【感想・ネタバレ】入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてくださいのレビュー

あらすじ

実母のせいで貯金も住処も失ったタカヒロは、住み込みでマンションの一室を管理する仕事の求人を見つける。
雇用の条件は『隣人と必ず仲良くすること』。
他に行き場のないタカヒロはマンションに流れ着くが、待っていたのは明らかに人間ではない『隣人』だった。

「これは友達から聞いた話なんだけどね」
すでに23人が逃げ出したらしい部屋で、タカヒロはベランダ越しに怪談好きの隣人の話を聞くことに。
返答一つ間違えられない緊迫感の中、架空かと思われた怪談の内容は次第にタカヒロを取り巻く現実とリンクしていき――。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

すごく面白い!怖い!これはなんだか新しいジャンルでは?!と一人こーふんしながら読みました。そしてこの本をきっかけにカクヨムというメディアを知りました。

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2025年12月22日

Posted by ブクログ

隣人、可愛い!怪異なのに。
『これは友達から聞いた話なんだけどね』とか語った後に『怖かった?』とか必ず言うんだけど、そこがちょっと可愛さがあります。
けど、なんだか分からない怖さもあって不思議な感じです。
これからホラーを深掘りしていこうとしてる私にぴったりなやつでした。読書初心者にも、自信持ってオススメできそうな内容でした。

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2025年12月16日

購入済み

語られる怪談自体も不穏で素晴らしいが、主人公を取り巻く環境のほうが悍ましく、それゆえに淡々としつつもズレた主人公の反応が面白い。この状況でハートフルな展開もあり温度差が最高。

#笑える #ドキドキハラハラ #怖い

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2025年12月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

となりに住んでる怪異に好かれる事が入居条件っていうのが新鮮で読み始めた。自分の誕生日を教えないなど注意点はあるが怖い話をずっと聞かせてくれるのはいい?のか本当にありそうな怖い話は面白かった

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2025年12月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

結構怖い状況なのにほんわかしていて不思議な読書体験だった。ゆるい日常のなか、ひとつでも何か間違えたら終わりっていう緊張感がつねにつきまとっていて気が抜けない一冊!グミ食べてるのかわいい!

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2025年12月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後まで詳細は語られず、謎が多く残る状態で物語は終わる。少し消化不良気味。続編が出るのだろうか。

「何か」がいるマンションがあり、それと仲良くすることを条件に住み込みのバイトに応募したタカヒロ。毒親育ちで、死に場所を探していた彼は導かれるようにそのマンションで暮らし始めて…

どうやら、その怪異が語る怪談を「信じない」ように聞くこと、名前や誕生日を教えないことなど、怪異と仲良くするためには一定のルールがあるようだ、分かったのはそれくらい。
物語だから結末があるものだと思い込んでいた。中身は怪異が語る怪談集といったところ。

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2025年12月22日

Posted by ブクログ

人ならざる隣人が語る怪談やマンション自体の話、さらには友人や家族関係のお話(?)。

隣人が語る怪談と現実とがリンクしたり、マンションルールだったり、なんだかほっこりした気持ちにもなりかけたが、怖かった。

いろいろと明らかにされていなかったり、謎のまま残っている部分があり、続編も出ているようなので、気にはしておこう。

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2025年12月18日

Posted by ブクログ

ハートフルなホラーと思いつつ読み進めると、あれ情景想像したら怖すぎんか?と思うほど。
ふいに、あれ?これ何の話やった?と思ってしまう部分もありましたが、気がつけばあっという間に読み終えました。
2も買おう。

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2025年12月16日

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何かわからない隣人と暮らす主人公の話。
表紙をよくみると隣人もしっかり記載されているんだと、読み終わってから気づいた。
読んでいる途中で、この怪異はなんなのか。と解決する話かと思って読んだのでモヤモヤした部分があったが、そういう話ではないと理解してから面白くなった。

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2025年12月16日

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怖いんだけど怖過ぎず…
怪異なんだけどどこか愛着が湧いてしまう
でも怖い
そんな話でした。
続編も楽しみです。

