小説・文芸の高評価レビュー
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映画を先に観てから読みました。普段は、原作→映画のパターンですが今回は結末を知りつつ、登場人物は映画のキャストをあてて読む…という感じでしたが、最初のあだ討ちのシーンは映像のおかげかよりイメージが深まりました。
設定は若干異なるものの、最近の江戸時代マイブーム(蔦重)もあり芝居小屋や悪所と呼ばれる場所の背景が理解できた上で読めたのは良かったな。
武士としての矜持、木挽町の人々の人情、芝居小屋のこと、舞台に立つものと支えるものの絆みたいな。
でも結局は、どんな場所で育っても、地位が違っても、人と人なんだなと思わせてくれる、真剣に付き合って向き合えばわかりあえると信じられる物語でした。
あだ討 -
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話の内容はかなりぶっ飛んでいて現実ではそんなことないだろうって感じの物語だが、ジャバウォックに取り憑かれるみたいに夢中に読んでしまった。
動物の中でこれほど温厚な種はいないし、これほど残忍な種もいない。
☆生き物にとって何より重要なのは、生き残り、繁栄することです。
☆スポーツは、自分たちに埋め込まれた攻撃性をうまく発散させるために作った、人の偉大な発明の1つ
☆他人と過去は変えられない。だけど、自分と未来は変えられる。
自分の過去と他人を一番変えようとしたがる人間(私)だが、この本を読んで目が覚めたというか、他人を変えようとするのも傲慢だし過去も変えられない。自分ができ -
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クリストフェル・カールソン『暗殺の冬』文春文庫。
スウェーデン・ミステリー。
本の帯に『人間の罪を静かに見つめる十年に一度の傑作。』というコピーがデカいフォントで掲載され、ニューヨーク・タイムズ紙、ベスト・ミステリ選出となれば、見逃せない。
小説の構成上、時間経過が遡ることが多いのだが、全く煩わしさは無く、ページを捲る度に次々と読者の興味を惹いていくという造りになっている。警察官親子2代に亘る執念の捜査と住人たちを震撼させた連続レイプ殺人犯『ティアルプの怪物』の正体とは。そして、第一部の語り手である作家である『私』が最後にどんな真実に辿り着くのだろう。
全く救いの無い結末だった。登場人 -
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面白かったです。
タイトルはこれだけれど、「心が動かされる、文学の中の食べもの」についての文章でした。
美味しそうなものも、不味そうなものもありました。
本を開いてしか味わえない食べものも。
藤野可織さんと同じく、というと烏滸がましいけれど、わたしも西瓜糖は夢見ています。
「西瓜糖の日々」を読んで、西瓜糖を夢見ない人いるのかな…わたしは琥珀糖を知ったときにこれかな?と思ったけど、それでもベタベタしそうだからやっぱりアイデスにしかない。
武田百合子さんが度々登場しているのが気になります。たぶん何かを読んだことある…
土井善晴先生もよかった。感性とは、違いがわかること。日本の美意識は、イマジネ -
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出会えて良かったと思える作品でした!!
人間関係に悩まされた時に、こんな世界が存在したらーという気持ちを満たしてくれる作品。
出会うのが早ければ早いほど人生が好転するほど影響力がある作品だと感じた。
悩みを抱えた7人が城に集められ、徐々に成長し信頼して助け合って行く姿に心打たれました。城の秘密や狼面の少女の正体、互いの素性と序盤から張り巡らされた伏線が後半にかけて次々と回収されていくのがとても楽しめた!
言葉では上手く形容できませんが、心の支えとなる一冊です。歳を重ねるとまた違った読書体験を得られると思うので7年後の27歳の自分にも必ず読んでほしいです。 -
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その時代の生活背景なども加味されていて、面白かった!いろんな事件や事故が重なり合って、偶然が偶然を呼び、いや、必然なのか…色々絡み合っていて、サーカス少女の言動の伏線なども、面白かった。
こうは考えられないだろうか?などと、読み手に考えさせるような文章が多いと感じて楽しめました(*ˊᵕˋ*)
冬木さんの作品は、序盤はなかなか理解するまでが大変で進みずらいところがあるが、中盤から一気に話が変わったり展開がすごくて、そこからあっという間に読み終わってしまう作品が多いなと感じます!(※個人的意見です)でもそれが、後の推理や解決シーンに活きてきたりして、とても良い◎
私は昔の時代背景の作品に対して -
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ネタバレ運動部で友達が多くて恋愛もして、順風満帆な学生生活を送っている人たち。
それにたいして運動が苦手で地味で女子とあまり会話すらしたことがない映画同好会の一平。
一平はずっと、いわゆるキラキラした青春を送れないことに引け目を感じている。
ただ、映画に対する熱意は人一倍。
胸に突き刺さる映画と出会ってしまったときの感動は、一平にとってかけがえのない思い出となる。
その体験を誰が馬鹿にできようか。
物語に触れて感情を大きく揺さぶられ、価値観を大きく覆されるような豊かな体験を、周りは「地味」という言葉で片付けてしまっていいのか。
映画同好会の仲間たちと奮闘しながら映画の撮影に臨む彼は美しかった。
「学校