ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • お誕生会クロニクル

    Posted by ブクログ

    表紙が可愛くて買いました。
    私にとってお誕生日会はうれしいものでしかなかったけれど、誰かにとってお誕生日会は苦い思い出の象徴だったりしてうれしくないこともある。人間関係のダークな部分が複雑に絡み合う描写には、結構心が重くなったりもしましたが、最後は人を想う気持ちのあたたかさを感じることができました。

    0
    2025年12月24日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

    Posted by ブクログ

    大好きな本に出会えた。
    第1話で周りから恐れられている人に怯えて暮らす主人公が、周りの目を気にして生きてきた自分と重なった。ジャダちゃんとシャールちゃんの人柄に惹かれて気づいたら読み終わってた。シャールちゃんはさらっと言う一言で多くの人を毎回楽にして帰らせる。1度経験した病と、自分のありたい姿と両親の期待への葛藤が背景にあると思う。また、食事の文化や行事について詳しいドラァグクイーンで、1話〜4話までに聞いたことが無い料理名、行事の名前の由来のお話が沢山出てきた。食べることが好きだから読んでいてたのしかったし、悩む必要のないことで悩んだ時、この1冊は救ってくれる。こう人に出会いたいな、こういう

    0
    2025年12月23日
  • 隣人の愛を知れ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    登場人物が多いから初めは少し混乱するけど、少しずつ話が繋がっていくたびに面白さが増えて、不思議な感情になる本。
    色んな人がいて、それぞれ色んな思いがあって、色々な愛し方があって、幸せな話ではないけどとっても素敵なお話

    0
    2025年12月23日
  • 蛍たちの祈り

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    52ヘルツのクジラたちの進化版。最初の章はサスペンス劇場。夏祭りの夜、人里離れた山の中でたまたま出会った敬之と幸恵。蛍の乱舞する中で共有した秘密。15年後偶然にもに同じ場所で再開した二人。2章以降は親ガチャではずれを引いた正道の話だが、それでも亡き母の「正しい道を生きてほしい」という名前の由来の通りに生きている姿は涙ぐましい。そして、自分の過去と境遇を飲み込み、人に優しくできるのは並大抵のことではないのだと思う、敬之にしても正道にしても。町田作品はどれも読むのがしんどいのだが、それでも最後は一気読みです。

    0
    2025年12月23日
  • 画狂老人卍  葛飾北斎の数奇なる日乗

    匿名

    購入済み

    葛飾北斎に弟子入りした常次郎が、北斎やその娘のお栄(応為)の常識外れの言動に振り回される日常。
    北斎もお栄も、とにかく絵が好き、というより、絵をかいていないと死んでしまう、みたいな感じ。
    創作かと思ったら、割と史実(伝説?)に近いとのこと。
    画狂老人卍というのも、数ある北斎の画号のひとつだそうだ。
    楽しく読めました。

    0
    2025年12月23日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

    Posted by ブクログ

    卒論終えたご褒美に読み始めた。あまりにもおもしろかった。ご褒美にふさわしい読書でした。何度でも読みたい。

    0
    2025年12月23日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

    Posted by ブクログ

    前半は辻村深月さんの「琥珀の夏」を思い出すような感じ。読み進めていくと小さな村の民間伝承を想起させるような民俗学ミステリ。どう決着をつけるのだろうと思っていると思いっきりホラー&女子高校生の友情物語。『めぇ、ちょうだい』怖いって。因縁や因習、祟り神、怖いよ。今まで読んだ本は毒親の出てくる作品や人間の持つ怖さや残酷さなどが際立つ内容が多かったが、こんな作品も書かれるのかという驚き。作中に出てくる伊坂さんの『楽園の楽園』は読んでないが読んでみようかなぁ。ところでビビって何者だったのだろう、謎でした(笑)

