ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • クライマーズ・ハイ

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    実話をもとに、でも一つの小説としてすごい読み応え。リアリティ。
    マスコミにとっての命の重さと軽さ、親子関係の難しさ、他の人に対する責任、仕事に対する情熱と責任、組織の中での立場に辟易している心情。嫉妬と足の引っ張り合い。

    墜落事故を題材にして、がんじがらめのなかでもどう生きたいのか、どう生きるべきなのかを問うてくる。

    あまり語られていない主人公の妻弓子や息子・娘の心情にも、寄り添われているように感じた。最後弓子と悠木の現在の生活や、出てくる子供たちや女子大生の17年後(今)が落ち着くところに落ち着いていてホッとした。

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    2026年09月28日
  • 殺し屋の出世術

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    期待通り、前作以上に面白かったです!
    理論、アクション、仕掛けだけでなく、登場人物それぞれに魅力があったりとエンタメ小説として面白すぎました。このシリーズは今後も続いてほしいです。

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    2026年09月28日
  • 【NEW!!】あなたが出品されました

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    とあるフリマアプリに出品された口紅

    他人の人生を覗き見られるアプリを見るのが日課だった女子大生が、ある日突然自分の所有物が勝手に売られていることに気づく。
    いつのまにか自分の人生が売られている恐怖、どこから見ているのか、目的は何なのか。

    最後にわかった真相に心底ゾッとしました。

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    2026年09月28日
  • 儚い羊たちの祝宴

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    ネタバレ

    とあるお嬢様たちが通う大学のサークル「バベルの会」を巡る5つのミステリ短編集。
    ほとんどが使用人視点で語られているのだけど、全ての結末にどんでん返しがあって、驚きまくりました…
    4つ目のお話の最後、料理が苦手な使用人に教えたお米の炊き方、「はじめチョロチョロなかパッパ赤子泣いても蓋とるな」がまさかの伏線になっていて、恐怖に陥れられた…

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    2026年09月28日
  • 夏井いつきの超カンタン!俳句塾

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    学び満載の本だった!

    〈本から〉
    オープンエンド
    俳句は間口が広くてだれでも気楽に入っていけるけれど、一度入ったら奥は深い。そこが俳句の優れた点だと僕は思うのです。(茂木健一郎)

    俳句のしくみを知ろう
    ①五七五
    ②季語が入る
    ③切れ(切れ字)がある

    俳句は五七五の間を一字ずつあけず、一行で縦書きにするのが原則です。

    季語
    (略)
    季語は便利な言葉ですが、一つの句に季語は一つ、「一句一季語」というのが定石になっています。季語は俳句という舞台の主役にあたる言葉です。

    切れ
    俳句における「切れ」は、詠嘆や強調を表現するとともに、カット(映像)を切り替える働きもします。代表的な「切れ字」でもある「や」「仮名」「蹴り」は、調べるを整える働きもします。

    微小な変化をとらえるというのが、やはり俳句の命だと思うのです。

    脳科学では、脳について「一つのことで訓練した回路は、ほかのいろいろなことにも応用可能である」という考え方をします。(茂木健一郎)

    どんな試練も「句材」になる
    物の考え方がすごく前向きになるというか、プラス思考になっていくのを感じます。(夏井いつき
    )

    人生の中で、辛い出来事に出会ったときには、せっかくこんなに辛い経験をしたのだから、何句か作っておかなければ、と考えるんです。(夏井いつき)

    日常の中にある出来事を、短い形でパッと切り取ることで、ちょっとだけ幸せになるということが身につくと、現代に生きる人たちにもすごく役立つ、助けになると思います。(茂木健一郎)

    俳句が一句完成するまでには、自分の言いたいことが充分に表現できたなというところまで推敲を重ねて整えていく場合と、何かの拍子に一発でポンとできるとき、この二通りがあります。いずれにしても、「できた」と自分で感じた瞬間の達成感はとても大事なことだと思うのです。(夏井)

    俳句の作り方には、大別すると①一物仕立て ②取り合わせの二つの方法があります。
    紅梅や枝々は空奪ひあひ   鷹羽狩行
    白梅や父に未完の日暮あり  櫂未知子

    「取り合わせ」は、ある季語に、それと一見関係のない季語以外の言葉を取りり合わせる作り方です。これにより、相乗効果が生まれ、連想が広がることから「二物衝撃」ともいいます。

