ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 82年生まれ、キム・ジヨン

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    私の中のミサンドリー(男性憎悪)が剥き出しになり、頭の中で、出てくる男性を片っ端から大ハンマーで殴り飛ばすなどした。そして、キム・ジヨンと自身を重ね、あの時のあの出来事など、嫌な記憶が蘇るたび、その都度、本を閉じ、天井を見た。過去の自分を、そして未来の自分を、はてまた、身近な女性のことをじっくりと思う一冊だった。

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    2026年03月16日
  • 三体2 黒暗森林 下

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    SF小説をほとんど読んだことがなく、宇宙をテーマにした映画もどこか現実離れしていて興味が持てなかった。そんな私だったが、この『黒暗森林』には驚くほど引き込まれた。
    ​上巻では謎めいた存在だった主人公の羅輯(ルオ・ジー)が、最後にあのような大逆転を果たすとは。また、相棒の史強(シー・チアン)も非常に頼りがいがあり、物語において主人公の相棒として完璧な役割を果たしていた。彼の存在があったからこそ、この壮大な物語を地続きの人間ドラマとして感じられたように思う。
    ​宇宙へ発信する「呪文」の正体、そして「黒暗森林」というタイトルの真の意味。敵に意図を見破られないよう振る舞う「面壁者」の策略……それら全て

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    2026年03月16日
  • 本でした

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    前作よりもパワーアップして、「みんなもやろうよ」感が加わっています。「物語を作るのは楽しいよ。だからこの本みたいに、まずはカケラから物語を考えて書いてみない?」という、2人からのお誘いのように感じました。
    カケラが面白いし心惹かれる文言です。
    素晴らしい作品でした。

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    2026年03月16日
  • 死神の精度

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    ネタバレ

    死神の千葉は、選ばれた人間の元へ行き1週間調査する。
    そして「可」か「見送り」か判断して報告する。
    「可」の場合は、その人間は死亡する。
    死神は皆、「可」とする方が圧倒的に多い。

    千葉を含め死神は、人間の作った音楽が大好き。
    千葉の嫌いなものは渋滞。
    千葉の仕事中は必ず雨が降る。

    【死神の精度】
    コールセンターの苦情受付係の女

    【死神と藤田】
    ヤクザの藤田と子分、その他勢力のいざこざ

    【吹雪に死神】
    吹雪の旅館でのサスペンス

    【恋愛で死神】
    ブティック勤務の男が一目惚れした女とのあれこれ

    【旅路を死神】
    殺人を犯した男との逃亡

    【死神対老女】
    海の見える高台で美容院を営む老女

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    2026年03月16日
  • クロエとオオエ

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    クロエと頼任のかけ合いのリズムがよくて
    すぐに話に惹き込まれました。
    クロエの性格よかったな〜
    くどい。うざい。が出てくるとふふっと
    なってしまったり。
    ジュエリーの用語が続くと理解するのに
    時間がかかりましたが、まさか、実際に
    写真で見られることができるなんて思わず
    感動しました!

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    2026年03月16日
  • 夢中が未来をつくる

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    iPS細胞とは
    皮膚や血液など体からとった細胞からつくられ、
    筋肉や神経、心臓や肝臓など、
    体のあらゆる細胞に変化させることのできる
    「万能細胞」

    VW ビジョン&ワークハード
    ・何のためにそれをしているか
    ・一生懸命に働く

    生命の謎を解き明かし、
    今は治すことことのできない病気やケガを、
    将来治せるようになりたい

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    2026年03月16日
  • アラート

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    怖い!現実感があり過ぎる。正に今の日本そのもの!米中関係そのものじゃないか!ただ、将来がそうならないことを願うのみ!

