ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • よき時を思う

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    宮本輝さんの本を読むと、ちゃんと生きていこう、自分も周りも大切にしよう、と思う
    はんなりとした関西弁の会話が心地よく、私の勝手な印象では、経済的にも精神的にも豊かな人物が、その財産を有意義に、そしてあたたかく使うお話 が多い気がします

    この小説も90歳のファンキーなおばあちゃんが、350万円を一晩、いや、数時間でサイコーにステキな使い方をするお話
    その親族たちもみんな、ちゃんと正しく育ってきた人たちばかりで、それぞれチャーミング!
    心根の卑しい人が1人も出てこないところもほんと好ましい

    宮本輝さん、時々無性に読みたくなります
    そして、“ちゃんとしよう!”と思います

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    2026年04月05日
  • アンカー(スクープシリーズ)

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    飄々としてて不思議な魅力の魔法使いみたいな布施さんの魅力が絶妙だと思う。鳩村さんには、苛立ちを感じたりしてしまったが結果的にはいい感じに落とし込まれている。テレビ業界はもはや斜陽産業なのだという焦りもあったり、ニュースイレブンのメンバー達のまとまっていく姿も変化していくところも感慨深い。『一流の職人は手を抜かない。一流でない者は慣れに甘える』

    実際、検挙されているのは、犯罪性を疑われる遺体の数の5%に過ぎないっていうのは信じがたく何か隠されている気配を想像してしまう。

    「私たちにはもう、それしかやることがないのです」被害者の両親の言葉が切なく悲しく胸に痛みを感じた。

    犯人の心理については

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    2026年04月05日
  • 螺旋の手術室(新潮文庫)

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    初めて医療ミステリーを読んだけどめちゃくちゃ面白かった、知念さんはお医者さんでもあるから最初の手術のシーンのリアルな感じとか緊迫感とか凄かった、ミステリーでもあり家族の話しでもあり、所々泣きそうになる部分もあった、犯人は最後らへんで薄々勘づいて分かったけど、最後はなんとも言えない読後感だった、犯人は最後らへんで薄々勘づいて分かったけど、最後はなんとも言えない読後感だった。
    あと過去一レベルで想像しやすくて最初から最後まで映像で見てるかのような読書体験だった、「硝子の塔の殺人」でも思ったけど知念実希人さんの文体が合ってるのかめちゃくちゃ読みやすい、読んで良かった

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    2026年04月05日
  • 流浪の月

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    物事の大枠だけを見て、勝手に被害者や加害者を決めつけてしまう風潮があるこの社会に、一石を投じる小説だと感じた。「真実と事実は違う」というフレーズがとても印象に残っている。
    確かに、文と更紗の関係に名前をつけるのはとても難しいと思った。個人的には少し悪い言葉にも聞こえるけれど、「共依存」という表現がいちばん近いのかなと感じた。
    読めば読むほど簡単に善悪で分けられない関係性について考えさせられる作品だったし、本屋大賞に選ばれたのも納得の一冊だった。

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    2026年04月05日
  • 人間の絆(下)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    素晴らしかったです。
    フィリップと別れてすぐにノラに婚約者が出来たこと。フィリップがやり直したいと思ってももう遅いこと。現実世界にありそうでやけにリアル。タイミングというか運命というか。フィリップの気持ちが想像できる。
    あんなに騙され裏切られたのに、困っていたミルドレッドを助けて自分の家にいて良いことにしたのは、ダメだとわかっているのにやめられない。人間は一度ハマった執着からなかなか抜け出せない。人間の非合理的さがリアルに描かれていて面白い。合理的に考えてダメとわかるのに、非合理的な行動をとってしまう。
    最後にスペインや世界旅行を捨ててサリーと結婚したのは、個人的にはそれでいいの?もっと選べる

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    2026年04月05日
  • お探し物は図書室まで

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    読みやすいし、涙腺崩壊。
    最高でした。
    登場人物に嫌な人がいない、最後は全て繋がって綺麗に終わる、というのがこの本を進めてくれた同僚の評。その通りだと思った。

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    2026年04月05日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    ただの逃亡劇ではなく、人間ドラマとしても深く、社会的テーマも考えさせられる。スリリングで読みやすく、それでいて心に残る物語。読後に「正義や信頼、人生の選択」についてじわじわ考えさせられるタイプの小説

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    2026年04月05日
  • 透明な夜の香り

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    初めてよんだ千早茜さん作品

    香りの話なのに、色鮮やかな景色が浮かぶような文章で素敵だなと思いました。

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    2026年04月05日
  • 森のバカンス

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    わたしも森で暮らしたいし、温泉に入りたいし、山に登りたいし、時事に対して自分の考えをしっかり、持っている人でいたいと思った

    ぎゅうぎゅうにされていたいた人がどーーんと解放された感じ

    まだエッセイしか読んだことがないので、違う作品も読んでみたいな

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    2026年04月05日
  • いのちの車窓から 2

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    昨年から星野源の虜になってしまい、たくさんのものを漁って収集している中で手にしたエッセイ

    大切に読みました。
    暗闇があたり前になってしまったこと、それに気づかせてくれる人がいたこと、歌詞の向き合い方の変化、エッセイという形で私たちに共有してくれて、ほんのかけらでも日常に触れることができて感謝です

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    2026年04月05日
  • 木挽町のあだ討ち(新潮文庫)

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    大傑作。本当に面白すぎて聴くのを止められなかった。江戸時代の時代小説×ミステリーという構成で、展開にドキドキしつつ「これが"人情"…!これが"粋"…!」と感激し、ボロボロ泣きながら聴いていた。

