火山のふもとで(新潮文庫)

火山のふもとで(新潮文庫)

小説・文芸
935円 (税込)

4pt

ぼくが入社した村井設計事務所は、ひと夏の間、北浅間の「夏の家」へ事務所を移動する。そこでは稀有な感性をもつ先生のもと、国立現代図書館の設計コンペに向けての作業が行われていた。もの静かだけれど情熱的な先生の下で働く喜びと、胸に秘めた恋。そして大詰めに迫った中で訪れる劇的な結末。ただ夏が過ぎても物語は終わらなかった。かけがえのない記憶と生命の瞬きを綴る鮮烈なデビュー作。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    火山のふもとで(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    1767295
  • 電子版発売日
    :
    2025年01月29日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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火山のふもとで(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読み終わってしまうのが本当にもったいなくて、最後のほうはずっと惜しみながらゆっくりページをめくっていました。
    好き!

    0
    2026年10月05日

    Posted by ブクログ

    「天使も踏むを畏れるところ」を読み始め、
    旅先用に先行していた後日譚を読んでしまった。
    存在を知っていたら、当然、そうなっていたから良いのだけれど。

    北軽、かつて「大学村」と呼ばれた別荘地が舞台。
    (今はどうなっているのか)
    その昔、あの別荘地に憧れ、知人にご案内して頂いたことがある。。
    当時、「先生」のモデル吉村順三を全く知らず。
    舞台である「夏の家」も、たぶん近くを通っているであろうに記憶にないのが悔やまれてならない。

    0
    2026年08月28日

    Posted by ブクログ

    凄く良かったの一言。
    初めは建築事務所での仕事ぶりなどが淡々と綴られているが、建築に少し興味ある方ならば『建築家はこんなことまで考えているのか』と感動するに違いない。
    建築とはただ便利の追求やオシャレだけでなく、暮らしや生活に感じること(感性の部分)、四季、そしてちょっとした生活の中の悦びなども全て考えて作る仕事なのだなあと感じられたことがとても幸せだった。
    恋愛要素もあるけど、スパイス程度なところも良いかな。
    そして、人間も建築も全て諸行無常でありながら、それでも良いものは長く引き継がれるような余韻がある。うっすら涙すら出てしまった。
    読めて良かった。自分の仕事ぶりに悩んだ時(建築関係でなくても)、指標になりそうな良書。

    0
    2026年07月13日

    Posted by ブクログ

    よい小説
    高輪ゲートウェイの文喫の福袋で買った本
    作者も知らず、作品も全く知らなかったけど、本を手にとったとき、なんとなく嬉しかったのを覚えている。

    ゆったりとしたときの流れにうっすらとした人間関係が散りばめられている。
    ゆったりとしたストーリー展開と何かが起きるわけでもない流れはつまらないと思う向きもあるだろうし、当世風ではないかもしれない。
    けれどリアルな世界ってこうだよねと思わせる作品。

    先生の人間性もよいな。白い巨塔の里見先生みたい
    全体が抑制された人間関係でこういうコミュニティ憧れる
    建築史も少し知れるのもよい

    最後まで読んだ。
    ラストは、あっけないけど人生ってそんな感じ
    感動した

    0
    2026年05月17日

    Posted by ブクログ

    素晴らしい小説。「すべてが美しい」…帯にある言葉どおりの作品だった。
    自然の描写も登場人物の心の動きも、淡々とつづられているのに、読む者の五感にいきいきと届く。
    仕事のなかで、これほどまでに尊敬し、心を寄せられる師にどれほど出会えるだろう。主人公を羨ましく思う。
    モデルは建築家の吉村順三らしい。全国に散らばる吉村の建築を何年かかってもすべて見て回りたい気持ちになった。

    0
    2026年02月14日

    Posted by ブクログ

    2025年一番好きだった作品。美しく静かで、まさに「静謐」という言葉がピッタリ。大好きな建築と、描かれる人間模様も興味深く、心に残った。

    0
    2026年02月01日

    Posted by ブクログ

    たまたま手にとったこの一冊を、2025の夏休みに読破。贅沢な時間を過ごしました。まるでその場にいて見ていたような設計事務所の細部の描写、夏の家の様子、風景などにすっかり魅せられました。小説と同じ時代にほんの少し建築に関わった自身の思い出が、今、全く違う仕事をしていて思い出すこともなかったのに、数十年ぶりに押し寄せてきました。先生が主人公に伝えたこと、その言葉が染み入りました。

    0
    2025年08月30日

    Posted by ブクログ

    軽井沢が舞台。なんとなく土地勘があるからなんか嬉しかった。
    覚えておきたい言葉、文があって、いくつかページの端を折った。

    0
    2025年07月18日

    Posted by ブクログ

    毎年夏に事務所機能を移転する浅間山のふもとにある、設計事務所の山荘「夏の家」。新卒入所の主人公が、この山荘で過ごすひと夏の時間が静かなタッチで描かれていて、自分も軽井沢の澄んだ空気の中にいるような気持ちになりました。
    三度の食事の支度や買い物、掃除洗濯、山の日々の暮らし。日常を丁寧に過ごすことが建物を創ることに繋がっていくのかもしれない。設計の専門的なことはわからないけれど、レトロ建築が好きなので、ずっと残っていくものを創る意味についても考えさせられました。
    読み終わってもまだ「夏の家」にいるような余韻が続いています。
    美しい小説でした。

    0
    2025年06月23日

    Posted by ブクログ

    昔、ブックカフェで最初の数ページ読んで、何となく忘れられなかった本。
    小さな本屋さんに平置きされてるのを見付けて買った。
    雪道を走る列車、森の中に建つ別荘、真っ暗な夜道、暖炉の薪の爆ぜる音と匂い、耳をすませば聴こえてくる野鳥の鳴き声、そしてそれらを見下ろす火山
    自然の前でのそれぞれの人の淡々とした営みと、それぞれの想い
    本を読んでいる間、私はずっと青栗村で過ごしていました。

    0
    2026年10月04日

火山のふもとで(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    火山のふもとで(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    1767295
  • 電子版発売日
    :
    2025年01月29日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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