    夏井 散文を作る脳と、韻文を作る能は違うと
       いうことですか。
    茂木 そうだと思います。基本的に脳は、
       モジュール構造になっているので、
       処理する情報の性質が違えば違う回路、
       もしくは回路の組み合わせによって
       処理が行われるので、当然違います。

    「季語とは関係のない十二音のフレーズ」を、私は「俳句の種」と呼んでいます。

    先輩俳人の方々は「俳句には生憎という言葉はない」とおっしゃいます。俳人は、雨が降ったら降ったでその風情を喜ぶ。風が吹いても喜ぶ。俳句の目で眺めたら、人生はどんなことがあっても、「生憎」ではない。

    散文のように、正しい意味を伝達するというのとは違うところに、詩歌の世界は存在します。(夏井)

    いいたいことをそのまま表現したり、説明したりすれば、散文になります。俳句は一行の詩ですから、思いは季語や事物に託して表現します。限られた字数の中でどれだけ読み手の想像力をふくらませられるか。「こんなこともいいたい」「これも盛り込みたい」という思いをどんどん捨て去っていく。その作業に尽きる思います。(夏井)

    茂木 夏井先生が「才能アリ!」とされる
       俳句ってどんな俳句なんですか?
    夏井 発想が面白いか。うまく描写されて
       いるか。その上で一行の詩になっているか
       どうかを見ます。

    「類想類句」

    「に」という助詞は後ろに静的な動詞がくるときに機能するものであり、「で」は後ろに動的な意味を持った動詞がくるということがわかってきます。
    「炬燵『に』」といったときと、「炬燵『で』」といったときの違いを、理屈で理解できると、どちらを使うのかというときに迷わなくなるのです。

    基本の型
    中七は七音に収めるのが定石です。

    季語の入れ方
    作者の気持ちを表現してくれる季語を探しましょう。
    作者の意図を表現してくれる季語を見つけましょう。

    表現を明確に
    だれの動作なのかを明確にしましょう。
    具体的な言葉を使うことで場面が見えてきます。

    感情語に注意
    喜怒哀楽を表す言葉はそのまま使わず、読み手に想像させましょう。
    「つらい」という感情を述べるのではなく、具体的な現場を描写しましょう。

    効率のよい言葉選び
    情景や場面が浮かびやすいキーワードを探しましょう。
    語順を工夫することで映像が浮かびやすくなります。
    作者の状況を明確にする動詞を使うことで躍動感が生まれます。

    抽象名詞の是非
    明確な形を持たない抽象的な表現を使うのはソン。より具体的な言葉を探しましょう。

    助詞の効果
    「に」を「や」に置き換えたことで生まれる効果を味わってみましょう。
    重ね塗るペンキの文字暮早し
    ↓
    重ね塗るペンキの文字や暮早し

    助詞「で」を「に」に置き換えたり、あえて助詞を取ったり、ケースバイケースで考えましょう。
    管理室で仮眠しており去年今年
    ↓
    管理室に仮眠しており去年今年


    詠嘆の助詞「かな」「や」の違いを味わってみましょう。
    一円を合わす作業に氷柱かな
    ↓
    一円を合わす作業や夜の氷柱


    動詞の効果
    言わずもがなの動詞を省略し、より焦点を当てたい事物の表現に字数を託しましょう。
    雪の日に届く朝刊ゆびのあと
    ↓
    雪の日の朝刊にある指の跡

    表現の精度
    複合動詞を上手に使えば時間の経過を詠み込むことができます。
    誘導の帽子に積もる雪深く
    ↓
    誘導の帽子に雪の積もりゆく

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    2026年09月28日
  • 月の影 影の海(上) 十二国記(新潮文庫)

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    よく書店で棚陳や平積みされてるのを見てて、
    気にはなっていましたがスルーしてました。
    この度、ふとファンタジー名作を読みたくなり、
    気になってた本作に手を伸ばす…。

    めっちゃ面白い!!
    文体が自分に合っているのか、
    世界観が波長に合ったのか、
    描かれている描写から、絵が目に浮かぶんです。
    自分なりの映像イメージを掻き立ててくれる!
    そんな素敵な文章。
    読んでいる感覚としては、
    若かりし頃に読んだ『ロードス島戦記シリーズ』
    はたまた、北方謙三の『水滸伝シリーズ』あたり。
    作品は全く違う雰囲気ですが、
    それらの作品から受けたインパクトと
    近しい印象を、本作に持っています。

    さて、第一巻。
    主人公の陽子の置かれている状況と同じく、
    読者にも全容ほとんど見えてこないままに、
    話は進んでいきます。
    陽子に降りかかる数々の災難や理不尽に、
    心苦しさを抱きながら読み進めました。

