あらすじ
各氏、絶賛!!!
最後まで先が読めないノンストップサバイバルホラー!
何てことだと頭を抱えたくなるほどの痛快傑作。キャンプと恐怖と爆笑と推理がまとめてやってくる。これ、読まないと損ですよ。惚れ惚れする。
(「福家警部補」「警視庁いきもの係」シリーズ・大倉崇裕先生)
尋常じゃなく面白かったです。 リーダビリティを意識した軽妙洒脱な文章、熟達の筆致、華麗な伏線回収とどれを取っても一級品の、超ド級エンタメサスペンスでした。 広義のミステリでもあるので、より多くの方に読んでいただきたい……!
(「幽世の薬剤師」シリーズ・「神薙虚無最後の事件」紺野天龍先生)
とても良かった! 好きです! 私は殺人鬼が出てくるホラーがかなり好きなんですが、幽霊が組み合わさることでドラマが生まれていて、人気のないキャンプ場という舞台もとびきりに怖くて(そもそも自然を一番恐れている)、直接的な命のやり取りで恐怖が生じる分、ラストの温かみがじんと来ました。
(「入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください」寝舟はやせ先生)
死にかけたにもかかわらず、またソロキャンプをしようとする斉藤ナツに周囲は呆れていた。行くなら安全な場所へ、と紹介されたキャンプ場で出会ったのは、寡黙な老人、謎の少女、不審な動画配信者。ここ、本当に大丈夫か?
不安に駆られる中、懐かしい人物と再会を果たすが……なんだか様子がおかしい。
過去と恐怖が交差し、怪異と殺人鬼が入り乱れる!
最後まで先が読めないノンストップサバイバルホラー!
山翠夏人
兵庫県生まれ。高校では文芸部に所属。同ペンネームで執筆を始める。趣味はキャンプと山歩き。好きが高じてキャンプインストラクター資格を取得。様々なキャンプ場を巡り、ついには実家の裏山にマイキャンプ場を作った。そこにカワセミが巣を作ったことが最大の自慢。本シリーズにてデビュー。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
前作は良い意味で裏切られ、今作はそれを超えるのは無理だろうなと思いながら読みました。ですが、前作よりもストーリーもミステリーとしての伏線なんかも洗練され大変面白かったです。
タイトルとあらすじを見る限り色ものっぽい感じがしますが、最後は本当に感動できるので皆んなに読んで欲しいと思える作品です。
Posted by ブクログ
前作でキャンプで死にかけたにも関わらず、またしても行った先のキャンプ場で怪異と殺人鬼に出くわす新感覚ホラーの続編で、ナツの人間的魅力は勿論ホラー、伏線回収、ハートフルまで様々なエンタメを網羅していて、先が読めない展開の連続と相まって面白かった。途中とラストで二回ホロリとさせられた。
Posted by ブクログ
キャンプをしたいだけなのにシリーズ二作品目!
前作で出会った頭が半分無い幽霊の妹で美容師をやってる美音や自殺願望のあった紗奈子と、本作の主人公で人嫌いのソロキャンパーの斉藤ナツはいつの間にやら友人関係を気づいていた!
今回は前作で散々な目にあったにも関わらずソロキャンプを敢行するナツ!
→友達が出来てもソロに拘るのが・・・
しかも今回は冬山!!?
今回のキャンプ場は美音が安全そうなキャンプ場を見つけてくれたのですが、何も起こらないわけがない・・・
寡黙な老人、謎の少女、不審な動画配信者、そして夏にとっての懐かしい人物!!?
ナツは幽霊が見えるので誰が幽霊なのか気になってしまいます・・・
秋川博美さんのほのぼのとしたソロキャンシリーズとは180°異なる殺伐としたキャンプミステリー!!
しかし繋がりを知った時、心が揺さぶられます!
Posted by ブクログ
前作に引き続き、非常に面白かった。
そして、今回もキャンプの知識がふんだんに盛り込まれていた。
今回は幽霊の登場はないのか、と残念に思っていたとこら、あぁなるほど、という形で登場させるのも心憎い。
今回は第二作、さあ果たして第三作は出るのか、個人的には大いに期待したい。