    0
    2025年12月23日
  • 踊りつかれて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    不倫報道を報じられSNSでの誹謗中傷により死を選んだ天童ショージ。週刊誌の悪意あるゴシップ報道の為、廃業を余儀なくされた稀代の歌姫奥田美月。序章の宣戦布告の衝撃と個人情報を晒された者の動揺。個人情報の開示を行った瀬尾の目的と狙いは。瀬尾の弁護をすることになった久代奏。瀬尾と天童、瀬尾と美月、そして美月の壮絶な過去。点と点が繋がり一つの壮大な物語が紡がれていく。社会風刺的な展開も含めて読み応えはあるのだが、約470頁は長く、題名の「踊りつかれて」ではないが若干、「読みつかれて」しまった。

    0
    2025年12月23日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    みんなに一度は読んでほしい。主人公の書いた報告書で進んでいく文章から伝わってくる彼の細かな心境や様子で一気に引き込まれます。
    初めて読む人にはぜひ気になって最後を見て読むのではなく最初から読み進めたほうが面白いです。先に結末を知っていても面白いですが、私は読む前に戻れるのなら最初からまっすぐ読み進めたかったです。

    0
    2025年12月23日
  • 読書感想文が終わらない!

    Posted by ブクログ

    読書感想文とはちょっと違うけれど、はるか昔、中学生の時の国語のテストで、作者の心情を書けみたいな問題が出て、「腹が減ったとか、原稿の締め切りが終わらないとか、背中がかゆいとか、そんなのは作者に聞かなければ解らない」と書いて国語の先生に職員室に呼ばれ、ふざけてるのかと思いっきり怒られた覚えがある。だって、その作品の主人公の心情を想像しなさいだったら何となくそれらしいことを書いたかもしれないけど。かなりひねくれていた私でした。でもこの本、読書感想文課題図書の小学生高学年の部にいいかもしれないと思いました。

    0
    2025年12月23日
  • 帰れない探偵

    Posted by ブクログ

    「今から十年くらいあとの話」

    という書き出しで、いきなり時空をねじ曲げられた気分になる。これは「探偵」という単語がタイトルにあるが、いわゆるミステリ小説ではない。ミステリ要素が全くないかと言われればそんな事もないが、主題はそこではない。

    登場人物は全て仮名で、章ごとにとある法則で付けられている。現実世界にあるようなないような、ちょっとしたディストピアのような雰囲気がずっと続いている。

    帯にあるとおり、この物語の世界に帰ってきたくなる時がきっとまた来るだろうなぁと思わされる。すごく心地良い、およそ300ページの旅路。

    0
    2025年12月23日
  • 聖母

    Posted by ブクログ

    先日、秋吉先生の「ガラスの殺意」を読んで2025年に読んだミステリでトップ2!と書いたその4日後に、「聖母」を読み終わり…今年1番としか言いようがない、衝撃の作品でした。

    息を潜めるようなシーンでは、ハラハラドキドキ、読み進めながら自分も息を止めていて、心臓の音がまわりに聞こえそうでした。
    息を呑むような張り詰めた緊張感が伝わるリアルな描写で、どの物語より読書タイムの通勤電車の時間が短く感じました。

    そして、ラストの20数ページで思いもかけないドンデン返し。微塵も予想もしていなかった事実がさらりと書かれていて、え?なんて?と何度も読み返し、うわーーーーーとなりました。

    読後にさらにもう一

    0
    2025年12月23日
  • D列車でいこう〈新装版〉

    Posted by ブクログ

    出会えた だいぶ遅いけど良い本.超エリートの登場人物たちに嫌悪感あるかと身構えたけど、ないしこれだけの人材じゃないとD列車は無理だ。楽しい列車の章がほんと面白くて次から次へとアイデアの宝箱やね。色んな人出てくるけど優勝は上野さんでした、全部持って行ったって事。ph2.0の酸性温泉入りながら読んだのだけど、色々行った中で1番かもしれない、にしても坐骨神経の母親を連れて行くので今年は温泉たくさん行けたなぁ