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    2026年03月16日
  • ヨチヨチ父 -とまどう日々-

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    父親、男性目線の本ですが、どんな人にも面白い内容です。共感するところがとても多く、イラストも内容もかわいくて何度も読みたい。自分の子育てもこんな風に記録できたらいいなと思います。

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    2026年03月16日
  • 人間失格

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    本当に大好きな本です。
    初めて読んだ時、これ私が書いた?と思ってしまう程、共感の嵐でしたᴗ̥̥ .̼ ᴗ̥
    同じ死生観の方が沢山いるとわかって安心させてくれた本です。

    罪のアントニムの場面は私も一緒にその場で考えている様でとっても楽しかった(⸝⸝ɞ̴̶̷ ·̮ ɞ̴̶̷⸝⸝)

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    2026年03月16日
  • 空、はてしない青 下

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    素晴らしい物語でした

    生と死に向き合い、時に絶望し、暗闇に飲み込まれながらも
    今、この時を大切にする
    そんなマインドフルネスの精神と共に描かれていくこの物語は、私の心に深く、優しく染み入ってくるものでした

    生きていることの素晴らしさを壮大なピレネー山脈の景色や自然とともに語りかけてくるこの作品を、今読むことができて幸せさえ感じます

    生きていれば辛いことは必ずある
    でもそれは、生きているからこそであり、生きる意味でもあるかもしれない

    人は一人では生きていけない
    改めて感じることの出来る物語です

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    2026年03月16日
  • グロリアソサエテ

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    「下手物(げてもの)」として軽んじられてきたふだん使いの品々に美を見出し、「民藝」と名づけて世に出した柳宗悦、河井寛次郎、濱田庄司の交わりを、柳家の女中サチの視線を通して描いた作品。

    民藝が大好きなわたしにとって、柳宗悦、河井寛次郎、濱田庄司の3人はまさに神。プラス、女中さんモノも好きなので、読む前から面白いと確信していました。柳宗悦というと、やはり『手仕事の日本』のイメージなので、日本全国津々浦々の、土地に根づいた品々、顧みられることのなかったなんということのない日用品、あるいはもうすでに廃れてしまった工芸品なんかを発掘し、熱い思いを持ちながらも淡々と紹介する、というフラットな印象の人だっ

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    2026年03月16日
  • 日日是植物

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    ここ数年のうちに、ベランダ園芸家=ベランダーから、室内園芸家=ルーマーになったいとうさんの、植物にまつわる成功と失敗と苦悩と失敗と苦悩と失敗と苦悩(とときどき原発問題や気候変動)のはなし。家のなか密林化計画に思いを馳せ、つる性植物を壁じゅうに這わせようと画策し、多肉植物の寄せ植えがうまくいかずに「ダメな人間だ」と己を卑下し、本物のようなうそグリ(フェイクグリーン)にバグを起こして奇行に走り、植物の名前に混乱し、胡蝶蘭を自分で自分に贈り、死んだと思って打ち捨てた植物が蘇生したことに自然の力強さを感じ、床に点々と落ちた黒い塊を見てあおむしの存在を確信して、人間にとっても植物にとっても生きていくこと

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    2026年03月16日
  • 舟を編む

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    大学受験が終わり、必要性を感じなくなり知らない間になくなっていた自分にとって思い入れのなかった辞書の話。本屋大賞を受賞してなければ手に取らなかったであろう小説である。
    営業部ではお荷物的存在であった馬締さんを中心に物語は進んでいくのだか先生、荒木さんの熱量に感化され馬締さんがどんどん成長していく過程や西岡くんとの友情、香具矢さんとの恋愛など人間関係が面白く描かれている。
    ところどころに笑いの小ネタがあって夏目漱石のくだりでこころ読んでてよかったなと
    初三浦しおんさんでしたが読みやすい文体で才能凄く他の作品も読んでみたい。