    私は特に蒼猿の精神攻撃がしんどい。
    自分の力不足や不安や人への不信感に、
    飲み込まれそうになる時に、
    同じような思考に振り回されることがありますが、
    そんな時の自分と重なって、
    じわじわと苦しみが伝わってくる…。
    きっと物語のどこかで、
    蒼猿の存在の意味とか、乗り越えたりとかが、
    陽子が成長する大きなポイントになるのでしょうが、
    そんなところも楽しみにしながら
    次の巻も読んでいこうと思います。

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    2026年09月28日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    全編読み終わってはじめてタイトルの意味がじわ~って心に染みてきました。こういう本好きです。人にススメたくなる本です。
    物語に出てくる人物だけが特別なわけじゃなく、誰しもがその人なりの背景から生まれた52ヘルツの声を聴いてほしいと思っているんじゃないでしょうか。
    他人なんかどうでもいい、自分さえ良ければいいと考える人が多い世の中にあって、声を聴いてくれる存在がどれほどありがたいことか考えさせられました。
    妻にもっと感謝しますm(__)m

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    2026年09月28日
  • メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官

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    すっごいカッコいいおばあちゃんが出てくる。

    田舎町で見つかったバラバラ死体。
    身元不明、見つかった惨状も違和感が残る。
    岩楯警部は新しい相棒と共に捜査を行う。
    一方、法医昆虫学者は通常運転。夥しい蝿もなんのその、昆虫の違和感を突き詰めて真実に辿り着く。
    なんとも言えない真実に、そこまでやるか!?と納得できない部分もあるものの不完全な大人たちのエゴが裁かれるのはスカッとしました。

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    2026年09月28日
  • 陰陽師

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    映画を見たから興味があった。
    お二人……想定よりずっとマブダチ、なかよぴだね……。読みやすい文体で、摩訶不思議な冒険をしている2人を応援できるのは楽しい。
    そして笛吹の坊ちゃん、すっごいいい人だな。
    読んでいて、この人すっごい善人だ。と感心したから。あまりの善に読んでいて心洗われるかと思いました。

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    2026年09月28日
  • あぁ、だから一人はいやなんだ。4

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    やっぱりあさこさんって素敵。強さと繊細さを持ち合わせていて、そうなりたいなあと思わせてくれる方です。あと2冊も楽しみ!

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    2026年09月28日
  • 愛知怪談

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    愛知県の怪談を集めた本。
    ・枯れ尾花の恐怖
    ・お弓橋
    ・切り刻む
    あたりが特に面白かった。
    枯れ尾花の恐怖はオチがなんとも言えず、日常に潜む狂気を感じられてよかった。
    お弓橋は悲恋の物語でこれをベースに一本物語を書けそうな魅力があった。
    切り刻むはそれこそ横溝正史の一つにありそうな人間の欲と妄執が詰まった話だった。

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    2026年09月28日
  • 誰が為にか書く~東京から離れた山暮らし日記~

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    東出さんの言葉のチョイスが絶妙で、一瞬で読み終わってしまって寂しい気持ち。声を出して笑ってしまう場面もあり、楽しい一冊でした。

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    2026年09月28日
  • 燻る骨の香り

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    香りは記憶の『嘘』と『真実』を見抜く

    シリーズ3作目。『燻る骨の香り』とは。
    10年前に遡る、朔と京都の『瑞雲堂』の真奈。
    暴かれる『嘘』と『真実』。
    すべて香りが纏い、残された人たちの心の隙間にスルリと入る。
    香りを嗅いだその人の記憶をたどり思い起こす。

    朔の言う「嗅覚は呪いのようなもの」「誰かと楽しめるわけなどない」

    喜怒哀楽が潜んだ記憶。
    香りに敏感であればあるほど記憶のフラッシュバックが蘇ること。
    真奈や父、親族からすれば嗅いだ記憶は果たしてどんな香りだったのだろうか。
    その時その時嗅いだ香りを向き合わなければならない時に真奈は妹の丹穂が持つ『嘘』と『真実』が苦いものだったとしても、前に進まないといけないということだったのかもしれない。

    今まで出会ってきた本の中で、本に香りがついてるのかと思うぐらい、ほのかに感じる香りを漂わせる物語で、とてもおもしろかったシリーズでした。

    それが人間の記憶の不思議。五感の一つ、嗅覚が呼び起こすもの。
    自分の人生で香りを感じることは様々な場面であっても、香りが好きと言ってる中でもなぜ好きなのか嫌いなのかまでの判断がつかないけども…。

    記憶が蘇る程の香りに出会った時に、私は前に進められるのだろうか?

