小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
不老因子の発見者・嘉山宗弘のドキュメンタリー制作をする三田紗矢子が彼の研究不正について追いかける話
自分だけが知っている真実が誰にも信じてもらえなかったとして
それは妄想と何が違うんだろう
主人公が手に取ったのは振るうほど嘘つきになる諸刃の剣
私たちは普段
画面の向こうで起きる炎上や告発
悪意や暴走を
誰が正しくて誰が嘘をついているのか
分かりやすい物語にしてエンタメとして消費している
その向こう側に本人にしか見えていない真実があるかもしれないのに
真実のためについた嘘は真実そのものまで嘘にしてしまうんだろうか
「あれは風車だ」と笑う人間の目には見えない巨人が
本当はそこにいるのかもしれないのに
多分この感想はドン・キホーテ側に寄りすぎている -
Posted by ブクログ
ネタバレ読みつつ思ったこと。「嫌い」とか「憎い」という感情を否定しない、っていうのはいいなあ。そりゃ誰だって事情も思うこともあるでしょうよ。でも、それを慮らないといけないときと、んな必要かけらもねーよ!ってときがあるんだよね。東条さんの物言いにはすっきり。そのくらい言ったっていいんだよね。(受け取る人にもよるかもしれませんが。)
「でも、それはこころちゃんが今理解してあげなくてもいいことだよ。真田さんの苦しさは真田さんが周りと解決するべきで、こころちゃんが、あの子に何かしてあげなくてはいけないなんてことは絶対ない」
喜多嶋先生、いい先生だなぁ。彼女が、いい出会いをしていたのが嬉しい。そして、あの子たちの絆がちゃんとあって、一周してあの子たちを守るんだな、と思うと感無量だわ。
映画も面白かったけど、ラストはやっぱり原作のがいいな。…と言いつつちょっと記憶があいまいになってるのでもう一回映画みようかな。
小説も、記憶が消えたころに読み直したい。