【感想・ネタバレ】マリスアングルのレビュー

あらすじ

警察小説No. 1ヒット!累計500万部突破の姫川玲子シリーズ最新作。塞がれた窓、防音壁、追加錠……監禁用に改築された民家で男性死体が発見された。警視庁捜査一課殺人班十一係主任、姫川玲子が特捜に入るも、証拠は隠滅されていて糸口はない。玲子の天性の勘と閃き、そして久江の心に寄り添う聞き込みで捜査が進展すると、思いもよらない人物が浮かび上がり……。魚住久江が合流し、姫川班が鮮烈な進化を遂げるシリーズ第10作!

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Posted by ブクログ

姫川シリーズ最新!

今回から、魚住久江さん参加! 
(ドルチェ/ドンナ ビアンカの主役)

章毎に、語り手が、姫川さん、魚住さんと代わるので、ちょっと混乱したけど、2人共、人間観察バッチリやわ。

今回は、姫川さんより、魚住さんの方が活躍したんかな。
人間力もなんというか、なんか凄い感じ。

今回の事件は、慰安婦問題に絡めた感じで起こってる。
作者の想いもあるのか、新聞媒体とテレビ局の関係もチクリと。
「日刊新聞法」の問題点と絡めて。
そうなんか。創業家が力持つのか…

姫川さんの尖った感じのやり方。
魚住さんの包み込むようなやり方。

取調べでは、顕著に出るのかな。
さすが、今泉さんが、頭下げて捜査一課に戻って貰っただけの事はある!
(魚住さんの事ね)
姫川さんも包んであげて〜!
ちょっと、姫川さんの保護者って感じもするけど(^◇^;)

大きな戦力を得た姫川チーム、今後はどうなるんやろ?
楽しみ〜!

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2025年08月13日

Posted by ブクログ

大好きな姫川玲子シリーズ最新作。
元々竹内結子さんの大ファンで、ドラマから入って原作に移った。
そんな贔屓目も入るので星は5つ。

正直、ノーマンズランドといい今作といい、国同士の政治的問題が事件の背景に絡んでくるので難しくて読みづらい。
でも今でも、読みながら竹内結子さんの玲子が喋り、動いてくれる
頭の中で今でも竹内結子さんが生きていてくれる大切な作品。

姫川玲子という人は、犯人とリンクしてしまう事件捜査ののめり込み方と少女のような危うさが魅力で、それは今作でも存分に味わえる。
菊田との仲が、完全なチームメイトになってしまったことが未だに受け入れられないけど、魚住さんも加わり玲子が信頼出来る仲間達に囲まれて捜査にのめり込める作品が、これからも読みたい。

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2025年02月19日

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久々に姫川シリーズを読みました。
最初に『ストロベリーナイト』を読んでからだいぶ経ってしまっているので記憶が曖昧なのですが、シリーズの始めの方の作品と比べるとここ最近の作品はどうも軽い感じがすると言うか、姫川玲子がずいぶんと明るくなったような気がします。
『ストロベリーナイト』の時はもっとクールで陰のある、女ターミネーターみたいな感じだったと思うのですが。
昔の姫川玲子も、今の姫川玲子もどちらもいいんですけどね。
またシリーズの最初の方に戻って読んでみたくなりました。

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2024年11月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

姫川玲子シリーズ第10作。

玲子と魚住久江が出会う。
玲子、良かったねーという感じ。
たぶん、最後の屋上シーンにたどり着かせたかったんだろうなぁ。
姫川も好きだけど、魚住さんも好きなんだよね。

従軍慰安婦の件は、実際はどうななってるんだろう、、、勉強不足で知らなかったわ。
後でちょっと調べて観よう。

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2024年11月05日

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魚住さんと姫川玲子の組み合わせいいなあ。
今までなら、犯人逮捕の為なら被害者がちょっと傷ついても厭わないって感じで突き進む印象の姫川主任が、魚住さんに取り調べを任せたりして、今までのきつさが緩和されてる感じだった。いいコンビだと思う。

従軍慰安婦の件で嘘をついた朝日新聞然り、昨今の文春やテレビ局などメディア全体が嘘や印象操作を平気でしていることに憤りを感じる。
SNSが発達してさらに、注目を浴びたい人たちが、その嘘に乗っかり広めていく。
ちょっと調べれば嘘だと分かることでも、活字を読むことが面倒な人達が、週刊誌の見出しやテレビ、YouTubeなど楽に手に入れられる情報のみを信じる。
こんなおかしな世の中でも、必死に日本のために働いてくれている岸田総理を心から応援する。

