ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続

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    おちかから富次郎にバトンタッチした第1作。
    4話ともなかなかにゾッとする話で富次郎くん大丈夫か??
    「泣きぼくろ」はあまりにも奇怪な話、なんでこんなことが起こるのか。
    「姑の墓」はどうしてこんな不幸がという悔しさありつつ、最後の富次郎の采配にぐっとくる。
    「同行二人」は今にも通じる人生の辛さ、理不尽さと、なんとかそれでも生きていく人の気持ちに胸打たれる。
    そして表題作「黒武御神火御殿」の圧倒的恐怖。最後全てが明らかになるわけではないので余計に不気味。
    富次郎デビューの本作も期待以上に面白かったです!!

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    2026年05月17日
  • ジャポニスム謎調査 新聞社文化部旅するコンビ

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    ネタバレ

    円花みたいな後輩がいたら比較してしまって自己肯定感下がりそう…と冷や冷やしながら読んだ。笑
    圧倒的な知識とセンスがある円花に対抗しようと、自分の得意分野の例え話を持ち出す山田にとても親近感を覚えた…。
    そんな2人がいいコンビに成長していくのがよかった〜

    硯、大津絵、漱石、灯台、円空、全ての回が読みやすかった。知ろうとするのはとても大事で、興味がないことだっても深掘りすればとても面白くなると気づく話だった。

    取材したあとの執筆作業が最も骨が折れるし読みたいものじゃないけど上手くはしょってくれていてよかった。
    読みやすかったー!!

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    2026年05月17日
  • PRIZEープライズー

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    本を書く人、編集、出版社の関係性がよくわかり、面白かった。作家ってこんな感じなんだなーと。編集者との関係性も色々で面白い。賞への考え方に納得。

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    2026年05月17日
  • カラー版 西洋絵画のお約束 謎を解く50のキーワード

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    ・本当に中野さんの本は毎回面白い。
    ・特に今回は絵画の決まりを色々と解説してくれるからためにもなる。西洋絵画、見続けて色々と解説を読んでいくとどんどん面白くなるから不思議。学生の時はつまんないなあって思ったいたけど、これは含蓄とセットだと俄然面白いわ。

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    2026年05月17日
  • 異邦人(新潮文庫)

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    ネタバレ

     何度か読んだことがある作品だけど、シーシュポスの神話を読んで改めて異邦人を読み直した。シーシュポスが繰り返し岩を持ち上げるように不条理を生きるという姿がここではどのように描かれているのかという視点を持って。

     主人公ムルソーは太陽、自然、夕暮れ、女、世界の色々な物事の美しさを感じ取る能力はある。しかし物事へのこだわりは極度に薄い。ほとんど全てのものが彼にとってはどうでも良いことだ。母の死すら彼の心に大きな感動を与えることはない。その感情の薄さや、「太陽のせい」で人を殺す論理の通らなさは、字義的には「不条理」という言葉に沿った人物のようにも見える。しかしカミュのいう不条理は単なる意味の通らな

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    2026年05月17日
  • ほどなく、お別れです

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    一気読みした。怖くなく、いいな、と思える温かい世界観。葬儀社の仕事内容がよくわかり、とても興味深い!シリーズものなんだと知って、次も読みたくなった!映画を見てないけど、里見和尚が出ないんだと知ってかなりショック!私の推しは里見和尚です。

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    2026年05月17日
  • 三十路の逆立ち

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    日常を面白いだけでなく、時に切なくあぁ〜あの感じをこんなふうに文章にしてくれるんだ〜と思って毎回読んでいる。読み終えた後に友達になりたいな〜と思える作家さんです。

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    2026年05月17日
  • ガラスの海を渡る舟

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    ネタバレ

     兄妹の関係や、人それぞれの「普通」の違いについて深く考えさせられる作品だった。
     発達障害の可能性がある兄と、その兄にずっと苦手意識を持っていた妹が、ガラス工房を通して少しずつお互いを理解していく流れがとても面白かったし感動した。

    特に印象に残ったのは、118ページの、
    「ぼくにとってはひとりひとりが違う状態が『ふつう』なんや」という言葉だった。
     羽衣子は“特別な人”と“その他大勢”という感覚を持っていたけれど、道にとっては、一人ひとり違うこと自体が当たり前だった。その考え方がすごく優しくて、「普通になりたい」という気持ちが「普通にならなきゃ」としんどくなっている羽衣子にとって大切な考え

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    2026年05月17日
  • ゆうぞらビール 〈新装版〉

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    あ〜面白かった!
    青空ビールに続き、今回もめちゃ笑った^_^
    鮎30匹食べる件なんて声出して笑ってしまった!
    傑作痛快青春乾杯エッセイ!!
    友達にまたまたお勧めしようと思う(≧∀≦)

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    2026年05月17日
  • ブレイクショットの軌跡

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    ネタバレ

    過去2作とも外国を舞台にした話だったので、登場人物の心情描写だけでなく、異国の描写にも心を惹かれていたので、今回の日本を舞台にした話はどうなんだろうとワクワクしていた。

    今回も期待通り面白かった。
    普段関わりのない層の人々が描かれておりその知見に驚きを感じた。
    また、舞台が現代日本ということで登場人物の心情描写や思考について、深い理解が感じられた。
    登場人物に喋らせる言葉は、基本作者も考えていることが多いと思うのだが、自分は作者と近い思想を持っているのかもなと感じた。
    過去2作もそうだが、登場人物の行動や感情、思想について違和感がなく、私も同じことを思ってた、と、自分のふわっとした考えが言語