    江戸時代の芝居町が舞台で、歌舞伎が題材に出てくるのだけど、『国宝』よりも歌舞伎の源泉のようなものが分かりやすかったように思う。どういう人々が歌舞伎という文化を作り上げてきたのか、歌舞伎がどんなふうに愛されてきたのか…というような。そして同じ歌舞伎を題材にしているので「あっ、これ『国宝』の小説にも出てきた演目の話だ!!」となる部分もあったりして…歌舞伎もまた観てみ

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    2026年04月05日
  • 近畿地方のある場所について

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    不気味。
    その一言に尽きる。
    この作品は近畿地方のある場所をテーマにしたホラーなのだが、ただのホラーではない。
    ひしひしと近づいてくる得体の知れない恐怖。
    ぬるりとした伏線回収。
    人の心の弱さにつけこむ1冊だった。
    ぜひ読んで頂きたい。

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    2026年04月05日
  • 復讐は感傷的に

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    エリスがなぜ合法復讐屋稼業に手を染めることになったのか、そして秘書メープルが事務所に来ることになった理由が明らかに。
    タイトルにもあるように、読みながら、そして読後にも「感傷に」浸りたくなる。
    法治国家に生きる上で法に従うのは当然だが、必ずしもそれが正義が守られることとイコールでないのは辛いところ。

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    2026年04月05日
  • イクサガミ 地

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    蠱毒の首謀者が分かり、兄弟との仲のわだかまりも解けつつある。
    スピーディーな展開で読んでいて全く飽きない。
    次なる展開が楽しみ

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    2026年04月05日
  • イクサガミ 天

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    初の時代劇作品
    歴史は戦国~幕末が好きなのだけれど、この作品も好みに合っていて、時代劇バトルロワイヤル
    Netflixで映像化を観たいと思いその前に原作をと思って読み始めました。
    面白く続きが気になります。
    時代劇小説ももっと読んでいこうと思いました。

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    2026年04月05日
  • 世界史の食べ歩き方

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    その地の歴史と地元飯を味わいたい。
    人気旅行系YouTuberによる旅のエッセイのテーマは、国境。
    ・カラー口絵4ページ
    Chapter1 日本人が知らない中国・地方大都市
    Chapter2 中露朝3国が交わる延辺朝鮮族自治州
    Chapter3 中朝国境の街、丹東市と旧満州国エリア
    Chapter4 謎多き新疆ウイグル自治区のリアル
    Chapter5 中露蒙・3国国境地、内モンゴル自治区の最果て
    Chapter6 国際批判にさらされるロシアの今
    Chapter7 戦場となったウクライナの現実
    Chapter8 国境の旅、イスラエルとヨルダン
    Chapter9 米国の闇エリアを歩く
    ・あとがき 

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    2026年04月05日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    いわゆる叙述トリックが仕掛けられていて、どんでん返し系の作品だが、大筋のトリックも上手く辻褄があっていて面白い。

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    2026年04月05日
  • 現代語訳 信長公記

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    『信長公記』で信長の裏切られ人生が分かる!

    織田信清(犬山衆)
    山口教継
    織田信広
    斯波義銀
    浅井長政
    三好義継
    松永久秀
    足利義昭
    別所長治
    荒木村重
    明智光秀

    明智光秀の裏切りがあまりにも有名だけど、結構色々な人物から裏切られてる。そして浅井長政や荒木村重も明智光秀と同じで謀反の理由が所説あって定まっていないという。光秀だけが特別なんじゃない、裏切らせるなにかが信長自身にあったのかもしれない。思えば信長も下剋上の寵児だし、あえて部下が裏切るように仕向けて楽しんでたのかもしれない。あと主君を裏切るなんてその場の勢いでできることじゃない、失敗しないように綿密に計画を立ててるんだという意見も

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    2026年04月05日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    2026/04/05
    朝井リョウさんのエッセイ。読んでいて笑いを堪えるのがすごく難しい。
    外国に行ったときの話や、ホールケーキの話など朝井リョウさんの人間味あふれ過ぎているエピソードもそうだし、エッセイのはずなのに言葉選びが秀逸で読んでいて飽きない。しかも読みやすいです。
    特にそれぞれのエピソードについての話は「エッセイだから多少盛っているのでは?」と思いたくなるが、ちょくちょく挿まれる写真も相俟って「これはきっとリアルに違いない」という印象を強くしてくれる。
    著者も頭を使わないで書けると書いていたが、読む方もあんまり頭を使わずに読めて楽しい気分になれるのですごくwin-winな内容に仕上がっ

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    2026年04月05日
  • 人形姫

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    ほっこりする物語を書く方です。以前のお花屋さんの本を読んで、お花を思わず買いに行ってしまいましたが、お雛様を買いに行く気にならなかったのは良かった。あれは場所もとるし、いまの季節に飾ったら、来年まで飾らなきゃならない。

    森岡人形では雛人形の頭を専門に作る頭師だ。昔ながらの手仕事だ。恭平は八代目。父はぽっくり逝ってしまい、仕事の引き継ぎがなかったので苦労した。

    六代目が作った雛人形の修繕を頼まれて引き受ける。昔の雛人形は令和の今よりも大きくて貫禄がある。

    ある日フィリピンパブのクリシアさんが、履歴書を片手に森岡人形を訪れた。頭師になりたいとのこと。その後順調に技能を身につけていく。

    同級

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    2026年04月05日