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2024年09月08日

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姫川玲子シリーズ第11作。
ついに姫川班に魚住が加わり、拉致監禁と殺人事件に挑む。今回は二人の視点からも描かれていて、それぞれが互いを補い合いながら事件の核心へ迫っていく姿が印象的だが、魚住の全てを包み込むような母性?がさらに凄いと感じた。これからの二人の活躍がますます楽しみ。

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2025年10月26日

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ネタバレ

竹内結子はもう居ないけど、玲子は生き続けているのね。

今回タイトルの意味がよく分かんないけど、

マリスは店の名前なのかな??



どう見てもホリエモンがモデルの菅原。

しかしライブドア問題はうっすら知っていたけれど、

慰安婦問題は正直記憶にない。

だから少し調べました。

でも少し調べただけでは正直よく分からなかった。

しかしもう20年も前のテーマをなぜ今頃??

というのが率直な疑問。



誉田さんの本は結構政治的な問題が含まれる話が多くて、

勉強になると言えばそうなんだけど、

なんか主張が強いんだな…という印象にはなる。



玲子がレイプされた過去があるからかもしれないけど、

サバイバー達の心理を実に丁寧に、繰り返し描いている。

(男性作者なのに、というのがまた凄い)

本作では、玲子が久江にハッキリと救われており、

玲子が救われているのを読むことで、私も救われたと思う。

「一緒に戦うから、生きなさい」

と言ったのは、久江ではなく佐田だけども、

例えば自分の娘が絶望している時、

私はそんな風に寄り添えるだろうか。

いや自分には絶対に出来ない、と私は自信を持って言える。

自分はそんな風にはなれない。

でもそう言ってくれる人が居たら、

私の人生も少し今とは違っていたかもしれない。




結局、美春がなぜ浦賀を守ろうとしたのか、

イマイチ分からなかった。

浦賀を守ろうとしたというより、

葛城の発言が許せなかった、ということ??

美鈴に関する発言を聞いて、

自分や理名に重ね合わせたということなのか??

慰安婦問題にまつわる美春や木村の考えは、

正直理解するのが難しい。

私が慰安婦問題や朝鮮の問題に全く関心がないからだと思う。

そういった意味で、

今作は、動機部分が特に共感しにくかった。

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2025年05月22日

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姫川玲子シリーズ。
今回は魚住久江巡査部長が捜査に加わり、同姓の魚住に良い影響を受ける、のような話。
慰安婦問題を掲げ、実際にはあり得え無かったことなのに大々的に報道され、それにより日系韓国人や朝鮮人たちが差別される。
その大元の新聞社の子息が最低な男なのですが、拉致監禁される、と言う話。
読みやすくて面白かった。

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2025年05月16日

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 やはり姫川シリーズは、楽しい群像劇だ。
 魚住さんまで加わるというのはやり過ぎではと思ったが、そうではなかったな。

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2025年04月13日

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姫川玲子シリーズ。
話の展開は確かにおもしろいのですが、誉田哲也さん、最近の思想、というか、政治の話が入り込んでくるので、そこが若干のノイズ、というかスムーズに行かないところがありますね。

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2025年04月10日

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ネタバレ

姫川班に魚住久江が加わりどんな展開になるのかと思ったが、個人的にはこの展開は大正解だと感じた。
玲子の直感力と久江がもっている温かさが良い具合にリンクしているように感じた。
特に後半、取り調べでの久江と美春のやりとり、それを立ち会い人として見る玲子、そして彼女が久江の温かさを素直に感じるところが良かった。
姫川班に菊田以外に信頼できる相棒ができたのは今後の展開がより期待出来るものだと感じた。

事件自体はやや複雑にし過ぎた感が否めない。葛城が木村を殺害する凶器の行や監禁までの背景など、やや強引だった気はする。
この辺がいつも通りスムーズに展開しているように感じれたらもう少し評価が高かったと思う。

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2025年03月16日

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姫川シリーズに魚住刑事が参入。2人はなかなか良い関係でした。読み進めていくと、慰安婦問題や新聞報道など社会派な小説でした。今までよりもインパクトは薄い感じだっけれど。
今回は姫川魚住のコラボがポイントかな。

