Ank : a mirroring ape

Ank : a mirroring ape

1,276円 (税込)

6pt

2026年、京都で大暴動が起きる。「京都暴動=キョート・ライオット」だ。人々は自分の目の前にいる人間を殺し合い、未曽有の大惨劇が繰り広げられた。事件の発端になったのは、「鏡=アンク」という名のたった1頭のチンパンジーだった。霊長類研究施設に勤める研究者・鈴木望は、世界に広がらんとする災厄にたった1人で立ち向かった……。

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Ank : a mirroring ape のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月08日

    佐藤究さんの著書、自分にとって2作品目。前回読んだ「テスカトリポカ」が最高に面白かったのでこちらの作品も期待していた。

    作品は本当に面白く、色んな知識が散りばめられていてそのほぼ全てが新な勉強になる作品だった。作者の膨大な知識と裏付けの為のレファレンスが凄い。執筆の苦労は容易に想像でき、難作だった...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月18日

    読み進める毎にどんどん、この小説に引き込まれて、600ページを一気に読んでしまいました。
    こんな小説初めてです。

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    Posted by ブクログ 2023年09月04日

    読むのに時間がかかりそうだなぁと思いながら読み始めましたが、面白くて一気読みでした。
    もっと沢山の方に読んでほしい。

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    Posted by ブクログ 2023年07月12日

    おもろ〜。
    まずこんな大作をよく書ききったなと脱帽しました。
    京都でおこる大暴動。かなり痛々しい描写があるものの、混乱と恐怖が生々しく伝わってきました。
    さらに暴動が起きた謎に迫るパートも、難しいけど挫折すること無く没入できました。
    本当にヒトになる特異点が、ゲノム配列によるものだとすればかなり興味...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月11日

    こんな小説を書きたかった。

    と思うのは伊坂幸太郎以来。

    書けんけど。

    テスカトリポカ買って、積読してて
    脈絡なく
    爆発物処理班の遭遇したスピン
    で面白ろと思って検索したらテスカトリポカの人で
    テスカトリポカ読んで震えて、
    Ank読んでまた震えた。

    全部買うしかない。



    ルイ カウンセラー...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月04日

    この筆者の霊長類に関する思想は、「胎児の夢」に多大に影響されているように感じられる。原始に還ること、進化すること。
    自己鏡像認識と霊長類の進化、塩基配列についての事実が1つの道筋でまとまっている。
    脳の容積を大脳辺縁系→古代(本能)、前頭葉→現代(理性)と喩えている描写がいい。

    鏡に映る「自分のよ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年03月22日

    難しそうな話かな?と恐る恐る読み始め・・・、意外にも序盤からスルっと入り込み、そのまま一気に読み終えた。優秀な方が書く独特な世界観、読者本位で優しく読ませて頂ける作品です。

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    Posted by ブクログ 2023年03月20日

    テスカトリポカから佐藤究さんが気になり手に取った1冊ですが、予感が確信に変わりつつあり、この作家さんの描く世界が凄く好きだなぁとしみじみ感じました。

    普段日常を生きている人間にはあまりに非日常的な事柄を、とてつもないリアリティを持って、だけどエンターテインメント要素は絶対に失われない距離感に留めて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月11日

    SFミステリーでありながら生物遺伝学を交えてリアリティに磨きをかけた作品
    主人公の鈴木望が語る内容には科学的な説得力があるため、現実でも起こりうるのではないか…?と思わされてしまうことでよりパニック描写での恐怖や緊迫感が増していて、中盤以降ページをめくる手が止まらなくなりました。
    ただグロテスクな描...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年11月17日

    佐藤究さんは私が激推しの作家さん。

    これもすごく面白くて、止められないけど終わってしまうのもイヤ、と葛藤しながら読みました(苦笑)

    佐藤さんの小説が面白いのは専門的な知識やデータの多さにあります。佐藤亜紀さんに近い面白さ。
    加えてアクション映画のようなスピード感とテンポの良さと、SFミステリーな...続きを読む

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