ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ポアロのクリスマス〔新訳版〕

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    大富豪の主が殺され、はたして犯人は集まった家族のうち誰なのか…っていう王道展開がワクワクする。それぞれに秘密や謎があって、どれが真相に繋がっていくのか予想しながら読むのが楽しい。時代的なものかもしれないけど、身体が弱い妻に5人も子供を産ませるなんて恐ろしいな…。

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    2025年12月20日
  • 吉宗の星

    匿名

    購入済み

    紀州藩主の三男だが、母親の出自身分が低いため、父に疎まれる新之助。
    そんな新之助に幼少期から仕える星野伊織は、新之助を藩主にするべく、新之助の父と兄二人を毒殺する。
    そんな伊織の行動を、新之助は己が命じたことだと言い、一蓮托生を誓い、新之助は藩主の座に就き、吉宗を名乗る。
    伊織はひそかに「御庭番」を組織する。
    吉宗も伊織も、吉宗の母の待遇を上げたいと思うが、母は受け入れない。
    その後、江戸の幼い将軍の後継問題が持ち上がり、尾張徳川家の継友と紀州徳川家の吉宗が候補に挙がり、大奥や幕閣が対立する中で、伊織は命を落とす。
    吉宗は将軍となるも、母は吉宗を認めないまま世を去ってしまう。
    母も伊織も喪った

    #ダーク

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    2025年12月20日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    SF関係の読書経験値Lv.16(MAX Lv.99)ぐらいの自分でもスイスイ読めました。主人公のグレース博士が陽気で、セリフカッコの中の言葉が現代的なのが理解の助けになったかも。フォントがちょこちょこ、装飾的に変えられていたのはアドベンチャー小説っぽくて技巧的でした。

    事前知識なしで読んで!とここ数ヶ月色々な方からオンオフ問わず聞いてて、みんなの言う通りだったなと納得。なんなら映画の予告トレーラーも見ない方がいいです。なんであんな予告にしたのか笑

    科学には全く興味がなかったけど、この本を読んでから学び直したい欲が溢れてます。しあわせ!

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    2025年12月20日
  • 螢川・泥の河

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    マレーシアの首都、クアラルンプールは、川が交わるところという意味の地名なのだそうで、マレーシア旅行の飛行機での楽しみのために読んだ。のちに流転の海シリーズを書き上げるが、その要素が凝縮されている。著者が一貫して描き続けている父と子の関係性の機微や、女性の神秘的でありながら世俗的な二面性を見事に表現している。著者の美しい文章へのこだわりが光っていて、リズムよく、ちょっと小難しい視点で、懐かしくも痛々しい戦後の大阪や石川を描いた2作だった。

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    2025年12月20日
  • 東京ロンダリング

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    面白い。
    事故物件の告知義務を無くすため、一時的にそこに住むことを繰り返す仕事をする女性の話。

    短い小説だが、日常の生活で本当に大切なものを改めて気づかせてくれる。
    読みやすく、テンポも良く、わかりやすく、面白い。正直欠点が思いつかない。
    もっと評価されて良い本だと思う。おすすめです。

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    2025年12月20日
  • チッソは私であった 水俣病の思想

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    人間が作るものは全てゴミだとどこかで見て、この人は体験や身体を通して、全ての、人が作ったものではない自然と向き合って答えを紡いだのだと思う。

    かっこよすぎる。チッソは僕でもあります。

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    2025年12月20日
  • こうしてイギリスから熊がいなくなりました

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    ネタバレ

    真夜中の精霊であり、罪を食い、犬と闘い、サーカスで働き、下水処理をする熊たちの奇妙な味の8つの寓話。

    イギリスでは乱獲により熊は絶滅し、さらに「熊いじめ」というブラッド・スポーツが19世紀まで行われていた、そのイギリスの作家による仄暗くユーモアたっぷりの不思議な物語たち。

    ミック・ジャクソンは容赦ない。描かれるクマは悲しみを誘うけれどちっとも可愛くないし人間も泥臭くずるがしこく浅ましい。そんな熊と人間がまるで心を通わせたかと思ったときにちゃんと現実を教えてくれる。特に74頁。

