あらすじ
実母のせいで貯金も住処も失ったタカヒロは、住み込みでマンションの一室を管理する仕事の求人を見つける。
雇用の条件は『隣人と必ず仲良くすること』。
他に行き場のないタカヒロはマンションに流れ着くが、待っていたのは明らかに人間ではない『隣人』だった。
「これは友達から聞いた話なんだけどね」
すでに23人が逃げ出したらしい部屋で、タカヒロはベランダ越しに怪談好きの隣人の話を聞くことに。
返答一つ間違えられない緊迫感の中、架空かと思われた怪談の内容は次第にタカヒロを取り巻く現実とリンクしていき――。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
隣人が人間の常識が通じない人外ムーブが大変良かったしタカヒロくんがちゃんと自分の怪談を聞いてるか試したりグミうまうましてたりクリスマスにタカヒロくんに鏡餅プレゼントしたり…可愛いがすぎる…。
タカヒロくんは毒親被害者で感情移入すごくしてしまった…幸せに生きて…って読み進めていったら最初は隣人を怖がったりしてたのにだんだん隣人側に染まってってる描写があってなんかもう随分逞しくなって…もう障害もないだろうし幸せならOKです!!
ただ由奈ちゃんのお首背負って動物園連れてってあげるのは肝据わり過ぎじゃないかいとおもったよ…。
隣人以外の怪異さんも魅力的でタカヒロくんのお布団に住むハサミさんやら間伸びで話すマネキンさんやら由奈ちゃんやらもう…好き!!!!それぞれの怪異さんメインの話もっと読みたいと思った。
あと毒親は死すべし慈悲はない。
Posted by ブクログ
怖い話もオムニバス形式で楽しめて、隣人とのちょっとした友情?物語もあって、考察しがいのある内容で、かなり好きな作品でした。
まさか、完結しないと思ってなかったので、最後だけ少し拍子抜けでしたが、次巻があるという楽しみができたので良かったです。
Posted by ブクログ
すごく面白い!怖い!これはなんだか新しいジャンルでは?!と一人こーふんしながら読みました。そしてこの本をきっかけにカクヨムというメディアを知りました。
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隣人、可愛い!怪異なのに。
『これは友達から聞いた話なんだけどね』とか語った後に『怖かった?』とか必ず言うんだけど、そこがちょっと可愛さがあります。
けど、なんだか分からない怖さもあって不思議な感じです。
これからホラーを深掘りしていこうとしてる私にぴったりなやつでした。読書初心者にも、自信持ってオススメできそうな内容でした。
語られる怪談自体も不穏で素晴らしいが、主人公を取り巻く環境のほうが悍ましく、それゆえに淡々としつつもズレた主人公の反応が面白い。この状況でハートフルな展開もあり温度差が最高。
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となりに住んでる怪異に好かれる事が入居条件っていうのが新鮮で読み始めた。自分の誕生日を教えないなど注意点はあるが怖い話をずっと聞かせてくれるのはいい?のか本当にありそうな怖い話は面白かった
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結構怖い状況なのにほんわかしていて不思議な読書体験だった。ゆるい日常のなか、ひとつでも何か間違えたら終わりっていう緊張感がつねにつきまとっていて気が抜けない一冊!グミ食べてるのかわいい!
