ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    ネタバレ

    あとがきの「コロナ後の東京」、DJ松永の解説が本当に良かったです。今まで人生で読んだ文章で、一番自分に刺さりまくりました。読みながら笑って泣いてしまいました。自分も、生々しく生きていこうと。自分の為に。それが周り回って結果的に誰かを救うことがあるかもしれない。誰かの為ではないことが、誰かの為になることかもしれないから。

    ↓ネタバレ注意

    「この国で世間の空気を読まなくていい人間は、一目でわかるほどの圧倒的な何かを持っていなくてはならない。それを持っていないならば、多数派に身を寄せつつ自分の位置を把握して空気を読んでいればそう生き辛くはない。だがしかし、自分の位置を弁えず少数派の意見を貫こうと

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    2026年02月04日
  • 神都の証人

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    昭和18年に発生した強盗殺人事件の犯人とされた谷口喜介。彼は娘の波子と一緒に神宮の式年遷宮のお木曳を見学していた。アリバイはあるのに当時の警察の違法な取り締まりもあり、有罪とされ死刑となる。波子は父親の無罪を勝ち取るために80年を戦う。その間に弁護士や検事がどんどん代わる。正義を追究する法曹界の人たちの闇と光と信念と、その先に見える正義の根っこを見たような気がする。

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    2026年02月04日
  • 血脈のナイトメア 天久鷹央の事件カルテ

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    シリーズを最初から読んでいなくても楽しく読める一冊でした!
    関係性とかも軽く触れてくれたので、その分それぞれの関係性を理解して、深い味わいを感じながら読書を楽しむことができました。

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    2026年02月04日
  • マナーはいらない 小説の書きかた講座

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    とても勉強になった。
    三浦しをんさんの小説が好きで、エッセイを交えた軽快な語りに抵抗がない人にとっては楽しく読める本だと思います。

    語り口調は軽快ながら、小説を書くための指南がみちみちに詰まっている。

    書いてあることを全て実践できたら筆者のように素晴らしい小説が書けるのだろうけど、一朝一夕には難しい。しかし、できることから取り入れて楽しく書いていこうというポジティブなメッセージを受け取りました。

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    2026年02月04日
  • 復活の豚かつ 食堂のおばちゃん⑲

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    食堂のおばちゃんシリーズもはや19巻。20巻目前ですが、今回は久しぶりの好内容。昔のお客さんが偶然はじめ食堂を訪れて・・・
    第四話、第五話が秀逸でした。山口先生、まだまだ書いてくださいね。

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    2026年02月04日
  • 木挽町のあだ討ち(新潮文庫)

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    「あだ討ち」の場面は少々芝居がかった感じがしたが、なんでこれほど単純な事を何人もの人に聞くのだろう。
    これが読み始め印象だった。
    まあ語る人の生い立ちや、過去の経験などについて聞くのも一興なのかとも思った。
    それが少しずつ変わっていく。
    単純だと思った「あだ討ち」に何かが伏せてある。
    そうなると俄然と面白くなる。
    読み終わると、物語の構成の上手さに驚いた。

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    2026年02月04日
  • 復讐の準備が整いました

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    ネタバレ

    名前のトリックで騙される。
    大どんでん返しの面白さ満載

    漫画大好き高校生「小野川葵」=「リリ」
    メンカフェの推しに貢ぐ為、万引きと転売を繰り返す

    「由利」は名前ではなく苗字
    本名「由利ひなた」、さらに男性。

    葵を殺した男「遊馬晃臣」は不起訴処分となる。
    「ひなた」は好きだった「葵」のため
    遊馬へ復讐を誓う。
    遊馬は名を変え「向井晃臣」として生活している。