    こういう話を読むと「この本に出合えて良かったなぁ」と強く思います。

    イギリスと言えばプーさんやパディントンの国

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    2025年12月20日
  • プラネタリウムのふたご

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    とても大好きな作品。プラネタリウムやサーカスなど、夢の中の世界みたいな、ファンタジーで、登場人物も変な名前のやつばっかりで、いびつな話ではあるのだけど、ふたごの二人がはなればなれになっても、同じ感性でつながっている話だった。
    上質な童話や、絵本を読んだときの、深い感動があった。
    プラネタリウムでテンペルとタットルがしりとりしてるところがかわいくて、よかった。そこにはシャボン玉があって、星空の前に一つ追加されたレイヤーが幻想度を上げてた。
    すこし長い小説だけど、たぶん小学生の高学年から中学生くらいでも読めるような、ひらがなの多めなものだが、描写は正確で、過不足ない語り口なので、広く読めるものだと

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    2025年12月20日
  • 【電子版限定特典付き】毎日酒を飲みながらゲーム実況してたら膵臓が爆発して何度も死にかけた話

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    ネタバレ

    ほんとうに大変な経験たちに震えあがって読んだのだけど、これが出版されている=生き延びているということで、そのネタバレがあってよかった。軽妙な文章に助けられて楽しく(震えながら)拝読した。
    読んでいる途中で、私はたろちんさんとほぼ同世代か、と気付いた。同世代の経験なのか、これが。
    様々なドラマ…というか、突然の出来事が山ほどあって、でもそれを受け入れて今を生きている様はすごいなあと思った。

    そういう年代なのかな、と思うが、若い頃と違って様々な訃報が気になってしまう。芸能人や知人、よくしてくださった年上の人。病気や事故や寿命…それに、自分の知識ではまったく理解できない脳の動き。
    私は身体はとても

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    2025年12月20日
  • 三毛猫ホームズの怪談

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    小学校の息子との寝る前の読書として読みました。
    三毛猫ホームズシリーズを最初から読んでいこうと一作目、二作目に続いて読みました。
    ちょっと人が死にすぎるよね、と小6の次男(笑)。
    確かに(笑)。
    でも、ストーリーが難解じゃないので、子供でもわかりやすくて続きが気になり、無理なく読み進められます。
    石津刑事が可愛らしくて大好きです。
    四作目へと続けて読みたいです。

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    2025年12月20日
  • 入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください 2

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    ネタバレ

    待ってましたの2巻
    1巻を読み返しておさらいしてから読みました

    相変わらず隣人が無邪気で可愛らしい
    でも以前同様ちょっとでも油断すると、大変なことになりそうな気配がずーっと漂ってます

    登場人物が増えます
    タカヒロの以前の同僚、孤見さん
    彼がタカヒロに代わってこの部屋に住むときは
    タカヒロはあっさり別部屋に移動となり
    なんだか寂しくなりました

    早くに根を上げると思いきや
    そうはさせてもらえないよう、
    怖いという感情をコントロールしちゃうんですね、この隣人は、、、
    意外とうまくやってしまう孤見さん
    所謂社会不適応者なので無敵の人です
    お友達できてよかったね

    それにしてもタカヒロの鋼鉄の心臓

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    2025年12月20日
  • 龍の守る町

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    ネタバレ

    話が気になって一気読みした。
    本屋大賞ノミネートされてほしい。
    消防士ってすごい仕事。
    誰かのために動ける人尊敬。

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    2025年12月20日
  • やめるな外科医 泣くな研修医4

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    生々しい、リアル、刺さる、あまり関係ありませんが、だいぶ前のPD(膵癌手術)執刀数例目の高齢者おばあさん、初めての虫垂炎執刀、いろんなことを思い出した。仕事していて孤独を感じた時に読む作品です。

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    2025年12月20日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    デビュー作からあなたは辻村深月だったのね。

    出版は2004年。奇しくも恩田陸『夜のピクニック』と同年だ。この2冊、全く別のアプローチで同じ2025年に読めたのが面白い。今年の6月は融や貴子と夜道を歩き、12月には鷹野や深月と冬の校舎を彷徨う。