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    2026年05月17日
  • いつもの木曜日

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    青山美智子さんの大ファンです。
    全シリーズ読み終えた上で、この作品を読みました。カラーでイラスト付きに特別感があります。
    また会いたいと思っていた登場人物にここで再会できて嬉しい。笑
    青山さん!これからも作品楽しみにしていますとお伝えしたいです。^ ^

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    2026年05月17日
  • 起死回生―逆転プロ野球人生―(新潮新書)

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    「野村再生工場」という言葉があるように、実力の
    世界であるプロ野球でも、上司の違い、環境の
    変化、などちょっとしたキッカケで輝きを
    取り戻すことは珍しくありません。

    あの野茂英雄氏だって当時日本で在籍していた
    近鉄バッファローズでは「干されて」いたのです。

    それがメジャーリーグという新天地で革命を起こし
    たと言える活躍を見せたのが、誰もが知るところ
    です。

    そんな逆転のドラマを生きた男たちの一冊です。

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    2026年05月17日
  • あけくれの少女

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    年代的にも親に振り回されたとこも共感できてしまう
    真記ほど大変だった訳でも頑張った訳でもないけど、全体的に分かるーーという感じ
    距離的に遠く離れると電話もままならなかったり、手紙で近況を知らせたり、手に職が大事で、人との出会いが運命で、勉強して得たものは裏切らないし
    そういうことを考えながら読んだ

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    2026年05月17日
  • 極夜行

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    ある経営者から薦められて手に取った。4ヶ月間太陽が一切出ない極夜を探検をする。それを3年越しの計画して実行する。自分でも考えのつかない発想だったが、未知への冒険心が掻き立てられる一冊。
    角幡さんの文体から角幡さんの見ている世界や思考が伝わってくる。
    早稲田大学の探検部ということで同じ大学の先輩としてこのようなユニークで未開の地を切り拓き続ける冒険者がいるということに大変嬉しい気持ちを持った。

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    2026年05月17日
  • どうせそろそろ死ぬんだし

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    「これは、こういうタイプのミステリーかな」と枠にはめると裏切られる。そして、何度も裏切られる。

    なかなか素晴らしい捻りが効いた作品。

    第二弾も読みたいなぁ。

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    2026年05月17日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    取調室での緊張感が強烈だった「爆弾」の第2弾。
    法廷を占拠した上での警察との攻防戦がまた痺れた。そしてスズキタゴサクの曲者ぶりがいい味出してる。

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    2026年05月17日
  • サクラ咲く

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    登場人物たちの、もどかしく清々しい言葉や行動が愛おしかった
    3篇それそれが繋がる瞬間が気持ちよくてたまらなかった、最高!

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    2026年05月17日
  • 此の世の果ての殺人

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    約3ヶ月後に確定で死ぬとされた世の中において、死刑囚でなく、自由な身の健常者の心理状況はどんなものなのか?そしてどんな行動を取るのか?

    ・3ヶ月待たずに自殺する人
    ・生き残りたいがために出国を試みる人
    ・自国に残り生活する人
    ・殺人を行う人

    公的機関は機能不全、死体は野ざらし、スマホ通話は限定的、お金の価値は紙切れ同然、限られた食料…
    そんな中、自動車学校で講習を受ける主人公と教官が警察組織に代わって事件の調査を行う物語

    400ページ超で、すごい引力のある本です♫
    2人のバディに引き込まれます♫

    個人的には真夜中のテンション描写が印象的、絶望的な状況のはずなのに、ふと心の余裕が感じられ

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    2026年05月17日
  • 運転者 未来を変える過去からの使者

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    ネタバレ

    自己啓発マシマシだが、感動した。運は、「良い・悪い」ではなく、「貯めて・使う」もの。修一の、将来に怯えるところや、ネガティブな他責思考、損得で物事を考えるところに自分を重ねた。
    この話の軸にある運の定義から、これまで自分は運が悪かったのではなく、運は貯まっていて、アンテナが立っていなかっただけなのだと思えた。ただ大事なのは、その貯まっている運は自分だけのものじゃないということ。周りの人達が与えてくれて、そして自分も誰かに与えて、そうやって誰かの笑顔や思いやり、上機嫌が巡って、これまでの社会が作られ、今、その後が作られていく。この本と出会えたのも何かの縁ということにしたい。これから生

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    2026年05月17日
  • 蒼穹の昴(1)

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    中国清朝末期、西太后の院政下を舞台に、登場人物や歴史的出来事は史実ベースながら、主要人物はフィクションで物語に脚色を加えた、新解釈とも言える歴史小説。
    文庫版は全4冊で、1冊目に当たる本作は成り上がりの導入編。ファンタジー色が最も強く、物語が進むと面白さの中心は政治や人間関係へと移っていく。

    ファンタジー好きにとっては何気に1冊目が1番好き。文秀の成り上がり、春児の覚悟、胸を熱くさせられる。この頃の文秀はまだ良い人、この頃から春児は素直で聡い子。

    中国史はからっきしだけど、小説エッセンスが面白すぎるのであっという間に読めてしまう。

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    2026年05月17日