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2025年12月12日

Posted by ブクログ

不気味だけどどこと無く微笑ましさとたまにやってくる緊張感が同居しています。
結局主人公の本名が分からなかったし、怪異の理由も判明しないまま最後まで読み終えました。
続編も出たようで気になっています。

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2025年12月11日

Posted by ブクログ

かわいい怪異。"か"と"い"が多い。
ところどころとんでもないことが起きているのに、それを日常の一部にしてしまえるほどの大元初期設定のとんでもなさ。
お餅くれるのかわいい…

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2025年12月07日

Posted by ブクログ

明かりのつかない五階。階段で通ってはいけない六階。謎めいたマンションの七階に住む主人公には、奇妙な隣人がいる。明らかに人間ではないその隣人と「友人」として過ごすことが彼の仕事だった。夜な夜なベランダで、実話なのか創作なのか分からない怪談を語る隣人。ベッドの中に時折潜む何者か。不気味だけれどどこかしらユーモラスでほのぼのしてしまうホラーです。
シチュエーションだけでいえば、こんなところ住みたくないです。いくらこれが仕事になるといったって、あまりに不気味。だけれど読んでいると、隣人はなかなかにフレンドリーだし(だけど対応を誤るとどうなるのか、は想像したくありません)。ベッドに住む怪異も無害ならばまあ我慢できないこともないか? 夜な夜な怪談を聞かされるというのは、考えようによっては楽しいよね。
正直、このマンションのもつ恐ろしさは読むほどに薄れてきます。隣人の語る怪談よりは怖くない。けれど、その状態に順応してしまっている主人公や読者の方が怖いのかもな、と思ってしまいました。

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2025年11月30日

Posted by ブクログ

え!?終わり!?となった。

怖さはさほどだけれども、怪異にモテモテな主人公とメインヒロイン(?)の「友人」とのやりとりが小気味良くて面白かった。
しかし、「え!?終わり!?!!」とは本当になった。続き物だったとは…。

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2025年11月28日

Posted by ブクログ

今流行りのモキュメンタリー風ホラーかと思いきや、割と良い方向に想像を裏切られた。ところどころ笑えるライトノベルのような小説。

続編が気になるところ。




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2025年11月27日

Posted by ブクログ

「怪異」である隣人と仲良くすることが入居条件の物件。
夜は隣人とおしゃべり、昼間や外出先では物件の影響か、自分が謎の怪異に遭遇したりホラーな展開。
でも隣人との会話になぜか癒され…
癒される?
癒されてる?
話してるのはホラー話なのに?
でも外での出来事を隣人と会話することで中和されてるような感じなので、とても不思議。
今後の展開が気になると思っていたら、なんと続編が出るそうで。読まなくては!

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2025年11月23日

Posted by ブクログ

毒親(母親)から逃げ出し、自ら人生を終わりにしようと思っていた主人公タカヒロが、目にしたアルバイトの募集広告。
条件は隣人と仲良くすること。
その隣人は管状の口に六本指を持ち、時々口から目玉を覗かせてくる怪異。
ホラーなはずなのにどこかほのぼのとした雰囲気が漂う不思議な小説でした。

でもきっと私だったら、そのほのぼのさに油断してあっという間に地雷を踏んで人生終わるんだろうな。
そもそも、ほのぼのする前に怪異の語る怪談話に飲み込まれて自滅するんだろうな…。

など考えながら、タカヒロと怪異のこんな平穏な日常が長く続くと良いなぁ。

とか考えてしまうあたり、完全に異界の雰囲気に飲み込まれてしまっているような気がする。

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2025年11月20日

Posted by ブクログ

得体の知れない隣人との関わりが、怖いような楽しいような、なんならちょっとあったかいような雰囲気で、不思議な感じだった。
霊との距離感ってこの本ぐらいで、近すぎず遠すぎずだと割と成り立つのかなあって感じがした。
個人的には、布団の中にいるハサミの霊がちょっと好き。

