最後の皇帝と謎解きを

最後の皇帝と謎解きを

小説・文芸
1,760円 (税込)

8pt

2026年第24回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作

紫禁城で起こる密室殺人事件に溥儀と日本人絵師が挑む!
身分も国も超えた人々の友情×歴史ミステリー

選考委員絶賛!
「この時代のこの場所をピンポイントで選んだ着眼点はすばらしく、たいへんユニークな歴史ミステリーに仕上がっている」大森望(翻訳家・書評家)

「過酷な運命を強いられた少年廃帝と異郷で孤立しがちな若き日本人画家の絆が育まれていくありさまが素晴らしい」香山二三郎(コラムニスト)

「当時の紫禁城を知らない読者とほぼ同じ目線の主人公のため、物語世界に入りやすい」瀧井朝世(ライター)

(あらすじ)
1920年、中国。北京在住で日本人絵師の一条剛は、紫禁城に住む廃帝・溥儀に水墨画の師として雇われた。しかし溥儀には、城に眠る水墨画を贋作にすり替えて真作を秘密裏に売却し、清朝復興のための資金を調達する目的があったのだった――。
使用人の宦官のひとりが密室で不審死を遂げた事件を皮切りに、龍の絵に何者かの手で描き加えられていた目、ある時を境に感情をなくした宦官など、一条はさまざまな謎を少年廃帝とともに解き明かすことになる。立場を超え、ふたりの間には徐々に友情が芽生えていくが……。


【著者について】
犬丸幸平(いぬまる・こうへい)
1994年、大阪府箕面市出身。神奈川県川崎市在住。京都産業大学英米語学科卒業。在学中からバックパッカーに夢中になり、中東、南米、アフリカなどを中心に約40ヵ国を訪問。現在はパキスタンで絨毯の買い付けなどをしている。趣味は筋トレ。推理小説を読むきっかけになった漫画『名探偵コナン』の連載開始年に生まれ、誕生日は5月7日(コナン)。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    宝島社
  • タイトル
    :
    最後の皇帝と謎解きを
  • タイトルID
    :
    2107142
  • ページ数
    :
    352ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年01月09日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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最後の皇帝と謎解きを のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ミステリーに少しハマっているときに出会いました。ミステリーと歴史と友情と感情が様々に動きます。ここ最近で1番面白かったし、感動しました。偶然の出会いとはいえ読めたことに感謝です。
    1個、私は漢字苦手なので登場人物覚えるの大変でした!しおりにマステ貼って読み仮名書いてました笑笑

    0
    2026年09月28日

    Posted by ブクログ

    第24回(2026年度)「このミステリーがすごい
    大賞」受賞作品です。

    非常にスケールが大きい舞台設定です。

    時は清朝末期。つまり日本が日清戦争に勝利し、
    最後の清朝皇帝と言われた溥儀(ふぎ)と
    日本人絵師との交流を軸に物語が進みます。

    皇帝とはいえ、その威光は旧清朝にのみ通じる
    のであって、紫禁城に幽閉されているような
    立場です。それゆえ人としての感情や振る舞い
    に拙さがあった皇帝ですが、日本人絵師との
    交流により、「思いやりとは」「友情とは」という
    感情を芽生えさせます。

    そこに事件も絡まって、読者はより物語に
    入り込むことができます。

    「ラストエンペラー」を感じる一冊です。

    0
    2026年09月27日

    Posted by ブクログ

    溥儀の物語はいつも哀れな物語。でもなぜか馬鹿にできない。運命を呪う。ミステリーというより歴史に翻弄される二人の友情がなんともいい。

    0
    2026年09月19日

    Posted by ブクログ

    聞き慣れない用語が多かったが、時代設定が魅力的だった。各話の謎がちょっとずつ繋がっているのも良かった。

    0
    2026年09月01日

    Posted by ブクログ

    『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。
    ということでデビュー作でもある。
    日本人絵師があの溥儀に水墨画を教えるため雇われるが、宮中で事件が起こり、解決を目指したり、日本人絵師と溥儀の間に友情が芽生えたり。
    第4章では話が大きく展開した。
    それまであまり知らなかった溥儀が、とても人間味のある人物として描かれ、とても好きになった。
    中国語の名前は分かりにくいので読むのが不安だったが、最高に楽しめました。

    0
    2026年08月31日

    Posted by ブクログ

    清朝廃帝の水墨画の先生として雇われた日本人が城内で怒る4つの事件を解決する、歴史ミステリ
    期待以上の読み応えで面白かった〜!
    事件はややこしすぎず、登場人物の関係性の変化も心揺さぶられる場面も多々
    中国史は全然勉強してなかったのが悔やまれる

    0
    2026年08月02日

    Posted by ブクログ

    日露戦争後の中国北京に住む日本人青年は、清朝復興を目論む廃帝・溥儀に呼び出される。見かけは水墨画の師としてであるが、実態は贋作を作る絵師として雇われたのだった。
    その時代背景、身分、国籍を超えた絆という設定が素晴らしい。そのうえで謎解きや友情の裏をかく展開などを織り交ぜており、公募型の受賞作品としては、非常に完成度が高いと思う。
    謎解きよりも君主の孤独と友情を軸にして描いたのがいいですね。

    0
    2026年07月29日

    Posted by ブクログ

    愛新覚羅溥儀と聞くと映画「ラストエンペラー」を思い出す。映画でも時代に翻弄される孤独な皇帝という印象だったが、この物語でも孤独がついて回る。まだ15歳の少年だった傍若無人の溥儀の元へ贋作作成のために日本人絵師一条が送り込まれる。事件がおき、一条が解決に導くにつれて2人の友情が深まっていくのだが…いや最後まで友情があったと信じたい…うん、友情の物語だ。

    0
    2026年10月08日

    Posted by ブクログ

    中国生まれの青年、一条剛。
    廃帝となっていた清朝最後の皇帝愛新覚羅溥儀の水墨画の帝師として紫禁城に招かれるも、実際の目的は別のところにあり・・・
    皇帝として、自分に仕える者たちとしか触れ合うことがなかった溥儀は人の痛みが分からない傍若無人な少年として登場するも、
    剛という意のままにならない日本人と過ごすことで成長していく。
    二人が友情を育みつつ、紫禁城で次々と起こる事件を解決しながら進んでいく物語。

    光緒帝と西太后の対立、
    第二次世界大戦に突入せざるを得なかった日本側の事情など、
    歴史の教科書には記載されていない心情面の部分を知ることができたことで
    どちらが悪だとか、傲慢や愚かさゆえに、といった、
    偏った認識を自分が持っていたということに気づかされました。

    0
    2026年10月02日

    Posted by ブクログ

    清朝最後の皇帝が15歳という設定。
    北京の紫禁城を舞台に繰り広げられる物語のため、初めは歴史のお勉強のように感じるかもしれないが…
    そこに日本人が呼ばれ、浮世離れした皇帝に人間の心を植え付ける心地よい役を担う。そして紫禁城内で起こる難問を解決する。。。
    中国語の名前で登場するので、ちょっとメモ書きが必要かも。
    中国独特の文化に目を見張りながら、飽きる事なく読み進められる。
    必ず最後まで読んでほしい。じん…と心が揺れ動いて本を閉じることができます。

    0
    2026年09月14日

最後の皇帝と謎解きを の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    宝島社
  • タイトル
    :
    最後の皇帝と謎解きを
  • タイトルID
    :
    2107142
  • ページ数
    :
    352ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年01月09日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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