小説・文芸の高評価レビュー
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楽しみにしていたこちらの本、やっと読めた。
青春、純愛がギュッと詰まった本。まさに私の好きなタイプの恋愛小説!
「汝、星のごとく」を思い出してしまうのは、初恋の初々しさと海が近くにある島の雰囲気のせいかな。
再会してしまったオッソーと久遠。今と昔を行ったり来たり、近づいたり離れたりしながら進んでいく物語にすっかり引き込まれてしまった。
自分の心もつられて、学生時代に戻ったり現在に帰ってきたり…となってしまって。
新聞小説だったようだけど、毎朝少しずつ読んでいたら、先が気になって仕方なかっただろうなと思う。一気読みできて良かった。
きっといつか映像化されると思うので、期待して待っておこう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレありふれた言葉しか出てこないが、ものすごい作品だった。映画は3時間でも全然足りていない。これはNHKの大河ドラマ並みに1年のクールでやってほしい。
映画は映画でよくまとめてあったが、私としては徳次との関係をもっともっとクローズアップしてほしかった。喜久雄と徳次の宿命のような関係は、来世でも続くような気がする。
原作のほうが明るい内容で人物についても丁寧に描かれているので、読んで本当に良かった。
とくに藤駒の娘綾乃は喜久雄を恨んでグレてしまったが、春江のおかげで幸せな結婚ができたのが素敵。
彰子も映画よりなかなか遣り手で、喜久雄をプロデュースする人脈があるのも強い。
幸子も新興宗教にハマったが、最終的にみんなから頼られ幸せな老後を送れて幸せだった。
私は余韻を残すというか、あとは読者のご想像におまかせしますというエンディングはあまり好きではない。そのためちょっとファンタジーっぽい終わり方はほんの少しだけ残念に感じてしまった。でもやはり一気読みしてしまいましたが(笑) -
Posted by ブクログ
ネタバレまさに4巻中の前巻を起承転結の起だとするなら今作は承にあたる巻だったと思う。
ようやく暗黒館の"殺人"の部分が見えてきて、島の船が使えなくなったり、橋が壊れていたり、電話が使えなくなったり、テレビが見えなかったり……と色々と暗黒館を外界から遮断していく展開はまさにクローズドサークル。(元から外界とは縁がないけど)
やっと殺人も起き、いい具合に謎が提示されていくことから前巻とはまた別の意味で面白くなってきたと感じた。
相変わらず他館のオマージュを入れつつ、河南くんは一向に調子が良くならないところはムズムズするところではある。早くいつもの調子を取り戻して欲しい……。
美鳥と美魚は相変わらず好きですねぇ、これは揺るぎません。
玄児は記憶がなくなってしまった原因につながる話がされたり、ダリアの宴の時の様子からちょっと怖い存在に見えてきた。
中也くんは宴の影響もあり調子悪いですね。でも伊佐夫との会話ではちょくちょく彼のこと心で舐めてるのは笑いました。
次は転の巻になるんですかね。楽しみです!!ちなみに暗黒館一の分厚さ(泣)
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前作「medium」に続く、霊媒探偵城塚翡翠シリーズの第2作。
数多のミステリランキングを総嘗めした衝撃の前作に続く本作、どうしても期待が膨らんでしまいます。
しかし、そのハードルも容易く超えていく綺麗でいて豪快なミステリーに思わず唸ってしまいました。
今回は「倒叙集」という作風なので、おおよそのプロットが決まっています。
予め犯人はわかっていて、犯行の様子も最初に明かされる。メインとなるのは犯人と探偵の攻防なので、いわゆる「どんでん返し」が起きにくい作風です。
起きにくいはずなんですが、、
相沢沙呼さんの魔法にしてやられました。
私は、完全に作者の手のひらの上で転がされたな、と思うミステリーが1番面白いと思っています。
そういう意味で、ここまで面白い作品が読めることが本当に光栄です。
これからもそんな作品を読み続けたいです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレものすごく面白かった。こういう、現実世界に絶妙に空想が混じったシュルレアリスムっぽい雰囲気は、どこまでも空想と解釈が広がるので大好きです。
「夫が風呂に入らなくなった」という問題は、パートナーが世間的に批判されるような状況になったとき、あなたはどこまでその人を愛せるか?と問うているように感じた。義母から批判され、職場を失い、それでも風呂に入らない(入れない)夫を、あなたは責めるのか、それとも寄り添うのか。
ところどころ妻の圧倒的な生活に結びついた愛情を感じる言動があり、でも責めたい衝動と葛藤し、この人はほんとうに夫のことを愛しているんだなあと切ない気持ちになった。
終盤の台風の後のシーンは解釈がむずかしいなあ。夫が出てこないのも不思議だし、魚をまた飼おうとしているのも。捉え方によってはものすごくダークなように解釈できそう。 -
Posted by ブクログ
様々な悩みを抱えたお客さんが訪れるカフェ「マカン・マラン」。一人一人と真摯に向き合い、丁寧に接する店主・シャールの姿が印象的だった。相手に合わせて出される飲み物や料理には温かさが宿り、それ以上に、人との出会いや縁の尊さを感じさせてくれる。シャールがかける一言一言には重みと優しさ、そして温かさがあり、お客さんだけでなく読者自身も救われるような言葉に何度も出会えた。
様々な過去を背負った人々が登場する中で、シャール自身もまた、決して平坦ではない過去を持っているのかもしれない、とふと感じさせられる。だからこそ、相手の気持ちに寄り添えるのだろう。マカン・マランは、人の心の拠り所になるような場所であり、自分自身も辛いときにはこの本のページへと戻ってきたいと思わせてくれる一冊。続編もぜひ読んでみたい。 -
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やば…嗚咽。゚(゚´Д`゚)゚。
泣くでしょこれ。゚(゚´Д`゚)゚。
あの学生連合で走った箱根駅伝から17年。
舞台は再び箱根の地へ。
ぶつかり合う選手たち。
俺たちは何のために、誰のために走るのか…。
答えが出ないままレースの火蓋は切られた。
勝つのは一体誰なのか、走る答えは見つかるのか…!!!
です!!!
え?情報が足りないって?我が儘だなぁもう。
浦は出てきますよ。
山城も出てきますよ。
そしてスペシャルゲストにあの吉池監督のお孫さんも出てきますよ。
おしまい!
あとはチーム①から順に読んでくだされ。
4巻で熱い涙が止まらなくなるから!!!
どうでもいいけど、この本の裏表紙と私の着物パジャマの色が同じ♡笑
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