あらすじ
「僕の父親は無実だったのかーー?」
時空を超えた法廷で、奇跡を手に入れろ。
感動のタイムリープミステリー!
裁判所書記官として働く宇久井傑(うぐい・すぐる)。ある日、法廷で意識を失って目覚めると、そこは五年前――父親が有罪判決を受けた裁判のさなかだった。冤罪の可能性に気がついた傑は、タイムリープを繰り返しながら真相を探り始める。しかし、過去に影響を及ぼした分だけ、五年後の「今」が変容。親友を失い、さらに最悪の事態が傑を襲う。未来を懸けたタイムリープの果てに、傑が導く真実とは。リーガルミステリーの新星、圧巻の最高到達点!
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
タイムリープの作品は好きなので、法廷✕タイムリープという帯に書かれたキャッチコピーに惹かれた。最後まで楽しく読むことはできたが、タイムスリップのシステムや事件が結構複雑な上、それを何回も繰り返すので中盤は「ん?今はどういう時間軸なの?」と理解が難しく読みづらいところはあった。携帯のメモで情報を整理しながら読んだ小説はこれが初めてかもしれない。図解してほしかったくらいだ。これは完全にネタバレだが、書記官だった主人公は最終的に裁判官の道に進むことになる。でもタイムスリップしててその間の記憶がないから勉強した法律の知識とか学び直すの大変すぎない?とかふと思ってしまった。まぁ全て受け入れるとか言ってたからいいのか。楽しめたは楽しめたけど、そういうちょっとしたことが気になってしまったので星は4つにした。
Posted by ブクログ
リーガルミステリーなだけでなく、タイムリープも関わっているため、時間軸がこんがらがります。
一事不再理や、裁判官の職業はこんなにも重いものなのかと改めて再認識しました。
「弁護人がいない被告人質問みたいなものだよ」
「部長の目が気になって、雑談も満足にできない」