小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
平たく言えば、ものすごく頭のいい人が日常のほんの些細な場面で見つけた違和感を前に自分自身への「問い」を投げかけ、絡まり合った糸をほぐしていきながら自分にしか見つけられない「答え」を追い求めて行く様をエッセイの形式でまとめた一冊。
「自分で考える」「自分にしか出せない答えを出す」ことが田村さんにはこの世界の手触りを確かなものにするための喜びに満ちた行為なのだろう。
ここにあるのは「正解の出し方」ではなく、世界と格闘する様であり、そのようすを垣間見た我らがどう「思考のストレッチ」を行うかは我ら自身に委ねられている。
AIとは違い、われらには心と密接なつながりを持つ「体」が存在する。
身体性と内 -
Posted by ブクログ
ちょっと油断すると泣いて泣いて嗚咽。
仕事前には読めないし、昼休みにも読めないしで、読む時間を選ぶので要注意。
つまり、超刺さったってこと!!!
成道がとても真っ直ぐで、努力家で、優しくて...
車椅子で生活する弟のお世話をし、家事もして大学も行って実習も頑張っていて...
ここ最近は、「成道も頑張ってるから自分も頑張ろう」って思えた。
「人は頑張ったぶんだけ強くなれる。頑張らなくていいって言葉を慰めに使う人は、本気で相手のことを考えていないんだと思う」という松原かなみの言葉には深く共感した。
頑張りたくて頑張ってる時にそう言われると、ノイズでしかないんだよね。
「岡崎くんは、かけひきを -
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(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
やっぱり泣きます(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
みんみんお母さんのオススメしてくれるのは高確率で泣きます(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
ちょっと暗くて辛くて悲しくて。
とんでもなく辛くて悲しいことがあった時、心が壊れてしまう前に泣ける環境が必要なんだけど。
安心して泣ける環境ってどこにでも転がっているわけではなくて。
どうしようもなくて涙が出るのと、安心して泣けるのとではまた意味合いが違くて。
夫が自殺未遂した後、私を支えてくれたのは友と精神科の先生と、大人のバタバタのせいで不安定になってしまった長女がお -
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大谷吉継という現代の福井県は敦賀市の戦国大名。豊臣秀吉に仕え、同人の奔放さ、快活さ、そして身を震えさせるほどの残忍さを見てきた武将。
時を同じくした石田三成に比べればビッグネームとまでは言えない人物だが、関ヶ原の合戦を語る上では彼の名は外せない。なぜなら、小早川の寝返りで開戦後一瞬で戦国の世から消し去られることになり、彼の怨嗟と悔悟の残滓は、はらわたと共に関ヶ原へ垂れ流しになったであろうからだ。
そんな大谷吉継が、ひょんなことからタイムリープをし、何度も関ヶ原を繰り返すことになる本作。何度やっても足の引っ張り合いや「にん」の為す悶着が混沌としうまくいかない。
関ヶ原の合戦の繰り返しを終わらせる -
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◾️サマリー
・タイトルには二つの意味がある
・生みの親より育ての親
・ミステリーと感動の両方が味わえる
◾️所感
女優の杏さんが主演を務めた映画版のタイトルは、「かくしごと」である。「嘘」にしないことでタイトルに温かみが宿ったように、私は感じた。
嘘をつくと嘘を真実のように見せるため、また嘘をつく。嘘を嘘で塗り固めるとは、昔の人は実にうまく言ったものだと感心する。嘘がバレないように祈りながら暮らしていくと決めた主人公の千紗子。とある事で出会った少年を息子として育てると決めた千紗子。自分が産んではいない少年のことを、千紗子は身を挺して守ろうとする。血のつながりを超えた母親の覚悟を描く場面は、
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