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2025年03月01日

Posted by ブクログ

自分とは違う部分で凄い人が現れると自分がダメな人間に思えてしまう。でも、そうではなく、人にはそれぞれ秀でる部分や劣る部分があって成り立っている事を理解し、しっかり大地を踏みしめて弱っている人を助けて進め。ちょっと違うかな。

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2025年02月08日

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頭の中では実写でやっていた竹内結子と魚住は松下由樹で展開…
どっちも好きな主人公なので良かったんだけど、一緒の班だともったいないというかどっちつかずというか…。警視庁と所轄でたまに一緒になるくらいでよかったかなぁ。
でも今回は姫川を救うためには魚住が必要だったのかも

武見諒太は実写だと誰かなぁ

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2025年02月02日

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姫川シリーズ。新たに配置された海住巡査部長との関係が今後も楽しみ。ストーリーとしては、監禁中の描写がもう少しあるとイメージもしやすいが、この分量であれば致し方ないか。スピード感のある展開で読みやすい。慰安婦問題の発端など考えもしなかっただけに、メディアの怖さも垣間見せる作品でした。

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2024年11月07日

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私の好きな姫川玲子シリーズ
今作も一気読みしました
今回から、ジウシリーズで登場した魚住久江が捜査一課に帰ってきます
姫川玲子シリーズと思って読んでいると姫川玲子と魚住久江は同じくらいの臂臑で登場します
後半は魚住の独壇場のシーンもあり、姫川ファンを軽く裏切るのもまた一興です
都内の空き家で見つかった腐乱死体
身元は? 凶器は?
空き家の一室の謎の防音工事は。。。

ストーリーは誉田哲也の得意とする韓国の慰安婦問題と、新聞社というマスコミをテーマに進んでいく
時代を行ったり来たりで進むストーリーに、そんな時代だったよねなどと懐かしんだり、この登場人物のモデルってあの人だななどと思いがら読者は巻き込まれていくのだ

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2024年10月11日

Posted by ブクログ

久々の姫川さんのシリーズ
今回は慰安婦問題が絡み、監禁された人が解放ところから色々話が広がってきます
問題が深いし、新聞社も話題になるし
考えるところが多いストーリーでした

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2024年10月08日

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4.0 姫川玲子と魚住久江。それぞれの視点でストーリーが進む手法は読みやすく面白かった。ただ慰安婦問題は著者の思想の押し付けがましく感じられちょっと辟易。

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2024年08月17日

購入済み

姫川玲子シリーズ最新作

ということで期待して購入、いつもの如く一気に読み終えてしまいました。最近の著者の小説はシリーズ外の登場人物が登場することが多いですが、本作では魚住刑事が登場。全ての小説が同じ時間軸で展開されている著者ならではのコラボでどちらもファンな私にとっては嬉しい作品でした。
本作の前にジウ最新作も読みましたが、最近グロい描写がだいぶマイルドになったと感じており、そこは以前の様な描写がもう少し欲しいなーと思いました。次回作を期待しています。

#泣ける #切ない

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2024年02月26日

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姫川シリーズ。
魚住さんが入るだけで、刺々しいシリーズのスタイルが少し柔らかくなる。それが文面で感じるのだから、さすがとしか言い様がない。いるだけで包んでくれる人に憧れをもつ。

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2025年10月30日

Posted by ブクログ

姫川玲子シリーズ。今回はちょっとおとなしめかも。魚住さんに救われる。
作者の政治的思想がだんだん強めに出てきてる気がして、ちょっと目を滑らせ気味によみました。
個人的には反町刑事、次作から捜一に加わってほしいなぁ。
魚住さん未読なので、次はジウシリーズ読んでみよう。

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2025年10月16日

Posted by ブクログ

久しぶりの姫川シリーズ。今作から魚住さんも姫川班に仲間入り!
魚住さん好きだからまた魚住さんメインの作品も読みたいけど、今後は姫川シリーズに出てくる感じなのかな?

