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バーナム・クロネッカーはアメリカ合衆国ユタ州のウィットロー高校に通う17歳の少年。彼は8歳のとき三葉虫に魅せられ、今ではその化石を熱心に集めつつ、静かな高校生活を送っている。そんなバーナムへのいやがらせが、ある日突然にはじまった。ロッカーの扉を接着され、頭にジャガイモをぶつけられる。体育会系の人気者コール・アボットのしわざだった。バーナムは、コールの行為を〈攻撃〉と呼ぶ謎めいた同級生、タキオ・グリーンと友人になる。そのときすでに、バーナムを驚愕の事件へといざなう運命の歯車は回りだしていた……。現代アメリカ社会の闇に光を当てながら、新しいヒーロー像を描きだす超絶エンターテインメント。
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Posted by ブクログ
乾いた鉄みたいな作品だなと感じました。
最初は変身という帯に機龍警察のような特撮ライクな話かと思ってたら重厚なクライムサスペンスでした。
アメコミ的ヒーローとかダークファンタジーでは無いような気がします。キック・アスみたいなイメージなんでしょうか。それにしても骨太すぎる気がします。子供には読ませられません。
鋭い狂気が誇張されてエンタメになる前に塊で出されてきたような感覚です。
さぁ狂ってクールな主人公が登場です!はい!ここが見せ場!とかが無い。
淡々と内面の狂気と向き合い、超えては行けない線を散歩のように超えていくいい意味でエンタメ性のない暴力と狂気が味わえます。
映画のタクシードライバーやフォーリング・ダウンと精神は一緒な気がしますので、好きな方は読んでみて欲しいです。
洋画好きにおすすめできます。
Posted by ブクログ
プロローグ
2026年1月3日
気付くとそこは断崖絶壁、眼前は海だった
カモメが弧を描いてスレスレを飛び交う水面は、
陽の光を弾いてさざ波が微かにたっている
出し抜けに海へ飛び込んだ
海水に目が慣れてくると、そこには無数の三葉虫が
漂っていた!
2億年以上前にタイムスリップしたのか!?
目の前の光景に只々茫然自失している己がいた!
本章
『トライロバレット』★4
佐藤究氏がまたヤッてくれた!
三葉虫をこよなく愛する学生と
実はホワイトハッカーでイジメを受けている長身の学生と
そして、イカれた退役軍人のオッサンとが微妙にして絶妙に絡み合うこれまたぶっ飛んだ物語
その物語とは、、、
カフカの『変身』とコロンバイン高校銃乱射事件を足して二で割った中に2人の学生とオッサンを
解き放った、トンデモ小説だ!
説明不可なこの小説は、三葉虫と兜蟹とアンモナイトの違いを説明するくらい難解だ
何となくそう思った!
だけど面白いぞ!
そうも思った!
エピローグ
海中にいたはずが、気付くと砂浜に立っていた
寄せては引き、引いては寄せる波打ち際に立ち
裸足の下の砂が土踏まずのみに残されており、
何だかむず痒くて不安定だ
手には何かが握られている
手を開くと、そこには三葉虫の化石が収まっていた
意味もなく太陽に化石を翳してみるが、当然何も
視えない
2026年も何も見透せないと言うことか、、、
だからこそ、面白いんだよ人生は!!!
最後にそう思った(¯―¯٥)8v♪
完
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