【感想・ネタバレ】幻告のレビュー

あらすじ

「僕の父親は無実だったのかーー?」
時空を超えた法廷で、奇跡を手に入れろ。
感動のタイムリープミステリー!

裁判所書記官として働く宇久井傑(うぐい・すぐる)。ある日、法廷で意識を失って目覚めると、そこは五年前――父親が有罪判決を受けた裁判のさなかだった。冤罪の可能性に気がついた傑は、タイムリープを繰り返しながら真相を探り始める。しかし、過去に影響を及ぼした分だけ、五年後の「今」が変容。親友を失い、さらに最悪の事態が傑を襲う。未来を懸けたタイムリープの果てに、傑が導く真実とは。リーガルミステリーの新星、圧巻の最高到達点!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

大好きな作家さんの、記念すべき10冊目として読んだ本‼︎
タイムスリップという設定が織り込まれていて、所々混乱したり理解するのに苦労したりしたけど、それを遥かに上回る面白さだった。最後の最後までどういう結末を迎えるのかが分からなくて、結末に辿り着いた瞬間の「うわー‼︎そうなるのか〜‼︎」という驚き(?)、感動(?)が一入だった。

裁判官の職責の重さや葛藤の大きさがありありと描かれていて、大変な職業だと思った。でも被告人と向き合って真相を追い求める姿は本当に格好良い。裁判官を支える書記官の活躍も素晴らしい。
リーガルミステリーは最高だ〜‼︎

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2025年06月01日

Posted by ブクログ

裁判所書記官が主人公のミステリ。しかもタイムリープもの。友だちがそちらに進んでから、なんか勝手に身近な業界に感じてしまってドキドキした。キャラがみんな良いので藍を主人公にしたスピンオフとか読みたいかも。

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2025年04月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイムリープの作品は好きなので、法廷✕タイムリープという帯に書かれたキャッチコピーに惹かれた。最後まで楽しく読むことはできたが、タイムスリップのシステムや事件が結構複雑な上、それを何回も繰り返すので中盤は「ん?今はどういう時間軸なの?」と理解が難しく読みづらいところはあった。携帯のメモで情報を整理しながら読んだ小説はこれが初めてかもしれない。図解してほしかったくらいだ。これは完全にネタバレだが、書記官だった主人公は最終的に裁判官の道に進むことになる。でもタイムスリップしててその間の記憶がないから勉強した法律の知識とか学び直すの大変すぎない?とかふと思ってしまった。まぁ全て受け入れるとか言ってたからいいのか。楽しめたは楽しめたけど、そういうちょっとしたことが気になってしまったので星は4つにした。

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2025年03月30日

Posted by ブクログ

タイムスリップ×リーガルミステリーという特殊設定で家族の関係性を描いた五十嵐律人さんらしい物語だった。抜群に頭の良い脇役が出ることは良くあり、本作でも読者がついていけないようなトリッキーな発想で活躍する人物がいて楽しい。何度もタイムスリップを繰り返し、時間軸を整理して読まないと理解できないが、きれいにラストまでまとめ上げたのはさすがの一言。
リーガルミステリーを得意とする作家は多いが、五十嵐律人さんもその担い手として、これからも何かと法律を掛け合わせた傑作を生み出してくれるのであろう。楽しみでならない。

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2025年02月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

リーガルミステリーなだけでなく、タイムリープも関わっているため、時間軸がこんがらがります。
一事不再理や、裁判官の職業はこんなにも重いものなのかと改めて再認識しました。

「弁護人がいない被告人質問みたいなものだよ」
「部長の目が気になって、雑談も満足にできない」

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2025年02月17日

Posted by ブクログ

初めてリーガルミステリー読んだので異世界で面白い。
書記官という仕事があるのか、とか、裁判ってこんな流れなのかとか。
医師の帚木蓬生さんとか、他の人が書けない専門性を持っている人って凄い。
というか弁護士しながらどう両立しているのか。

時間軸と裁判軸でこんがらがるが、
多少わからなくたっていいじゃない、の雑精神で読み進めていく。
あと鍵となる部分は、点で強調してくれているしね。

でもさ、主人公の宇久井傑と(お母さんの)心情が気になる。
実の息子である自分を差し置いて、父が義理の娘の凛の親権には執着するなら、
もっとどろどろど煮詰まった感情になるのではないのかしら。

一つの犯罪の裏にも当たり前だけど、その選択肢に行かざるを得ない背景があるんだと気付かされた。瞬時に判断する裁判官に私はなれない…。

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2025年01月29日

Posted by ブクログ

タイムスリップのルールが少し複雑なのと、タイムスリップしている2人の起点としている時間が違うことで、こんがらがった。
ただ、ストーリーは面白く、主人公が家族を取り戻すために動く姿はハートウォーミングだった。

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2025年01月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この作者の作品は多分はじめて読んだ。僕には展開が難解で、途中から時間軸が理解できなくて、できれば図解頂きたいと思いながら読んでいた。でも置いてかれそうな読者がいることを分かってかなり丁寧にときどきの状況を書いてくれていたように思う。そこがそう繋がるのか!みたいなのは伊坂幸太郎っぽくもあった。面白くないわけでないが、難解だったため3。

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2025年05月10日

Posted by ブクログ

初読。けっこうおもしろかった。リーガルものってたぶんはじめて読んだ。正直、リーガルものはあんまり自分に向いてないなとも思った。もっとざっくりしてるほうがいいのかも。

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2025年04月13日

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