小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレ今度は生活残業と賃上げとストライキが題材になっていて、働くって大変だなと毎度ながら思った。
いろんな人がいて、そのいろんな人とコミニュケーションをとりながら円滑に仕事をしていかなくてはいけないのは途方もなく難しい。私が大きな会社に勤められない理由はまさにここだな、と読みながら思った。
塩野谷さんが結衣をキャンプ場に置き去りにしたときは、こいつありえない野郎だと怒りが湧いてきたけど、でも福永と違ってそんなに悪い人ではないというのを随所随所に滲ませてきていたのが、最後、結衣を守るために池辺と対峙するところなどはシビれた。
人事の女性、MAを断念しながらも諦めないと言ったクライアントの女性など、所々に出てくる女性がみんないいキャラでよかった。
私は全編通してグロこと石黒が一番好きなのだが、基本的に仕事ができる男が好きなんだなという結論に至った。種田も石黒も来栖もみんなそう。やっぱ仕事できる男はかっこいい。甘露寺や吾妻じゃだめなんだよな〜。
甘露寺は、しょうもないやつだけど意地悪じゃないし悪意もないからみんな受け入れられているし、なんかスピーチの才能があるということが発覚し、どんなやつにもここぞというものはあるのかもしれない。
働くということは戦うということ。
全編通して面白かったです。 -
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面白かった。まあ、なんか予定調和ではあるが、美味しそうなのでゆるそう。
若水良太はFランクの大学4年生でまだ就職は決まっていない。ハイエースに二人の男が人間型の重そうな何かを運び入れようとしているのに出会い、銃撃が始まった。パトカーが来て、二人組は良太の家に乗り込んでくる。一人は組長らしい。ご飯を作ってくつろぐ。大学に行く時間になっても出て行ってくれない上に口止めされた。
組長は料理を教えてくれる。帰ったら冷蔵庫とフライパンが代わっていた。
友達に家に来ないように何度も言ったのに、突然イブの日に押しかけられた。組長がご飯をみんなに作ってくれる。
年越しても二人は居座っている。就職内定したら出て行ってくれるという。だごブラック企業にひっかかりそうになったり、面接で全くアピールになっていないと言われたり散々である。 -
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平成最大のテロ事件を起こした死刑囚の子供たちが主人公のダークヒロインシリーズ第17弾。
これまで戦ってきたEL累次体の脅威は去らないまま、むしろその動きは予測がつかなくなり、特に大きな収穫を得られないまま月日が経っていた。そんなある日、瑠那は幼少期のできごとを驚きとともに思いだす。その記憶が端緒となって3人の前に差しだされた事実は、あまりに衝撃的なもので、そこから物語が大きく動き出す、というお話。
めちゃくちゃ大きく話が動きました!
新主人公になる前から含めての大伏線回収、から敵の正体が明らかになるのですが、正直この時の絶望感が半端なかったです。
特に瑠那が大きなショックを受けるシーンがあるのですが、このシリーズの主人公は超強いので、その主人公が本当にショックを受けると読み手も同じようにショックを受けてしまうことが分かりました。
ただ絶望を描くだけでなく、それを実際の出来事や団体に絡めることで没入させてくるのも面白かったです。 -
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著者と鳥との出会いから始まり、研究テーマの見つけ方、研究方法、考察や結果のまとめ方、そして学術発表と、研究者としての一連の流れが分かる。
自分の好きなことが「動物言語学」という新しい学問を作るきっかけになるの、すごいなぁ。
この本を読むまでは、「あー鳥が鳴いてるわ」と思うだけだった。
シジュウカラの鳴き声には意味があることを知り、鳥の鳴き声を聞くと「今はどういう会話なんだ?」「蛇でもいるのか!?」って思うようになった。
ただ、いまだにどこに鳥がいるのか見つけられない…。(鳥は元気に鳴いているのに。)
意味は分からなくても、人間以外の生き物たちも会話をしているんだなって思ったら、なんだか世界が楽しいような気がしてきた。
また、キャベツ一玉を食べてグロッキーになりかける話しが個人的にツボだった。 -
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フィクションとノンフィクションがテーマということで、最初はパラレルワールドのような事?と想像して読み始めました。
実際に起きた某事件をオマージュしたようなストーリー。
湊かなえはイヤミスの女王とのことで、少し抵抗感がある中、どうしてもこの作品は気になったたので読みました。とっても大切な作品となりました。
「幸せの半分こは相手に多い方を、不幸の半分こは相手に少ない方を。」
この言葉にハッとさせられました。半分こは2等分とは違う。
優しい人ほど、半分こは相手よりも自分が損をする。きっとそれが愛だから。(私は愛は自己犠牲と近いと思っいてます)
2つの物語、お願いだからどちらもノンフィクションであってほしい。 -
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おはなし自体はかなり昔⋯を通り越して、子供の頃に読みました。
「シートン動物記」圧倒的に記憶に残っているのは、なんといっても狼王ロボとブランカのお話。破滅系カップルのお手本みたいな物語はロマンティックで悲劇的で反抗的、まるで動物界のボニー&クライド。そして雄々しさと色気をあわせ持つかっこいい狼キャラは、もしかすると名前の響きまで、みんなここに原点があるんじゃないかしら。なんてね。
どの版を読んだか全く記憶にないですが、改めて読むならこれがいい!ということでこちらを登録します。絵の美しさと、ハードな常体の文章が好みです。
後日追記 読みました!
この絵で読むの、やっぱり心地良いです。文章は絵と合うようにチューンされている感じ。かなり意訳かな?でもトータルで相当カッコいい絵本です。 -
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以前、中村天風さんの本を読んだが難しくて、挫折。この本は確かにわかりやすい
誰かに対して張り合おうとか対抗しようとかぶちかまそうとか負けまいとか、そういう気持ちでない、もう1段高いところにある気持ち、周りの人たちに振り回されず、心を静かな海のように安定させて、今
やるべきことに集中する。
怒りや悲しみは、走る電車の窓の外を流れる景色だと思って、心から瞬時に追い出す
電車に飛び乗って、嫌な気持ちとさよならする。
嫌な出来事や情報は、ヒョイと身をかわす
まともにぶつからない
これからのことを心配するのは、単なる取り越し苦労。取り越し苦労は、消極的になって、人生をつまらなくするだけ
今日という1日を楽しく元気に過ごすこと
消極的な言葉はみんなを不幸にする。消極的な言葉は禁止。消極的な言葉は悪魔を助けていると思え。
ネガティブ発言をしちゃったら、すぐに打ち消し言葉を使って
言わなかったことにしよう
つまらない気持ちは心のばい菌
朝晩のなりたい自分を宣言して除菌する
朝 私とても元気だ 現実化していると断定
晩 私もっと元気が出る なりたい状態
夢が叶った姿を映像でなんども想像する
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ハケンアニメ!を再読、おさらいしてからのレジェンドアニメ!
続編があると知ってからずーっと文庫化を待っていました。期待に違うことなく、仕事にまっすぐな彼らにまた出会えます。
王子、行城さん、香屋子、瞳、和奈ちゃん。
ハケンアニメ!の本編のセリフや場面の裏に、こんな経緯や想いがあったのかと、各短編に繋がってるのもまた嬉しい。
王子の絵コンテの言葉、瞳の猫とミスドに繋がる物語。ニイ太(これはドラえもんが浮かぶ…)のハケンじゃないアニメ。
どんな現場でも、どんなに迷っても、自分に誇れる仕事がしたい。そんな彼らに憧れるのです。
辻村作品お馴染みの赤羽環にも会えて、ああー、読めてよかった!
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