    0
    2025年12月23日
  • ブラウン神父の童心

    Posted by ブクログ

    ブラウン神父の第一短編集。時代背景による描写や難解な言い回しは読みづらいところがあったが、どれも奇想天外なトリックが面白かった。1話目「青い十字架」はなぜ二人の神父は奇妙な行動をしたのか?という謎とその真相に驚かされた。10話目「アポロの眼」
    はあまり見たことのないトリックで意外だった。11話目「折れた剣」は有名な警句が登場し、それを絡めた謎解きが面白かった。

    0
    2025年12月23日
  • イクサガミ 人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    巻を追うごとに加速度的に面白くなっていく!!ただ、長く読んでいる分、登場人物たちに感情移入するし、魅力的なキャラクターが次々にいなくなってしまうのは辛いな。甚六〜泣 ラスト、愁二郎と無骨の勝負はスピード感満点で圧巻だった。ここまでエピソードだけでしか登場してない刀弥、不気味すぎる。さて、最終巻、どうなるんだ!!!?

    0
    2025年12月23日
  • もうしばらくは早歩き

    Posted by ブクログ

    くどうれいんさんと友達になりたい。
    もうコレ。ずっとコレ。奇しくも同い年。なぜ近くに生まれなかったんだろう、徒歩5分くらいのところに生まれて幼馴染になりたかった。

    とにかく言語化が上手くて胸にスッと入る。その昔(というか大学生の時)、東京へ舞台を観に行くたびにあんなにも「東京だ…」と思っていたのに、今や週一くらい出張で行く羽目になり「以上、東京でした」と自分も思う。これ、自分以外も思っている人いるんだ!?と無性に嬉しく、叫び出したくなった。
    遠出した時に両手にいっぱい、アホかというほどご当地の食べ物を買ってしまうし、「ここでコレを買うと、この後の身動きが…くっ…(買う)」もやる。全然やる。

    0
    2025年12月23日
  • こころ

    Posted by ブクログ

    高校の時に授業で初めて読んだ。その時の現代文の先生の教え方が上手で、こころに隠された細かい心理描写だったり、風景の表現の仕方の工夫だったりを教えて貰った時、ただ読書が好きで本を読んでいたけど、今まで私は表面的にしか物語を受け取ってなかったんだってショックを受けた覚えがある。こころの単元が終わってすぐに本屋で文庫買った。何気ない一文が実は心理を表してる文だったりしてびっくりしたし、何より面白さに気づかせてくれたからあの時の授業には本当に感謝してる。
    そして、有名な作品が有名である理由を理解することの意味を感じた。

    0
    2025年12月23日
  • 坊っちゃん (新装版)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    オチは特にないけど、読んでいて楽しかった。
    教師にあだ名をつけてキャラを立たせているのが面白かったし、わかりやすかった。
    夏目漱石の文章は割と分かりやすいと思った。
    ストレスが溜まっているときに読んで、スッキリしたいときに読みたい本だと思った。

    0
    2025年12月23日
  • 火喰鳥――羽州ぼろ鳶組

    Posted by ブクログ

    これはめっちゃ面白かった!
    人情、キャラクター、ストーリーどれも心揺さぶる。
    ちょい泣けるし、うぉぉぉ、って心沸き立つ。

    火事という決して喜べない現場で、粋と男気見せて活躍する火消し達。
    自分の弱みを受け入れつつ強みを活かして新しい活躍の場で力を発揮するメンバー達。
    過去に傷を負いつつ人情と男気に溢れたリーダー
    いい塩梅の力を貸してくれる権力者やいい感じに嫌な過去の因縁野郎や、良きライバル。
    ダメな要素あります?

    ってゆーか今村翔吾のデビュー作!?すごーーー

    2025.12.23
    223

    0
    2025年12月23日
  • 書店怪談

    Posted by ブクログ

     本好きや読書好きにとってワクワクする場所である書店がもし身の毛もよだつ怪異が蔓延る場所へと変貌してしまったら、という切り口で紡がれるモキュメンタリーホラーで、全国の書店から集められた怪談がどれも不気味で極めてリアリティが高いような作りで不穏な余韻を残すラストも恐ろしかった。

    0
    2025年12月23日