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2025年11月16日

Posted by ブクログ


“隣人がヤバい建物”という舞台設定が、読者の不安と興味を一瞬でつかみます。

そして、ホラーでありながらも、どこか温かみや人間味のある!?ストーリー展開が印象的でした。

隣人は不気味な存在でありながら、どこか憎めず、ちょっと抜けたような愛嬌もある。

恐怖だけでなく、クスッと笑える場面があることで、作品全体が恐怖だけではなく、気味悪さが加わっています。

1巻の時点では、まだオーナーの正体や建物の謎など多くの伏線が残されていて、

今後の続編(第2巻)でそれらがどう回収されていくのか、非常に楽しみです。

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2025年11月15日

Posted by ブクログ

何もかもが謎のままだし、全ての輪郭がボヤッとしてるから最初から最後までずーっと何にもわかんない。
怖いとは違う感情。
だけど結構面白くてどんどん読んじゃう感じ!

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2025年11月10日

Posted by ブクログ

結構面白かった、怖く無いが。
隣人の正体とか、母親がどうなったとか、何も明確になってないけど、「ふわっと」怖い雰囲気だけが香る感じだった。

もう少し謎が解けたら面白いかも!

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2025年11月09日

Posted by ブクログ

まさかの怪異が友達とは...
嘘と事実が入り乱れてる感じがして、主人公はだいぶ全てのことに麻痺ってる感じ。
次はどういう話なのかなぁ

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2025年11月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルに惹かれて購入した一冊。読み終わってから表紙を見ると、隣人はこんな姿なのか、とか、上の階はこんな感じなのかと気が付きました。
想像しながら読んでいたものの、実際に見るとなんとも言えない。
途中で隣人がかわいいなとさえ思っていたのに。なんなら隣人よりも、主人公の方が恐ろしいのかもしれないとすら思いました。

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2025年10月31日

Posted by ブクログ

2025/06
ラノベっぽいんだけど
登場人物の心情描写がていねいで
血が通っている感じがする。

毒親の解像度の高さや、希死念慮の描き方のリアルさが妙に癖になる。この作者さん、すごいと思う。

続きが気になる。カクヨムで追いたい。

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2025年12月09日

Posted by ブクログ

作者さんは勿論、ジャンルから何から全然異なってはいるのだが、初めて『成瀬は…』を読んだ時と同じく、新しい才能に出会ってしまった!と言う高揚感!

最近ではピカイチのホラー。

ともすると、
ホーム(笑)コメディ?とも読めてしまう隣人たちとの不可思議なエピソードとは裏腹に、常に油断ならない緊張感と剣呑さとを漂わせる謎多きマンション物件…陽と陰のいい感じのバランス…
恐怖と可笑しさは同居出来るのだ!

面白っ!
当然の続編希望!

加えて、
装丁の絵も良き!

(後日)
続編2025年内発刊とのこと(待)!

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2025年11月06日

匿名

ネタバレ 購入済み

怪異のいるマンションに入居し、隣人の怪異から怪談を聞くお話。
怪談の内容も徐々に日常に起こっていく怪奇現象。怪異たちが可愛く読みやすかったです。
主人公の名前もラストもはっきりせず投げっぱなしで終わってしまった感があり残念だが、続きがあれば読みたいです。

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2025年05月04日

匿名

購入済み

不思議

ほのぼのだけど、どこか怖い、そんな不思議な作品。
最後の終わりが少しもやっとする終わり方だった気がします。

#ほのぼの #深い #怖い

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2025年02月24日

購入済み

思ってたより怖くはない

人にもよりますが、ある意味日常系ホラー?

