小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
8さん、まきさん高評価★5の作品をやっと読むことができました
期待は高まり、今回は最初からミリーへの応援態勢で読みはじめました
まず気になったのがミリーが感じる視線
誰かに見られているのか、首筋がちりちりする感覚!
目に見えない恐怖が私にもジワジワ迫ります
登場人物が少ないので、みんな怪しくみえて信用できません
ミリーは正義感、使命感が強く…強すぎるので時に行き過ぎた行動になることもあります
今回も開けなくていいドアをノックし、開けなくてもいいドアを躊躇なく開けてしまいます
第一部から第二部へ、三部へと視点を変えながら話は勢いを増してすすみ、ドキドキの連続です
あえてハウスメイド -
Posted by ブクログ
心にずしんとくる話だった。
忘れられない本だし、何度も読まないといけないと思わされる本。
カルトと流行に乗っ取った購買・行動、その二つに大きな違いはないのに、前者には当たり前のように嫌悪感を抱き、後者は当たり前のように容認する自分が恐ろしくなった。カルトの教祖になること、ブランドの人気プロデューサーになること、何が違うんだろう。
個性や多様性を尊重することが大事な世の中、でも自分にとって異質で恐ろしく感じるものが身近にあったら尊重できる?と考えると、できない。
様々な短編を通して、いろんなことをいかに自分の都合の良いように、気持ちの良いように考えていたかを痛感させられる本。 -
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★★★★★ 韓国から日本に渡った一人の女性、彼女の人生で絶えることなく続く苦労と小さな幸せと愛。人生はパチンコの如く。負けると決まっている勝負、なのに続けてしまう。力強いエピック。
★★★★★ Life of a Korean woman who survived all the difficulties the life threw at her. And about her beloved ones, Korean or Japanese. Life is a Pachinko. It’s not fair. You’re bound to lose. But you keep play -
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ゼミで『枕草子』の授業提案をしている子がいたので、自分なりに『枕草子』の読みを持って参加しようと思っていたところ見つけた。同じ著者の『源氏物語の時代』を読んだことがあったことを読んでから知った。『源氏物語の時代』も好きだったけれど、今回のこれもかなり好きだったことを考えると、おそらく山本淳子さんの読み自体が肌に合うのだと思う。
高校時代に受けた古典の授業で、『枕草子』は、中宮定子のために書かれた慰めの本なのだという説明をされたことを思い出した。というのも、まったくその通りのことがこの本に書いてあったからである。高校生時代、すいぶんその説明に感動して、忠義の心に溢れた清少納言のことを好きになっ -
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舞台は、地方都市にある小さな病院。
医師のマチ先生は、心優しくもどこか達観したような男です。
彼は、患者の命を救うために日々奔走しながらも、「人はなぜ生きるのか」「幸福とは何か」という問いを抱き続けていました。
そんな彼のもとに、さまざまな事情を抱えた患者たちが訪れます。
人生の終末を迎える老婦人、家族に看取られることを拒む男、治療を拒否する若者……。
水上はそれぞれの患者と向き合いながら、ただ病気を治すだけでなく、**「苦しみから人を解放する」**という医師の本質に気づいていきます。
物語の軸となるのは、古代ギリシャの哲学者・エピクロスの言葉。
「人間の幸福とは、苦痛のない状態(アタラク -
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物語は、ある中学校の終業式での、**女性教師・森口悠子(もりぐち ゆうこ)の「告白」**から始まります。
彼女は、生徒たちの前でこう語り始めます。
「私の娘・愛美は、事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです。」
突然の衝撃的な告白――
しかも、犯人はこのクラスにいる2人の生徒だというのです。
そして彼女は復讐のため、**ある恐ろしい「罰」**を実行していたことを静かに語り出します。
そこから物語は、犯人とされた生徒たちや、周囲の人々の視点で語られる章が続き、それぞれの内面や動機、事件の真相、そしてその後の変化が徐々に明かされていきます。
最後には、**さらなる衝撃の -
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「静かで温かい時間旅行の物語が、心を優しく包んでくれる作品」です。
この作品の魅力は、「過去に戻れるけれど、現実は変えられない」というルールの中で、それでも人々が過去へ行く理由と向き合い、心のわだかまりを解いていくところにあります。登場人物たちのささやかな選択や後悔が丁寧に描かれていて、「もし自分だったら」とつい考えてしまうようなリアルさがあります。
特に印象的なのは、タイムトラベルのファンタジー要素を扱いながらも、決して派手な展開ではなく、あくまで「人の気持ち」にフォーカスしている点です。喫茶店「フニクリフニクラ」の独特な雰囲気や、そこで交わされる言葉たちは、読後にじんわりとした余韻を残 -
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物語の深いテーマ性と心に残る登場人物たちが交錯した、非常に感動的で引き込まれる一作です。最初は一見、犯罪小説やサスペンスのような印象を受けますが、物語が進むにつれてその本質は人間ドラマと倫理、そして「運命」を問いかける深いテーマに変わっていきます。
この小説の魅力は、何と言ってもその複雑なストーリーテリングと多層的な構成です。物語は、二人の男が関わる“計画”を中心に進みますが、その計画はすべてがうまくいくわけではなく、予想外の出来事が次々に起こります。その一つひとつの出来事が、登場人物たちの心に刻まれ、彼らの人生にどれほどの影響を与えるのかをじっくりと描いています。特に「運命」や「過去の贖罪