姫川さんが35歳なことにびっくり。高校生の時にストロベリーナイトで初めて姫川シリーズ読み始めて、あの頃は姫川さんめっちゃお姉さんだったのになぁ。いつの間に同い年に…笑

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2025年10月08日

Posted by ブクログ

久しぶりに姫川シリーズ
基本、裏切らない
今回から魚住が参入
それぞれ違う持ち味の刑事だと思う
犯人を抱き寄せる魚住には感動

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2025年10月08日

Posted by ブクログ

久しぶりに姫川シリーズ読んだ。
ちょっと落ち着いてたかも。姫川主任
魚住さんみたいな人がそばにいるといいね
あの死臭嗅ぎ取って、凶器のボトル発見した方は捜一に引っ張られるのかな??

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2025年09月06日

Posted by ブクログ

姫川、魚住の2人の活躍で事件は解決する話だが、今回はむしろ魚住刑事による姫川刑事への気持ちの救済が描かれています。

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2025年07月17日

Posted by ブクログ

姫川さんの新しい部下になった魚住刑事に重きを置いた作品。今回はハラハラドキドキ感がなく物語が単調に感じた。思いやる心ない人に、理不尽な被害を受けてしまう人が可哀想でつらい。

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2025年04月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

おまけの星3
ですかね。

好き、嫌いは人それぞれだし、
評価もいろいろあるのもわかる。
ただ、誉田さんにしては、
姫川シリーズとしては、
うん、普通に面白くない。
あまりに事件や動機がチープで
逆に驚いたくらいw

たぶん、
魚住さんの取り調べを
玲子が立ち会う。
それありきというか
それを描きたいだけだったのではと思う。

あと、これまで読者に委ねていた
玲子の鋭さ、哀しみ、危うさといった部分を
魚住さんがぜんぶネタバラシみたいに
話すのは悪手だと思うのだが。
お笑いを解説するみたいな?感覚でイヤでした。

とりあえず、ボトルが監禁場所にあって
コレクターに戻ってきた
納得できる経緯がわかる方、
教えてくださいw

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2024年12月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

☆3
期待そして途中までの面白さと
後半とのギャップで少し評価が辛口になりました。

最終的な動機が弱いのでは?と個人的にはしっくりいかず消化不良という感じです。

今回は魚住さんの登場がメインだと思えば
十分に楽しめるのですが。

前作のオムニバスのラストで名前があがった人を考えると
今後はジウシリーズと繋がっていくことが予想され、
自分自身の中で想像が膨らみすぎていたようです。



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2024年12月08日

Posted by ブクログ

大好きな姫川玲子シリーズ最新作!!

やっと…やっと…最新作に追いついたー!!



今までは猪突猛進だった姫川玲子も
今作からは恋をしていて…♡
そういう自分に心揺れ動いたり…

姫川玲子の新たな一面が垣間見れて
シリーズのファンとしては
嬉しくなってしまう!!



この作品から魚住久江(別のシリーズの主人公)が捜査一課に加わり
姫川玲子の天性の勘と閃きと
魚住久江の心に寄り添う姿勢を大切にする捜査で
難しい事件を解決していく!!

姫川玲子が魚住を頼りにし
魚住の人としての懐の深さに
影響を受けている姿は
今まで見たことない一面だったので
今後のふたりの化学反応が
もっと楽しみになりました!

続編をいつか読める日が楽しみです♡

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2024年10月01日

Posted by ブクログ

腐乱死体案件発生。従軍慰安婦問題が動機の発端。 前作は拉致問題という連続して国際問題をテーマにされてますね。

玲子に魚住という心許せる年上の上司が配属されてきたのはよかった。

この魚住さんは別作品の主人公なんですね。そちらも読んでみたくなりました。

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2024年09月01日

Posted by ブクログ

姫川玲子シリーズの最新作。今回は姫川班にDOLCEの魚住が加わって事件を解決していく。
各々の良いところを活かして事件解決へ向かっていくが、主人公級が2人ってチート過ぎる気がする。
内容は慰安婦問題に絡んだ話。断片的な話が1つにまとまっていく好きな構成だったが、早々にネタバレしているし意外性はあまりなかった。3.6

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2024年08月13日

購入済み

姫川劇場、まってました!!!

ずーと、読んでる姫川シリーズ。
ここに今回、魚住さんが登場という、誉田哲也ファンには
たまらない展開。

 長く読んでいると楽しいことがあるな、と思う。

是非、1作目から読んでください。

#切ない #感動する

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2023年10月31日

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