【感想・ネタバレ】この二次会をさっさと抜け出して家でパンをこねたいのレビュー

あらすじ

好きな本は自分で探すのが一番楽しいから、おすすめの本は答えたくない。コンクリート調のカフェよりも、紙タバコを思う存分吸える巣鴨の喫茶店が好き。
他人に流されずに自分の「好き」と「暮らし」のアンテナをずっとずっと、大事にしていけたなら。
都築響一の『TOKYO STYLE』に憧れて上京した著者の偏屈な思想と、個性あふれるエピソードが炸裂する1冊。

間違えてチアリーディングのアジア大会に出場することになった話、留学先のバイトで104時間カリフォルニアロールにマヨネーズをかけ続ける鬼シフトを組まれた話など
読み応えばっちりの個性的なエピソードが並びます。お楽しみください!


ーーーー キリトリ線 ーーーー

はじめに
本書では、私の過ごした過去の話を元に面倒な思想や突飛な行動を書いている。
誰かのためになりたいとか、他者を感動させたいとかで書いたものではなく、私のエゴのままに書いた私の大切な記憶だ。
それでもよければ読んでほしいし、きっと退屈はしないと思う。あなたの気持ちが合う時間に読んで、たまに放置して、また読んでほしい。
スコーンのはじに添えてあるいちごジャムのように、マックのナゲットのマスタードソースのように、なくても美味しいけれどあったら嬉しいもの、としてあなたの元に残る本になることを願っている。

ーーーー キリトリ線 ーーーー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

僕はコーヒーを淹れたいです。

同年代で、こんな文化的な生活してる人をお目にかかることはないので感動しました。装幀に始まり、差し込まれる写真、そして何よりの文章から彼女の人となりがありありと伝わってきます。まるで彼女とテーブルを突き合わせて一対一で雑談しているようなイメージ。個人的にめっちゃ好きでした。

僕が思うに著者のブンさんは、変に尖っていたい欲や目立ちたい欲ではなく、純粋にやりたいことを後悔なくやっていたら周りに人がいたパターンの方だと思います。結構才能の人かも。でも本人は自覚してないのがさらに良いです。鼻にもかけていないし。もちろんやりたいことの為にしれっと努力してるのも熱いですね。

単純にエッセイとしてもめっちゃおもしろいのでおすすめ。変に凝った教訓や人生観みたいな大袈裟な内容じゃないけど、読んでじわっと心があったかくなる素敵な一冊でした。

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2026年02月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新しい価値観を「教えられる」のではなく、
隣で生活を覗かせてもらったような読後感。

ユニットバスの話も、飛び箱を家具として使う感覚も、
おすすめの本を聞かれるのが苦手だという理由も、
どれも少し変で、とても正直で、心に残った。

下北沢の空気を吸ってみたくなったし、
行けなかった展示会のことまで想像してしまった。
ブンさんの勤める古本屋にも、理由もなく行ってみたい。

ページを閉じたあと、
「自分もこの二次会、抜けてよかったのかもしれない」
そんな気持ちが、静かに残る。

出会えてよかった一冊。

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2026年02月07日

Posted by ブクログ

ずっとInstagramでフォローしていたブンちゃん。
そのブンちゃんのエッセイが発売され、読むのを楽しみにしていた。
勝手なイメージだけど、ブンちゃんはきっと直木賞か芥川賞かどっちが好きかとなったら芥川賞と言いそうだから、ブンちゃんの書く文章は難しそうだなぁ…とかって思っていたけど、それが実際は楽しくて一気に読んでしまった。
ずっと本の中の世界にいたかった。
めっちゃ好き!

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2026年02月04日

Posted by ブクログ

むっちゃ面白かった、ちょうど江ノ水行く計画立ててた時にブンさんの江ノ水計画を読めて、こういう時があるから読書って楽しいんだよなー

旅行は、自分を強くレベルアップさせてくれるの大共感
東京への憧れ

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2025年12月26日

Posted by ブクログ

やっとの思いで禁煙したのに、こんなにもタバコタバコって書かれたらめっちゃ吸いたくなる、、
「お、チャコールフィルターやん。ラッキーストライクかな?」って予想して読み進めてたらハイライトだった。

「人生の主人公は誰でもない自分自身!」をここまで貫けると気持ちいんだろうなあ。

崖の淵ギリギリまで船越英一郎に追い詰められるくらいには人生トライしてもいいかも。
そんな読後感。

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2026年02月25日

Posted by ブクログ

普段は古本屋で買うことがほとんどだが、ビビットな装丁に惹かれて久々に書店で買った。
雑多なことが徒然なるままに書かれていて、寝る前のお供にぴったりだった。

テプラの件、ひとりが好きに対する考え、餃子世界の件、いろいろ心に残ったが、本の選び方についての内容が本書の後半だったこともあってよく覚えている

映画を観るにも、ご飯を食べるのにも、もちろん本を読むのにもネットに溢れている評価を気にして選ぶようになったのはいつからだろうか。
当然のルーチンのように調べてしまう自分に嫌気がさすことばかりだが、もっと気楽に自分の感性で直感で経験で選んでその選択に楽しさを見出したい。
今日から

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2025年12月31日

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