小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
本書は、全二十七名、太平洋戦争開戦時に満二十歳未満だった女性による、当時を語ったエッセイ集。
巻末の「この本について」によると、エッセイは著者の生年順に収録されており、最年長は当時十九歳の瀬戸内寂聴さん、最年少は当時三歳の佐野洋子さん。
年表によると1931年に満州事変が勃発しており、このエッセイを書いたかつての少女たちは、ほとんど生まれた頃から戦争が身近にあったのだと思うと、何も言えなくなってしまう。
戦争下の状況にあって、ご飯が食べられなくてひもじい話、満州の話、インドネシアに住んでいる時に終戦した話、兵隊さんを万歳と言いながら見送ってしまった話、原爆の被害を目の当たりにした話、軍国主義 -
Posted by ブクログ
「人は物語を読むことで他者の生き方や感情から自身を見つめ直し、自分という人間を深く知ろうとする。」という様なことが途中書かれていたことが最も印象に残った。
自分は、癒しを目的に読書をしている。日常のことを忘れて物語に集中できる時間に価値を感じている。それは一つの理由としてこれからも読書をする基盤になるはずだと思う。でも、物語を通して自分自身を見ているという観点は、これまであまり考えたことがなかった。しかし、言われてみると確かにそうだなと思う。物語の作者に共感したり、異なる価値観に触れたりすることは、自身の考えを構築することに多かれ少なかれ影響を与えている。擬似体験や本人の想像上でしかないが、だ -
Posted by ブクログ
ネタバレ今まで読んだ三作の中で一番良かった…。
結果的にリーアンとアーロウの入れ替わりによって、リーアンがアーロウとして死んでしまったけれど、
中盤までは、アーロウが死んでしまって、リーアンが年老いた後演出して喝采を浴びる…… みたいな描写だったので、
アーロウがあのまま、リーアンの呪いを受けたり、リーアンの罪を背負って、自分のことより他の人のことに心を砕いて亡くなるようなことがなくて本当に良かったと思った。それはたぶんリーアンの願いでもあったんじゃないかなと思う。
なので、巻末のその後の話も、いままでで一番ハッピーエンドに近かった気がする。
このシリーズの隠れた感動だなと思うのは、
2巻も3巻も -
Posted by ブクログ
新作が出ると知ってから、読める日までをどれだけ楽しみにしていたことか!♡
前作の発売から1年以上経っての念願の新作!今回も読み始めから最後まで、作中の雰囲気がずっと優しくて温かくて、読み終えるのが本当に勿体ない、でもあっという間に読んじゃった(笑)
一葉の新たな挑戦としての捌き。こんなに早く捌きに挑戦するとは思わなかった( ⊙⊙)!!捌きは連句のいろんな知識や決まりが頭に入っていないと務まらないと思っていたけど、連句初挑戦の参加者たちに一葉が説明している様子を読みながら、こんなに連句のことを誰かに話せるまでに成長したんだなあと感動した(T_T)
読む度に、少しずつ穏やかに一葉が成長している様 -
Posted by ブクログ
・本屋さんが好きな人
・ふらっと本屋さんに立ち寄ることが多い人
に強く強く強ーく!この本をお勧めしたい!!
なんで!どうして!!この本を今まで読んでこなかったのか。。
後悔してもしきれないくらい、物語の展開もさることながら、書店員の苦労が垣間見えて本当に面白い。
この本を読み終え、地元の大きな書店へふらっと立ち寄ってみた。
これまで特に意識したこともなかったが、そこには確かに「売るための工夫」がところかしこにあるではないか。
今は夏なので、「夏」をテーマにした作品を集めたコーナーやホラー作品を集めたコーナー、または青や水色をベースとした表紙の本だけを集めた、みてるだけで「涼しい」「海」「青春
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