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    2026年02月04日
  • 七つの大罪

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    ネタバレ

    傲慢(プライド):中山七里
    リベラルを掲げる男が、愛弟子の女性をレイプする。
    された女性はすぐに警察に被害届を提出。
    された側とした側の双方で主張をするが、
    レイプをした男が突如殺害される。
    当然疑いの目はレイプされた女性に向けられるが、
    何故かアリバイの主張を拒否する。
    お互いの傲慢が絡み合いどちら側の味方も気持ちの悪さを覚える。
    男を殺害したのはレイプされた女性の秘書。レイプされた女性の傲慢な態度から罪をなすりつけようとした。
    また殺害時刻には趣味の児童買春をしていた為、アリバイを主張出来なかった。

    怠惰(スロウス):岡崎琢磨
    7歳の息子が急に学校への登校を拒否し始める。
    様子を見ていた

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    2026年02月04日
  • しっぽのカルテ

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    連作短編集の形で、人と動物がともに生きることの意味を問いかけてくる作品。冒頭の話では、21歳を目前に旅立った愛猫の最期が重なり、涙をこらえながら読んだ。章題にもなっている「天国の名前」という発想は初めて知り、うちの猫なら何と名乗るだろう、と自然と考えてしまう。
    物語の軸は人と動物の関係にありつつ、モラハラやDV、児童虐待、地方に残るジェンダー差別といったテーマも織り込まれていて、読みごたえのある奥行きの深い一冊。登場人物が魅力的で、続編を期待したくなる作品だった。

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    2026年02月04日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    湊かなえさんの作品は、リバースとC線上のアリアを読んだ事あるものの、どちらも真ん中くらいで読む気力が湧いてこなくて断念した経験あり。
    なのでちょっと苦手意識あったけど、今作は面白くて一気読みでした。

    10年以上前の作品だけど古く感じない。掲示板の所が今だったらSNSかな。ドキュメンタリーっぽい構成演出も今ではよく見るけど当時は斬新だったのでは?

    前半中盤が関係者へのインタビュー形式で、終盤が事件の関連資料。この情報出す順番が上手いなあと思いました。また最初から読み直したくなった。

    しっかりとしたイヤミスですわ。読後は物凄く嫌な気持ちになったもん。人間不信になるよ。
    解説も良かった。無自覚

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    2026年02月04日
  • アイアムハウス

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    一見すると静かで安全そうな住宅街が舞台ですが、読み進めるにつれて、その整いすぎた空気が少しずつ不気味に感じられてきます。
    「家」や「暮らし」は本来安心できるもののはずなのに、この物語ではそれが何かを隠す存在として描かれており、その違和感が最後まで続きました。

    事件そのものよりも、住人同士の距離感や視線、言葉にしない緊張感が印象に残ります。
    誰かと同じ場所に住むこと、隣人であるという関係の曖昧さや怖さを考えさせられました。

    派手さはありませんが、静かに不安が積み重なっていくタイプのミステリーが好きな人にはとても刺さる作品だと思います。
    読み終えたあと、普段何気なく過ごしている「家」や「街」を

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    2026年02月04日
  • どうせ世界は終わるけど

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    私は、すきだな、と思える作品。終わりがあるのは誰でも一緒。それが数値化されていようがいまいが、その人の心根次第で変化する。だから、思う。私は、生きるぞ。と。

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    2026年02月04日
  • 龍の守る町

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    消防士として現場で駆け回っていた秋月は、5年前の水害から心に深く傷を負い、今は司令室で勤務している。
    現場とは何もかも違っていて戸惑っていた秋月だったが、仲間たちにもそれぞれに悩みはあった。

    彼らとともに職を全うする姿を描いた静かな闘いである。

    町の再生と共に自らの再生も描いたものだが、トラウマとなった出来事を思い出すたびに心が穏やかではいられなくなる。
    それを抑えて仕事に挑むが、苦痛であることには変わりない。
    誰かに言うことで消防士としての能力を問われるのでは…という思いで打ち明けることもできずに送る日々は、耐えがたいものであっただろう。
    だが、みんななにかを背負っている。
    ひとりでは決

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    2026年02月04日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    時代人情ものにハマってから、そういえばこのジャンルでめちゃくちゃ有名なシリーズがあったなぁ〜と思い、早速購入。

