小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレ実の娘を殺された牧師さんが、犯人に復讐するべく、死刑囚となった相手に教誡師として相対するお話。
復讐の目的は、死を恐れる心を持たせること、死にたくないと思わせる事。
という、なんとも重いお話。
死刑に仕事として携わらなければならない刑務官の心情とか、牧師さんの苦痛とか、それはそれはキツイ小説。
でも読むのを止められず一気に最後まで。
死刑について考えさせられた。
映画化ということで、非常に気になる作品になりそうなんだけど、俳優さんはどなたかな?と。
どれもなかなかにハードな役だよなー。
改題が割とよくて、「怪物」という言葉、小説内には出てこないんだけど、映画だとまた違った感じになるのか?と -
購入済み
昨今の電子書籍では
AIが書いたの?と思う話も多くなり
転生ものや過去に戻って人生やり直したり復讐したりの話もあって、それはそれで痛快だけど、
昔ながらのハーレクイン小説はやっぱり面白かった!
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Posted by ブクログ
ネタバレ主人公佳恵は、かくれんぼで洗濯機に隠れ、亡くなってしまった娘がいた。ドールセラピーとして、購入した人形が役にたち、精神的に追い込まれた状態に回復する。その後、子供をもうけるが、だんだんとその子が人形のせいで可笑しくなっていく。
人形には、製作者安本浩吉が作る秘密があった。それは、自らの娘の亡骸の一部を使っているのであった。
そちら方面に強い神主のお祓いを受け、新潟の神無島に人形になった、浩吉の娘の母の墓に奉納することに。しかし、それは間違った判断だった。
残念ながらバッドエンドでした。
2次元コードが本にあり、動画がみれるようになっていたりと、工夫がありました。
全体的に読みやすく、面白かっ -
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ネタバレ読む手が止まらないという言葉通り、先が気になって仕方がなくて一気読みしてしまった。衝撃が強い。同性愛者を扱ってこんな展開になるなんて、朝井さんの脳内はどうなっているんだ。
『正欲』の時から変わらず、朝井さんは大衆や多様性に敏感でかなり遠くから見ているなという印象。結構皮肉的に描きながらも批判文ではなくて、ただ風呂敷を広げてみせてそれを読んだこちらの思考を問うような終わり方だったと感じた。研究論文読んだ後のような感覚。
『正欲』の後本作を飛ばして『イン・ザ・メガチャーチ』を先に読んでいて、朝井さんの「二部作のような感覚」というコメントがずっと気になっていたのだが、「仕事でも家庭でも社会貢献活 -
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馴染みのない
ハードボイルドを手に取ったのは
600ページもある分厚い文庫が
魅力的に見えたから
二重カバーには 綾瀬はるかの姿
映画化されていたようで。。。
作品の世界観を、イメージを
知ってから読もうと
まずは映像を。
おかげで本の世界にも
すんなり入り込めた
小説は映像より密
スリルも 焦燥感も、当時の文化も。
中盤から 読むのが楽しみになってきた
女性がメインのハードボイルドなので
馴染みがなくても読みやすい。
文体も。
大正時代、震災以降の世界。
当時の日本の姿や街並みを
映画で見たシーンを思い浮かべながら
読んだ。また映画を観たくなる。
憧れはしないけど
百合の生き様はカッコ -
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ネタバレ僕は旅に出た。仲間割れして、他の仲間たちは食料のことで揉めて殺し合った。僕は生き延び、血だらけのまま進んだ。
気づいたらベッド。見たことない場所。
僕と歳があまり変わらない少年が助けてくれたらしい。
僕、ルーサ。
助けてくれた少年さロメリア。
どうやってここにたどり着いたか記憶がない。
13の塔。街の外周を丸く囲むように配置されている。
塔の上には灯。
灯台にはそれぞれ名前がある。
『嵐の灯台』6番目。
1番目が『初めの灯台』、2番目が『空気の灯台』
壁で囲まれた空間。円のように壁で閉ざされた街。
部屋のあちこちに転がっている石の球体。
それぞれの灯台には巫女が一人ずついて、 -
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すごく好みの作品でした。川端康成さん特有の美しく惹かれる文章や世界観がすごく好きです。新潟を舞台にした銀世界の広がるしんしんとした風景が川端康成さんの文章から伝わってきます。なにより、本作に出てくる女性が言葉遣いが柔らかく丁寧で、女性の面倒臭い部分(失礼にあたる言動ですがご了承ください)が忠実に表現されて流石だなと感嘆しました。文章もすごく読みやすく世界観に惹き込まれやすくなっていて万人におすすめできます。ただ、島村という主人公が妻子持ちなのにも関わらず2人の女性と恋をしているというお話なので、主人公がクズなのは嫌という人にはおすすめし難いです。
ご興味あればご一読ください。 -
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ジョージアで奴隷として生活するコーラ。ある日同じ農園にいるシーザーに声をかけられ、共に北へ逃亡する。
逃亡手段は「地下鉄道」(史実では南部に住む奴隷制度反対者たちが奴隷を北へ送る活動をする際の暗号として使われていたが、本作では比喩ではなく地下鉄道に乗って逃亡する)。
一旦は逃げおおせたかと思われる場面が何度もあるが、執念深い奴隷狩りリッジウェイに追いつかれてしまう…。
各章には、地名や人名が使われていて、作者はコーラが各地で経験する物語を『ガリヴァー旅行記』になぞらえて表現したそう。人名の章も、メインストーリーだけではわからない、その人が抱えるものを映し出していた。
最後の方にあるメイベルの -
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宇宙空間で目を覚まし、自分が誰かかも思い出せないところからストーリーは始まる。
絶望し、希望が見えないところからの未知のものとの出会い。専門的な話は難しく、苦手な私は理解できないが、そこは問題ではない。
2人で宇宙空間で育む友情は時々私をくすりと笑わせてくれたり本当に温かい。
過去と現実が行ったり来たりするのに、迷子にならず、それどころかストーリーに厚みが増してくる。私はヘイルメアリー号にいて、目の前で出来事をみているかと思えるくらいのみこまれました。面白い。
このラストは好きです。長いのだけど、読み終わった後、温かな気持ちになりました。 -
Posted by ブクログ
「不器用な若者の物語」という予感を抱いて読み始めた本作は、いい意味でその期待を裏切るものでした。描かれていたのは、あまりに苦しく、切実な痛み。文体そのものは柔らかく読みやすいのに、そこに含まれる言葉一つひとつが、鋭い刃物のように心に突き刺さってきました。
物語の序盤から中盤にかけては、まるで重苦しい曇り空の下をただ一人で歩き続けているような感覚だった。しかし、物語が後半へ向かうにつれ、その空は一気に晴れ渡り、鮮やかな青空が広がる。この劇的な転換に、私は強く心を掴まれました。
タイトルにある「52ヘルツのクジラ」とは、誰にも届かない声を上げ続ける孤独な魂の比喩なんですね。作中の人物たちが抱