小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
良いタイミングで出会えたなと思う。
私は三十代前半なので、彼曰く所謂衰退期ではないが、それでも昔に比べて自分の天井が見えてくる。
世の中の解像度も徐々に上がり、刺激的な体験は減っていく一方。
自分が何をやりたいのか、それは続けられるほど楽しいのか。日々そんな迷いと共に過ごす日々に閉塞感を感じざるを得なかった。
この本はRehaqで知った本で、経験と体力の最高となる交点が43歳というメッセージに惹かれた。
なるほど、私でも知っているような探検家、作家、著者の話がふんだんに盛り込まれ、先の主張を補完していく。
私にとっては未知の40代だが、どうやら後半を読むと気持ちは少し晴れていく。
自己 -
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Posted by ブクログ
八百万町に移り住むミステリ作家・三馬太郎が、消防団の一員として、川へ転落した車から流された女性を引き上げることから話は始まる。
それは自殺とは考えられず…事故なのか、それもわからないまま…
町長選挙でIT企業社長の浅井素基が八百万町長になってから、不正疑惑や二度の火災。
素基の父である史章の歴史保存会主催での講演会で会った北原未南の盗作疑惑。
いろいろなことが、太郎の周囲で巻き起こるのだが、それを警察任せに出来ずに自ら動き回り、編集者である中山田に注意される。
そう言えば、前作でも首を突っ込み過ぎるなと言われてたような…
前作よりは、ハヤブサ消防団としての活躍少なかったが、それなりに -
- カート
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試し読み
Posted by ブクログ
読み始めたときは、
カールソン、なんてムカつくやつ!!
リッレブロールはなんでこんなやつと、すぐに打ち解けられるの?!
と、信じられない気持ちでいっぱいでした。
子どもの気持ちがわからないのかな、自分の子どもの頃の感覚を忘れてしまったのかな…なんて落ち込むほどでした。
でも、全く意外なことに、読むのをやめられませんでした。
ムカつく!と思いながら、ページをどんとわんめくる自分が、何よりも信じられませんでした。
そして最後は、すっきり、幸せな気持ち!
こんな読書体験は初めてです。
リンドグレーンの他の作品も大好きですが、これも好きになってしまいました。
続編も読みたいです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ食の描写がお腹すく。
思うままに賢く生きて、自分の足で立ちたい。自分がダメになった時に手を伸ばしてくれる人には、素直に甘えたい。2つの気持ちは共存しないようだけど、どちらも本当で。本当であるがために自分の矛盾に頭を抱えるんだよね、嫌になるよね。
10年間の答え合わせのような、最後の寿司屋の場面が大好き。なんて焦ったい、なんて切ない、なんて清々しい。2人の関係がこれまでみたどの恋愛小説より濃密で、官能的だった。性的なことは何もしてないのに、そう思わせる柚木さんの筆致に脱帽
「私達には価値がある。財布を出さないことこそステイタスである、と幸恵は主張する。しかし、青子はかえってそのせいで、本来ある
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