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まあまあ。
あまりあらすじを知らずに読んだら、主人公の生い立ちが壮絶だった。
精神が麻痺しているので、信頼できない語り手すぎる。
入居者と交流してるの怖い。
布団にいる人も怖い。
でも守ってくれたりもする。利害が一致したからだが。おかしすぎる。
心を許したらヒヤッとするを繰り返している感じ。
Posted by ブクログ
えー!ここで終わり??2巻に続くのかぁ
消化不良です
怪異な者たちの話ばかりなのに、主人公の語り口調があまりにサラッとしていて、怖さを残さないし、面白く感じて、なんだか癖になる
Posted by ブクログ
ホラー苦手だけど、タイトルに惹かれたので頑張ることにした。
はじめは隣人が怖かったけれど、隣人の話す怪談や主人公に降りかかる怪異に比べれば、ある程度の融通がきく隣人が優しく思えてきて会話するシーンはなぜか安心した。その中にも絶対に間違えてはいけない受け答えが定期的に訪れてきて、緊張感がたまらなかった。
この本ならホラーでも読めるし、なんならもっと日常を見たいとも思った。終わりもふわっとしてるし続編が読みたい。
Posted by ブクログ
読み終わったときの率直な感想は、「これ、シリーズものだったんだ。1冊で完結じゃなかったんだな」という驚きだった。
よく見ればタイトルに(1)とあるので、続編があることはすぐに想像できるのだが、読んでいる最中はそこまで意識していなかった。
物語の主人公は、異形の“ナニカ”が住む部屋の隣に入居することになったタカヒロ。
そのナニカには名前がなく、人間ではないことだけがはっきりと描かれている。
指は6本あり、管のように長い口の中には目がある──明らかに化け物。
しかし、その存在はタカヒロとベランダ越しに雑談を交わす。
ナニカは章ごとに、自分が創作した怖い話をタカヒロに語り、タカヒロはそれに感想を返す。
そのやり取りは、大学生の男友達同士が、部屋が隣になったのをきっかけにベランダ越しで他愛もない話をしているような空気感を想像させる。
設定は歪でユニークだが、構成自体はホラー短編集のようでもある。
ただし、タカヒロが住むマンション自体が強烈に曰くつきで、この世のものではない存在が数多く住み着いている。
「訳あり心霊マンション」という別の漫画があるが、そのマンションをさらにおどろおどろしく、陰惨にしたような印象。
ホラー短編だと分かっていながらも、タカヒロの住むマンションの異常さが際立っており、それがこの作品をより一層面白くしている。
自然と、続きを読みたくなる。
Posted by ブクログ
最後まで詳細は語られず、謎が多く残る状態で物語は終わる。少し消化不良気味。続編が出るのだろうか。
「何か」がいるマンションがあり、それと仲良くすることを条件に住み込みのバイトに応募したタカヒロ。毒親育ちで、死に場所を探していた彼は導かれるようにそのマンションで暮らし始めて…
どうやら、その怪異が語る怪談を「信じない」ように聞くこと、名前や誕生日を教えないことなど、怪異と仲良くするためには一定のルールがあるようだ、分かったのはそれくらい。
物語だから結末があるものだと思い込んでいた。中身は怪異が語る怪談集といったところ。
Posted by ブクログ
人ならざる隣人が語る怪談やマンション自体の話、さらには友人や家族関係のお話(?)。
隣人が語る怪談と現実とがリンクしたり、マンションルールだったり、なんだかほっこりした気持ちにもなりかけたが、怖かった。
いろいろと明らかにされていなかったり、謎のまま残っている部分があり、続編も出ているようなので、気にはしておこう。
Posted by ブクログ
ハートフルなホラーと思いつつ読み進めると、あれ情景想像したら怖すぎんか?と思うほど。
ふいに、あれ?これ何の話やった?と思ってしまう部分もありましたが、気がつけばあっという間に読み終えました。
2も買おう。
Posted by ブクログ
何かわからない隣人と暮らす主人公の話。
表紙をよくみると隣人もしっかり記載されているんだと、読み終わってから気づいた。
読んでいる途中で、この怪異はなんなのか。と解決する話かと思って読んだのでモヤモヤした部分があったが、そういう話ではないと理解してから面白くなった。
Posted by ブクログ
不気味だけどどこと無く微笑ましさとたまにやってくる緊張感が同居しています。
結局主人公の本名が分からなかったし、怪異の理由も判明しないまま最後まで読み終えました。
続編も出たようで気になっています。
Posted by ブクログ
かわいい怪異。"か"と"い"が多い。
ところどころとんでもないことが起きているのに、それを日常の一部にしてしまえるほどの大元初期設定のとんでもなさ。
お餅くれるのかわいい…
Posted by ブクログ
明かりのつかない五階。階段で通ってはいけない六階。謎めいたマンションの七階に住む主人公には、奇妙な隣人がいる。明らかに人間ではないその隣人と「友人」として過ごすことが彼の仕事だった。夜な夜なベランダで、実話なのか創作なのか分からない怪談を語る隣人。ベッドの中に時折潜む何者か。不気味だけれどどこかしらユーモラスでほのぼのしてしまうホラーです。
