ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん

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    短編で、ほっこりした内容だったので読みやすかったです。
    色んな人の思いや考えに触れて、自分も感じるところがありました。
    食べるという当たり前の行為を深く考えてみると、思い出の味だったり、誰と食べるのか、食べる行為への大切さなど、食について再度考え直す機会にもなりました。

    とりあえず、美味しそうな表現にスープ飲みたくなりました笑
    実際に家の近くとか職場の近くにあったらいいな~って思いました。

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    2026年09月17日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    評判通り見事にどんでん返しを喰らいました。ある一文で全てがひっくり返ると前から知っていたので、注意して読んでいましたが、そう来たかという感じでした。自分なりに、「館が十角形である意味は?」「半年前に起こった中村青司の事件の真相は?」「なぜ庭師は行方不明なのか?」など色々考えていたのですが、全く関係なかったです。正直、この辺りの部分は物語上無くても問題ない作りになっているので、話を膨らませたり、ミスリードをさせたりさせる部分なのかなと読み終わった後考えてしまいました。改めてざっと見返したところ、島田潔が半年前の事件の日に中村紅次郎と一緒にいて「紅さんにはアリバイがある」といってもいた場面は、今回の事件の犯人を示唆している会話だと感じて、そう思うと面白さが倍増した気がします。正直、半年前の事件や庭師の失踪などが必要ない構成になってしまっているので、物足りないなと感じてしまった部分は否めないですが、面白くてページを捲る手が止まらなく、どんでん返しに引っ掛かることが出来たので大満足です。面白かったです。

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    2026年09月17日
  • 魔性の子 十二国記(新潮文庫)

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    時系列では本編の途中にくるらしく、読む順番変えた方がという話もあるらしいが、これはこれで十分楽しめる。

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    2026年09月17日
  • モモ

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    時間が生まれる場所の描写、夢を見ているようだった。ハガレンの真実の扉?を初めて見た童心の気持ち思い出した。文章の中に音楽の手触りもあって、死んだら音楽の1音になるのも素直に受け止められた。
    第1章がなかなか読み進められなくて2ヶ月くらい経ったけど、2章に入ったら3日くらいで読めた。
    ジジ、ベッポ、マイスターホラ、カシオペイア、ニノ、思い出に残る登場人物たちに出会えたな〜。
    時は金なりの風刺ディストピアの構築がすばらしいし、それ以上に、時を刻むことの奇跡や煌めきを詩的に味わえた体験がデカかった。

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    2026年09月17日
  • 木曜日にはココアを

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    色んな人の視点でかかれてるのにどこか繋がってて円みたいな小説。
    すごく読みやすくて好きだった。
    大きな起承転結はないけど心温まる系。
    表紙までお話とリンクしてることに気づいた時には流石に震えた!

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    2026年09月17日
  • 聞き出せる人が、うまくいく。

    購入済み

    超良書です

    コピーライターの著者の聞き出す技術の内容ですが、営業にもマーケティングにも流用出来る素晴らしい良書です。多くのことが自分に活かせる内容であり、自分自身言語化出来ていなかったことが本書でクリアになりました。早速活用していきます。ありがとうございました。

    #共感する

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    2026年09月17日
  • 金田一耕助ファイル1 八つ墓村

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    ネタバレ

    さいっっっこうに面白かった!
    私的夜中に一気読みオブザイヤーです。
    典子のことを疑ってたけどただただかわいい人だった。。
    初めて読んだけど読みやすいし他の巻もよみます。
    沼を見つけてしまいました。

    1
    2026年09月17日
  • 硝子の塔の殺人

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    久々にページをめくる手が止まらない位面白かった!推理小説のどんでん返しで全く想像を超えていた。これを期に他の推理小説も読んでみたくなりました。

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    2026年09月17日
  • 文豪は鬼子と綴る 参 島原編

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    大正旅小説!!2人と旅してるみたいな濃密な時間だったぁ。ただ物語が進んでいくだけでなく、背景にある土地の文化や習俗の描写が本当に素晴らしい。

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    2026年09月17日
  • ある編集者の主観

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    仕事も恋愛もガチンコでやってきて
    ズッコケまくって傷付いて、磨き上げた20代が終わった今
    本当に読めてよかった。

    女性として底上げしてくれる
    私の教科書として、何度も読みたい。

    30代もガチンコでやってく。

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    2026年09月17日
  • 新しい恋愛

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    「おいしいごはんが食べられますように」でも感じた、思わず「うっ」となるような感覚。

    それでも共感できないわけではなくて、普段は隠しているような気持ちが、ふと露わになったような。
    自分でもどこかで感じてたけど、敢えて見ないようにしていたものを、この作品によって可視化されたような感覚になる。
    これも高瀬さんの作風なのかな、、
    他の作品も気になったけど、元気な時じゃなきゃ読めなそう。

