天使も踏むを畏れるところ 上
  • 完結

天使も踏むを畏れるところ 上

2,970円 (税込)

14pt

4.0

敗戦から15年、皇居「新宮殿」造営という世紀の難事業に挑む建築家・村井俊輔。彼を支える者、反目する者、立ちはだかる壁……。戦前から戦中、戦後、高度成長期の日本社会と皇室の変遷を辿り、理想の建築をめぐる息詰まる人間ドラマを描き尽くす、かつてない密度とスケールの大長篇。『火山のふもとで』前日譚ついに刊行! 上巻。

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天使も踏むを畏れるところ のシリーズ作品

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  • 天使も踏むを畏れるところ 上
    完結
    2,970円 (税込)
    敗戦から15年、皇居「新宮殿」造営という世紀の難事業に挑む建築家・村井俊輔。彼を支える者、反目する者、立ちはだかる壁……。戦前から戦中、戦後、高度成長期の日本社会と皇室の変遷を辿り、理想の建築をめぐる息詰まる人間ドラマを描き尽くす、かつてない密度とスケールの大長篇。『火山のふもとで』前日譚ついに刊行! 上巻。
  • 天使も踏むを畏れるところ 下
    完結
    2,970円 (税込)
    敗戦から15年、皇居「新宮殿」造営という世紀の難事業に挑む建築家・村井俊輔。彼を支える者、反目する者、立ちはだかる壁……。戦前から戦中、戦後、高度成長期の日本社会と皇室の変遷を辿り、理想の建築をめぐる息詰まる人間ドラマを描き尽くす、かつてない密度とスケールの大長篇。『火山のふもとで』前日譚ついに刊行! 下巻。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    戦後10年ほどを経てようやく社会が軌道に乗り、戦災で焼け落ちた皇居の新宮殿を造成する話。天皇皇后、皇太子、皇族、宮内庁、建設省、大蔵省、通産省、文部省、東京都などの職員、ゼネコン(と大工さん)、建築デザイン事務所など、非常に複雑な思惑が絡み合う。それだけなら、ああみんな勝手なことを言うし、ポジション

    0
    2025年05月12日

    Posted by ブクログ

    宮殿は戦争で焼け落ちた。
    焼失した宮殿の再建計画が動き始める。

    杉浦は建設省から宮内庁へ出向し
    国家的一大事業としての宮殿造営に携わる。

    P424
    〈開かれた皇室ー
    しかし「ここまで」という一線は残っている〉

    チーフアーキテクトの建築家・村井は
    宮内庁の牧野と対立することが多くなっていく。

    0
    2025年10月16日

    Posted by ブクログ

    建築家や建築史などほぼ何も知らないが、「この人は誰がモデルなんだ?」といちいち調べて「ふむふむ」となっている。
    その章の中心人物を間違いながら読んでしまって(杉浦と村井が混ざる)途中で気づくこともあった。

    0
    2025年09月03日

    Posted by ブクログ

    『火山のふもとで』がとてもよかったので、登場人物が被る分どうしても比較してしまう。皇室のことなど史実的な記述が多く、また新宮殿の建設がメインにある以上、建築の専門的な内容も多く、あまり興味が持てなかった。

    下巻、最後まで読み通せず。

    0
    2025年10月13日

    Posted by ブクログ

    空襲で焼けた宮殿を新しく建て直すことになった。それにかかわった人たちを通して、戦後日本の皇室を中心とした復興の過程を、建造物が造られていく事に主軸を置いて描くフィクション。
    上巻の初めは、宮内庁の技官として宮殿再建に関わる杉浦と、建築家村井の若い頃の姿を描く。中盤からは、時の政治家や宮内庁職員、侍従

    0
    2025年04月30日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    〘皇室〙の話も、建築家の生い立ちからの仕事の話も、ずっと対岸から見てきた事だけどこうやって上下巻の一冊目を手にしたら、しかも昭和の東京中心部の地図なりストーリーなりにふれてしまったらもう、引き返せないという覚悟で読み始めた。

    もう引き返せない、下巻が楽しみ。

    それにしてもお濠の内に住まう方々はい

    0
    2025年09月30日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    焼け落ちた明治宮殿に代わる新宮殿を建てるという大仕事、宮内庁の杉浦と建築家村井を中心として、様々な人々が書かれる重厚な群像劇。「火山のふもとで」の前日譚ということで、村井の生い立ちや登場人物たちの若かりし頃の話が読める。村井と衣子との不倫がなんの罪悪感もなく気軽におしゃれに描かれている(下巻の紹介「

    0
    2025年11月22日

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