小説・文芸の高評価レビュー
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宮本輝さんの本を読むと、ちゃんと生きていこう、自分も周りも大切にしよう、と思う
はんなりとした関西弁の会話が心地よく、私の勝手な印象では、経済的にも精神的にも豊かな人物が、その財産を有意義に、そしてあたたかく使うお話 が多い気がします
この小説も90歳のファンキーなおばあちゃんが、350万円を一晩、いや、数時間でサイコーにステキな使い方をするお話
その親族たちもみんな、ちゃんと正しく育ってきた人たちばかりで、それぞれチャーミング!
心根の卑しい人が1人も出てこないところもほんと好ましい
宮本輝さん、時々無性に読みたくなります
そして、“ちゃんとしよう!”と思います -
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飄々としてて不思議な魅力の魔法使いみたいな布施さんの魅力が絶妙だと思う。鳩村さんには、苛立ちを感じたりしてしまったが結果的にはいい感じに落とし込まれている。テレビ業界はもはや斜陽産業なのだという焦りもあったり、ニュースイレブンのメンバー達のまとまっていく姿も変化していくところも感慨深い。『一流の職人は手を抜かない。一流でない者は慣れに甘える』
実際、検挙されているのは、犯罪性を疑われる遺体の数の5%に過ぎないっていうのは信じがたく何か隠されている気配を想像してしまう。
「私たちにはもう、それしかやることがないのです」被害者の両親の言葉が切なく悲しく胸に痛みを感じた。
犯人の心理については -
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初めて医療ミステリーを読んだけどめちゃくちゃ面白かった、知念さんはお医者さんでもあるから最初の手術のシーンのリアルな感じとか緊迫感とか凄かった、ミステリーでもあり家族の話しでもあり、所々泣きそうになる部分もあった、犯人は最後らへんで薄々勘づいて分かったけど、最後はなんとも言えない読後感だった、犯人は最後らへんで薄々勘づいて分かったけど、最後はなんとも言えない読後感だった。
あと過去一レベルで想像しやすくて最初から最後まで映像で見てるかのような読書体験だった、「硝子の塔の殺人」でも思ったけど知念実希人さんの文体が合ってるのかめちゃくちゃ読みやすい、読んで良かった -
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ネタバレ素晴らしかったです。
フィリップと別れてすぐにノラに婚約者が出来たこと。フィリップがやり直したいと思ってももう遅いこと。現実世界にありそうでやけにリアル。タイミングというか運命というか。フィリップの気持ちが想像できる。
あんなに騙され裏切られたのに、困っていたミルドレッドを助けて自分の家にいて良いことにしたのは、ダメだとわかっているのにやめられない。人間は一度ハマった執着からなかなか抜け出せない。人間の非合理的さがリアルに描かれていて面白い。合理的に考えてダメとわかるのに、非合理的な行動をとってしまう。
最後にスペインや世界旅行を捨ててサリーと結婚したのは、個人的にはそれでいいの?もっと選べる -
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大傑作。本当に面白すぎて聴くのを止められなかった。江戸時代の時代小説×ミステリーという構成で、展開にドキドキしつつ「これが"人情"…!これが"粋"…!」と感激し、ボロボロ泣きながら聴いていた。
江戸時代の芝居町が舞台で、歌舞伎が題材に出てくるのだけど、『国宝』よりも歌舞伎の源泉のようなものが分かりやすかったように思う。どういう人々が歌舞伎という文化を作り上げてきたのか、歌舞伎がどんなふうに愛されてきたのか…というような。そして同じ歌舞伎を題材にしているので「あっ、これ『国宝』の小説にも出てきた演目の話だ!!」となる部分もあったりして…歌舞伎もまた観てみ -
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その地の歴史と地元飯を味わいたい。
人気旅行系YouTuberによる旅のエッセイのテーマは、国境。
・カラー口絵4ページ
Chapter1 日本人が知らない中国・地方大都市
Chapter2 中露朝3国が交わる延辺朝鮮族自治州
Chapter3 中朝国境の街、丹東市と旧満州国エリア
Chapter4 謎多き新疆ウイグル自治区のリアル
Chapter5 中露蒙・3国国境地、内モンゴル自治区の最果て
Chapter6 国際批判にさらされるロシアの今
Chapter7 戦場となったウクライナの現実
Chapter8 国境の旅、イスラエルとヨルダン
Chapter9 米国の闇エリアを歩く
・あとがき -
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『信長公記』で信長の裏切られ人生が分かる!
織田信清(犬山衆)
山口教継
織田信広
斯波義銀
浅井長政
三好義継
松永久秀
足利義昭
別所長治
荒木村重
明智光秀
明智光秀の裏切りがあまりにも有名だけど、結構色々な人物から裏切られてる。そして浅井長政や荒木村重も明智光秀と同じで謀反の理由が所説あって定まっていないという。光秀だけが特別なんじゃない、裏切らせるなにかが信長自身にあったのかもしれない。思えば信長も下剋上の寵児だし、あえて部下が裏切るように仕向けて楽しんでたのかもしれない。あと主君を裏切るなんてその場の勢いでできることじゃない、失敗しないように綿密に計画を立ててるんだという意見も -
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2026/04/05
朝井リョウさんのエッセイ。読んでいて笑いを堪えるのがすごく難しい。
外国に行ったときの話や、ホールケーキの話など朝井リョウさんの人間味あふれ過ぎているエピソードもそうだし、エッセイのはずなのに言葉選びが秀逸で読んでいて飽きない。しかも読みやすいです。
特にそれぞれのエピソードについての話は「エッセイだから多少盛っているのでは?」と思いたくなるが、ちょくちょく挿まれる写真も相俟って「これはきっとリアルに違いない」という印象を強くしてくれる。
著者も頭を使わないで書けると書いていたが、読む方もあんまり頭を使わずに読めて楽しい気分になれるのですごくwin-winな内容に仕上がっ -
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ほっこりする物語を書く方です。以前のお花屋さんの本を読んで、お花を思わず買いに行ってしまいましたが、お雛様を買いに行く気にならなかったのは良かった。あれは場所もとるし、いまの季節に飾ったら、来年まで飾らなきゃならない。
森岡人形では雛人形の頭を専門に作る頭師だ。昔ながらの手仕事だ。恭平は八代目。父はぽっくり逝ってしまい、仕事の引き継ぎがなかったので苦労した。
六代目が作った雛人形の修繕を頼まれて引き受ける。昔の雛人形は令和の今よりも大きくて貫禄がある。
ある日フィリピンパブのクリシアさんが、履歴書を片手に森岡人形を訪れた。頭師になりたいとのこと。その後順調に技能を身につけていく。
同級
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