ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ジャンヌ・ダルクの生涯

    購入済み

    最近電子書籍を読み始めて、
    ひとみ先生が『ジャンヌダルクの生涯』という本を出されていることを知りました。以前からジャンヌダルクに興味があったこともあり、楽しみながら読ませていただきました。
    まず漢字が難しく、読み方と意味を調べながらでしたが、それも楽しく、勉強になりました。
    一度ではなかなか覚えられないのでまた読み返したいと思っています。

    #深い #タメになる

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    2026年09月29日
  • わたし、定時で帰ります。3―仁義なき賃上げ闘争編―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    今度は生活残業と賃上げとストライキが題材になっていて、働くって大変だなと毎度ながら思った。
    いろんな人がいて、そのいろんな人とコミニュケーションをとりながら円滑に仕事をしていかなくてはいけないのは途方もなく難しい。私が大きな会社に勤められない理由はまさにここだな、と読みながら思った。

    塩野谷さんが結衣をキャンプ場に置き去りにしたときは、こいつありえない野郎だと怒りが湧いてきたけど、でも福永と違ってそんなに悪い人ではないというのを随所随所に滲ませてきていたのが、最後、結衣を守るために池辺と対峙するところなどはシビれた。
    人事の女性、MAを断念しながらも諦めないと言ったクライアントの女性など、所々に出てくる女性がみんないいキャラでよかった。

    私は全編通してグロこと石黒が一番好きなのだが、基本的に仕事ができる男が好きなんだなという結論に至った。種田も石黒も来栖もみんなそう。やっぱ仕事できる男はかっこいい。甘露寺や吾妻じゃだめなんだよな〜。

    甘露寺は、しょうもないやつだけど意地悪じゃないし悪意もないからみんな受け入れられているし、なんかスピーチの才能があるということが発覚し、どんなやつにもここぞというものはあるのかもしれない。

    働くということは戦うということ。
    全編通して面白かったです。

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    2026年09月29日
  • 侠飯

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    面白かった。まあ、なんか予定調和ではあるが、美味しそうなのでゆるそう。

    若水良太はFランクの大学4年生でまだ就職は決まっていない。ハイエースに二人の男が人間型の重そうな何かを運び入れようとしているのに出会い、銃撃が始まった。パトカーが来て、二人組は良太の家に乗り込んでくる。一人は組長らしい。ご飯を作ってくつろぐ。大学に行く時間になっても出て行ってくれない上に口止めされた。

    組長は料理を教えてくれる。帰ったら冷蔵庫とフライパンが代わっていた。

    友達に家に来ないように何度も言ったのに、突然イブの日に押しかけられた。組長がご飯をみんなに作ってくれる。
    年越しても二人は居座っている。就職内定したら出て行ってくれるという。だごブラック企業にひっかかりそうになったり、面接で全くアピールになっていないと言われたり散々である。

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    2026年09月29日
  • 高校事変 17

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    平成最大のテロ事件を起こした死刑囚の子供たちが主人公のダークヒロインシリーズ第17弾。

    これまで戦ってきたEL累次体の脅威は去らないまま、むしろその動きは予測がつかなくなり、特に大きな収穫を得られないまま月日が経っていた。そんなある日、瑠那は幼少期のできごとを驚きとともに思いだす。その記憶が端緒となって3人の前に差しだされた事実は、あまりに衝撃的なもので、そこから物語が大きく動き出す、というお話。

    めちゃくちゃ大きく話が動きました!
    新主人公になる前から含めての大伏線回収、から敵の正体が明らかになるのですが、正直この時の絶望感が半端なかったです。
    特に瑠那が大きなショックを受けるシーンがあるのですが、このシリーズの主人公は超強いので、その主人公が本当にショックを受けると読み手も同じようにショックを受けてしまうことが分かりました。
    ただ絶望を描くだけでなく、それを実際の出来事や団体に絡めることで没入させてくるのも面白かったです。

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    2026年09月29日
  • 帳の向こう

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    対談形式で話が進んでいくので、取り上げたテーマに視点を変えながら考えていけるため非常に読みやすい。

    これから生きる術を見つける類の本ではないが、身の回りのことでも考えることは色々とあるんだな、と思えてくる。

    何度か読んでみると違った面白さがあるかも。

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    2026年09月29日
  • さよならジャバウォック