    綺麗事だけで終わらないところが好き。

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    2026年09月17日
  • シークレット・オブ・シークレッツ 上

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    洋書は普段読まないけど、久しぶりに読んだ!
    違和感のある訳が少なくて、読みやすかったし、
    展開が面白くて、サクサク読めた。

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    2026年09月17日
  • カラマーゾフの兄弟(中)

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    光文社古典新訳文庫から乗り換えたので、第三部の第八編「ミーチャ」からスタート。
    挫折が怖くてとにかく読みやすさ重視の光文社版をここまで読んできたものの、流石にここから挫折することもないだろうから定評のある新潮文庫で続きを読むことにした。

    なお、ネットで探せばすぐに見つかるが光文社の亀山訳にはロシア文学者や有識者からのかなり痛烈な批判がある。
    玄人からすれば許せない訳でも門外漢なら気づかないレベルだろう、と高をくくって光文社版で読み始めたものの、読んでいてどうも腑に落ちない箇所がちらほら。調べてみたら誤訳として指摘されていた。

    内容についてだが、「予審」がすこぶるよかった。

    僕は人間というものを、時折、それもこと人生の大切な局面において、信じられないほど不合理なことをしてしまう生き物だと思っている。
    しかし一方で、世の中のほとんどの犯罪や事件は常識や社会通念で説明がつくのもまた事実。人間の考えることなんて所詮はみんな似たり寄ったり、およそ常識では信じがたい釈明なんていうものは嘘に決まっている。そう思いたくなる時もある。

    そんな僕自身の鬱屈した気持ちを晴らしてくれるような真実味が、ミーチャの釈明にはあった。
    いくぶん狂気じみてはいるものの、どこまでも真摯なミーチャの話ぶりと、聞く耳を持たずに瑣末なこと(捜査上の必要があるのは理解できるが、当事者からすればやはり「瑣末なこと」だろう)ばかりを白けた表情で質問する官憲の鈍麻した感覚。
    文章にして説得力のあるもの以外は存在しないも同然、とでも言わんばかりの行政官的な、もっと広くいえば法的な思考様式は、人間が人間に対して抱くべき敬意や謙虚さを蝕んでしまうのかもしれない。

    安易に権力批判をしたくはないが、この滑稽ですらある対比は、僕にはいささか心苦しいものだった。

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    2026年09月17日
  • わたしを離さないで Never Let Me Go

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    クローン人間として生まれた人間が、どのような気持ちでどのように生涯を終えていくのか描かれた小説。

    SFで今の世界では考えられない世界ですが、主人公の淡々とした語りと登場人物の人間関係がとてもリアルで、いつか本当にこんな時代が来てしまうのではないかと不安になりました。時間って有限だなと改めて自分の生き方についても考えさせられるお話です。
    それと、言葉が綺麗です。

    大好きで定期的に読み返したくなる1冊です。

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    2026年09月16日
  • 運命の恋をかなえるスタンダール

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    水野敬也さん大好きなんだけど、
    この作品が一番好き!
    主人公がスタンダールの言葉を受けて、
    どんどん前向きにそして垢抜けていく姿が読んでいて心地よいし、恋愛指南以上に人生に置き換えて考えられることも多くてとても刺さる。
    ラストは涙なしでは読めません。

    この言葉で始まり、
    この言葉で終わるんだけど、

    絶望は幸福への伏線である

    スタンダールの言葉以上に、素晴らしくて。
    本当に水野さん天才。

    前に読んだ時も、今回読み直しても、
    やっぱりこの言葉が一番好き^ ^

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    2026年09月16日
  • 夜明けのはざま

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    涙が溢れて止まらなくなるので、外で読むのはおすすめしません。

    短編5話で構成されていて、芥子実庵という家族葬専門の葬儀屋の関係者や近しい人たちが人の死に直面し、自身の抱える悩みや想いと向き合うようなお話です。特別何かが解決するわけではないのですが、なんだか少しだけ光が差し込むような、ロウソクの火が灯るような優しい気持ちになるお話ばかりでした。
    心に留まった言葉をもう一度読み返そうと思います。

    でも悩みの原因になっているような人たちは本当の腹立たしい!笑
    自分が登場人物だったら「さっさと別れちゃえ!!一発殴ってやれ!」と大声で喚き散らしてるなと思いました笑

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    2026年09月16日
  • 誰何

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    重厚な人間ドラマ・社会派ミステリーを読みたい人におすすめ! ただの警察小説、謎解きでは終わらない、登場人物全員の人生と痛みが胸に迫る本格ミステリー

    ■あらすじ
    東京都内で松川美和の死体が発見された。親族に連絡をすると、彼女はすでに亡くなっている人物だという。ではこの人物はいったい誰なのだろうか?