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    2026年09月28日
  • ママはもういないんだ

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    ずっとウルウルしっぱなしで、外で読むには危険な本でした。
    危険というか泣き顔を見られるのが恥ずかしいという意味で…
    家に帰って泣かないようにと思いながら読んでましたが、耐えられなかったですね。
    家族の絆の物語でもありますが、こんな悲しい話は受け入れたくない気持ちも大いにありました。

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    2026年09月28日
  • アルジャーノンに花束を〔新装版〕

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    今更ながら名作を。。

    小説の最後の締めくくりってワクワクするからいつも目に入らないようにしおりで覆いながら読むんだけど、本書においては本当に覆っておいてよかった思った。
    どんでん返しでも、何か強烈な種明かしがあるわけでもない。最後にチャーリーの優しさが戻ってきた感じがして胸を打たれた。

    また、現代の科学技術に警鐘を鳴らすような内容だなぁと感じながら呼んでいたけれど、まさか本書が約60年前に書かれたものだとは驚いた。

    自分に子供ができたら大きな愛で包んであげたいと思う。

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    2026年09月28日
  • 張込み―傑作短編集(五)―

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    どれも面白いと思いますが、一番有名と思われる「一年半待て」もよいけど、「地方紙を買う女」が好きです。その他、「顔」、「声」も面白い。「カルネアデスの板」では、かつては教科書、参考書で儲かったのかと今との違いがすごい。
    戦後の社会の暗さというか重さというかをどの作品からも感じる。電話交換手とか今ではない職業、女子専門学校とか調べないとわからない学歴、ノスタルジーがすごい。

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    2026年09月28日
  • あとかた

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    ラスト2ページにやられた!胸をギュッと掴まれた。自分を持って、自分に素直に生きるのは難しくて、そして幸せなことだ。

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    2026年09月28日
  • 四日間家族

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    「俺ではない炎上」に似た疾走感というか、なんというか。「俺ではない炎上」は、一人だったから、かなりひりついたけど、このお話は、4人だから、ちょっと安心して読めるのかも。
    時々挟まれる小ネタが、テレビの2時間ドラマみたいで、なんかリラックスできるし。
    好きだな〜。

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    2026年09月28日
  • 満月珈琲店の星詠み~本当の願いごと~

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    続編もよかった。
    今回は、満月ではなく、クリスマスがテーマだったので、満月ではない日の物語。まぁ、お月様は毎晩出てるから、これもよし。
    Subtitleにあるように、本当の願い事…、私の願いってなんだろう?願い事は多分いっぱいあって、どれも偽物でない願い事だと思う。でも本当の願い事って言われると難しい。なかなか気づきにくいものなのかもしれない。自分の心に問いかけてもすぐに答えは見つからない気がするが、自分のためには見つけてあげることが必要な時もあるのだろう。その瞬間に、満月珈琲店はやってくる。いつか私のところにも来て欲しい。
    奇しくも、3日前は、中秋の名月だった。あいにくの雨だったけど。

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    2026年09月28日
  • レーエンデ国物語

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    緻密に練られた設定と魅力的な風景や人物の表現で世界観に没入できて、やっぱりファンタジーって面白い!と思わせてくれる作品でした。
    もっと早くに読めばよかったー!

    ユリアも、トリスタンも、ヘクトルも、自分の進むべき道を切り開く強い意志を持っていて、でも弱さや葛藤もあって、勇敢だけど普通の女の子であり青年であり娘想いのお父さんなんだとわかる描写が多くて感情移入できるが故に、途中から話が不穏な流れになってきたときは先の展開がどうかるのか想像して続きを読むのが辛くなりました。

    私はハッピーエンド史上主義ですが、最後は切ないけど、みんな命の限り自分のやるべきことを全うしてずっとずっと先の時代まで希望を託していったので、不思議と悲しさはありませんでした。
    最期に悲しみや後悔を感じさせないことで、彼らの物語を見守ってきた身としてはとても救わます。

    トリスタンとユリアが別れ際、恋人としてではなく、同志として言葉を交わしたのも出会った当初の関係と繋がっていてよかった。

    何がすごいって、こんなに魅力的な人物ばっかりなのに2作目以降からは彼らはもう登場せず時代も変わり、シリーズを通しての主役はあくまでも「レーエンデ」ということ。

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    2026年09月28日