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好きな本は自分で探すのが一番楽しいから、おすすめの本は答えたくない。コンクリート調のカフェよりも、紙タバコを思う存分吸える巣鴨の喫茶店が好き。
他人に流されずに自分の「好き」と「暮らし」のアンテナをずっとずっと、大事にしていけたなら。
都築響一の『TOKYO STYLE』に憧れて上京した著者の偏屈な思想と、個性あふれるエピソードが炸裂する1冊。
間違えてチアリーディングのアジア大会に出場することになった話、留学先のバイトで104時間カリフォルニアロールにマヨネーズをかけ続ける鬼シフトを組まれた話など
読み応えばっちりの個性的なエピソードが並びます。お楽しみください!
ーーーー キリトリ線 ーーーー
はじめに
本書では、私の過ごした過去の話を元に面倒な思想や突飛な行動を書いている。
誰かのためになりたいとか、他者を感動させたいとかで書いたものではなく、私のエゴのままに書いた私の大切な記憶だ。
それでもよければ読んでほしいし、きっと退屈はしないと思う。あなたの気持ちが合う時間に読んで、たまに放置して、また読んでほしい。
スコーンのはじに添えてあるいちごジャムのように、マックのナゲットのマスタードソースのように、なくても美味しいけれどあったら嬉しいもの、としてあなたの元に残る本になることを願っている。
ーーーー キリトリ線 ーーーー
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
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