    面白い!!
    金持ちの箱入り息子で体も弱く、世間知らずな主人公が妖達との交流の中で事件に巻き込まれていくストーリーは、ファンタジーなのに日本の時代小説の色もしっかりあって、新しい世界観だった。
    続きを読もうと思ったら、続編が22作も出てるらしく、今年もしっかり読書をすることになりそう……

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    2026年02月04日
  • この二次会をさっさと抜け出して家でパンをこねたい

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    ずっとInstagramでフォローしていたブンちゃん。
    そのブンちゃんのエッセイが発売され、読むのを楽しみにしていた。
    勝手なイメージだけど、ブンちゃんはきっと直木賞か芥川賞かどっちが好きかとなったら芥川賞と言いそうだから、ブンちゃんの書く文章は難しそうだなぁ…とかって思っていたけど、それが実際は楽しくて一気に読んでしまった。
    ずっと本の中の世界にいたかった。
    めっちゃ好き!

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    2026年02月04日
  • お客様が不在の為お荷物を持ち帰りました。

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    ホラーの中には新しい切り口を見つけようと変に屈折した展開を作っているものもあるが、「リング」や「呪怨」、「仄暗い水の底から」「着信アリ」のようにグロテスクなものに頼らず、"怖い"と心から思わせてくれる話が結局1番面白いと個人的には思う。
    この小説はそんな作品だった。

    ストーリーに惹き込まれたのはもちろん、文字も少し大きめであることも追い風となり、あっという間に読むことができた。
    読んだ後に考察したくなるような結末のため、もう一度読み返したくなる。

    ぜひ映画化してほしい。

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    2026年02月04日
  • さみしくてごめん

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    日記は成した事を書くが、なんだかいちばん忘れてしまいそうな事を書かなくてはと思った。から始まるこの本は、ずっと自分の頭の中の思考や些細な気づきをこぼれ落ちる前に掬い上げる、実際に思った事を忘れてなかったものにせず「ある」という既成事実を残そうとしている。それらの中には問いがある、問うことは哲学なのか。著者は哲学者ながらも、堅くなく柔和で親近感をもてる人だ、今日の面白かったことをくすりと笑える内容もある。
    念入りな散歩をする。私も散歩が好きで何があるわけでもなくモクモクと歩くけれどその時ずっと自分と対話している気がする、何か発見したりもするしふと何故だろうと思い出した事を深めて考えたりもする。

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    2026年02月04日
  • 道誉なり(上) 新装版

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    北方太平記の最後に残した一書。これを楽しく読むためにまずは『太平記』全四十巻を読もうと、相当苦労して読んだ(ついでに町田康口訳も読んだ。さらに中公文庫「日本の歴史9」『南北朝の動乱』も読んでいる)結果、佐々木道誉=ずるいオッサンとしか思えなくて、苦労した甲斐がなかった。と思いきや! 『道誉なり』は、北方先生極度に人物説明をしておらず(例えば脇谷義助が新田義貞の弟だとも明示していない)、予習無しで読んでいたなら、さぞかし消化不良を起こしたであろうが、こちとら名前の出てくる武将達が何者か分かっているので、面白いのなんのって。やっぱ予習しておいてよかった! それにしても、『太平記』ではあれだけの叙述

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    2026年02月04日
  • 偽医者がいる村

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    初読みの作家さん。現役の産婦人科医が織り成す物語は臨場感が半端なく、感動の嵐だった。何となく物語の終着点は予想できるのに、ここまで胸が熱くなるとは❗️
    手に汗握る出産シーンに臨む主人公の心模様だったりライターさんや師匠との邂逅、小さな村ならではの葛藤、本当に盛りだくさんであっという間の素敵な時間を過ごせた。
    彼の作品をもっともっと深掘りしてみたくなった。

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    2026年02月04日
  • 俺たちの箱根駅伝 上

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    初めて読んだ池井戸先生作品✨✨
    ドラマ化を聞いて読んでみたいと思った。
    想像以上のテンポの良さ、読みやすかった。
    続編が気になるし、早く読みたい。

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    2026年02月04日