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    どこか初期の伊坂作品を思わせる空気感があり、「『アヒルと鴨のコインロッカー』が好きな人には特におすすめ」という推薦文に納得した。
    2人の視点から交互に描かれる物語がどう結びつくのか、最後まで予想がつかず驚かされた。随所に漂っていた違和感が綺麗に回収されていく構成はさすが。
    理性を失った時に現れる人間の本性が「ジャバウォック」だとしたら、私たちも知らず知らずのうちに頭の中でそれを飼っているのかもしれない。それでも善意を信じたいと思わせてくれるラストの展開と、失われた親子の時間をつなぎ直す「おかえり」の言葉に、心が温かくなった。

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    2026年09月29日
  • ここは退屈迎えに来て

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    加藤千恵さんがYouTubeでおすすめしていた作品。

    なんでも揃っているけど、何もない。
    あの人に会えばこの「退屈」がなくなるのではないか、
    結婚すれば、都会に行けば、性行為を経験すれば....。
    何かを追い求めていく気持ちはとてもよくわかる。
    車の描写が多くて、
    免許を取ることが一種の「自立」であるという感覚が懐かしかった。

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    2026年09月29日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    著者と鳥との出会いから始まり、研究テーマの見つけ方、研究方法、考察や結果のまとめ方、そして学術発表と、研究者としての一連の流れが分かる。
    自分の好きなことが「動物言語学」という新しい学問を作るきっかけになるの、すごいなぁ。

    この本を読むまでは、「あー鳥が鳴いてるわ」と思うだけだった。
    シジュウカラの鳴き声には意味があることを知り、鳥の鳴き声を聞くと「今はどういう会話なんだ?」「蛇でもいるのか!?」って思うようになった。
    ただ、いまだにどこに鳥がいるのか見つけられない…。(鳥は元気に鳴いているのに。)
    意味は分からなくても、人間以外の生き物たちも会話をしているんだなって思ったら、なんだか世界が楽しいような気がしてきた。

    また、キャベツ一玉を食べてグロッキーになりかける話しが個人的にツボだった。

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    2026年09月29日
  • 暁星

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    フィクションとノンフィクションがテーマということで、最初はパラレルワールドのような事?と想像して読み始めました。

    実際に起きた某事件をオマージュしたようなストーリー。

    湊かなえはイヤミスの女王とのことで、少し抵抗感がある中、どうしてもこの作品は気になったたので読みました。とっても大切な作品となりました。

    「幸せの半分こは相手に多い方を、不幸の半分こは相手に少ない方を。」

    この言葉にハッとさせられました。半分こは2等分とは違う。
    優しい人ほど、半分こは相手よりも自分が損をする。きっとそれが愛だから。(私は愛は自己犠牲と近いと思っいてます)

    2つの物語、お願いだからどちらもノンフィクションであってほしい。

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    2026年09月29日
  • オオカミ王ロボ

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    おはなし自体はかなり昔⋯を通り越して、子供の頃に読みました。

    「シートン動物記」圧倒的に記憶に残っているのは、なんといっても狼王ロボとブランカのお話。破滅系カップルのお手本みたいな物語はロマンティックで悲劇的で反抗的、まるで動物界のボニー&クライド。そして雄々しさと色気をあわせ持つかっこいい狼キャラは、もしかすると名前の響きまで、みんなここに原点があるんじゃないかしら。なんてね。

    どの版を読んだか全く記憶にないですが、改めて読むならこれがいい!ということでこちらを登録します。絵の美しさと、ハードな常体の文章が好みです。

    後日追記 読みました!
    この絵で読むの、やっぱり心地良いです。文章は絵と合うようにチューンされている感じ。かなり意訳かな?でもトータルで相当カッコいい絵本です。

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    2026年09月29日
  • 生を祝う

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    なかなか現実では起こらない事をこの小説だからこそよりリアルに考えられた。時代の考え方は移り変わっていき、これからもいろんな考え方が出てくるのかなと思った。

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    2026年09月29日
  • ハウスメイド

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    ホラーかなと思ったけどちがった
    前半は頭のおかしい雇い主にモヤモヤしたけど
    中盤で不倫とかしちゃってドロドロ系かと思ったけど
    後半でなるほどおもしろい!ってなった!!

    登場人物もそんなに多くなくて、ストーリーも分かりやすくてなかなかによかった!

