小説・文芸の高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
ネタバレ大好きな町田そのこ先生の作品の中でも、小説としてとても完成度が高い作品なのではないかと、素人ながらに感じた。
死や故人と向き合う人々の物語。
故人でなくとも離れ離れになった人たちがいて、そういう出会いと別れで人生は成り立っている。
それでも人は人との繋がりを求めて生きていく。
過去に仲違いした友人や去ってきた環境を思い巡らすと、確かによい思い出も、好きだったこともたくさんあって、それを思い出す事はとても大事なことだなあと。
作中には今の自分と向き合っている人もいる。相原さんは、自分は仕事に向き合っているという、仕事へのパフォーマンス自体に依存してしまっていたが、『人を生かすための葬儀屋になる』 -
Posted by ブクログ
ネタバレ作者の作品に共通して言えることですが、難しい単語や見慣れない言葉が多い。それら全てを理解しようとすると大変なのでわからないものはわからない、と飛ばしながらエンタメ要素を楽しむ形で読みました。側から見たら浅い読書になっているかもしれませんが、ちゃんとおもしろかったと思えているので自分としては満足。
『Tne Indifference Engine』
戦争が終わった五秒後に友達を目の前で亡くした主人公。彼の中で続く戦争を終わらせるために施された「心の注射」が、皮肉にも新たな惨劇を生む。
戦争に振り回される主人公が戦時中との変化やギャップを目の当たりにする度に胸の辺りがぎゅっとした。作中わか -