#ドキドキハラハラ #怖い #ダーク

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2025年02月06日

Posted by ブクログ

怖かわいい、ギリ読めるホラー。これを読み終わって、エレベーターがタイミング良く開いてると「ありがとう」って心の中で思っちゃう。

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2025年12月21日

Posted by ブクログ

☆3.2
設定がなにより良かった。得体のしれない隣人の友人として過ごしてくれるなら、住んでいるだけで月給を得られる。この上なく怪しく、実際に危険な様子。甘々にならずシビアなとこはシビアなままなのが良い。

文体は淡々としていて、句点のリズムが大体同じなところが最初は怪談らしくて好感触だった。
が、主人公以外の人物にも視点が移るのにそのリズムがほぼ変わらず、語彙なんかも似てるというか、まぁ端的に言えば同じ人が書いてるなぁ(当たり前だけど…)と読みながら現実的な要因が頭を過ぎるので気持ちが冷める。
終盤の配信者とかもっと口調や語彙が乱れているキャラクタではなかろうか。あの人も、あんな段階ならあそこまで思考保ってないと思う。壊れた人間の描写としては中途半端でぶつ切りも陳腐というか白々しいというか。それぞれの人物たちに語りを任せているのに、その人たちのそれまでを1から10まで脳内で語らせてしまっている状態なので臨場感に欠ける。もっと断片的で読者に伝わりづらい勝手気ままな語りになってこそキャラクタに語らせる面白みだと思う。勝手気ままなのに何となく経緯が分かるレベルまでいくと上手い小説だなと思う。

とんでもねぇ毒親に悩まされる主人公の感じ方や思考はかなりリアルな矛盾を孕んでいて好印象。だが少々書きすぎてクドい。あの人の登場を劇的に感じさせるために、主人公のあの人に対する苦悩はもっと削ってもう一本くらい隣人の怪談が欲しかったかな。

テーマとキャラ造形からして中二感と言おうか漫画ちっくな雰囲気が全編に漂ってはいるが、だからこそ好きな人はかなりハマるだろう作品だと感じた。
ガッツリ重めの小説作品が好き、という人には合わない。同じ言葉(名詞などでないもの)が連続した文に出てきているようなところもあって、そういう技術的な面は拙く感じた。

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2025年12月18日

Posted by ブクログ

なんだか隣人が可愛く思える不思議。
彼が追い詰められていたとはいえ、ここまでこの物件に順応できるのがすごい。
この隣人、いったい何者なんだろうなぁ

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2025年11月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

おすすめ欄に挙がってきたため読み始める。
ジャンルがホラーとなっていたため、得意ではないがドキドキしながら読み進めていくと、意外にもホラーとコメディ要素が合わさっており、新感覚だった。
一体何に向かって物語は進んでいるのだろうと、ところどころ予想しながら読んでいたが、結局釈然としない終わりだった。続編があるのかな?もしあれば読んでみたい。

自殺を考えていた20歳の主人公が、路上でチラシを見つけたことから、怪奇現象が日常茶飯時に起きるマンションで暮らし始める。隣人は触手に目や口などがついており、入居者である主人公に怪談話を聞かせたり、雑談したりする。
主人公は、隣人との雑談の中で、返答を間違えないように注意したり、マンション内で起きる怪奇現象に触れていくが、あたかも楽しんでいるんじゃないかと思わせるような表現で物語が進むため、コメディとしてはちょっと面白い、ホラーとしてもちょっと怖いということで、よく言えばいいとこ取り、悪く言えば中途半端な印象であった。
物語の展開として、主人公を苦しめていた母親が隣人により(?)失踪して、母親からの呪縛から解放されたり、入居者を募集していた人物の背景が少しだけ語られたりと、まだまだ先が気になる要素は多くあるため、続きが出るようであれば、軽い気持ちで読んでみたい。

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2025年11月20日

Posted by ブクログ

面白かったは面白かったです。
ただ、読み終わったあとにこれで終わりなんだと思ってしまいました。
母親のことなどがあまりハッキリせずに終わってしまいました。
ただ、ほのぼのしていますが、どこか恐怖を感じるような作品で初めての体験です。

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2025年11月15日

Posted by ブクログ

怪異との会話は不気味だけど、どこかほのぼのしていて好きだった。
ただマンションや怪異の謎が詳しく知りたかった。

続編楽しみです。

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2025年11月06日

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