あらすじ
起死回生の一手はリアルで過激なドキュメンタリーYouTube! 「トウシューズを買うのも苦しい」週5バイトの新人バレリーナ、「コロナと戦争で解雇された」ロシアの元プロバレエ団員、動画に批判殺到で「生きた心地がしなかった」芸術監督。個性豊かなダンサーたちと若きディレクターが織りなす、涙と汗の青春ノンフィクション。
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匿名
YouTubeをより楽しめる本
自分はバレエをほとんど見たことがないのですが、趣味で音楽をやっておりバレエ音楽を演奏する機会があったため、あらすじなどをYouTubeで検索している時に谷桃子バレエ団がおすすめに出てきて、なんとなく見始めたらハマりました。
髙部先生のお人柄はもちろん、ダンサーの皆さんのバレエに対する思いに毎回胸を打たれました。
この本ではディレクターの渡邊さんの視点や思いがたくさん書かれており、よりYouTubeを楽しめる本だと思いました。
YouTubeをご覧いただいてる皆さんにぜひ読んでほしいと思いますし、この本をキッカケに谷桃子バレエ団のファンがたくさん増えたら嬉しいなと思います。
Posted by ブクログ
バレエというものを、本格的に見たことは一度もありません
何かの漫画なら…読んだことがある程度
バレリーナは姿勢がとても美しくて、バレエをやっていたら良かったかも、なんて軽い気持ちを持っていたことがなんかちょっと恥ずかしくなるような
こういった裏側
やっぱり興味をそそられます
成功や表のキラキラした面だけでは何故か心惹かれない
裏側の、もっとシビアな面を見て初めて興味を惹かれるものである
実際問題、知らなかったですよ
プロなのにバイトしないと食べていけないって
そんな世界、この日本にはバレエだけではなくてもっとたくさんあるのでしょうね
国が違えば価値観は変わる
それは考え方だけじゃなくて、芸術でも同じこと
Posted by ブクログ
視聴者を獲得したい動画ディレクター
純粋にバレエを見せたいバレエダンサー
変化を望まない古参ファン
板挟みにされる運営
の人間模様を描きつつ、最後はみんなが変わっていく、壮大な人間ドラマ
Posted by ブクログ
YouTubeでみていたので、サクッと読めた。
日本のバレエ界隈に間違いなく一石を投じているこの動画は、とても面白く考えさせられる。日本も海外のように映画ぐらい身近にバレエや演劇が観られる文化が根付く日は来るのだろうか?と遠い目になる。
ただ読んでる現在は、著者はもうバレエ団の密着取材から離れたときいたので、一区切りかと少し寂しくなった。
Posted by ブクログ
谷桃子バレエ団のYouTubeを作成したディレクターの話。さらっと読めます。
お稽古ごととしてのバレエとピアノは似ているな(プロとして生きていかれるのは一握りで、あとはお稽古事の先生として生活していく点で)。
Posted by ブクログ
あまりどころか全くバレエとは縁のない私でも「谷 桃子バレエ団」と言えばバレエ団の中でも老舗中の老舗。日本では。 こんな現状だとは!
バレエは芸術であると同時に、商業公演はビジネスとしての側面もある。
団員にたいして、
給料制ではない。一公演につき幾らかが支払われる。練習時間分は支払われない。本公演の回数も年に数回。その上ダンサーが団費を支払う。公演のチケットが売れなければ、、、。専用のスタジオはない。ナイナイづくし。
これが 日本の老舗のバレエ団のダンサー達の現状。もうびっくり!
そこで起死回生の一手。リアルで過激な「ドキュメンタリーYOU TUBE」 バレエファンを増やす為。
個性豊かなダンサー達と若きディレクターが織りなす本当に本当にリアルな物語。すべてを曝け出す。偽らないリアルなバレエの世界、裏面。ダンサー達のバレエ愛。
でもやはり日本では 芸術はスポンサーがいないと成り立たないのでしょうか?