    同じ年に発売された2冊と同じ年に出会うこの偶然はとても素敵だ。

    感情を揺さぶりつつもどこか優しい彼女の世界観が好きだ。

    デビュー作から目を覆いたくなる痛みやあたたかな優しさで僕のバランスが崩れたところに鮮やかに最高のパンチを打ち込んでくる。こんなにも綺麗に揺さぶられ、驚かされ、感動させられちゃって、全く悔しいったらありゃしない。最高だ。

    まだま

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    2025年12月20日
  • きみをわすれない ぼく モグラ キツネ 馬 そして嵐

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    シリーズ2作目、嬉しい!
    前作よりカラーが増した印象を受けました。淡い色で描かれた動物たちと自然の景色がきれい。
    読者に語りかけるような言葉とともに、嵐のなかにあっても優しい世界が広がっていました。

    心のの嵐をどう乗り越えていくのか――。
    ぼくの不安や苦しい気持ちに寄り添ってくれる馬、キツネ、モグラたちとの旅路が描かれています。

    じんわり沁みる言葉
    優しさに包まれる言葉
    ふんわり気持ちが解れる言葉
    明るい気持ちになれる言葉
    クスッとなる言葉

    小さなスケッチひとつひとつに思いやりと温もりが感じられて、優しいハグをもらったような気持ちになる。
    私の「好き」がいっぱい詰まってました。
    食いしん

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    2025年12月20日
  • 細かいところが気になりすぎて

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    ネタバレ

    おもしろいと話題の銀シャリ橋本さんの日常ツッコミ満載のエッセイ!
    これまた莉子ちゃんがおすすめしてて買ってしまった。実際に笑ってしまって好きなとこ付箋つけてしまった(笑)
    言葉選びが秀逸でひとつの言葉から派生させて綴られる文章がおもしろかった(笑)
    漫才はテンポが早くて私は理解が追いつかず笑える事が少ないのだけれど、小説だとゆっくりとそれが繰り広げられるから自分に合ってた!
    相方鰻さんの4コマもクスッと笑えて良いエッセンスになってた。
    芸人さんの本もどんどん読んでいきたい。

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    2025年12月20日
  • 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。

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    ネタバレ

    子どもの担任の先生の学級文庫にあり気になっていたので図書室で借りる
    著者は優しい物言いで分かりやすく、読んでいてあまり追い討ちをかけられることもなく参考になった。
    解説の先生の、無意識下では主語が無くなるという話に納得。
    自分の好きなことを後回しにしない、まさにメンクリの先生に言われていること。
    基本苦手な人、傷つけてくる人とは距離を置くタイプだが、それが家族だったらどうしたら良いのかなと思った。
    でも読んで良かったし、また辛くなったら読み直したいなと思った

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    2025年12月20日
  • 暗黒館の殺人(四)

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    ネタバレ

    えぇっ?!てなることが何度あったことか…
    え、君コナンじゃないの?!え、君忠教じゃないの?!え、コナン君どこにいるの?!
    あれ、なんか違う設定じゃなかったっけ?って違和感を持つことはありましたが、気にしてなかった…

    中村青司、ずっと存在だけは他の館シリーズで出てきていたからこの暗黒館でもそれだけかと思っていました。まさかここが原点だったなんて。
    中村青司ってどんな変な人なんだろうと思っていましたが、中也くんは結構普通でした。
    ダリアの肉を食べたんだから、今後どこかで生きて出てくる時が来るのかな。とても楽しみです。

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    2025年12月20日
  • 禁忌の子

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    おもしろい。
    どんどん内容に引き込まれていく。
    細かい描写が元々医師の方が書かれたことに納得いった。

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    2025年12月20日
  • 君のクイズ

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    面白過ぎる
    緻密に描写されたクイズの世界
    ともに展開されていくドラマ
    この二つが交わり、芯のある魅力的な物語が素晴らしい
    結末はそこまで予想を上回るような物ではなかったが、出題されるより先に正答した。という謎だけでここまでやれるのは天晴としか言いようがない

    実際に存在する物の名前は物語のリアリティという面に大きく影響しますが、一切揺るがさなかった...

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    2025年12月20日