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    2026年09月29日
  • 名探偵の君へ

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    探偵役がハンディキャップを抱えたキャラにした王道の孤島ミステリというだけでなく、聴覚のハンデによる苦悩・それ故の推理の角度の違いが直に伝わるような熱量が凄まじい話だった
    メインの推理は勿論だけど、ラストの展開でそう来たか…と目からウロコ

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    2026年09月29日
  • DANGER

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    軽い気持ちで読んだのにどんどん沈んでいく。現在と過去を行きつ戻りつしているのが救いだった。
    全てを諦めなければいけなかった戦争時代、今を生きているのは幸せなはずなのにいつの時代に生まれても幸せではない、命を軽く扱ってる。
    何故生きているのだろうとこういう話を読むたびに考えてしまう。

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    2026年09月29日
  • こども天風哲学

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    以前、中村天風さんの本を読んだが難しくて、挫折。この本は確かにわかりやすい

    誰かに対して張り合おうとか対抗しようとかぶちかまそうとか負けまいとか、そういう気持ちでない、もう1段高いところにある気持ち、周りの人たちに振り回されず、心を静かな海のように安定させて、今
    やるべきことに集中する。

    怒りや悲しみは、走る電車の窓の外を流れる景色だと思って、心から瞬時に追い出す
    電車に飛び乗って、嫌な気持ちとさよならする。

    嫌な出来事や情報は、ヒョイと身をかわす
    まともにぶつからない

    これからのことを心配するのは、単なる取り越し苦労。取り越し苦労は、消極的になって、人生をつまらなくするだけ
    今日という1日を楽しく元気に過ごすこと

    消極的な言葉はみんなを不幸にする。消極的な言葉は禁止。消極的な言葉は悪魔を助けていると思え。
    ネガティブ発言をしちゃったら、すぐに打ち消し言葉を使って
    言わなかったことにしよう

    つまらない気持ちは心のばい菌
    朝晩のなりたい自分を宣言して除菌する
    朝 私とても元気だ 現実化していると断定
    晩 私もっと元気が出る なりたい状態

    夢が叶った姿を映像でなんども想像する

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    2026年09月29日
  • 海色ダイアリー ~五つ子アイドルと、はじめての家出!?~

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    このお話で、管理人のゆあがみんなに責められていて可哀想
    管理人としてにお仕事などをしたりお母さんのお手伝いをしたりしててえらいのにゆあがみんなに怒られるのは違うと思った
    私は今2巻目までしか持っていないから次巻はやく買いたい

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    2026年09月29日
  • 海色ダイアリー ~おとなりさんは、五つ子アイドル!?~

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    いつ後に親がいないなんて信じられなかった‼️
    私もいつごみんなと暮らしてみたいです。いつ後だからと言ってみんな同じ性格じゃないと思うので、ほんと一緒に暮らしてみたい

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    2026年09月29日
  • 二人の嘘

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    ネタバレ

    本屋でたまたま見かけたあまり知られてなさそうな初読み著者。

    長編の部類で読み始めは気が重かったが、大幅に期待を超えてきてめちゃくちゃ面白かった。

    裁判所の判事と元服役囚による恋愛物語と言って終えばそこまでなのだが、その言葉では言い表せないほど周囲の人間関係や煩わしさが描かれているところが秀逸。
    さらには無実の証明をミステリー的に展開していくのではなく、あくまでヒューマンや心象にフォーカスしていて小説として読ませるところが多い。

    近しい作者というと平野啓一郎とかかな?かなり面白かったので他作も要チェック。

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    2026年09月29日
  • 時をかけるゆとり

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    ゆとりシリーズ最新作から読んで、最後にこれ。とても面白い。いつも笑わせてもらっている。本を読んで肩を揺らすのは朝井リョウさんのエッセイならでは。

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    2026年09月29日
  • レジェンドアニメ!

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    ハケンアニメ!を再読、おさらいしてからのレジェンドアニメ!
    続編があると知ってからずーっと文庫化を待っていました。期待に違うことなく、仕事にまっすぐな彼らにまた出会えます。
    王子、行城さん、香屋子、瞳、和奈ちゃん。
    ハケンアニメ!の本編のセリフや場面の裏に、こんな経緯や想いがあったのかと、各短編に繋がってるのもまた嬉しい。
    王子の絵コンテの言葉、瞳の猫とミスドに繋がる物語。ニイ太(これはドラえもんが浮かぶ…)のハケンじゃないアニメ。
    どんな現場でも、どんなに迷っても、自分に誇れる仕事がしたい。そんな彼らに憧れるのです。
    辻村作品お馴染みの赤羽環にも会えて、ああー、読めてよかった!

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    2026年09月29日