シチュエーションだけでいえば、こんなところ住みたくないです。いくらこれが仕事になるといったって、あまりに不気味。だけれど読んでいると、隣人はなかなかにフレンドリーだし(だけど対応を誤るとどうなるのか、は想像したくありません)。ベッドに住む怪異も無害ならばまあ我慢できないこともないか? 夜な夜な怪談を聞かされるというのは、考えようによっては楽しいよね。
正直、このマンションのもつ恐ろしさは読むほどに薄れてきます。隣人の語る怪談よりは怖くない。けれど、その状態に順応してしまっている主人公や読者の方が怖いのかもな、と思ってしまいました。
Posted by ブクログ
え!?終わり!?となった。
怖さはさほどだけれども、怪異にモテモテな主人公とメインヒロイン(?)の「友人」とのやりとりが小気味良くて面白かった。
しかし、「え!?終わり!?!!」とは本当になった。続き物だったとは…。
Posted by ブクログ
2025/06
ラノベっぽいんだけど
登場人物の心情描写がていねいで
血が通っている感じがする。
毒親の解像度の高さや、希死念慮の描き方のリアルさが妙に癖になる。この作者さん、すごいと思う。
続きが気になる。カクヨムで追いたい。
匿名
怪異のいるマンションに入居し、隣人の怪異から怪談を聞くお話。
怪談の内容も徐々に日常に起こっていく怪奇現象。怪異たちが可愛く読みやすかったです。
主人公の名前もラストもはっきりせず投げっぱなしで終わってしまった感があり残念だが、続きがあれば読みたいです。
Posted by ブクログ
既視感のないミステリー 発想が面白くて、少なくとも私は似たような小説を読んだことがない。奇想天外な設定も不自然に感じさせない書き方も上手いし、主人公の苦悩みたいなものも嫌味なく表現されていて、ただ怖がらせるだけのミステリーになっていないところも良かった。
Posted by ブクログ
母親に追い詰められ死に場所を探して彷徨う青年が辿り着いたのは古びたバス停。そこに貼られた「今すぐ人生がどうにかなってもいい人募集中! 月給十五万〜 ※住み込み必須」という張り紙に目が留まった。怪異に侵食されたマンションで、タカヒロは毎日隣に住む化け物の語る怪談を聞く…。
カクヨムの連載作品の書籍化。怪異まみれのマンションで選択を間違えるとどうなってしまうかわからない日々を過ごすタカヒロ。隣人と綱渡りな日々を送りながら日々を送る様子は、怪談なんだけれど、なぜか不思議とそれほど怖さを感じずに読めた。
Posted by ブクログ
ホラー小説は怖くて読めていませんでしたが、
面白そうなタイトルで読んでみようと思いました!
怖い話もありながらも、ホッコリするような隣人とのやり取りに作品にのめり込んでいました!
10階建てのマンションの7階にいる隣人と仲良くすることが住む条件。
どんな隣人なのかドキドキしながら読み進めした!
続編も出ているみたいで気になります。
Posted by ブクログ
終始不気味で伏線が多く残る。続編がとても気になる作品。
自分の人生に影響を与える作品ではないが、怪談話を俯瞰して聞いているようなもので比較的気楽に読み進める事ができた。
Posted by ブクログ
☆3.2
設定がなにより良かった。得体のしれない隣人の友人として過ごしてくれるなら、住んでいるだけで月給を得られる。この上なく怪しく、実際に危険な様子。甘々にならずシビアなとこはシビアなままなのが良い。
文体は淡々としていて、句点のリズムが大体同じなところが最初は怪談らしくて好感触だった。
が、主人公以外の人物にも視点が移るのにそのリズムがほぼ変わらず、語彙なんかも似てるというか、まぁ端的に言えば同じ人が書いてるなぁ(当たり前だけど…)と読みながら現実的な要因が頭を過ぎるので気持ちが冷める。
終盤の配信者とかもっと口調や語彙が乱れているキャラクタではなかろうか。あの人も、あんな段階ならあそこまで思考保ってないと思う。壊れた人間の描写としては中途半端でぶつ切りも陳腐というか白々しいというか。それぞれの人物たちに語りを任せているのに、その人たちのそれまでを1から10まで脳内で語らせてしまっている状態なので臨場感に欠ける。もっと断片的で読者に伝わりづらい勝手気ままな語りになってこそキャラクタに語らせる面白みだと思う。勝手気ままなのに何となく経緯が分かるレベルまでいくと上手い小説だなと思う。
とんでもねぇ毒親に悩まされる主人公の感じ方や思考はかなりリアルな矛盾を孕んでいて好印象。だが少々書きすぎてクドい。あの人の登場を劇的に感じさせるために、主人公のあの人に対する苦悩はもっと削ってもう一本くらい隣人の怪談が欲しかったかな。
テーマとキャラ造形からして中二感と言おうか漫画ちっくな雰囲気が全編に漂ってはいるが、だからこそ好きな人はかなりハマるだろう作品だと感じた。
ガッツリ重めの小説作品が好き、という人には合わない。同じ言葉(名詞などでないもの)が連続した文に出てきているようなところもあって、そういう技術的な面は拙く感じた。