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    2026年03月16日
  • 鴨川ランナー

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    これがまた面白くて! 「きみ」と二人称で書く小説は珍しい。日本に住むアメリカ人の暮らし、感じること…あぁこんなふうなんだ、と。わたしにとって国際交流イベントで出会う「アメリカ人」、あるいは英会話学校で出会う「ネイティブの先生」はこんな感じなんだ、と。
    p39 ーーおはようございます。
    ときみは挨拶してみる。
    目を大きく見開いたおばあさんは、何かを警戒しているかのように、ただじっとこちらを見る。
    地元で日本語を勉強していたときに予想できなかったのはこの視線だ。

    p50 こうして彼らを見ていると、なんだか滑稽な気持ちになる。その多くは教員だろう。同類のきみには分かる。今しがた海外からの直行便を降

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    2026年03月16日
  • 星の王子さま

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    度々大人を非難する文が出てくるが、その大人こそこの本を手に取るべきだと思った。
    大切なものは目に見えないが、見ようとする姿勢を大切にしようと思った。

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    2026年03月16日
  • 真田太平記(十一)大坂夏の陣

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    ネタバレ

    ついに大坂夏の陣!真田幸村(と佐平次)の最期をしっかり見届けました。

    あまりにも脆弱な大坂陣営にあって、その強い意志を貫く姿はかっこよかったです。たられば はないが、、、もっと戦えたと思ってしまう、、、気持ちはグッと堪えて、あまりにも勇敢、果敢でした。
    「初一念」という素敵な言葉も知りました。

    最終巻、真田家はどうなるのか。

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    2026年03月16日
  • 黒石(ヘイシ) 新宿鮫12

    ネタバレ 購入済み

    面白い

    久々の新宿鮫。内容量ありますが一気に読んでしまうぐらい引き込まれました(読後に一緒に買った別の作家さんのノワール作品読んだのですが数十ページで飽きてしまいました、、、)
    犯罪グループ「金石」内の集団指導者となる八人の「八石」の内部抗争、そのうちのリーダー格1人だけが使える殺し屋「黒石」が暗躍する、、ってこれだけでも既に面白そうですよね。実際面白いので是非。

    #ドキドキハラハラ #アツい

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    2026年03月16日
  • バウムガートナー

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    『ペンを手に、キェルケゴールの一連の筆名を論じた著書の第三章の一文を途中まで書いたところで、文を終えるにはある本を引用する必要があり、その本を昨夜寝る前リビングルームに置いてきたことに思いあたる。取りに行こうと階段を降りていく最中、今朝十時に妹に電話する約束をしたことに今度は思いあたり、もうほぼ十時なので、本を取りにリビングルームへ行く前にキッチンに行って電話をかけることにする。ところがキッチンに入っていくと、鋭い、刺すような匂いがして彼は思わず立ち止まる』

    思わずニコルソン・ベイカーの「中二階」を思い出してしまうような書き出しのポール・オースターの遺作は、予約の順番待ちで長く待たされること

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    2026年03月16日
  • 虚弱に生きる

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    虚弱でありながらもなんとか生活していくために試行錯誤をした経験を綴ったエッセイ。
    体力お化けでなければ、何かしら参考になる部分はあるような気はする。
    自分と比べてみて「そこは私の方が動ける」と思ったり「週一くらいで人と会う体力あるんだ」とびっくりしたり。体力や気力の分布も人それぞれだなぁと感じた。

    20歳前まではそこそこ動けていたようで、子供の頃の環境が成人後に及ぼす影響の大きさに考えさせられる(それだけが原因ではないかもしれないけど)

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    2026年03月16日
  • ある編集者の主観

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    清々しいまでに自分に向けられた言葉じゃないなということが伝わる。言葉の美しさやメッセージの強さはすごさはものすっごく感じるし、勝手にこちらで持ち帰って学びや発見にするところもたくさんある。
    でもずっと「僕に向けられてないな」っていう違和感というか居心地の悪さみたいなソワソワ感がずっとある。最後まで読んで少し理解できたんだけど、きっと小寺さんのbucket listの対象の範囲外にいるからではないかと思う。
    「だからこの本は良くなかった」という浅い批判がしたいのではない。むしろ逆で、これってものすごいことだと思う。
    なぜならこの言葉が向けられた人(正しいターゲット)にはとんでもなく刺さる、という

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    2026年03月16日