶ月の時の回想の場面は、涙が止まらなかった。
    私も子どもが同じくらいの時、しんどかったなぁ。
    詩穂と同じ

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    2026年04月25日
  • 複眼の映像  私と黒澤明

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    こうして数々の名作が生まれてきたのか。
    話の構成を考えるにあたっての組み立て方や考え方が順を追って記載されており、とても分かりやすく、勉強になりました。

    #2026 #20

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    2026年04月25日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    ネタバレ

    文句なしの面白さ!!科学や物理に詳しくなくても、宇宙に興味がなくても、誰もが楽しめる作品。

    その証拠に私も興味がない側の人間だったが本作の評価は満点。さらに、本作をキッカケに相対性理論や宇宙の仕組みをもっと知りたいと思った。


    一番感動したのは、地球のためには命を捨てられなかったグレースが、死を覚悟してロッキーの元に向かう場面。2人の友情に胸が熱くなった。

    2人の友情が2つの惑星を救うことになり本当によかった。


    グレースが記憶を失っていた原因には驚かされた。過去の出来事が少しずつ明らかになる構成は没入感があって面白かった。

    グレースがストラットを恨む気持ちも分かるし、自分がグレース

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    2026年04月25日
  • 日本発酵紀行

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    僕も大好きな日本酒も、発酵食品の1つですが、全国の発酵食品にヒラクさんが直接現場に行き、食べ物というより食べ物の背景にある小さき人々の営み、伝統、そして日本人が持つ思想まで到達していく、素晴らしい作品です。ヒラクさんファンになりました。

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    2026年04月25日
  • medium 霊媒探偵城塚翡翠

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    とても面白かったです。
    良い意味で裏切られたました。
    美人でお嬢様な霊媒師と作家のコンビで事件を解決していく話です。
    変化球的な手法で謎解きが進み、文体も読みやすいので、ライトで初心者向けなミステリーだなと最初は思っていたのですが・・・。
    これ以上はネタバレになるから言えませんが、後半は色々な点でひっくり返ります。
    謎解きも面白く、登場人物も魅力的に描かれており、続編も読んでみたいと思うほどには面白かったです。

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    2026年04月25日
  • ナルコトラフィコ

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    恐っ!Σ(゚Д゚)

    はい、TBS『クレイジージャーニー』やご自身のYouTubeでお馴染みのジャーナリスト丸山ゴンザレスさんが、麻薬(主にコカイン)の生産地から消費地までを命懸けで取材した軌跡をまとめた一冊

    とにかく恐い!が、この恐さをもっと日本人も知るべきだ
    あの白い粉が日本に届くまでにものすごい量の血が流れているのよ

    一番恐かったのはやはり麻薬カルテルが支配する国メキシコ
    カラムーチョ!とか言って缶チューハイ飲んで踊ってる場合じゃないのよ!

    ドン・ウィンズロウの『犬の力』そのまんまの世界です
    つうか『犬の力』が事実を元に書いてるから当たり前なんだけどね

    知らん人のために軽く説明す

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    2026年04月25日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    中学受験に前向きになれない長谷川十和という女の子と家族の物語。
    何のために受験するのか、行きたい学校があるわけでもないし、と親友の野口とダラダラ過ごしているが、これじゃダメだとは頭では分かっていて。
    そんな中、志望校を見つけたことで、本人もそして父との関係も動き始める。
    思春期の繊細な悩み、家族との距離感、まわりへの苛立ち、自分への焦り。それらとひとつひとつ向き合っていく毎日を描いた話。
    読み終わった後、家族にも自分にも優しい気持ちになれる本だと思います。

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    2026年04月25日
  • 100年の旅

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    そろそろ人生も終盤になってきたので、この先どういう感じで生きていくと良いかを知りたくて買ってみた。
    小さいときは6と1/2とか出てくるのに、60代からは1年飛ばされていたりして、なんだか時間の流れに対して自分の成長がゆっくりになっていくんだなぁと思った。
    できることができなくなること、授かっていたものをお返ししていくこと。ゼロから始まっていろんな経験をして自分の能力として授かっていたものを、これからはどんどんお返ししていくんだろうなぁ。もちろんまだ新しく授かるものがあるかもしれない。でもたぶん最後にはゼロになっていくんだろうなぁ。
    今はまだできたことができなくなっていくことが怖いと捉えてしまう

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    2026年04月25日
  • 魔法律学校の麗人執事3 シーサイド・アドベンチャー

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    だんだんとマリスと椿の距離が近づいていくのが微笑ましい。小説で文字を読んでいるのに、漫画を読んだみたいな読後感がある。漫画より情報量が多いように思うので得した気分になる。

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    2026年04月25日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    映画を観てから原作を読みました!
    すごかった…
    原作もすごいし、映画も原作に忠実に作られていて、配役も完璧だったんだなと…
    原作では映像にした時に「雰囲気」になる部分が言語化されていて、あの映画の禍々しい雰囲気や、取り調べ人とスズキの間で醸し出されていたものがちゃんと言葉で説明されていて、そこがよかった。

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    2026年04月25日
  • 春にして君を離れ

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    ネタバレ

    怖すぎた。独りよがりの自分の世界に閉じこもって、周囲の気持ちを汲まず、自分の理想通りに生きるとこうなるのか、と。終盤で自分の過ちに気づいて、夫に謝ろうとしたのに、結局自分の理想の世界を選んだのは恐怖だった。でも正直、自分もこうなりそうと思った節がある。わがままで傲慢なところを貫くと、家族を苦しめてしまい、最終的には独りぼっちになるということを、胸に留めて生きていきたい。折に触れて読むことになるのかも、というか忘れた頃に読んだ方がいいのかも、、、長年愛され続けてるだけある作品。

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    2026年04月25日