    元北海道警察の刑事で、現在は児童相談所の職員として働き始めた新内。彼のもとに警視庁の刑事がやってきて、松川美和のことを聞かれる。彼女の部屋に新内の名刺が残されていたのだ。

    同じころ、北海道の石狩市でひき逃げ事件が発生。北海道警察捜査一課の砂本刑事が捜査を進めていくと、被害者の自宅からも新内の名刺が発見される。新内はどちらの人物にも面識がなく、全く覚えがなかった…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    ★5 新たな警察小説の書き手、伏尾美紀先生の新作ミステリー。

    いつものとおり事件を追う捜査パートは濃厚濃密なんですが、今回はさらに警察官の描写が素晴らしい。あたりまえなんだけど、警察官彼らもひとりの人間なんです。家庭もあり、悩みもあり、失敗もある。本作は、人間の生き様を絞り出しているところが一番の読みどころですね。

    今回はふたつの事件を追う物語。北海道で発生したひき逃げ事件と、東京で発見された死体が誰なのかわからないという事件。まるで関係なさそうなふたつの事件なんだけど、なんと被害者の部屋から同じ名刺がでてくる。

    それは北海道捜査一課の元刑事、新内由紀の名刺で本人には覚えがない。いったい被害者ふたりと新内には、どんな関係性があったのだろうか? そして事件の犯人、真相は? という筋立て。

    ひき逃げ事件は砂本刑事が追い、並行して東京で発見された死体の正体は新内が追うことになる。彼らは先輩後輩の仲でもあり、かつて捜査一課で同じ釜の飯を食った戦友でもあるというのもポイントです。

    捜査に当たっては、警察内部の駆け引きや特別な捜査部門などの現実も描かれる。この辺りのリアリティさの書き込みは流石と言ったところで、興味津々に読むことができますね。もちろん捜査自体も粘り気のある職人芸が楽しめます。なんつーか…、やっぱりどんな職業でもプロってのは怖いなーと思いました。

    今回の読みどころのひとつ、事件の背景ですよね~ 本書のタイトル『誰何』とはよく名づけられたもので、死体の身元と背景が分からないという謎で物語をけん引していくのです。疑うことにかけては海千山千、新内の聞き込みっぷりと宝生刑事とのやりとりが生々しくていいんすよね。

    そしては人間を綿密に描いた小説でもある。生きるために大切なものを犠牲にする人、親に向いてない人、必死にもがきながらも上手に生きれない人。誰しもが封じ込めておきたい過去があるのですが、清算できずに背負い続けている人がいる。本作では容疑者や犠牲者だけでなく、警察官もふくめ登場人物すべての人間ドラマが描かれるのです。

    警察小説でありながらも、人間の光と影を映し描いた物語。今後の作品にも期待しています!

    ■ぜっさん推しポイント
    新内夫婦のあるエピソードを読むと、胸が張り裂けるような思いになります。今は改善されたとのことですが、おそらく現実に同じような体験をした夫婦がいたんでしょう。気持ちはわかるから、あなたが悪いとか責め立てるわけにもいかないでしょうし。なんとも切ないです…

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    2026年09月16日
  • 本屋さんのダイアナ

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    ネタバレ

    ダイアナと彩子のタイプの違う2人が親友になり、すれ違い、互いに成長し、また出会う物語。
    個人的にシェルティと小公女セーラが出てきて熱かった!
    Butterやナイルパーチの女子会等、女ドロドロ系のイメージの強い柚木麻子さん。タイプが違うので気になって読んだ。結果、とても良かった◎
    父を追うダイアナに彩子やティアラがかけた言葉に家族・親友の愛が伝わってきた。
    昔読んだ本も自分が成長したことで楽しめたり、新しい見方ができたり、何度だって読み返せる。
    物語や本屋さんが更にまた好きになりました。

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    2026年09月16日
  • 夜市

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    妖しい夜市に向かった人間たちがふしぎな体験をするファンタジーホラー

    満開の桜
    神社の林
    秘密の抜け道
    そういう場所の向こうには知らない世界が続いているような気がする

    「夜市」にあるのも日常と地続きの異界
    ただ美しいだけではない
    ただ恐ろしいだけでもない

    幻想的でどこか懐かしい
    なのに一歩踏み込めば帰り道がわからなくなりそうで怖いような

    子どもの頃に感じた友だちと分かれたあとの心細い夕方の帰り道を久しぶりに思い出させてくれる物語だった

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    2026年09月16日
  • タイム・アフター・タイム

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    久しぶりの吉田修一長編作品。

    まず「最高」です!
    本編とサイドストーリーをうまく組み合わせた展開はさすがの構成力だなぁ〜と改めて実感。

    でも、それ以外に要所要所の描写力はやっぱり吉田修一作品だなぁと感心せずにはいられない。(どんだけ上から目線なんだよ。。。と言われちゃいそうですが)

    細かいストーリーには触れないけど、ある程度歳を重ねていたら何かしら「そうだよねぇ」と共感?できることがある一冊ではないかな?

    うーんととしか言えない読後感!笑

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    2026年09月16日